アニメ,電撃文庫

「いいから早く何か着ろ!!」

浅葱を死なせてしまった後悔で暴走一歩手前までいった古城だけど、古の錬金術師ニーナ・アデラードのファインプレーで何とかセーフ。
というわけで久し振りに浅葱のターンだ!まぁ、中身は身体を一時的に間借りしてるニーナなんだけども。

一方、事情を知らない雪菜達は宿泊合宿へ。本土の気候に合わせてブレザーを着てるんだけど、いつも夏服を着てるから違和感が凄ぇw

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第20話「錬金術師の帰還篇Ⅰ」
第22話「錬金術師の帰還篇Ⅲ」

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD15  ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

家族を守り、人生を歩むって、きっと静かな冒険なんだ。

2013年11月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は勇者パーティー大集合なんだけど、いつも通りデフォルメキャラ。既に1回フォーマットを崩してるんだし、ラストくらいリアル等身キャラが集合しても良かったんじゃないかな。

さて、まずはドラマガ掲載分2本を収録。よくよく思い出せば、このシリーズ、付録文庫を作ってもらえるところまでいったのにアニメ化に辿り着けなかったんだよな……。
ついでに言うなら、ドラマガ連載コーナー『ろーぷれ・まにあ』も収録してくれたら良かったのに。文庫サイズにしたら細か過ぎて見えないかもしれんけどw

残りは書き下ろしで本編の後日談。勇者パーティーのメンバーがその後、どんな生活を送っているかが描かれる。

何がビックリするって、ショウが凄い勢いでエルを孕ませていて吹いた。殆ど最終決戦直後に仕込んでるじゃねーかw
まぁ、決戦直後にプロポーズしてたから、おかしくないと言えばそうなんだが……。

メタボさんも幸せな結末を迎えられて良かった良かった。
ヴァイオンとアーロメイアの関係も決着。

ユーゴは世界のバランスを保つため、偽の教団を立ち上げる決意をする。スーパーダッシュ文庫『戦う司書』シリーズの神溺教団を思い出したのは俺だけだろうか。いや、そんなブラックな目的があるわけじゃないが。

と思ったら、早くも教団が再動していたでござる。善と悪の戦いは続いていく……って終わり方なんだけど、ブツ切り感が結構強いな……。
で、前巻であれだけ思わせ振りなことを言っていたマリーは出て来んのかいw

総評

そんなわけで、RPGの世界に入って大冒険、ファンタジア文庫『RPG W(・∀・)RLD -ろーぷれ・わーるど-』全15巻、これにてエンディング。足掛け4年7ヶ月か。

今思えば、ブームが来る前に異世界に行って俺TUEEEEEEEEEE!!展開をやっていた吉村さんは先見の明があるのではなかろうか。
もう少し世に出るのが遅ければアニメ化出来たかも……。

でも、よく考えたら表紙が吸引力無い時点で難しかったか……。何でデフォルメキャラにしたんだろうなぁ。実際の内容にはマッチしてるんだけど、いかんせん昨今の風潮に逆らい過ぎていたよな……。

次は2013年12月に新シリーズ『GOD W(`・ω・´)RLD1 -ごっど・わーるど-』、2014年4月に2巻。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
RPG W(・∀・)RLD14 -ろーぷれ・わーるど-(2013/06)

著者リンク
GOD W(`・ω・´)RLD1 -ごっど・わーるど-(2103/12)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた~egoistic‐lily~ (2) (カドカワコミックス・エース)
原作:丸戸 史明 漫画:にぃと キャラクター原案:深崎 暮人

「そういうこと言うなよ。人を呪わば二穴責めというぞ」

2013年12月の新刊。
表紙は出海ということで、早くも原作3巻の内容に突入です。要はこのコミカライズは原作から英梨々メインのエピソードだけを抽出するってことなのかな。

まぁ、とはいえ漫画的表現がしっかりしている方だと思うので、原作よりも印象的になっている部分はある。
英梨々ンゴ、倫也のこと好き過ぎじゃないですかー!やだー!

合間合間にオリジナルエピソードが欲しいところですが……?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <1>(2013/07)
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <3>(2014/06)

アニメ,ガガガ文庫

「今はこの空を飛ぶ」

サブタイの「飛翔」は「そら」と読みます。
さて、またしても学生達に出撃命令が下った。先生は立場を捨てて、学生達を守ってくれるけど、仲間達の死を経て、思うところのあったカルエル達は……。

ベンジャミン、死亡フラグおっ立て過ぎだろ……。まぁ、シャロンがとどめを刺したとも言えるが……。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第九話「きみの名は」
第十一話「恋歌」

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語 X (角川スニーカー文庫)
著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「きたっ!一生懸命なドジっ子だ!二十歳を超えているが構うものかっ、誰ぞ、誰ぞメイド服を持てっ!!」

2012年5月の新刊。約1年10ヶ月2週間半の積み。『レイセン File4:サマーウォー』からは4ヶ月振り。
表紙はユリカ。実はこの人だけ表紙に登場するのが2回目だという。仕方ないね、パリエルよりよっぽどヒロインっぽいものね。

さて、最後の紋章が眠るという遺跡へと向かったマヒロとユリカ達。だが、そこには旧文明の遺産も眠っていて。
そこへパリエル達も現れて、状況は混乱していく……。

しれーっとウィル子が出て来て吹いた。音声だけの登場って感じだけど、この時代でも存在してるのね。
ヒデオとは普通に死別したんだろうか……。電子の亡霊とか、えらい不吉なことを言われてるけど……。

次は2012年9月に『File5:キリングマシーンVS.』、12月に『ミスマルカ興国物語エックス』、2013年3月に『レイセン File6:三人きりのフォース』、2014年1月に『ミスマルカ』ⅩⅠ巻、2014年4月に新シリーズ『現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ!?』

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅸ(2011/07)
ミスマルカ興国物語エックス(2012/12)

世界観リンク
レイセン File4:サマーウォー(2012/01)
レイセン File5:キリングマシーンVS.(2012/09)

GA文庫

クラスメイト・コレクション2 -僕のクラスは生徒が足りない- (GA文庫)
著:森田 季節 イラスト:赤人

「ああ、愛知県は遠いな。東京都と神奈川県と静岡県が消滅すればもっと早く着くのに……」
「日本経済に激震が走るわ!」

2013年7月の新刊。約8ヶ月の積み。隔月刊行。
表紙は何故か3番目に登場したヒロイン、沼田さん。潮来さんは黒いから、あまり表紙映えしないだろうという判断なのかしら……。
確かに、この表紙は綺麗だ。

さて、今回集める生徒は歴女とバンギャ。それと並行して文化祭の単一クラスバージョン、クラス祭が行われることに。

2巻にして早くもヒロインの属性、かっとばし過ぎだろw
いや、1巻の時点で既にアレだったか……。
それにつけてもラーメンが食いたくなったぜ……。超大盛りはご免被るが……。

あ、やっぱり2巻終了なのかしら……。シリーズ化し易そうなネタだったのにな……。
GA文庫で赤人さんが挿絵を描くと、2巻で終わるの法則!『ばけらの!』しかり『ちみっ娘小学生レストラン』しかり。

次は2013年10月に『お前のご奉仕はその程度か?』7巻、2014年4月に新シリーズ『アルケミストの終焉創造術』。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
クラスメイト・コレクション -僕のクラスは生徒がいない-(2013/05)

著者リンク
お前のご奉仕はその程度か? <7>(2013/10)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ごめん……ごめんな、夏目君。堪忍やで……」

夏目の死を目の当たりにした春虎は狂乱状態。身体を張って鈴鹿を止めた筈なのに、彼自身が泰山府君祭をやろうと言い出す始末。

春虎以外も大いにショックを受けていて。それはそうと、鈴鹿の私服が可愛いから困る。

そんな中、大友先生がまたかっちょいいことしてくれそうで期待。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#20「over-cry -花火-」
#22「to The DarkSky -護法-」

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 3 (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:カントク

「遊びじゃないんだ」
「これは、仕事だ。仕事の予行演習だ。だからこれで当然なんだよ」

2014年3月の新刊。約2日の積み。1年7ヶ月振りの新刊。『ファイナライジング・クリムゾン』からは9ヶ月振り。通算68冊目。
表紙はメイゼル。何で眼鏡外したバージョンなんだよ!いい加減にしろ!!

さて、何でも屋をやることになったコガムラ神曲楽舞団。これで色んな話をやりたい放題だぜ!やったー!となるかと思いきや、意外とストイックな展開に。

それこそあの手この手で桃色展開に持っていくことだって可能だったわけだけど、それは口絵のイラスト用に申し訳程度にあるくらい。
口絵はどう見てもいかがわしいお店です。本当に有り難う御座居ました。

せめて他シリーズとのリンクが多少なりともあればなぁ。いや、それが無くてもユズリハくらいは出て来てほしかったが……。
今更気付いたけど、ユズリハとキーネって柱名が同じなんだな。

巻末にはGA文庫マガジンに連載された『神曲奏界ポリフォニカ あなざ~』も収録。TRPGシリーズのイラストを担当したみかきさんによる4コマ漫画
決して面白いわけじゃないんだけど、未収録で終わると思っていたから嬉しい。

次は何と来月、2014年4月に最終巻である4巻です。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <2>(2012/08)
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <4>(2013/04)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン(2013/06)

GA文庫

異能バトルは日常系のなかで 6 (GA文庫)
著:望 公太 イラスト:029

「心(ここ)よ!虚構(フィクション)は心(ここ)にある!」

メタメタにメタ。

言いたかっただけです<何なんだ
2014年3月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
遂に表紙に安藤が!しかも灯代とのツーショットだ!やったー!別に安藤1人でも良かったのよ。

さて、番外編を1冊挟んで本編再開かと思いきや、今回も番外編みたいな感じだったでござる。
安藤の過去。それは安藤が中二であって、厨二でなかった頃の物語。

いよいよ本格的に相模にスポットが当たり始めたか。今回は全然異能の絡んだ話じゃないんだけど、彼の得体の知れなさは異能以上に不気味。
でも、やだ、この処女厨、台詞回しが超格好良い……。

結局、相模の言う自分が読者というのは、自分自身のスタンスを明確に示すために言っていることであって、異能力と関係する話ではないってことなのかな。

口絵の時点で、今回のストーリーがえげつない展開になるんじゃないかなーとは思っていたけど、案の定キッツイ話だったわ。
この出来事があるからこそ、今の安藤があるわけだけど。

しれっと安藤のお姉ちゃんがイラスト初登場。うわー、キツそうな姉ちゃんだな……。
って表紙に出てるのに回想シーン以外で、灯代の出番、ほぼ無ぇじゃねぇか。ポジション的にはオイシイけども。

そしてネクストプロローグから漂う次巻の水着回臭。いや、落ち着け。まだ慌てるような時間じゃない……。捻くれたこのシリーズのことだ。敢えて水着を出さず、相模辺りに痛烈に皮肉らせるくらいのことはやりかねない……。

というわけでアニメ化決定ですよ、奥さん。制作は『キルラキル』のTRIGGERだって?はぁ?TRIGGERの代表作と言えば、ファミ通文庫『四百二十連敗ガール』のPVだろ!いい加減にしろ!!

燃:A 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <5>(2013/11)
異能バトルは日常系のなかで <7>(2014/07)