著:川原 礫 イラスト:HIMA
おまえならば、いつかきっと、辿り着ける。
我らが生きる、加速世界の……
《アクセル・ワールド》の最果てに。
2014年2月の新刊。約3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『ソードアート・オンライン プログレッシブ』2巻からは隔月刊行。
サブタイの「微睡」は「まどろみ」と読みます。
表紙から判るように、メタトロン様完全にヒロインじゃないですかー!やだー!いや、嫌じゃないですけど。むしろウェルカムですけど<何なんだ
さて、誕生してしまった《災禍の鎧マークⅡ》。奪われたニコの強化外装と《ウルフラム・サーベラス》を取り戻すため、《シルバー・クロウ》達は戦いを挑むことに。
そんな中、ハルユキはメタトロン様に導かれ、加速世界の真実の一端を垣間見る……。
相変わらずメタトロン様の叱られたい感が尋常じゃない。涼やかな声で「愚か者!」とか「無礼者!」とか罵ってほしいです(^q^)
そんな彼女から遂に作品タイトルが出て来ました。今まで劇中で言われたことなかったよな?
何とか鎧は撃破出来たけど、強化外装は一部奪われたままだし、サーベラスも助けることは出来なかった。
とはいえ、倫をISSキットの呪縛から解き放つことは出来たし、当初の目的は達成出来たか。
で、遂にハルユキ達の前に姿を現す《ホワイト・コスモス》。と言っても、デュエル観戦用のアバターだけども。
その圧倒的存在感に加え、10人がかりでも勝率3割くらいとか、どんなバケモンだよ……。
彼女こそが加速研究会の会長であり、そもそも白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》自体が加速研究会の隠れ蓑だそうな。
構成員全員がそれを知っているかどうかは微妙なところだけどな。まぁ、《アイボリー・タワー》辺りは知ってるか。
そして鎧との戦いで消滅したかと思われていたメタトロン様ですが、ハルユキの心意の力で見事復活。これでまだまだメタトロン様に叱ってもらえるぞ!やったー!
というわけで文化祭編というかISSキット編ようやく終了です。案の定、脱線に脱線を重ねて、結局6巻かかったのか……。
後書きによると、次の話は鎧も眼球も出て来ない明るめの話にする予定らしいけど、本当にそうかな?
正直、『AW』に関しては川原さんの後書き予告はアテにならないよな……。
次は2014年4月に『ソードアート・オンライン014 アリシゼーション・ユナイティング』、夏頃に新シリーズ『絶対ナル孤独 第一章 咀嚼者 -The Biter-』。
ただでさえ終わりが見えてない『AW』と『SAO』の完結が更に遠のいたぜ!やったー!
燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+
シリーズリンク
・アクセル・ワールド15 -終わりと始まり-(2013/10)
・アクセル・ワールド17 -星の揺りかご-(2014/10)
著者リンク
・ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>(2013/12)
・ソードアート・オンライン014 アリシゼーション・ユナイティング(2014/04)