電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「目を覚ませ桐乃!それはカードじゃねえ、電子データだ!」
「それは我々が十年前に通過した議論だッッッッッ!」

2012年9月の新刊。約1ヶ月3週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は昔の京介と桐乃ということからも判る通り、今回は回想シーン多めでお送りします。

前巻で交わした約束通り、仲直りすることになった桐乃と麻奈実。それには、高坂兄妹と麻奈実の関係が変わった出来事を詳細に語ることが必要で……という展開。
まぁ、この流れで大体察することが出来るけど、今回、あやせの告白に対する回答は出ません。

回想シーンはいつものノリも挟みながら、割と重い展開を見せる。いやしかし、「チャリで来た。」じゃねーよw

複雑に絡み合う人間関係、京介が3年前から好きだという女の子の存在。動き出すヒロイン達。
ここまで来て、誰も選ばないエンドだったら怒るしかないと思うんだが、果たして……?
京介の思わせ振りな発言を信じるなら、麻奈実エンドっぽそうだが……。

今回は残り30ページ程……というところで後書きが入り、その後に最終巻である12巻のプロローグが収録されている。
まぁ、早くても5月くらいだろうなぁ。アニメ2期が4月からだから、それが始まる前に出るとも思えんし。脱線した外伝的なものなら出るかもしれんが。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑩(2012/04)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑫(2013/06)

電撃文庫

ロウきゅーぶ! (11) (電撃文庫)
著:蒼山 サグ イラスト:てぃんくる

『貧血で倒れそうな顔で「あまり気合い入れすぎだと引かれちゃうかもだし……でも役に立つものあげたいし」とか呟きながら、二時間もお店放浪してた葵ちんの横顔は、まるで甘酸っぱい野いちごちゃんのようでしたがぁー?弊社ぺろぺろしたくて辛抱たまらんかったとです』

2012年10月の新刊。約3週間の積み。8ヶ月振りの新刊。前巻が短編集だったから、本編は実に1年振りなのか。
『天使の3P!』からは4ヶ月振り。

表紙はもっかんということで、3順目に突入。ちゃんと毎回着てる衣装が違うんだな。
おk、葵の表紙登場チャンスとか、最初から無かったんや!

さて、いよいよ慧心女バスの力が試されるときが来た。風雅さんが主催してくれたバスケ大会で、もっかん達は葵率いる慧心5年女バスチームと激突することに。
その前には、昴のお誕生日会も。

自宅でのパーティーなのに、みんな、おめかししてき過ぎだろ……。完全にドレスじゃないですかー!
いつものツンデレを発揮しちゃって、お誕生日会に来れない葵さんェ……。

で、遂にやんばるが挿絵に出タ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
まさか挿絵初登場がバニーさん姿だとは思わなかったが。性欲を持て余す。確か初登場だよね?

ラストの祝勝会では、スク水小学生にぶっかけとか実にけしからん!
でも、冷静に考えたら、それ以前に上半身裸の小学生にぶっかけてたんだから、このくらい全然大したことなかったわ。
つまり、もっとアグレッシヴな挿絵にしても良かったのよ。

そして集う10人の選手達。遂に公式戦への道が開けた……というところで続く。これは公式大会で硯谷を撃破して完結かなぁ。

どうでも良いが、「小学性」って何だよw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
ロウきゅーぶ!⑩(2012/02)
ロウきゅーぶ!⑫(2013/02)

著者リンク
天使の3P!(2012/06)

アニメ,電撃文庫

「今なら理解る気がする。お兄ちゃんが、この世界に魅入られた理由が」

リーファの案内で世界樹へと向かうことになったキリトさん。リーファは良いきっかけになったと言うが、彼女が組んでいたパーティメンバーは穏やかでは居られないようで……。

一応、アルヴヘイム・オンラインは普通のオンラインゲームの筈なんだけど、結構ギスギスしてそうなんだよなぁ。
まぁ、オンラインゲームやったことないから実際の感度とか理解らんけども。

今回はちょっと本編がEDに食い込みましたね。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#17「囚われの女王」
#19「ルグルー回廊」

コミカライズ,電撃文庫

狼と香辛料 8 (電撃コミックス)
作画:小梅 けいと 原作:支倉 凍砂 キャラクターデザイン:文倉 十

「旅人が村に残すのは未練ではなく、よい思い出です。それでは!」

2012年10月の新刊。
さて、原作4巻クライマックス。エルサ素朴可愛い。
続いては、アニメで描かれた原作5巻をすっ飛ばし、6巻へと突入。アニメでやった部分を意図的に外すという構成は面白いな。まぁ、1冊1冊が独立気味のシリーズだからこそ出来る芸当なんだろうけど。

それはそれとして、ホロと一緒に踊っていた娘さんがモブとは思えないくらい可愛かったんだけども。また出て来ないかな……。
相変わらず作画のクオリティが半端無い。

原作は完結し、支倉さんも新シリーズを開始ているわけだけど、コミカライズは暫く続けるつもりなのかな。
原作が終わると、コミカライズもフェードアウトする傾向にあるけど……。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A-

シリーズリンク
狼と香辛料 <Ⅶ>(2012/02)
狼と香辛料 <Ⅸ>(2013/08)

MF文庫J,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ソフトカバー,富士見ファンタジア文庫,漫画,雑記,電撃文庫

予約していたブツやら何やらを引き取ってきました。ラノベは、

・詠う少女の創楽譜 <5>
・失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない!
・パパのいうことを聞きなさい! <11>

の計3冊。
スーパーダッシュでは、『パイコキ』の12巻がドラマCD付き限定版ありらしい。映像化していないシリーズの音声化はともかく、既にアニメ化してる作品のドラマCDは、あんまり興味を引かれないな……。
ボーダーは、

・小説 いまいち萌えない娘

の計1冊。
コミカライズは、

・ポケットモンスターSPECIAL <42>
・変態王子と笑わない猫 <3>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <1>
・とある科学の超電磁砲 <8>
・狼と香辛料 <Ⅷ>
・ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス <001>
・魔法科高校の優等生 <1>

の計7冊。
漫画は、

・天体戦士サンレッド <16>
・ONE PIECE 巻六十八 “海賊同盟”

の計2冊。

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の劣等生(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
作画:きたうみ つな 構成:林 ふみの
原作:佐島 勤 キャラクターデザイン:石田 可奈

「兄妹というより恋人同士の会話ですね」
「そうですか?まあ確かに」
「血の繋がりがなければ恋人にしたい、と考えたことはありますが」

2012年9月の新刊。
Gファンタジーで連載中の、電撃文庫人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。スクエニ系列雑誌でのコミカライズ連載は、ほぼアニメ化確定と思って良い筈。

作画のきたうみさんは、主に美少女系漫画を描いていた人か。
更に、林ふみのさんをわざわざ構成として置いている。漫画としてのクオリティを高めるためかしらん。
林さんといえば、ファンタジア文庫『H+P』のコミカライズ描いてたよな。

さて、原作と同じくサブタイが付いていることに注目。これを付けてるってことは、そこそこ長く連載する腹積もりなんだろうな。
背表紙のストイックさは一体何なの……。

プロローグでは、まず魔法のインパクトを見せるためか、原作3及び4巻に当たる九校戦のシーンを一部抜粋。
その後は、ほぼ原作通りの展開か。

原作の若干癖のある文章が無くなったことと、美麗なビジュアルが付いたため、随分と取っつき易くなった。
設定の説明もイラスト付きだから、大分優しくなってるな。
これはコミカライズから入るのもありかもしれん。

元々、きたうみさんは美少女モノを描いていたからか、女の子達が可愛いのもポイントか。
特に、私服ポニテの深雪の可愛さが半端無い。

司波兄妹はコミカライズでもイチャイチャしやがって……といった具合で。
原作と同じ台詞をチョイスしてしまったわw

そんな感じで、次巻からは本領発揮の俺TUEEEEEEEEE展開が始まりますね。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生2 入学編〈2〉(2013/01)

原作リンク
魔法科高校の劣等生① 入学編〈上〉(2011/07)

コミカライズリンク
魔法科高校の優等生 <1>(2012/10)
魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編 <1>(2014/04)
魔法科高校の劣等生 追憶編 <1>(2014/06)

アニメ,電撃文庫

「夢じゃない。すぐ現実にしてみせるさ」

リーファという名の美少女プレイヤーと出会ったキリトさんは、アルヴヘイム・オンラインの世界観に関してレクチャーを受けることに。
キリトさんに興味を抱いたリーファは彼を世界樹まで案内することに……。
羽での飛行法をさくっと会得するとは、流石俺達のキリトさんやで!

一方、囚われのアスナはオベイロンこと須郷に、ねちっこく絡まれるのであった。
今期のアニメシャワーは『ジョジョの奇妙な冒険』で始まり、本作で終わるから、スーパー子安悪役タイムだな。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#16「妖精たちの国」
#18「世界樹へ」

電撃文庫

魔法科高校の劣等生(7) 横浜騒乱編<下> (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「ご存分に」
「征ってくる」

俺達

TUEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

2012年9月の新刊。約1ヶ月2週間半の積み。隔月刊行。
表紙はこれまでの明るい雰囲気とは打って変わって、ダークな感じに。

さて、下巻。順調にスケジュールを消化するかに見えた全国高校生魔法学論文コンペティションだったが、謎の武装集団の襲撃を受け、事態は一転。
しかし、ただ黙って逃げ出す魔法科高校の生徒達ではない。達也を始めとして、生徒達はテロリストを次々と迎撃していくのだった。

ようやっと敵らしい敵が表に出て来たのは良いんだけど、何で高校生が易々とテロリストを圧倒するんだよw
ちょっとは苦戦したり、自分の中の恐怖と戦ったりしろよw
司波兄妹は、まだまだ実力を隠していたらしく、やりたい放題だしな……。

新開発のムーバルスーツって格好良いかな?デザインが悪役にしか見えんのだが……。
そして、リベンジかと思いきや、やっぱり大したことなかった呂剛虎(リュウ・カンフゥ)。もうちょっと強敵感が欲しかったよなぁ。

どうでも良いが、GA文庫『異能バトルは日常系の中で』のせいで、利用頻度の低い方の漢字を見ると笑ってしまうわ……。

次は2012年12月に8巻『追憶編』なんだけど、それに先行して、電撃文庫MAGAZINEで2年生編の第1エピソードの連載が始まったんだよな。
どういう風に文庫にまとめていくつもりなんだろうか。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑥ 横浜騒乱編〈上〉(2012/07)
魔法科高校の劣等生⑧ 追憶編(2012/12)

電撃文庫

さくら荘のペットな彼女7.5 (電撃文庫)
著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

━━ウチな、神田君のことめっちゃ好きやで

GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!

2012年8月の新刊。約2ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
2回目の短編集ということで、表紙は七海。短編集だと、ましろん以外のメンバーが出て来るわけか。
帯を外すと、あれ、七海さん、もしかして、はいてらっしゃらない……?

『生徒会長のはうはうな彼女〈上下〉』

甘酸っぱ過ぎて死ぬわ!!

電撃文庫MAGAZINE掲載。タイトル通り、生徒会長とはうはうの馴れ初めから卒業までのお話。
タイトルが結構好きです。
本編とは勿論のこと、他の短編ともリンクしているという面白い構成になっている。

いやぁ、雑誌掲載時に1回読んでるけど、やっぱり甘酸っぱ過ぎるだろ……。
特別、はうはうが可愛いってわけでもないんだけど、全体から漂う空気感が堪らんというか何というか。

『風邪を引いたペットな彼女』

電撃文庫MAGAZINE掲載。風邪を引いたましろんを空太が看病するお話。ドラマCDのエピソードの後日談となっている。
空太とましろんの掛け合いがひたすら楽しい1本。これ、アニメでやってほしいなw

『青山七海のもっと乙女なスプリング』

書き下ろし。七海が空太と出会ってから、告白するまでをダイジェストでお送りします。
乙女回路が爆発で青春ゲージがテンションフォルテッシモや!!<意味不明

本編中で、空太の視点で語られていたシーンも色々登場。並べて読むのも面白いかもしれない。

個人的には七海エンドを希望するが、どうなることやら。ましろんと空太だと一方的な依存関係になりそうな気がする。

まとめ

短編って長さじゃないのもあるが、相変わらず短編のクオリティも高い。本編から独立しているようで上手いこと繋がってるのが良いよね。
次は2012年10月に8巻。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
さくら荘のペットな彼女 <7>(2012/04)
さくら荘のペットな彼女 <8>(2012/10)

コミカライズ,電撃文庫

境界線上のホライゾン―4コマ公式アンソロジー (電撃コミックス EX 179-1)

「一般生徒だが労働者と言っていた彼はどうだろうか。荒削りだが王族と平民の恋など、まさに詩的…」
「わからんでもないが、全国通信でアヘ顔さらしてなかったか、そやつ」

ノリキのアレはアヘ顔じゃないって言ってるだろ!いい加減にしろ!

2012年10月の新刊。
最近、電撃文庫がアニメ化した作品でポンポン出してる一連のアレです。いや、俺は4コマじゃなくて、普通のアンソロジーが良いんだけど……。4コマ縛りにするメリットってあるのかな。

ネタの面白さはともかく、全体的に絵のクオリティが高め。このテのアンソロにしてはという話ですが。
何でアニメに出てないのに、氏直だけチョイチョイ出て来るんだよw

でも、こちらもやはり変態成分が足りない……足りないのほぉぉぉおおおおおおお!!(動転)

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

原作リンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅠ〈上〉(2008/09)

コミカライズリンク
境界線上のホライゾン <Ⅰ>(2012/03)
境界線上のホラ子さん(2012/10)