「この……」
「「破廉恥カンカンがあ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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!!!!━━━━!!!!」
2011年5月の新刊。約1年7ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は初期メインキャラ大集合といった構図で。ちゃんと錦織も登場出来て良かったな。
口絵ではモバイルアンケートで行った人気投票の結果発表が。得票数が書いてないけど、見るも無残な投票数だったのだろうか……。
ってか、錦織がアイマスとあいふぉんに勝っていて吹いた。ってか、初期メンバーである筈のあいふぉんが息してなくて可哀想なレベル。美紀と舞にさえ負けるって、どういうことなの……。
何や……何がアカンかったんや……。
さて、あの子の手で閣下の記憶を取り戻そうとする錦織達だったが、成果は上がらず、文化祭当日を迎えてしまう。
閣下のルーツを知った錦織は……という最終巻に相応しいお話。
これまでの総決算ということで、各ヒロインとのデートやら、不思議アイテム再登場やらで実に最終巻っぽい。
最後に、閣下の記憶が戻って、錦織と2人で「破廉恥カンカン」と叫ぶシーンが、ちょっと良い感じのクライマックスだったな。
俺、こういう展開に弱いんだわ。
結局、誰も選ばないエンドだったけど、まぁ一応、閣下ノーマルエンドってことかな。
総評
ってなわけで、大衆はコブタなMF文庫J『かぐや魔王式!』全10式でした。足掛け2年5ヶ月か。
中盤くらいまでは遂に月見さんのテンションと合致するタイプのシリーズが来た!これで勝つる!と思ったのだが……。まぁ、月見さんのシリーズの中では最長だけども。
BGBの冊子に書評書く程度には好きだったんだけどなぁ。
始まるのがもう少し遅ければ、今のMF何でもコミカライズの波に乗せてもらえたかもしれんのに……。
いや、作画にさえ恵まれれば、結構いいとこいけそうな気がするのよ?
何はともあれ閣下可愛いよ閣下という話で。最後の方は記憶喪失で出番が少なかったのが残念だったな。
次は2011年9月に新シリーズ『いもうとがかり』、2012年1月に、それの2巻、2月にノベライズ『輪廻のラグランジェ』1巻、4月に2巻、9月に3巻、11月に4巻。
『ラグランジェ』のノベライズは終わったっぽいけど、『いもうとがかり』が再開するのか、はたまた新シリーズか、最悪MFから一迅社文庫へ完全移籍という可能性も……。
燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-
シリーズリンク
・かぐや魔王式! 第9式(2011/01)