富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 7 (富士見ファンタジア文庫)
著:村上 凜 イラスト:あなぽん

「えぇええっ!?まっ、まさかの本人公認!?」
「あわわわ……あ、あ、ありがとうございます!ありがとうございます!か、柏田君って……本当に優しいですね……!なんか、感動しました……はあ、はあ……腐女子にとって理想の人です……じゃあありがたく今後も妄想のおかずにさせて頂きます……!」

桜井さん大丈夫かw
2013年6月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。あ、もう前巻から4ヶ月も経ったのか……。
表紙は帯を外すと、いつも通り直輝が出て来るんだけど、女装バージョンということでアレな絵面に。

本巻発売と同時にドラマCDのキャストが発表。当然、桃は竹達さんだと思ってたんだけど、違ったでござる。5巻帯のコメントは一体何だったんだ……。

さて、文化祭編。主演の2人が性別逆転で行われることになった白雪姫。直輝は緊張しながらも役をこなし、文化祭を楽しんでいく。
そんな折、長谷川さんの意外な家庭事情が明らかになって……。

遂に、長谷川さんのオタク嫌いの可能性に踏み込むエピソードがやって来た。まさか以前から仕込まれていた山本さんの伏線は長谷川さんのためだったとはな……。

文化祭を桜井さんと回ることになる直輝。直輝さん、完全にリア充じゃないですかー!やだー!
で、タイミング悪く長谷川さんと遭遇して一撃で直輝の好きな相手だとバレるという。桜井さん、不憫過ぎるだろ……。
知ってたわー。序盤で優遇展開に入ったから、その後に不憫な運命が待ち受けているとか知ってたわー。
しかも、この後、直輝のアシストするとか、ホント桜井さんには幸せになってほしいよな……。
続いてはムラサキさんのターン。ああ、ムラサキさんに弄ばれたい(ぉ

そして長谷川さんの家族問題に決着をつけ、勢い余って告白しちゃう直輝。おいおい、このタイミングで告白するとか、最終的に長谷川さんがメインヒロインじゃないっぽい展開になってきたじゃねーか。

「かけがえのない大切な人」とか言われたら、そりゃもう思い切るしかないわなぁ。
まぁ、長谷川さんは超大切な友人って意味で言ってそうだけど。
あれ、ヒロインから告白されるラブコメは数あれど、主人公から告白するのって結構レアパターンじゃね?

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <6>(2013/02)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <8>(2013/10)

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「フォロンは私のもので、私はフォロンのものだ。最初から独占契約だ。今更それを恥じるつもりなど━━無い」

2013年6月の新刊。積んでねぇ!7ヶ月振りの新刊。『アフタースクール』3巻からは3ヶ月振り。通算67冊目。シリーズ第12巻にして、いよいよ最終巻。
関連媒体が全て終了するまで焦らすかと思ったけど、潔く終わったな。

表には遂にフォロンが登場。本編の表紙ではコーティ以外はフラメルしか出たことなかったから、ようやく主人公としての存在感を示せたといったところか。
まぁ、状況が状況だから劇中では大して目立ってないんだけどな!

さて、ダンテが街にバラ撒いた特殊な精霊文字の書かれたアイテム〈タブレット〉の所為で、市民の反精霊感情は急激に高まっていく。
ディエスに融合されたフォロンを助けようとしたコーティとフラメルまでもが操られてしまって……。

そんな危機に駆けつけてくれたのは、ツエシロ大尉やコドウ姉妹、それにサーギュラントとイアリティッケ等、キネティック初出の面子だった。

元〈嘆きの異邦人〉の2人は未だ指名手配中のため、変装することに。イアリティッケはリカントラに見せかけるため、ネコミミとシッポを装着。
おま、この緊迫した展開で、何て正当な理由で、あざといことをしてくるんだ……。やだ、超あざと可愛い……。
やっぱりサーギュラントとイアリティッケを主人公に据えて新シリーズやるべきだよなぁ。

精霊文字によって暴走させられる精霊を止めるために、多くの戦力が必要に。遂にユフィンリーはマサードを喚ぶ。って、殆ど喚んだという事実が判るだけじゃねーか!
回収出来てない要素に触れられたのは、このマサードくらいで後は放ったらかしか。

というか、各地で暴走する精霊と戦う人々って感じで、他のシリーズの主要キャラをちょろっとくらい出しても良かったと思うんだけどな。
この危機に、他の始祖達は何やってんだよと。

〈タブレット〉問題は思ったよりもアッサリと片付いてしまった印象。リコリスの活躍で、どうにかなるんだったら、何でダンテは彼女を殺さないで放っておいたんだろうと思う。

結局、フォロンはレイトスと同じような、始祖精霊との半融合状態に。どうやら将来は〈四楽聖〉になりそうだけど……?

ところで、エレインドゥースとドーリスラエを間違うのは酷い誤植だと思うの。

総評

そんなわけで、シェアード・ワールドで大きく広がり、初期GA文庫を支えた『神曲奏界ポリフォニカ』本編であるクリムゾンシリーズ全12巻、これにて幕引き。
足掛け7年5ヶ月か。

シェアード・ワールドの中心に存在し、他のシリーズの影響を受けながら展開していくストーリーが魅力的でした。
後は刊行ペースが、もうちょい早ければな……。

回収しきれていない要素は、もうこのまま放置プレイかなぁ。『エイフォニック・ソングバード』で回収ワンチャン無いとは言えないけど、望み薄だろうな。

関連媒体が次々と終了し、残るは『エイフォニック・ソングバード』とキネティックの文庫化と『あなざ~』か。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

新装版リンク
神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン 〈クリムゾンシリーズ12〉(2018/02)

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング・クリムゾン(GA文庫、2012/11)
神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン 〈クリムゾンシリーズ1〉(GAノベル、2016/05)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカF(2013/05)
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <3>(2014/03)

著者リンク
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <3>(2013/03)

アニメ,電撃文庫

「払わなければいけない犠牲は確かにあるんだ!」

さて、原作の展開に戻ってきたか。
芦屋は、いつまでお腹を痛めてるんだw

いよいよ真奥を始末しようと鈴乃さんが動き始めるが、恵美やちーちゃんと対立することに。
そこへ覆面の男が現れて……。
恵美は、タイトスカートで戦い難くないのだろうか。

ところで、グータラとニート性格と送っているだけに見える漆原だけど、意外とちゃんと自分の仕事してるのね。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第10話「魔王と勇者、いつもと違った日常を過ごす」
第12話「魔王、己の職責を果たす」

MF文庫J,富士見ファンタジア文庫,雑記,電撃文庫,GA文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン
・ある日、スマホに神さまがおわしまして
・鋼殻のレギオス24 ライフ・イズ・グッド・バイ
・ハイスクールD×D15 陽だまりのダークナイト
・RPG W(・∀・)RLD14 -ろーぷれ・わーるど-
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <7>
・ゾディアック・ウィッチーズ 十二星座の魔女

それから見送っていた、

・シスターサキュバスは懺悔しないⅡ(電撃文庫)

の計8冊。

GA文庫では『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』ドラマCDのキャストが発表。
ラグナスが水橋かおりさんとか違和感あり過ぎるだろ……。ティアンが斎賀みつきさんってのもイメージが……。
本編からのキャラはPS2版キネティックからのキャストなんだな。

『聖剣使いの禁呪詠唱』のコミカライズがコンプエースで連載決定。あっ……(察し)
ファンタジア文庫では、『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』ドラマCDのキャストが発表。
えっ、桃は竹達さんじゃないの?

MF文庫Jでは『バロックナイト』がコミカライズとドラマCD化決定。え、マジで……?
まぁ、MFは最近メディアミックスに積極的だし、有り得るのか……。

ボーダーは、

・蒼穹騎士 ボーダー・フリークス

の計1冊。

『とらドラ!』コミカライズの特装版の予約が、とっくに終了している……だと?ってなったんだけど、店長のファインプレーで何とかなりそうでウルトラハッピー!
ってか、締め切るの早過ぎだろ……。まともに告知したの締め切り後に発売された電撃文庫MAGAZINEじゃないのか……。
缶詰に書いてあったかもしれんが。

メディアワークス文庫,雑記,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2013年 07月号 [雑誌]

『とある科学の超電磁砲』

表紙。美琴と佐天さんという謎チョイス。佐天さんが完全にヒロインな件。黒子じゃないんだ……。
アニメは新ED決定ということで、2クール確定か。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とのコラボで、ニコニコに小説を連載するとか何とか。
ホント、電撃は色んな媒体に進出していくな……。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

アニメ2期14~16話は8/18にweb上で世界同時公開。ってことは、テレビ放映は、ふわっとした終わり方をするんだろうか……。

『ストライク・ザ・ブラッド』

アニメ制作はSILVER LINK.と、その子会社CONNECT。これで、ある程度のクオリティは保証されたと思うけど、「ストライク・ザ・イジメ」とか言われそうで怖い。

『ゴールデンタイム』

秋よりアニメ放映開始。キービジュアルを始めて見たときの微妙感が完全に『とらドラ!』と一緒で吹いた。
制作会社は未だ不明のまま。

『生贄のジレンマ』

実写映画化と正式発表。『仮面ライダーW』の照井夫妻が並んでいて吹くw

『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』

予告通り連載開始。いきなり2話で目を疑ったけど、1話はニコニコチャンネルに掲載中だとか。そういう手法もあるのか。

ってか、これセガのハードに詳しい人はメチャンコ面白く感じるんだろうけど、それ以外の人が読んでも楽しめるんだろうか……。
KEIさんのキャラデザが好きなら、あるいは……。

『僕と彼女のゲーム戦争 なれる!デバッガー』

サブタイは夏海公司さんの許可を貰っているらしい。貰うほどのことかな……?
扉では天道や杉鹿がテニスをプレイしているけど、本編中で出番無いよ!
タイトル通り、今回は実在のゲームは登場せず、これまでとは一風変わった内容となっている。

『デュラララ!!』

本編コミカライズ『罪歌編』が完結し、『黄巾賊編』に突入。
更に、シルフでPSP版ゲームのコミカライズ、電撃マオウでSDキャラコミック『みにでゅら』が連載開始。

怒濤の攻勢で、まさかアニメ2期来ちゃったりするの……?売上は落ちてきてるらしいけど……。

また、メディアワークス文庫からは世界観のリンクする『オツベルと笑う水曜日』が発売。
世界観リンクっていうけど、そもそも成田さんのオリジナル作品って全部繋がってるんじゃなかったっけ?

『ソードアート・オンライン ガールズ・オプス』

リーファ、シリカ、リズベットにスポットを当てたコミカライズ。彼女達のアルヴヘイム・オンラインでの活躍を描く。
「少女達の《絆》と《DEBAN》が増えるコミック!!」じゃねーよw

要は『とある科学の超電磁砲』的コミカライズなわけで。女の子の可愛さは及第点はキープかなぁ、と。
作画の猫猫猫さんは『ナイトウィザード』のコミカライズとか描いてましたね。

『キーリ 何度でも ~Kiele 14 years old~』

10周年企画として特別短編掲載。え、何で今更……?何か動きがあるんだろうか。

『池袋東口ストレイキャッツ』

杉井さんの新作。また音楽ネタか!『楽聖少女』はどうなったんだよ。
更に、電撃大王では『神様のメモ帳』のコミカライズを担当していたTivさんと再び組んで新作『こもりクインテット!』を展開するらしい。
ホントに音楽好きなんだな……。

『やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート -Episode X-02- 《京菱キリコは逆上がりができない》』

2人目はキリコにスポットが。そんなことより、しれーっと『アリア』サイドから平賀さんが出て来て吹いた。

『失恋探偵ももせ 散開と再生(Stereophonic)』

文庫2巻発売決定だ!やったー! このペースだと、それまでの連載分をまとめて、2/3くらいが書き下ろしになるのかな。

『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る。 雪瑚、おにいさまのトクベツを探す。』

本誌初登場。妹、雪瑚の視点で送る短編だが、万遍なく各キャラを登場させていて、上手いことお試し短編としての体裁を保っている。

新刊情報

7月に文春文庫から『半分の月がのぼる空』文庫版が登場。ハードカバー版の文庫落ちなんだろうか。
にしても何で今更……。

8月には『花×華』8巻が登場。どうやら完結らしい。イラストも人気のある人だし、アニメ化ワンチャンあるかと思ってたけどなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.31(2013/5月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.33(2013/9月号)

コミカライズ,電撃文庫

アクセル・ワールド/デュラルマギサ・ガーデン 02 (電撃コミックス)
原作:川原 礫 作画:笹倉 綾人

「BBの記憶は、にいさまとの絆。BBはにいさまと私の夢の終着点、《ブラック・ロータス》に続く道だ。奪えるものなら奪ってみるがいい」

2013年4月の新刊。
表紙にはフォーマットがあるのね。

さて、《アルミナム・バルキリー》達の前に現れたアッシュさん。メガクールなデュエルが幕を開ける……かと思いきや、バルキリーは弱点を突かれて大苦戦
間接攻撃に耐性ゼロとか大分キツくないか……?

そんな中、《アイリス・アリス》のアビリティが覚醒して……。作画的にも能力的にも出し所の難しいアビリティだな……。
ファンタジア文庫『デート・ア・ライブ』の〈氷結傀儡〉を思い出したのは俺だけじゃない筈。

ちあちあとリーリャが話の軸になるかと思ったけど、優子と胡桃も結構出張るんだな。特に優子は色々とスポットを浴びそうな感じ。まぁ、リアルもアバターもビジュアル的に映えるデザインだしな。

アッシュさんの登場で、がっつり本編とリンクするのかと思ったけど、別にそんなこともなかったワナ。
もっと積極的にリンクしていってほしいよな。『とある科学の超電磁砲』のレベルを要求するのはアレだけども。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <01>(2012/08)
アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <03>(2014/01)

電撃文庫

ソードアート・オンライン (12) アリシゼーション・ライジング (電撃文庫)

著:川原 礫 イラスト:abec

「でも……俺はそこまで割り切れないよ、とてもじゃないけど……。苦しんで死ぬよりは、何も感じずに一瞬で消えるほうがいいっていう、あんたの出した答えは確かに正しいのかもしれない。でも、その正しさを受け入れるには、俺はもうこの世界の人間たちと深く関わりすぎてるんだ」

2013年4月の新刊。約2ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『アクセル・ワールド』12巻からは隔月刊行。

で、出た~!大して出番の無い女の子を見栄え優先で表紙に出しちゃうラノベ~!と思わずには居られないw
いや、もう表紙に女の子が居ないからって売り上げが変わるような状態じゃないだろ……。

何か違和感あると思ったら、帯にも表紙イラストが描かれているのか。電撃では、あんまり見ない気がするデザインだな。

さて、カーディナルと出会ったことで、世界の成り立ちを知ることになるキリトさん。彼女が最終的に、この世界の消滅を願っていると知ったキリトさんは悩むことに。全然落とし所の見えない問題だけど……。

開始から100ページ近くが説明シーンって凄いなw
書き下ろしでやったら怒られそうな構成だな。

カーディナルの協力を得て、いよいよセントラル・カセドラル攻略開始。次々と現れる整合騎士を退けていくキリトさんとユージオ。
今回は、ひたすらカセドラルを登り、敵と戦い、といった感じだな。

ちょくちょくユージオが負の心意を発動させそうな気配を見せるんだけど、ひょっとして、いずれキリトさんと激突する日が来るのか……?
とか何とか言っている間に、2人は分断されて……。

今回は、やたら戦闘が多くて、ちょっとダレたかなぁ。
次は2013年6月に『アクセル・ワールド14 -激光の大天使-』、8月に『ソードアート・オンライン013 アリシゼーション・ディバイディング』、秋に『AW』15巻。

燃:A 萌:B+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
ソードアート・オンライン011 アリシゼーション・ターニング(2013/02)
ソードアート・オンライン013 アリシゼーション・ディバイディング(2013/08)

著者リンク
アクセル・ワールド13 -水際の号火-(2013/02)
アクセル・ワールド14 -激光の大天使-(2013/06)

富士見ファンタジア文庫

不完全神性機関イリス3 三大世界の反逆者 (富士見ファンタジア文庫)
著:細音 啓 イラスト:カスカベ アキラ

「凪!?だ、だめです。今ちょっと立てこんでまして。も、もう少ししたら行きますので部屋でお待ちを!……ええと掃除機とゴミ袋は」
「証拠隠滅する気全開じゃねえか!?」

2012年12月の新刊。約半年の積み。半年振りの新刊。『氷結鏡界のエデン10 黄昏讃歌 -オラトリオ・イヴ-』からは3ヶ月振り。

さて、覇権戦争の帝国代表に選ばれてしまった凪。しかし、その戦争の裏では、とあるプロジェクトが動き出していて……。

要は、このシリーズは『氷結鏡界のエデン』の世界の成り立ちを描くシリーズってことなのかな。
あっちを読んでないから何とも理解らんのだよなぁ。

後書きでは、あくまでも本作はラブコメメインという趣旨の発言をしているけど、えー、普通にバトル多めじゃないですかー。
面白かったら『黄昏色の詠使い』『エデン』も読もうと思ったけど、そこまでではなかったかなぁ。うーむ、切りで。

次は2013年3月に『氷結鏡界のエデン11 最終双剣 -ユミエル・ノイズ-』、6月に『不完全神性機関イリス4 勝率0.08パーセントの戦女神』、秋に最終巻、冬に『エデン』14巻、2014年春にエデン最終巻となるっぽい。

燃:C+ 萌:A- 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
不完全神性機関イリス2 百億の時めぐる聖女(2012/06)

アニメ,電撃文庫

「早く食べなさい、片付かないでしょ!」

別店舗へと応援へ出向くことになった真奥。出張先は水着で歩き回れるレジャーランドの中にある店舗で……。

というわけで水着回です。どうも原作2巻のエピソードの合間にオリジナル回を突っ込んできたみたい。
まぁ、適度に視聴者に媚びることも大切だよねという話で。

ちーちゃん、巨乳過ぎてバランス悪いな……。個人的にはエミリアとか鈴乃さんの方が良い。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第9話「勇者、修羅場を経験する」
第11話「勇者、己の信念を貫く」

電撃文庫

やがて魔剱のアリスベル (3) 熾る不死鳥(ダスク・カリエンテ) (電撃文庫)
著:赤松 中学 イラスト:閏 月戈

「刀になれ、静刃。折れず、曲がらず、いかなる艱難辛苦にも耐え、耐え━━ただひたすらに斬って、斬って、運命を斬り開く刀になれ」

2013年5月の新刊。約1ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
サブタイは「ダスク・カリエンテ」と読みます。

さて、早くもラス一となった鳳の欠片。最後の1つを持っていたのは鵺ということで、ビビは文字通り生命を賭けて、欠片を奪いに行く。
復活した鳳だったが、その場に現れた鵺の圧倒的な強さに、静刃達は為す術が無くて……。

凄い勢いで仲間達がバッサバサ殺されていくという驚きの展開。それに静刃の腕や眼球は無くなるわで。
まぁ、何でもアリの世界観だから何かしらの方法で復活するのは分かり切ってるんだけど、それでも結構衝撃的でしたね。

激闘の中で《妖刕》として覚醒する静刃。やだ、凄くベタ……。だからこそ盛り上がるんだけども。

パワーアップした静刃に敵わなくなった鵺は過去へ跳んで、昔の静刃を殺すことに。それを追った静刃は図らずも、かつて自分が出会った謎の男の正体を知ることになるのだった。

謎も回収したし、強敵も倒したしで、このまま終了するのかと思いきや、別にそんなことはなかったんだぜ。
シリーズを通して、鳳凰戦役を戦っていくんだと思っていたけど、最初のエピソードが鳳凰戦役編ってだけだったんだな。

現代へと戻ろうとする静刃達の前に現れたのは、あの双剣双銃のアリアだった……というところで続く。
おいおい、この引きはズルいだろw

アリアが相棒がどうのこうの言っていたから、キンジと出会った後なんだろうけど、今一つ時系列がよく理解らない。
『アリア』の方では、《妖刕》と《魔剱》が欧州で活躍しているって話だったけどなぁ。

燃:A+ 萌:A- 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
やがて魔剱のアリスベルⅡ 蒼穹の戦線(2013/01)
やがて魔剱のアリスベル ヒロインズ・アソート(2013/09)

世界観リンク
緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧(MF文庫J、2013/04)
緋弾のアリアⅩⅤ 哿と銀氷(MF文庫J、2013/08)