アニメ,電撃文庫

「だが敢えて加速する!!」

原作者脚本で、アニメオリジナルエピソードか。
サブタイの「きょうしゅう」が平仮名なのは、美咲先輩の「教習」と優子の「強襲」のダブルミーニングなのか。

夏休みということで、空太の妹、優子がさくら荘に遊びにやって来た。超ブラコンである優子が、ましろんと七海を発見して穏やかで居る筈もなく……。
空太達と絡まないところでは、美咲先輩が自動車免許を取得中。
今回、演出がやたらハジケてね?ハジケ過ぎてね?

銭湯のシーンでは、ましろん、七海、優子がずっとお互いの胸を揉みまくってたけど、やっぱり同性同士だとOKなのか。
それも、よく理解らん基準だよなぁ。

にしても、アニメは七海が特に可愛いから困る。やはり七海一択だと思うのだがどうか。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
#06「雨あがりの青」
#08「どでかい花火をあげてみろ」

アニメ,電撃文庫

「手札がショボいときは、取り敢えず掛け金をレイズする主義なんだ」

シルフとケットシーの会談がサラマンダーの軍勢に襲撃される!というところに間に合うキリトさんとリーファ。
なりゆきで、キリトさんはサラマンダーのリーダー、ユージーンと死闘を繰り広げることに。

何、このハイクオリティ空中バトル。二刀流で暴れまくるキリトさんかっけぇぇええええええええええ!!
そら、リーファだけでなく、各種族の領主であるサクヤとアリシャ・ルーも惚れてまうわな。
いや、後者2人は冗談半分だけども。

にしても、美少女達に囲まれても平然としてるなんて、流石俺達のキリトさんやで!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
#19「ルグルー回廊」
#21「アルヴヘイムの真実」

電撃文庫

灼眼のシャナSIII (電撃文庫)
著:高橋 弥七郎 イラスト:いとう のいぢ

「君が好きだ。世界を変えてやる、と思えるほどに」

2012年11月の新刊。約1週間半の積み。1年1ヶ月振りの新刊。『S』シリーズは実に4年5ヶ月振りか。
電撃は、アニメ化もして大人気になったシリーズの最後は短編集で締めることが多い気がする。

口絵には、海賊本だったかに掲載されたイラストショートショート『とある清秋祭前夜の一幕』を収録。
そのお陰で、口絵が大ボリュームに。

『ソロー』

書き下ろし。フリアグネと『大地の四神』がメインのガチ過去編。『発砲狂』誕生の経緯が判明したのは良かったけど、基本的には本編終盤のノリが駄目な人には駄目な内容。
何故、いきなり読者の心を折りにくる短編を配置したのか。

『ノーマッド』

映画館で販売されていた電撃劇場文庫収録の短編。本編『Ⅰ』と『Ⅱ』の出来事を描く。あの頃は良かった……と回顧してしまう短編だな……。

『ヴァージャー』

電撃文庫MAGAZINE増刊号掲載短編。フレイムヘイズとして独り立ちして間もない頃のシャナさんが使命を放り出して自分の願いに邁進するフレイムヘイズに出会うお話。
これもバトルに次ぐバトルで。

『フューチャー&ホープ』

電撃文庫MAGAZINE掲載。正真正銘、これが本当の最終章。こちらの世界に残った人々と『無何有鏡』に渡った人々、それぞれのその後を描く。
『ソロー』を雑誌掲載にして、これを書き下ろしにすべきじゃね?何を思って雑誌掲載にしたのだろうか……。

悠二の両親が、悠二を完全に忘れてしまったわけじゃないと判るシーンはちょっとウルウルくるから困る。

『狩人のフリアグネⅣ』

書き下ろし。えっ、これ要る?最後の余韻もへったくれもあったもんじゃないよなぁ。どうせガイド本出すんだから、そっちに収録すれば良かったのに。内容もガチの設定解説だし……。

総評

ってなわけで、ラノベ界に学園異能バトルの風を吹かせた電撃文庫『灼眼のシャナ』本編22巻、短編集『S』シリーズ全3巻、番外編『0』の計26冊、これにて完結。
足掛けジャスト10年か。
丁度、俺がラノベの読む量を増やし始めた頃にアニメ化が決まったんだったよなぁ。

惜しいのは、起承転結の「起承転」までしか楽しめなかったことだなぁ。「結」がもっと短い、若しくは、それまでの既存キャラに大きくウエイトを割いている内容だったら良かったんだけど。
いきなり大量にフレイムヘイズと徒が登場してバトられても……。

そこに辿り着くまでは本当に面白かった。燃えと萌えのバランスが絶妙で。シャナさん可愛いよシャナさんと何度思ったことか。

世界観としては、別キャラを主人公としての展開も出来そうだけど、どうするんだろうなぁ。
それこそユストゥスをメインキャラに据えてって展開は十分考えられるし。

来年に、のいぢさんの画集とガイド本を出して『シャナ』は完全終了。高橋さんは新シリーズを始めるみたいですね。

燃:B- 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
灼眼のシャナXXⅡ(2011/10)

アニメ,電撃文庫

「才能のある人に、どうやったら追いつけるのかな」

学校、養成所、バイト、ましろ当番と、あれもこれも真面目に取り組もうとする七海は遂に熱を出して倒れてしまう。
頑張り過ぎだろ……どんだけメンタル強いんだよ……。

何が何でもオーディション会場へ行こうとする七海が完全にMAD素材だった件。というか、音声だけ聞いたら完全にエロシーンですよね(ぉ
彼女を会場へ連れて行こうと結託する空太達がアツい。

何とかオーディションを受けることが出来た七海は吹っ切れるのであった。
あれが噂のトラ次郎ということで、トラ次郎可愛いな!

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#05「さくら荘のまじめな彼女」
#07「彼女のきょうしゅう」

アニメ,電撃文庫

「嫌だ。俺が生きている間はパーティーメンバーの誰1人しなせやしない。それだけは絶対に嫌だ!」

大人数のパーティーの襲撃を受けたキリトさんとリーファは窮地に立たされる。だが、スプリガンお得意の幻惑魔法が炸裂。キリトさんは巨大な怪物へと変身し、大暴れするのであった。

完全にモンスターになってたけど、噛み殺されたプレイヤーとか、トラウマになっちゃったんんじゃないだろーか……。
まぁ、卑怯なプレイをした代償っちゃーそうなんだけど。

平然とリーファの手を食べたりするキリトさん、マジタラシ。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
#18「世界樹へ」
#20「猛炎の将」

電撃文庫

独創短編シリーズ 野﨑まど劇場 (電撃文庫)
著:野崎 まど イラスト:森井 しづき

学校の帰りに買ってきた『アクセル・ワールド12』を開くと電撃の缶詰が挟まっていたので、抜いてごみ箱に捨てた。

電撃文庫2012年11月の新刊。約1日の積み。
電撃文庫MAGAZINEで長期連載化している『野崎まど劇場』が遂に文庫化。まとめてほしいとは思っていたけど、まさかホントに文庫化にまで辿り着くとは……。
ちなみに、野崎さんは電撃文庫初登場です。

イラストを贅沢に使ったショートショートが延々続く構成となっている。内容はとにかくフリーダム。
連載分は全て収録した上、ボツ原稿+書き下ろしも収録で盛り沢山な内容。
海賊本に掲載されていたものまで収録。
文庫換算すると、意外とページ数あるんだな……。

要はメディアワークス文庫で、ちょこちょこやってるボケを全力で酷くしたら、こうなるといった感じ。

とにかく、ありとあらゆるところでふざけている。裏表紙、カバー下、粗筋、後書き、著者近影、帯……と。
竹宮ゆゆこさんから推薦文貰ってるんだけど、後書きにまで出すなよw
やりたい放題過ぎるわ!

つーわけで、『野崎まど劇場』でした。連載は続くらしいけど、2巻が出せるまで続けられるのだろうか……。

燃:C 萌:B 笑:A 総:A+

シリーズリンク
独創短編シリーズ 野﨑まど劇場(笑)(2015/02)

著者リンク
[映]アムリタ(メディアワークス文庫、2009/12)
舞面真面と仮面の女(メディアワークス文庫、2010/04)
死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~(メディアワークス文庫、2010/10)
小説家の作り方(メディアワークス文庫、2011/03)
パーフェクトフレンド(メディアワークス文庫、2011/08)
(メディアワークス文庫、2012/08)
なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る(メディアワークス文庫、2013/04)
know(ハヤカワ文庫JA、2013/07)
バビロン Ⅰ -女-(講談社タイガ、2015/10)
HELLO WORLD(集英社文庫、2019/06)
タイタン(ハードカバー、2020/04)

アニメ,雑記,雑誌,電撃文庫

予約していたブツを引き取ってきました。ラノベは、

・灼眼のシャナSⅢ
・独創 短編シリーズ 野崎まど劇場

の計2冊。

電撃文庫では、『ロウきゅーぶ!』と『とある科学の超電磁砲』のアニメ2期が決定。
前者の正式タイトルは『ロウきゅーぶ!SS』らしい。「セカンドシーズン」と「小学生は最高」のダブルミーミングだそうな。
後者は、やるとは思ってたけど、忘れた頃に発表された感じ。妹達編がメインになるらしいけど、2クールなのかなぁ。
1クールしかないと、美琴が悲惨な目に遭うシーンが大半になって、肝心のガールズトーク的展開が出来なくなっちゃうわけだが……。

あと、諸事情あってアニメージュ買ってきました。

コミカライズ,電撃文庫

ソードアート・オンラインフェアリィ・ダンス 1 (電撃コミックス)
作画:葉月 翼 原作:川原 礫 キャラクターデザイン:abec

「━━アスナを助けだせよ。そうしなきゃ俺達の戦いは終わらない」
「ああ、いつかここでオフをやろう」

2012年10月の新刊。
電撃文庫MAGAZINEで連載中の、電撃文庫人気シリーズのコミカライズ第2章。第1章の『アインクラッド』編から作画担当を交代しての新章となる。
これは1章担当の中村貯子さんの絵があまりにも酷かったからなのだろうか……。
新作画担当は、スクエニ系雑誌で連載していたりする葉月さん。

ここから読む人のために、原作イラストを使用した、これまでの粗筋ページが。
妙に単行本が出るのが早いなと思ったら、何と同月発売の電撃文庫MAGAZINE掲載分まで収録されている。
出来る限り、アニメの新章開始タイミングと合わせたかったんだろうな。

『アインクラッド』編が酷過ぎた所為で、補正が掛かっている部分もあるんだろうけど、作画は綺麗な方。
演出の格好良さや女の子の可愛さはアニメより、こっちだと思うんだよなぁ。特に、リーファを助けるシーンの俺TUEEEEEEEEEEEEE感が凄ぇ。
あと、直葉とリーファのおっぱいの存在感(ぉ

次は、きっとアニメ終わってからだけど、これは買っておきたいですね。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス <002>(2013/08)

原作リンク
ソードアート・オンライン003 フェアリィ・ダンス(2009/12)

コミカライズリンク
ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>(2014/02)
ソードアート・オンライン ファントム・バレット <001>(2014/09)
ソードアート・オンライン -キャリバー-(2015/08)

 

アニメ,電撃文庫

「私と空太の秘密を守るために、七海をほふればいいのね」

原作2巻に突入ということで、七海がさくら荘へと引っ越してくることに。
何だか、空太のツッコミが急激に勢いを増してね?すげー笑える。松岡さん頑張ってるなぁ。
ほんのちょっとだけ電話越しに、空太の妹、優子が登場。

そういや、全く気付かなかったけど、#03の脚本って原作者である鴨志田さんが書いてたのね。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
#04「色を変える世界」
#06「雨あがりの青」

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の優等生 1 (電撃コミックス)
作画:森 優 原作:佐島 勤 キャラクターデザイン:石田 可奈

「誰に褒められるより、お兄様にお褒めいただくのが何よりもうれしいです」

2012年10月の新刊。
電撃文庫人気シリーズのスピンオフコミカライズ。電撃大王で連載中。
タイトルから判る通り、深雪を主役としており、更にある程度予想がつくように、美少女成分多めでお送りします。

中盤までは、オリジナルストーリーで、入学してからは原作通りのストーリーが深雪視点で展開することに。
一部は、ほのかや雫の視点も。

開始早々、司波兄妹のイチャつき具合が半端無い件。やはり、黒髪ロングは全世界の和として良いものであるなぁ、と。

要素としては、原作では後々出て来る部分もちょこちょこ顔を出している。原作を知らないと、判らない程度だけど。
「チョッと」の表記も原作準拠なのね……。

作画のクオリティは本編コミカライズに比べると低いか。しかし、このスピンオフのコンセプトである美少女はちゃんと描かれているので問題無いのかな。
森崎の顔とか、正直酷いと思うのだが。モブレベル。

同系統のスピンオフに『とある科学の超電磁砲』なんかが挙げられるけど、あれは主人公の上条さんとヒロインの美琴が常に行動を共にしているわけじゃないから成立する話であって、基本的に一緒に居る司波兄妹の場合、ビジュアル面以外で、どうやって本編と差別化していくのか……。

まぁ、本筋を展開せずに、うふふきゃっきゃなガールズトークシーンばっかりやるという手もあるが。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の優等生 <2>(2013/07)

原作リンク
魔法科高校の劣等生① 入学編〈上〉(2011/07)

コミカライズリンク
魔法科高校の劣等生1 入学編〈1〉(2012/09)
魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編 <1>(2014/04)
魔法科高校の劣等生 追憶編 <1>(2014/06)