アニメ,電撃文庫

「絶望したまえ諸君。滅亡の日は近い」

政府によって集められた高ランクの民警達。イニシエーターは幼い女の子ばっかりということで、ようじょ!ようじょ!
と思って喜んでいたら、蛭子影胤の乱入で一触即発

小山力也さん怪演過ぎるな……。全然勝てる気がしない。
っべー、影胤が出てるシーンってだけで面白いわ……。

ところで延珠のお気に入りのアニメ「天誅ガールズ」は専用曲がある上、登場人物のデザインは藤真拓哉さんが担当しているらしい。どういう繋がりなんだ……。

ED初見。ずっと延珠のターン。木更さん出てなくね……?

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
#01「最後の希望」
#03「運命の子供たち」

電撃文庫

魔法科高校の劣等生 (11) 来訪者編(下) (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

『血縁が邪魔になるのは、そういうコトをする時だけだよ。一緒にいるだけで満足なら、血のつながりは障碍にならない』

2013年8月の新刊。約8ヶ月1週間の積み。隔月刊行。
さて、遂に『来訪者編』完結巻にして一年度の部ラストです。かれこれ11冊も出てるんだな……。

『吸血鬼』を巡る様々な思惑はやがて収束していく。その流れの中には勿論、達也やリーナも含まれていて……。

今後のエピソードでもリーナが登場しそうな振りだったけど、相変わらず全然強そうに見えない……。
はっきりと強いと明記されてるんだけど、相対する達也がずっと冷静だから、全く強敵と思えないんだよな。

一応、お話に決着はついてるんだけど、え、何、ガチで人外との戦いが始まっちゃったりするの……?

次は2013年10月に12巻『ダブルセブン編』、2014年4月に13巻『スティープルチェース編』、7月に新シリーズ『ドウルマスターズ』。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑩ 来訪者編〈中〉(2013/06)
魔法科高校の劣等生⑫ ダブルセブン編(2013/10)

アニメ,電撃文庫

「今暴走しなくてどうすんだよぉぉぉおおお!!

さて、本来の記憶を取り戻し、実家へと帰ってきた万里。リンダも居る日常を取り戻すが、そこへ香子が現れて……。

結局、万里は新しい記憶を取り戻すことに。また、本来の万里は消えたってことなの?香子にとってはハッピーエンドなんだろうけど、万里の家族やリンダからしたらどうなの?ってオチにも見えるが。

過去の万里とリンダが抱き合うシーンって時空どうなってんだよ、ねじ曲がってんのかw

ここにきて二次元君がアツい。最後の最後で大活躍じゃないか。
初めて彼の二次元っぽさを見た気がするw
イマイチすっきりしない部分もあるけど、最後に前期OPを流されると、凄ぇ良いエンディングに思えてくるから困るw

最後の提供バックは駒都え~じさんの描き下ろしなんだけど、何故万里と香子の他に万里母まで居るのかw

総評

そんなわけで完璧なシナリオを描く電撃文庫原作『ゴールデンタイム』全24話、これにて終了。

うーむ、『とらドラ!』のときほど盛り上がらなかったな。やっぱり大学が舞台だったこと、ドラマ寄りの内容だったことがマイナスだったのかなぁ。
ヒロイン像が妙にリアルっぽかったのも問題だったのかもしれん。というか、香子がエキセントリック過ぎたか。

アレか。『とらドラ!』の出来が神懸かり過ぎていただけかもしれん。あれと比べるのは酷か。

それはそうと、一番可愛いのはしーちゃん。異論は認める。
すっかり忘れた頃にドラマ化決定!とか言い出しそうw

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第23話「ラストスマイル」

電撃文庫

さくら荘のペットな彼女 10.5 (電撃文庫)
著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

「彼氏が彼女の両親に会うのは、常識の範囲内よ」
「確かにそうだね!」
「会うだけで、深い意味はないわ」
「底なしに深いわ!」

2014年3月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。8ヶ月振りの新刊。
さて、泣いても笑ってもこれが最後のさくら荘。電撃文庫MAGAZINE掲載の短編で文庫未収録となっていたエピソードも収録。

それもあって、半分くらいは伊織と栞奈の話になってる。面倒臭い2人の関係性は面白かったけど、最終巻がそんなウエイトで良いのか……という気がしないでもない。
この2人の話が終わってから本編完結で良かったのにな。

まぁ、空太を中心とする三角関係が決着した後にダラダラ巻数を出すのは商業的にはあまり良くないのかもしれん。

書き下ろしの残りはそれぞれのその後が描かれる。とは言っても、皆がどうなっているかは前巻のラストで明らかになってるから、それの補足みたいな形。
時系列的にそれより後のエピソードはラストにちょこっとあるだけ。そう思うと、前巻の時点で大学卒業を描いたのは失敗だったか。

いや、しかしそうすると今度は空太とましろんがよりを戻さないまま終わってしまうな……。
そのくせ、おまけという扱いの今巻でよりを戻していることが発覚したら、それはそれで冷めるしなw

総評

そんなわけで、それぞれのなりたい色を描く青春ストーリー、電撃文庫『さくら荘のペットな彼女』全13巻、これにて完結。足掛け4年2ヶ月か。

いやぁ、ギガント切なかったり甘酸っぱかったり漫才だったりで良いシリーズだったよな。
ラブコメでありながら、油断すると容赦無く現実を突き付けてくる展開は胃が痛くなるけど、先が気になるところでもあった。

ってか、どいつもこいつも自分の夢に対して全力全開で眩し過ぎるったらない。もっと人生ぐーたらに過ごそうぜ!って思う。

アニメの出来も良かったし、恵まれた作品だったなぁ。完結記念として1クールで完結編アニメ作っても良いのよ。

次は2014年4月に新シリーズ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
さくら荘のペットな彼女 <10>(2013/07)

著者リンク
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(2014/04)

アニメ,電撃文庫

「もやしが一袋6円なんだよ━━━━!!」

まったく、小学生は最高だぜ!!

電撃文庫の近未来アクションがアニメ化。まーた、小学生礼讃小説かw
制作はキネマシトラス。ここも全く聞いたことなかったんだけど、近年ちょくちょく名前が出て来てるのね。

ガストレアと呼ばれる寄生生物によって生存圏を著しく狭められた未来。ガストレアを倒す民間警備会社に所属する主人公、里見蓮太郎とその相棒イニシエーターである少女、延珠の戦いを描く。

あれ、OP、エフェクトで誤魔化してるけど、実は劇中のシーンの抜粋ばっかりなんじゃね?

開始早々思うのは、また梶か!!ということ。この人、何回電撃主人公やるつもりなんだ……。4回目だぞ……。
しかも延珠役の日高里菜さんもよく梶さんと一緒に電撃アニメに出ているという。

いきなりショッキングなシーンがあったり、戦闘が始まったりするのはバトルものとしては良い傾向かと。
ってか、蛭子影胤のキャストが小山力也さんとか勝てる気が全くしねぇw

かと思えば、ようじょを白いものでべとべとにしたりするから油断も隙もあったもんじゃないな。

今回は取り敢えずキャラの顔見せと簡単な世界観の説明といった感じで。
ED曲は流れたけど、本編映像の後ろだったので、ちゃんとしたのは次回からか。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
#02「狂気の仮面」

アニメ,電撃文庫

「俺、NANA先輩とデキちまった!」

過去の自分と今の自分の板挟みになり、どんどん精神不安定になっていく万里。
そんな中、1人蚊帳の外になりつつある二次元君が良い奴過ぎる。この人、渾名の割には二次元感が全然無いよな。主役の外伝でもリア充だし。

そして、ある種悟りを得た万里は今の記憶を手放し、かつての多田万里へと……というところで最終回へ。
え、どっちかは消滅するしかないのか……?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第22話「パラダイスロスト」
最終話「ゴールデンタイム」

アニメ,電撃文庫

「可愛い妹の晴れ姿を駄目兄貴に見せてくれよ」

電撃文庫の大人気スクール・マギクスが待望のアニメ化。知ってたわー。1巻の発売が決定した時点で、挿絵担当者自らのキャラデザでアニメ化するとか知ってたわー。

制作はマッドハウス。同レーベル『アクセル・ワールド』のアニメの中で露骨に宣伝してたし、てっきりサンライズ制作だとばかり思ってたわ……。
マッドハウスが電撃文庫アニメを制作するのは初めてか。この会社ってクオリティ高いときとそうでないときの差が激しいってイメージが個人的にあるが……。

監督の小野学さんは膨大な設定量のある同レーベル『境界線上のホライゾン』のアニメ化を大成功させた実績があるので安心だな。

舞台は魔法が当たり前のものとして世界に存在する近未来。魔法科高校に入学した劣等生の兄と優等生の妹、そして彼等を取り巻く人々を描いていく。

主人公とヒロインが、電撃文庫的に言うと『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の京介とあやせという随分とアレな組み合わせ。流石に劇中でネタが出て来たりするとは思えないが……。

OPカットで開始。アバンでちょろっと描かれるのは原作8巻『追憶編』のワンシーンか。このエピソードがアニメ最終エピソードになるとも思えないし、今後はやらないか、順番シャッフルして、どっかに突っ込むか、かな……。
シーンごとに場所を示すテロップが出るのは『ホライゾン』でも見られた演出ですね。

今回は大体キャラ紹介と、ざっくりした世界観の説明といったところか。美月のおっぱいがゆっさゆさしていて吹いた。あんなに大きかったのかw
今更女子制服のお洒落なヒラヒラは付けるも付けないも自由なんだと気付いた俺です。
よくよく考えたら、エリカが付けてるところとか1回も見たことない気がするわ……。

映像で説明しきれない部分は達也のモノローグで解説していくっぽいな。あまり多用すると説明アニメになっちゃうからアレだけど。

EDはOPを映像含みで流して終了。おお、ちゃんと格好良いサビに合わせて戦闘してるやん!
制作会社が一緒なのにMF文庫J原作『魔法戦争』とは大違いやな!
2クールって話だけど『横浜騒乱編』までかしら。

そんな具合で良い感じの滑り出しと思われる『魔法科高校の劣等生』でした。イケメンも美少女も出て来るから男女どちらでも楽しめそう。まぁ、そもそも内容自体が好き嫌いがバッサリ別れる話だけど……。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第2話「入学編Ⅱ」

原作リンク
魔法科高校の劣等生① 入学編〈上〉(2011/07)

アニメ,電撃文庫

「大体、多田万里って誰なんだよ?俺はずっと訊きたかった!みんなはお前は多田万里なんだよって言うけど、俺は知らねぇんだよ、そんな奴!!」

突然、香子から別れを告げられた万里は益々精神不安定な状態に。万里が抗不安薬を飲んでいることを知ったからこその振舞いなんだろうけど、やり方がエキセントリック過ぎるだろ……。

ヤケクソになった万里は岡ちゃんと失恋仲間とか言い出すけど、胃痛がクライマックス過ぎて吹く。

とどめはリンダとの喧嘩で。事情を知らないのに、その場に居合わせてしまったコッシー先輩が被害者過ぎて可哀想w

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A

エピソードリンク
第21話「アイル・ビー・バック」
第23話「ラストスマイル」

アニメ,電撃文庫

「ただの女の子の姫柊雪菜はどうしたいのよ?」

OPカットで最終回開始。
さて、〝雪霞狼〟は砕けるわ、獅子王機関からの帰還命令は出るわ、絃神島の魔力を喰らいつくそうとする魔獣は出て来るわで踏んだり蹴ったりの雪菜。

そんな彼女に大切なことを気付かせたのは20年後の未来から来た娘、零菜だった。零菜が持ってる槍は〝雪霞狼〟じゃなくて、あれ自体が眷獣なのね。

魔獣に立ち向かう古城の元へ駆け付ける雪菜。古城がノータイムで雪菜の血を吸いにいっていて吹いた。そりゃ尺が足りないとはいえ……。
ちなみに三雲さんのツイートによると、雪菜は娘に、自分は結婚するまでお父さんと手を繋いだこともないと言っていたそうな。

嘘つけ!!

俺の戦争(ケンカ)→私達の聖戦(ケンカ)の下りは何回聞いてもいいものだ。

零菜を過去へ送り出したのは浅葱の娘、萌葱。彼女もまた、古城のことを古城君と呼んでいた。もしかして古城さん、ハーレムルートに入ったのだろうか……。

結局、暁の帝国ってのは第四真祖が絃神島を中心に作り上げた夜の帝国だったんだな。物凄い広がってるじゃねーかwwwwww

長めのEDではモグワイと会話する冥駕の姿が。原作でこの2人って接点あったっけ?カインの巫女ってキーワードも出て来たし、こりゃ2期ワンチャンあるな!

総評

ってなわけで、ここから先は俺の戦争(ケンカ)な電撃文庫原作『ストライク・ザ・ブラッド』全24話でした。
爆死したらどうしようかと思ってたんだけど、キャラデザの可愛さで頑張ったなという印象。
ってか、思いの外評価されていて若干困惑している俺です。

ストーリーにしても淡々と原作準拠展開するだけでなく、最後にオリジナルエピソードを入れてくれたのが嬉しかった。
まぁ、原作未読組からしたら( ゜д゜)かもしれんけど。
後はもう少し作画が安定していれば……と思わないでもない。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

エピソードリンク
第23話「暁の帝国篇Ⅰ」