電撃文庫

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)
著:時雨沢 恵一 イラスト:黒星 紅白

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に心を占められている。

2014年3月の新刊。約3日の積み。隔月刊行。
さて、首絞めの真相が明らかになる第2巻。今回もカバー裏は劇中作『ヴァイス・ヴァーサ』が実際にあるかのような仕上がりとなっている。

今回も中盤までは、上巻と同じく電撃文庫がどんな風に作られているかの説明が延々行われる。
応用編といった側面が強く、確定申告なんかの話も出て来る。勉強になるわぁ。
いやしかし、メモをとるって行為は超大事だよな。

似鳥とミークが向かい合っているという物凄く思わせ振りな表紙のくせに、明らかになった似鳥の正体は、主人公にファンレターを送ってきたファンの女の子だったというオチ。不思議要素ちゃうんかい!
絶対、似鳥がミークだと思うよなぁw

ってか、黒髪ロングのヒロインじゃなかったのか。しょぼーん(´・ω・`)
ラストでは新たなヒロインらしき人物が主人公に急接近。次巻は彼女の存在が肝となるのか、はたまた今回のオチのためだけのキャラなのか。

ネタバレ有の後書きに普通の後書きがありますって書いてあって、ページをめくったらすごろくがあって吹いた。どこが普通だw

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅰ -Time to Play-〈上〉(2014/01)
男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。Ⅲ -Time to Pray-(2014/06)

ノベライズ,特撮,講談社キャラクター文庫

小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ (講談社キャラクター文庫)
著:塚田 英明

「仮面ライダーフォーゼ!高校生活最後のタイマン、キッチリはらせてもらうぜ!俺は、みんなと笑って卒業したいんだ!」

青・春・小・説

2014年2月の新刊。約2日の積み。
講談社キャラクター文庫創刊当初から企画自体はあると言われていた『フォーゼ』のノベライズがいよいよ登場。
著者はプロデューサーの塚田さん。

帯には弦太朗役の福士さんの写真とコメントが。この人、ライダーを思いっきり踏み台にした感があるから、もうこういうところには出て来ないと思ってたわ……。

さて、サブタイからも判るように、ノベライズでは弦太朗の卒業が描かれる。再び現れたゾディアーツとの戦いを通して、彼は教師という進路と向き合っていくことに。

テレビシリーズだけでなく、3本の映画を総括した素晴らしい出来でした。仮面ライダーウィザードこと操真晴人のことにも少しだけ触れられている。
しかも、テレビシリーズでM-BUSに飛ばされた後、どうなったか判らなかった人達のその後も判ったり。
判るどころか、園田先生も鬼島も相当良い扱いだしな。

謎の戦士、仮面ライダーイカロスの登場や、ここだけの限定ステイツ、ランチャーステイツの登場等、サービス精神満載でチ〇コもげそう。
塚田さんは本業が作家じゃないからか、文章は拙い感じもするけど、『フォーゼ』が好きなら間違いなく楽しめる。

園田先生再登場!大杉先生、ワンチャンある!これで勝つる!と思っていたけど、気のせいだったでござる。どころか、弦太朗に寝取られるまである(ぉ

これはアレか。平成2期のノベライズは出来が良いとか、そういう法則でもあるんだろうか。
次は近い内に『ウィザード』かなぁ。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B 総:S-

映画リンク
仮面ライダー×仮面ライダ- ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム(2012/12)

シリーズリンク
小説 仮面ライダー龍騎(2013/08)
小説 仮面ライダーウィザード(2014/10)

アニメ,GA文庫

「敢えて言おう!デブであると!」

今回はシリアスパート多めの展開。とはいえ、原作で読んだときほどギャップを感じないのは何故だろう。
原作よりもギャグがマイルドになっているからか。

ラストの耕作の絶望もアッサリ流されてたしなー。
エピソードごとにギャグの酷さのムラが大きい気がするな……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第6限「萌の錬金術師」
第8限「クッキングババ」

電撃文庫

アクセル・ワールド (16) ―白雪姫の微睡― (電撃文庫)
著:川原 礫 イラスト:HIMA

おまえならば、いつかきっと、辿り着ける。
我らが生きる、加速世界の……
《アクセル・ワールド》の最果てに。

2014年2月の新刊。約3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『ソードアート・オンライン プログレッシブ』2巻からは隔月刊行。
サブタイの「微睡」は「まどろみ」と読みます。

表紙から判るように、メタトロン様完全にヒロインじゃないですかー!やだー!いや、嫌じゃないですけど。むしろウェルカムですけど<何なんだ

さて、誕生してしまった《災禍の鎧マークⅡ》。奪われたニコの強化外装と《ウルフラム・サーベラス》を取り戻すため、《シルバー・クロウ》達は戦いを挑むことに。
そんな中、ハルユキはメタトロン様に導かれ、加速世界の真実の一端を垣間見る……。

相変わらずメタトロン様の叱られたい感が尋常じゃない。涼やかな声で「愚か者!」とか「無礼者!」とか罵ってほしいです(^q^)
そんな彼女から遂に作品タイトルが出て来ました。今まで劇中で言われたことなかったよな?

何とか鎧は撃破出来たけど、強化外装は一部奪われたままだし、サーベラスも助けることは出来なかった。
とはいえ、倫をISSキットの呪縛から解き放つことは出来たし、当初の目的は達成出来たか。

で、遂にハルユキ達の前に姿を現す《ホワイト・コスモス》。と言っても、デュエル観戦用のアバターだけども。
その圧倒的存在感に加え、10人がかりでも勝率3割くらいとか、どんなバケモンだよ……。

彼女こそが加速研究会の会長であり、そもそも白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》自体が加速研究会の隠れ蓑だそうな。
構成員全員がそれを知っているかどうかは微妙なところだけどな。まぁ、《アイボリー・タワー》辺りは知ってるか。

そして鎧との戦いで消滅したかと思われていたメタトロン様ですが、ハルユキの心意の力で見事復活。これでまだまだメタトロン様に叱ってもらえるぞ!やったー!

というわけで文化祭編というかISSキット編ようやく終了です。案の定、脱線に脱線を重ねて、結局6巻かかったのか……。

後書きによると、次の話は鎧も眼球も出て来ない明るめの話にする予定らしいけど、本当にそうかな?
正直、『AW』に関しては川原さんの後書き予告はアテにならないよな……。

次は2014年4月に『ソードアート・オンライン014 アリシゼーション・ユナイティング』、夏頃に新シリーズ『絶対ナル孤独 第一章 咀嚼者 -The Biter-』。
ただでさえ終わりが見えてない『AW』と『SAO』の完結が更に遠のいたぜ!やったー!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アクセル・ワールド15 -終わりと始まり-(2013/10)
アクセル・ワールド17 -星の揺りかご-(2014/10)

著者リンク
ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>(2013/12)
ソードアート・オンライン014 アリシゼーション・ユナイティング(2014/04)

このライトノベルがすごい!文庫

神滅騎竜の英雄叙事詩(サーガディア) (このライトノベルがすごい!文庫)
著:湖山 真(こやま・しん) イラスト:夕仁

「結構。ならばいましがた彼女の胸をまさぐっていた理由について報告書を提出しなさい。資料の添付は二枚まで許可しよう」

このライトノベルがすごい!文庫2014年3月の新刊。約3日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。
タイトルの「英雄叙事詩」は「サーガディア」と読みます。

著者の湖山さんはどっかで見たことある名前だと思ったら、スニーカー文庫で『耳鳴坂妖異日誌』書いていた人か!
スニーカーの後は角川ホラー文庫で書いていたみたいだけど、何故ここまで流れてきたのか……。

イラストは色々ラノベの挿絵を描いている夕仁さん。このラノ文庫には『クラッキング・ウィザード 鋭奪ノ魔神と魔剣の少女』で登場済み。

舞台は1週間の最後の日、災曜日と呼ばれる日に災神と呼ばれる怪物が現れる世界。この謎の脅威に対抗出来るのは竜の力を我がものとして戦う竜騎士だけで……。

硬派なファンタジーにしたいのか、最近流行りの美少女ファンタジーにしたいのか、よく理解らん。
キャラ配置としてはMF文庫Jラブコメテンプレートみたいなもんだし、ヒロイン全員が主人公とフラグが立ってるようなもんなんだけど、いかんせんそういうシーンが少ない

別に売れ線でないと出せないレーベルじゃないんだし、もっと硬派にしても良かったのになぁ。
ただ、女性陣の装備が戦いに赴くという割には露出度高めの夢装備であることに、ちゃんと理由付けがあるのは好き。

ストーリーとしては、世界観を説明した上で、いきなりイレギュラーな事態が起こる展開なので、ちょっと駆け足かなぁと。
2巻以降でやるような展開に思える。まぁ、このレーベル、明らかにシリーズ臭い作品でも2巻が出ないことが多々あるが。

燃:C+ 萌:B+ 笑:C+ 総:B

イラストリンク
剣の女王と烙印の仔Ⅰ(MF文庫J、2009/04)
エアリエル ~緋翼は風に踊る~(電撃文庫、2010/06)
クラッキング・ウィザード 鋭奪ノ魔神と魔剣の少女(2013/08)

KAエスマ文庫,アニメ

「そこらへんに魔獣の卵が転がってやがる」

俺の好きな悠太の過去編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
②は何処行ったと思ったけど、劇場版のおまけだったらしいですね。

何と言っても悠太のなりきりっぷりが面白いわ。声のお陰でメチャ格好良く見えるw
キャンプに一緒に来ていた樟葉の友人もいつも格好良いって言ってるし。

そもそも中二であれだけのなりきりが出来るのって結構才能なんじゃないだろうか……。
いやしかし、樟葉よくグレなかったな……。

燃:B 萌:A- 笑:A 総:A

エピソードリンク
第4話「凸守VS丹生谷②」
第6話「大天使召喚」

KAエスマ文庫,アニメ

「飛び立てエルフ、囁け精霊。スピリチュアルカリカチュア!」

サブタイの「精霊聖母」は「モリサマー」と読みます。
さて、突如凸守の前に現れたモリサマーを名乗る少女。
最初は偽物の出現に憤りを露わにしていた丹生谷さんだけど、よくよく考えたら自分に被害の及ばない範囲で何をやろうとも構わないと無視することに。

でも、やっぱり気になっちゃう丹生谷さんは偽物と対決。丹生谷さん版バニッシュメントディスワールドの発動ワード格好良過ぎワロタ
俺、こういう一定の法則性を持った上で、キャラによって変わる決め台詞みたいなの大好きです。
結局、丹生谷さんと凸守はお互いのこと大好きなんじゃねーかw

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅦ「すれ違いの…心模様」
EpisodeⅨ「波打際の…究極奥義」

アニメ,電撃文庫

「煌坂、ひもぱん派だったのか……」

2章に渡った監獄結界編クライマックスということで、チョロ坂さんがチョロチョロしいサービスシーンを。
どうでも良いけど、ひもぱんって穿き難そうだよな……。

今回、古城が掌握するのは4番目の眷獣〝甲殻の銀霧(ナトラ・シネレウス)〟。戦闘に突入する前に喚んだので、盛り上がりはさほどか。

一方、〝静寂破り〟ご本人が登場。こんなビジュアルだったのか……。原作でイラストに出たことあったっけな。
獅子王機関の超偉い人の筈なんだが、あれか、外見年齢と実年齢が異なるんだろうか。
絃神冥駕が重要人物であることだけは描かれたけど、これ原作でもまだ伏せられてる部分なんだよな……。
かといって2期フラグと思えんがw

ラストは雪菜の告白みたいなアレな上に、ヒロイン集合って感じで、このエピソードが最終回で良かったんじゃね?と思わないでもない。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
第18話「観測者たちの宴篇Ⅲ」
第20話「錬金術師の帰還篇Ⅰ」

アニメ,GA文庫

「ラノベの挿絵で活躍中のあの切符先生が!?」

サブタイの「萌」は「めぐみ」と読みます。
さて、最後の1人、マネー金上が登場し、四天農の内訳が明らかに。
ということで、今回は四天農の力を結集したビジネスのお話。ちゃんと真面目な話もあります。

切符さんに描いてもらったっていう半熟のお姉さんキャラはアニメ用の描き下ろしかしら。
それにつけてもバイオの可愛さよ。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
第5限「五人の四天農」
第7限「号泣サラダ」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「土御門春虎。君は夜光の生まれ変わりだ」

OPカットで開始。
さて、前回の振り通り、今回は花火大会へ行くことに。しかし、多軌子のやんちゃにより、事態は急転する。

春虎こそが夜光の生まれ変わりで、夏目は周囲の目を逸らすための囮に過ぎなかったのだ。
こりゃ原作で読んでいたら、おったまげただろうな……。

無理矢理鴉羽を憑かされた春虎は暴走、ダークヒーローみたいな鎧を纏って飛び去ってしまう。
そんな彼を助けるために、夏目は生命を落とすことに……。

EDもカットで、夏目の生命の消えゆく様が描かれていく。
次回から最終章か。

流石に今回は次回予告が真面目でしたね。まぁ、いつものノリでやったら雰囲気ブチ壊しどころの騒ぎじゃないもんなw

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#19「over-cry -姫-」
#21「to The DarkSky -闇夜-」