MF文庫J

失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない! (MF文庫J)
著:真崎 まさむね イラスト:さより

「ま、まさか兄さん…………。そんな性癖が…………。へんたいすぎる」
「ち、違うよ!?性癖じゃないよ!?」
「妹に、そういうの、よくないと思う…………」
「だから、違うよ!かげばわかるんだって!騙されたと思ってホラ!ホラ!」
「い、嫌……。…………騙されない」
「頼む!頼むよ!ちょっと、ちょっと舐めれくれるだけでいいんだっ!」
「や、やっ……!」
「ちょ、ちょっとだけでいい。ちょっとペロッてするだけだからっ!ペロッて!」

MF文庫J2012年10月の新刊。約1週間の積み。第8回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞作。応募タイトルは「失敗禁止っ!彼女のヒミツは漏らせない!」
タイトルに釣られて購入。よく見たら、タイトルロゴの中に小さくアルファベットで「SHIKKIN」って書いてあるw

主人公、清水ショウはシスコンな高校生。ひょんなことから、妹の所属する第二華道部が、おもらし癖を治すための部活であることを知ってしまい……というお話。
タイトルを略したら「失禁」って、おもらし小説かよ、はいはいワロスワロスって思っていたら、ガチでおもらし小説だったでござるの巻。

とはいうものの、バンバンおもらしするわけではない。基本的に限界点の前に、お花畑に辿りついてしまう。
もっとはっちゃけても良いのよ。出だしは面白かったんだけど、中盤以降、あんまりエスカレートした展開にならなかったのが惜しいか。
だってラノベ業界には既に、主人公の顔面に放尿して、それを舐め取るヒロインとか居るからなぁ。

おもらしで話題になってるけど、このままのテンションだったら、何やかんやで3巻終了ルートっぽいな。
最後は露骨に引くのかよw
取り敢えずランクは期待ageにしとこうか。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない! 2巻(2013/01)

第8回MF文庫J新人賞リンク
森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(佳作、2012/10)

MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞リンク
ゴミ箱から失礼いたします(第5回、2009/11)
喰 -kuu-(第6回、2010/11)
Tとパンツとイイ話(第7回、2011/10)

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MF文庫J,アニメ

「アナスタシア人形、略して穴人形」

サブタイは「恥ずかしいけど裸の付き合いは大切だよねっ」の意。
さて、ぎんぎん推しのようでいて、やっぱり穴推しかと思わせておいて、ヒロイン達の裸の付き合いだったり。
ってか、びっくりするくらい中身無いな、このアニメ!!

今、原作何巻くらいの話をやっているのかも、よう理解らんわ……。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第3話「ぶらなし」
第5話「せいかん」

MF文庫J,アニメ

「駄目です!お兄ちゃんは私の脱ぎたてでハァハァするんです!!」

サブタイは「セレブだから整理整頓できなくても仕方ないよねっ」の意。
OP、完全に挿入っちゃってるカットが2枚ほどあるじゃないですかー!やだー!
3回目にして気付いたけど、アバンが妙に長い変則構成になってるんだな。

今回は穴さんフィーチャー気味。原作でも、こんなサクサクフラグ立ってたっけなぁ。ってか、秋子さんのリアクションがどんどん変態になってきてる……。
結構テンポ良いな。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第2話「みだらね」
第4話「はだかだ」

MF文庫J,コミカライズ

変態王子と笑わない猫。3 (アライブコミックス)
作画:お米軒 原作:さがら 総 キャラクター原案:カントク

「月子と━━結婚したい!まさちゅーせっつ州に生活の拠点を置いて、姉妹ではなくなった月子と結婚して幸せに暮らしたい!!」

2012年10月の新刊。
表紙は順当に鋼鉄の王。原作はエミにインターセプトされちゃったからなぁ。

さて、原作1巻クライマックス、鋼鉄の王との直接対決が迫る。鋼鉄の王、質の良い変態だな……。
陽人が見開きでぶん殴られるシーンで吹いた。何、この無駄な迫力w

1巻のエピソードが終わった後は、短編集に収録されているエピソードゼロ『月光ロストワールド』を収録。
ページ数のバランスが変なんだけど、産休をとっていたことと関係あるんだろうかね……。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
変態王子と笑わない猫。 <2>(2012/03)
変態王子と笑わない猫。 <4>(2013/03)

MF文庫J,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ソフトカバー,富士見ファンタジア文庫,漫画,雑記,電撃文庫

予約していたブツやら何やらを引き取ってきました。ラノベは、

・詠う少女の創楽譜 <5>
・失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない!
・パパのいうことを聞きなさい! <11>

の計3冊。
スーパーダッシュでは、『パイコキ』の12巻がドラマCD付き限定版ありらしい。映像化していないシリーズの音声化はともかく、既にアニメ化してる作品のドラマCDは、あんまり興味を引かれないな……。
ボーダーは、

・小説 いまいち萌えない娘

の計1冊。
コミカライズは、

・ポケットモンスターSPECIAL <42>
・変態王子と笑わない猫 <3>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <1>
・とある科学の超電磁砲 <8>
・狼と香辛料 <Ⅷ>
・ソードアート・オンライン フェアリィ・ダンス <001>
・魔法科高校の優等生 <1>

の計7冊。
漫画は、

・天体戦士サンレッド <16>
・ONE PIECE 巻六十八 “海賊同盟”

の計2冊。

MF文庫J,アニメ

「ぐへ。ぐへへへへ……」

サブタイは「休み時間だからお兄ちゃんに会いたいよねっ」の意。この統一性、地味に考えるの面倒臭そうだなw

さて、OP初見。何この卑猥なアレを彷彿させるカット群……。穴さんの疑似フェラでクソ吹いたわ!

本編は、いかに秋子がお兄ちゃん狂いかってところと、秋人が実は小説家でしたというところがミソか。

EDも初見。デフォルメされたヒロイン達が踊ってるんだけど、ポジショニングおかしくね?
穴さんとぎんぎんがメインみたいになってるぞ……?

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第1話「おにあい」
第3話「ぶらなし」

MF文庫J,アニメ

「恋人以上の兄妹になろう」

遂に辿り着いた真相と柚璃奈の正体。将悟の本当の妹は雅だったのだ。ってなわけで、ずっと雅のターン!!
他のヒロイン放ったらかし過ぎるだろw

最終的に将悟に迫るヒロイン達を雅がガードするという構図に落ち着くことに。
しかし原作では、この後、雅が妹でないことが判明するらしい。完全にループ展開じゃねーかw
もしかして、最終的に妹なんて最初から居なかったんや!っていうオチになるんじゃ……。
そもそも、妹の存在が判明したのって、葬式の日に雅が妹の振りしたからなんだったら、前提が崩れるのでは?と思うのだが……。
最後は普通にEDです。

総評

ってなわけで、MF文庫J、ちょろっとしたミステリ風味の妹ラブコメ『この中に1人、妹がいる!』全12話でした。
終わってみれば、そこまでアレという内容でもなかった気がするな。『まよチキ!』よりは面白かったと思う。

何と言ってもOPが映像も含めてツボ過ぎた。OPだけで言うと、2012年第3クールの中では『ソードアート・オンライン』『機動戦士ガンダムAGE』と並んで3強だと思ってる。

キャラデザも原作のCUTEGさん絵には遠く及ばないものの、そう悪いものではなかったかと。
まぁ、同期に『はぐれ勇者の鬼畜美学』というアレがあったから無意識にハードルが下がっていたというのはあるかもしれん。

2期はどうだろうなぁ。完結編としてやるには良い塩梅の尺だと思うけど、そこまで売り上げ出てないだろうしなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第11話「妹の罠」

MF文庫J,雑記

予約していなかった分で、ネットで評判になっていたものを買ってきました。ブツは、

・森羅万象を統べる者 “万物創造”

の計1冊。
来月の新刊で気になるのは、2冊。
スーパーダッシュ文庫『カンピオーネ!』が絶好調の丈月城さんが『盟約のリヴァイアサン』でMF初登場。スーパーダッシュから作家が来るのって初めてかな?
また、ファンタジアから捨てられたひびき遊さんが『ガールズ&パンツァー』のノベライズで登場。仕事選んでられないって感じなのかな……。

MF文庫J,アニメ

「せっかくのデートなんだから、もっと雰囲気出してよ!」

パーティでの一件以来、気まずくなってしまった将悟と雅。雅は半ば無理矢理、将悟とのデートの約束を取り付ける。
一方、柚璃奈は何やら将悟に心乃枝を疑わせるように仕向けていて……。

雅とのデートシーンでは、彼女のキャラソンが挿入曲に。すんげぇテンプレ展開だけど、こういう演出大好きです(^q^)
でも、このタイミングで目立っちゃったら、ヒロインとしては負けフラグだよなぁ。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第10話「花咲く妹たち」
最終話「妹はずっと、そばにいた」

MF文庫J

機巧少女は傷つかない8 Facing
著:海冬 レイジ イラスト:るろお

「ライシンってば、ムカつくくらい有頂天ね。私のヒノワを引っ張り回して」
「え?ライシンさんったら、ヒノワさんを輪〇(まわ)して有頂天……!?」

2012年4月の新刊。約半年の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は雷真の許嫁、土門日輪(ひのわ)ということで、今回は彼女がメインのエピソードです。
って、総扉のサブタイ、誤植ってるじゃないですかー!やだー!

さて、快進撃を続ける雷真達を止めるため、次々と自主降格してくる〈十三人〉達。そこに日輪の実家のお家騒動が混じって、ややこしい事態に。
邪魔が入らない塔の中で、1階層毎に1対1の戦いって、何だこのジャンプ漫画みたいな展開w

一段落はついたものの、戦いはまだ終わらず。凄ぇ不吉な振りがされてるんだけど、鬱展開くるのかな……?

ところで、男子寮の雷真の隣の部屋には、まだ見たことのない生徒が住んでいるらしいが、どうせ男装美少女とかなんだろ?

次は2012年9月に9巻『Facing “Star Gazer”』。

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
機巧少女は傷つかない7 Facing “Genuin Legends”(2011/12)
機巧少女は傷つかない9 Facing “Star Gazer”(2012/09)