アニメ,電撃文庫

「私がニャンゴロー星人を全て倒すわ」

2週振り。
第2クール開始。新OPはスルメ曲かなぁ。全体的に、さくら荘の住人紹介といった感じ。リタの扱いがやたらと良い件。

さて、クリスマスが近付き、そわそわし出す人々。そんな中、様子のおかしいましろんに戸惑う空太。
しかし、ましろんはましろんで、胸の中から消えない空太の存在に戸惑っていたわけで。

空太が声を荒げるのも、お腹痛いけど、基本的に平坦なテンションのましろんが感情を乗せた喋りをすると、キリキリくるわ……。

一方、乙女モード全開の七海が可愛過ぎて困る。しかも、寒くなってきたから制服姿のときはタイツ装備だしな!
ホント、報われないのが可哀想で仕方がない。

新EDのイントロと共に、それぞれのクリスマスが迫る……というところで続く。このタイミングって引っ張ってる時点で、既に七海の負けフラグな気がしないでもない。

新EDは曲自体は良さげだけど、映像がえらい単調だな……。
これは本編が食い込む特殊ED回が多いってことなのだろうか……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#12「愛のパワーin文化祭」
#14「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」

電撃文庫

理想の彼女のつくりかた(2) 第二稿 雨と紫陽花とセカンドガール (電撃文庫)
著:高村 透 イラスト:秋野 すばる

えっ、いいの?
宮野の目玉、引きちぎらなくていいの?

2010年12月の新刊。約2年4週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
第二稿って付けるなら、別に巻数表示要らなくね?

さて、物語行為によって紗耶香という少女を生み出してしまった直人。紗耶香の設定の辻褄合わせのためだけに考えた彼女の友人、芝浜理花が転校してきて、さあ大変……というお話。

今回も本筋以外のところで、ふざけているシーンが面白いワナ。中盤からはシリアス展開多めになってしまったからか、おふざけする余裕が無くなってしまったのが著しく残念。
ってか、シリアス話は特に面白くないという……。

最後は微妙に次巻へ引っ張っているの……か……?
ちなみにジワジワとイラストが好きです。
次は2011年4月に『第三稿 彼女と僕のアラウンド』。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:B+

シリーズリンク
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(2010/08)
理想の彼女のつくりかた3 第三稿 彼女と僕のアラウンド(2011/04)

電撃文庫

やがて魔剱のアリスベル (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

「この━━超弩級鈍感男!ツンデレの文法ぐらい知っとけ!腹切って死ね!」

電撃文庫2012年9月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。
タイトルの「魔剱」は「まけん」と読みます。
MF文庫J『緋弾のアリア』でお馴染みの赤松中学さんが電撃文庫に殴り込み。他レーベルでデビューした作家さんが電撃に入ってくる事例は極めて稀だと思う。

イラストはMF文庫J『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』等でお馴染み、閏月戈さん。

舞台は異能力者を育成する学園、居鳳(いのう)高校に、何も知らず入学した主人公、静刃(せいじ)。
異能力者として目覚めた彼は、64個揃えたときに何でも願いを叶えてくれる鳳の欠片(カラット)を巡る鳳凰戦役(フェニケ・ロワイヨ)に巻き込まれていくことになる……というお話。

『アリア』の後書きで明言されていた通り、あちらと世界観を共有しており、ちょこちょこ共通ワードや人名が出て来る。
時系列は、どうなってるのか、よく理解らん。静刃の妹、祈が言っていた「ちょっとした国難」くらいしか特定出来そうな要素が無い。
その辺は、いずれ判ってくるみたいだけど……。

まぁ、キリコがどうもレキから師事を得ているみたいだから、『アリア』とはかすりもしない時間ってことはなさそうだな。

基本的なノリは『アリア』と一緒。あっちが駄目なら、こっちも駄目だと思う。ただ、あっちがずっと主人公キンジの一人称であるのに対し、こちらは登場人物の視点が入り乱れている。
視点が切り替わる度に、わざわざ誰の視点か明記してあるのは、ライトユーザーを意識してのことなのか。
やっぱり、視点の切り替わりが理解り難いって理由で読まなくなる層が居るんだろうなぁ。

『アリア』は巻数を重ねる内に、異能力やら化け物要素が増えてきたけど、こっちは最初からクライマックスにてんこ盛り。
もしかして……とは思っていたけど、クライマックスな引きまで同じなのかよ!

ハーレムっぽいキャラ配置になっていく展開に、ある程度の理由付けがあるのも同じか。こういうのは強引にでも説明があった方が状況を納得し易いよな。

問題は閏さんのイラストが、いまひとつピンとこないことだな。別に悪いわけじゃないんだけど、あんまり可愛いって感じのイラストじゃないんだよなぁ。『おにあい』で見たときは、それなりに可愛いと思った気がするのだが……。

後書きによると、いずれ『アリア』とガッチリリンクしそうですが……。
次は2013年1月に2巻『蒼穹の戦線』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅡ 蒼穹の戦線(2013/01)

コミカライズリンク
やがて魔剱のアリスベル <Ⅰ>(2104/10)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍(MF文庫J、2012/08)
緋弾のアリア キャストオフ・テーブル(MF文庫J、2012/12)

著者リンク
チアーズ!(MF文庫J、2017/09)

イラストリンク
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(MF文庫J、2010/12)
魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(ファミ通文庫、2011/01)
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件(一迅社文庫、2011/11)

電撃文庫

平安鬼姫草子―神ながら神さびせすと (電撃文庫 く 7-1)
著:黒狐 尾花(くろきつね・おばな) イラスト:さらち よみ

「鈴城。焦って一番大切なことを忘れるなよ」
「一番大切なこと?」
「最初の気持ちだよ。誰を守りたいと思ったのか、どういうふうに守りたいと思ったのか、それがきちんと実行できているか、常に問いかけ続けろ」

電撃文庫2010年10月の新刊。約2年2ヶ月3週間半の積み。
どこにも書いてないけど、電撃大賞からの拾い上げ。確か3次選考通過タイトルの中にあった筈。

イラストはファンタジア文庫『カナクのキセキ』等のさらちよみさん。この人は、結構少女向けでも描いてるよな。

さて、タイトル通り歴史+妖怪ものです。鬼の血を継ぐ少女、結鹿(ゆいか)と、彼女を取り巻く人々が都を騒がせる“姫殺し”事件に挑む。
何でメディアワークス文庫から出さなかったのだろうか……。萌え萌えした内容でもないし、向こうで出した方が雰囲気が合ってると思うんだけどな。

まぁ、それ以前に凄ぇ少女小説っぽい。主人公の女の子の周りにはイケメンだらけ。でも主人公も守られてるばかりじゃなくて時には戦っちゃう的なアレ。
見事に、男性向けでウケる要素から逆送してるよな……。まぁ、こういうのもレーベル全体から見れば必要なのは理解るんだけど。

黒狐さんは、これ以降電撃では出さず、メディアワークスで1冊だけ出してるけど、その後、消息不明。消えたか……?

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

イラストリンク
カナクのキセキ <1>(ファンタジア文庫、2011/01)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)

第16回電撃小説大賞リンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(銀賞、2010/02)
[映]アムリタ(メディアワークス文庫賞、メディアワークス文庫、2009/12)
月光(最終選考、2010/09)
マリシャスクレーム -MALICIOUS CLAIM-(4次選考、メディアワークス文庫、2010/06)
ミネルヴァと智慧の樹 始原(4次選考、2010/07)
理想の彼女のつくりかた 第一稿 のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!(4次選考、2010/08)
官能小説を書く女の子はキライですか?(4次選考、2010/08)
ハロー、ジーニアス(4次選考、2010/10)
恋する鬼門のプロトコル(3次選考、2010/06)
彼女はつっこまれるのが好き!(2次選考、2010/07)

電撃文庫

煉獄姫〈4幕〉 (電撃文庫)
著:藤原 祐 イラスト:kaya8

運命の糸を操作する、見えざる手と鋏を持った者。
それを人が神と呼ぶなら、自分はまさしく神になろう━━。

2011年11月の新刊。約1年1ヶ月1週間半の積み。半年振りの新刊。
表紙はイオとアイリス。ここにきて一気に2人登場という変則構成か。一応、女性キャラ縛りなわけだけど、このシリーズ、かつこの絵柄で縛る意味あるんだろうか……。

さて、今回も絶好調にダークな展開。瑩国に不穏な影が迫る中、フォグとアルトは前回の反省を踏まえて、新技の練習に励んでいた。
一方、ユヴィオールは着実に準備を進めていて……。

イオとレイドが遭遇してしまったときはオワタ\(^o^)/感が半端無かったけど、意外や意外耐えましたね。
と思ったら、次巻で血祭りとかありそうで怖い。

で、いよいよ超厄介そうな化け物を連れて、トリエラさんが帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ニーナも悲惨な最期を迎えそうでなぁ……。

次は2012年1月に『@HOME2 妹といちゃいちゃしたらダメですか?』、5月に、こっちの5巻、9月に『@HOME3 長男と長女を巡る喧噪』、2013年1月に、こっちの6巻。

燃:B+ 萌:C+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
煉獄姫 三幕(2011/05)
煉獄姫 五幕(2012/05)

アニメ,電撃文庫

「いろいろいっぱいありがと━━━━!!」

今回もOPカットで文化祭後半戦。いよいよ、さくら荘の企画、銀河猫にゃぼろんの発表です。

とても高校生が作ったとは思えないクオリティだよな……。ナビゲーターということでコスプレしている七海が凄く可愛いから困る。誰だよ、あのデザインしたの。けしからん。
会場には、PSPゲーム版オリジナルキャラの乙羽の姿も。姿どころか台詞まで有。

文化祭が終わった途端、リタと共に居なくなってしまうましろん。空太は空港へと急ぐ。美咲先輩の車が文化祭の飾りつけをぶっ飛ばしていて吹いた。豪快過ぎる……。

そして、必死にましろんを引き止める空太がアツい。まぁ、勘違いだったんですけどね。
次回から新章突入かな?

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#11「銀河猫にゃぼろん」
#13「冬の一歩手前で」

メディアワークス文庫,雑誌,電撃文庫

『とある魔術の禁書目録』

表紙。インデックスと劇場版オリジナルヒロイン、鳴護アリサが登場。アリサまで出るとは、えらい扱い良いな。

『アクセル・ワールド』

ゲーム版には、《災禍の鎧》に取り込まれた《シアン・ディザスター》が登場。タックンェ……。

『ソードアート・オンライン』

ゲーム版には、ストレアという謎の女剣士が登場するとか。中の人が黒雪姫先輩と同じだなんて物凄く意味深なんだが……。

『ビブリア古書堂の事件手帖』

月9ドラマの新情報が出る度にお通夜が加速する。

『はたらく魔王さま!』

2013年4月より放送開始。こりゃ来年の春は荒れそうだな……。

『境界線上のホライゾン』

アニメの特集でネイトカーチャンをクローズアップすんなw

『ロウきゅーぶ!』

電撃G’s Festival! COMICにてスピンオフコミカライズ『ロウきゅーぶ!は~ふたいむ』が連載開始。
作画は本編コミカライズと同じく、たかみさん。
慧心女バスの視点で描かれる夏休みの物語らしい。昴ェ……。

第19回電撃小説大賞受賞者8名直撃インタビュー!!

やたら糞真面目に回答してる人と、とんがったこと言ってる俺格好良いみたいなノリの人は何なの?
とは言いつつ、買おうかなと思う基準とは関係無いんだけどな。

気になったのは『アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム』『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。』『塔京ソウルウィザーズ』『失恋探偵ももせ』だな。

『マグダラで眠れ』

ヤングエースでコミカライズ決定。って、フェネシスってケモノミミヒロインだったのか……。

『野崎まど劇場 Cafe Bleuetは元気です』

何で文庫化してから1発目が文庫に収録し難い内容なんだよw
最早、文字が全く無ぇじゃねーか!

文庫の宣伝もネタ、webのインタビューもネタって、野崎さん、まともに自分の話したことないんじゃ……。

『竹宮ゆゆこの鞭タイム』

いつになったら書籍化すんの?正直、『野崎まど劇場』が文庫化出来たんなら、もう何でも文庫化出来ると思うんだ。

電撃文庫MAGAZINE×うぇぶらじ@電撃文庫

読者及びリスナー参加型企画。作品内の様々な要素を読者と一緒に決めていこうという企画。
執筆するのは、おかゆさん。この人、最近ポンポン短命作品を量産してるけど、一体どうなることやら……。

新刊情報

1月は、何がビックリするって、『俺と彼女が勇者と魔王で生徒会長』で大騒ぎを起こした哀川譲が新作を引っ提げて復活することにビックリする。
編集部として、何か旨みがあるんだろうか。単なるお荷物な気がするんだけどなぁ。うーむ。
でも、イラストは、さくやついたちさんということで、かなり良い人を付けてもらったみたい。謎やわ……。

2月は、あの『連射王』が文庫化。そんなんあったこと、すっかり忘れてたわ……。当時は無かった、さとやすさんのイラスト付きで嬉しい限り。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.28(2012年11月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.30(2013年3月号)

電撃文庫

断章のグリムXVII 白雪姫・下 (電撃文庫)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「……白野君、やっぱり私、あなたが嫌いだわ」

2012年5月の新刊。約7ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
いよいよ、最終巻。葉耶との過去を思い出す度に、蒼衣の悪夢は加速していく。

神狩屋は蒼衣が断章を使って自分を殺してくれるまで、引く気配を見せず、次々と蒼衣の周囲の人間を手に掛けていく。
特に、蒼衣の両親が始末されたときの絶望感は異常。お母さん、ラブコメイジり要員だったのに……(´・ω・`)

だから、描写がキツイっつーの!何やんねん、魚の口がびっしりとか!ある程度簡単に脳内で想像出来る絵面だから、余計に気持ち悪い。

最悪、蒼衣か雪乃さんのどっちかは死ぬかと思ったが、主人公と女の子達は何とか生存。
ただ、元から、ある程度力を持った断章は、何かをして解放に至るものではないので、暴発の危険は常に付き纏う。
将来的に蒼衣は、ロッジを作ることを目標とし、そこに雪乃さんを誘う。「雪乃さんがいる世界を『普通』にしたい」とか完全にプロポーズじゃないですかー!やだー!

総評

ってなわけで、かくして悪夢は現実のものとなる電撃文庫『断章のグリム』全17巻、これにて完結です。足掛け6年8ヶ月。そんなにやってたのか。まぁ、緩い刊行ペースで17冊も出せば、そうなるか。

上下巻構成のときも刊行ペースが上がらないのが難点かなぁ。エピソード毎のスパンを広げてでも、上下巻は隔月刊行くらいの勢いで出せば良かったと思うのだが。

前シリーズ『Missing』に童話と異能力バトルを混ぜたら、こうなりました、みたいな。
まぁ、異能力使って結局グロい展開するんだけどな。

そんな中で、クールビューティーの雪乃さんですよ。終盤は蒼衣に余裕が無くなって、雪乃さんをイライラさせることも減っちゃったけど、この2人のやり取りはもっと読みたかったような気がする。
新生ロッジで、2人が人知れずイチャイチャするアフターストーリー的なアレとか出ないですかね<絶対出ない

次は2012年12月に新シリーズ『ノロワレ』。全く路線変更する気無いのね……。いや、誰も求めてないだろうけどさ。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅥ 白雪姫・上(2011/12)
・時槻風乃と黒い童話の夜(メディアワークス文庫、2014/01)

電撃文庫

断章のグリム〈16〉白雪姫〈上〉 (電撃文庫)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「心の手足をむしりとられた子供は、心がずっと不自由なまま、大人になっても、死んでも、きっとそのまま。別の何かで支える人もいるかもしれないけど、千切れた手足は戻らない。わたしから見た学校は、そうやって子供のうちに弱い個体を、取り返しのつかないところまで傷つけて、強い個体に逆らえないようにする、そんな檻にしか見えなかったよ」

2011年12月の新刊。約1年2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
さあ、いよいよ完結編に突入。お題は満を持して『白雪姫』です。

神狩屋の居なくなったロッジは、どうすることも出来ず、時間ばかりが過ぎていく。
神狩屋が残した資料を調べる内、葉耶の事件に触れることになった蒼衣は真実を調べようとする。

記憶と食い違う情報、様子のおかしい葉耶の祖母と、不安要素満載な中、これまたグロ描写がフルスロットルでなぁ。
読んでるとガチで気分が悪くなるから困る。

そして、徐々に戻ってきた蒼衣の記憶。その中には、何故か夢見子の姿があって……。預言を出すだけで、全然話に絡んでこないから、すっかり忘れてたわ……。神狩屋さんも、これから本気出す気配だしなぁ。

ってか、最近、雪乃さんのツンツンぶりがあんまり発揮されないから寂しいんですが。

次は2012年5月にⅩⅦ巻にして最終巻『白雪姫・下』、そして12月に新シリーズ『ノロワレ』。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅤ ラプンツェル・下(2011/08)
断章のグリムⅩⅦ 白雪姫・下(2012/05)

アニメ,電撃文庫

「初めまして、結城明日奈です。ただいま、キリト君」

OPカットで最終回開始。明日奈の居る病院へと駆け付ける和人だったが、そこでは須郷が待ち受けていた。
ナイフ振り回すキレた大人とか怖過ぎなんだけど、それに反撃して勝っちゃうキリトさんパネぇ!
ってか、このシーン、よく規制されなかったな……。

須郷を倒した後は、ほぼエピローグ。SAOとALOと立て続けに大きな事件が起こったVRMMOは消滅の危機に瀕していた。
茅場からVRMMOのベースプログラムとなるザ・シードを譲り受けた和人は、これを無償で世界中に提供することで、VRMMOの衰退を防ぐことに。

SAOから解放された子供達は、ケアプログラムを含む専門の学校へと入学していた。とうわけで、ちょっとだけシリカとリズが再登場。
髪の色が大きく変わったリズはパッと見、誰や判らんなw

そしてアルヴヘイム・オンラインに登場した浮遊城アインクラッド。さあ、俺達の攻略はこれからだ!というところでEDへ。
最後はやっぱり前期OPだよな。

ED、若しくはエピローグで、今後登場予定のキャラが顔見せするサプライズがあるかと思ったけど、意外や意外、1人も出て来なかったな。

総評

そういうわけで、ゲームであっても遊びではない電撃文庫原作『ソードアート・オンライン』全25話、ひとまず終了。
A-1 Picturesが作るっていうから、良いものが出来るとは思ってたけど、まさかここまで上等な仕上がりになるとはなぁ。

何と言っても戦闘描写が秀逸だったと思う。キリトさんの危機迫る表情が燃えるんだよなぁ。
あと、前期OP映像の格好良さといったら。

2期は当然やるとして、構成をどうするかが問題だよなぁ。『アリシゼーショ ン』まではやれないのは明確として、ならクライマックスに『ファントム・バレット』を持ってこざるを得ないと思うんだよなぁ。すると、先に『マザーズ・ロ ザリオ』と『SAOP』から何本かエピソードを持ってきて1クールやった後に、という形になるのか……。
まさか最後に『キャリバー』を持ってくるわけにもいくまい。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
#24「鍍金の勇者」

シリーズリンク
ソードアート・オンライン Extra Edition