富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD12 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

「娘さんを……おれにください」
「えっ!そ、それは、その━━ど、どちらを、ですか?」
「両方ください」

言い切った!?
2012年9月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
ここにきて、遂に表紙にリアル等身のキャラが登場。これから最終巻までは、こんな感じになるのかな。

さて、次々と復活を遂げる魔神達。だが、それと同時に、勇者一行が帰還する。
最終決戦に向けて、色んな意味で盛り上がるユーゴ達。仲間が欲しかったというラムダの独白には涙腺をやられたわ。

最早、軍神ゴーデスの化身となったユーゴは完全に「俺がガンダムだ」のノリだよな。勇者をロールプレイし過ぎて、迂闊にエロいことを出来なくなったのは残念だが。

魔神撃破となるかと思いきや、後少しというところで、教団の邪魔が入り、チャンスを逃してしまうユーゴ達。
七大神から力を授かったとはいえ、まだまだ勝ち目が薄いわけだが、残り2冊でどうにかなるのだろうか……。

もしかしたら、本編完結後に短編集的なものが出るかもしれないとか何とか。

燃:A+ 萌:A 笑:B 総:A+

シリーズリンク
RPG W(・∀・)RLD11 -ろーぷれ・わーるど-(2012/05)
RPG W(・∀・)RLD13 -ろーぷれ・わーるど-(2013/01)

アニメ,電撃文庫

「だが敢えて加速する!!」

原作者脚本で、アニメオリジナルエピソードか。
サブタイの「きょうしゅう」が平仮名なのは、美咲先輩の「教習」と優子の「強襲」のダブルミーニングなのか。

夏休みということで、空太の妹、優子がさくら荘に遊びにやって来た。超ブラコンである優子が、ましろんと七海を発見して穏やかで居る筈もなく……。
空太達と絡まないところでは、美咲先輩が自動車免許を取得中。
今回、演出がやたらハジケてね?ハジケ過ぎてね?

銭湯のシーンでは、ましろん、七海、優子がずっとお互いの胸を揉みまくってたけど、やっぱり同性同士だとOKなのか。
それも、よく理解らん基準だよなぁ。

にしても、アニメは七海が特に可愛いから困る。やはり七海一択だと思うのだがどうか。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
#06「雨あがりの青」
#08「どでかい花火をあげてみろ」

アニメ,電撃文庫

「手札がショボいときは、取り敢えず掛け金をレイズする主義なんだ」

シルフとケットシーの会談がサラマンダーの軍勢に襲撃される!というところに間に合うキリトさんとリーファ。
なりゆきで、キリトさんはサラマンダーのリーダー、ユージーンと死闘を繰り広げることに。

何、このハイクオリティ空中バトル。二刀流で暴れまくるキリトさんかっけぇぇええええええええええ!!
そら、リーファだけでなく、各種族の領主であるサクヤとアリシャ・ルーも惚れてまうわな。
いや、後者2人は冗談半分だけども。

にしても、美少女達に囲まれても平然としてるなんて、流石俺達のキリトさんやで!

燃:A+ 萌:A+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
#19「ルグルー回廊」
#21「アルヴヘイムの真実」

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 ひらめく欠片に希え (角川ビーンズ文庫)
著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

「お久しぶりです。安倍昌浩、陰陽寮に戻ってきました」

2012年7月の新刊。約4ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。『モンスター・クラーン 迷宮の歌姫』からは隔月刊行か。
通算36冊目、第8章尸櫻(しおう)編突入。
これまたサブタイが格好良くてなぁ。「希う」ってワード、凄く中二臭いよな……。

さて、前巻の後書きでの宣言通り、一気に時間が経過し、3年後。播磨の郷で修行中の昌浩に、都から戻ってこいという手紙が届くところからスタート。
昌浩が凄いイケメンになっていて吹いた。

ベッタベタなんだけど、昌浩が懐かしの人達と再会するシーンはグッとくる。車之輔のハシャぎようといったら。

で、ようやく彰子との再会。久し振りに会えて嬉しいのに、見違えるほどに成長した昌浩にDOKIDOKIして上手く話せない彰子可愛いよ彰子。
ってか、前巻で、あんなこと書いたら、らぶこめちっくな展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
今まで無さ過ぎたので、ちょっとだけでも嬉しいですね。

帯に「敵は、安倍晴明」なんて書いてあるから、まーたお腹痛い展開かーと思っていたら、親子喧嘩かい!
と見せかけて、本当に敵になるのかよ!晴明だけじゃなく、紅蓮と勾陣以外の十二神将も敵になるっぽいな。
もしかして死期の近づいた爺様が後継を定めるためのイベントなんだろーか。

次は2012年10月に『こぼれる滴とうずくまれ』、12月に『モンスター・クラーン 紅涙の弾丸』。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
少年陰陽師 朝の雪と降りつもれ(2012/02)
少年陰陽師 こぼれる滴とうずくまれ(2012/10)

富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌

ドラマガ買ってきました。


最近、知人から、健全なことで定評のあるウチのブログがウイルスバスター2009にブロックされるというファッキンな現象があると聞きました。
ますたに相談したところ、数日内に問題が解決されるとかで、もしブロックされていたのが見れるようになったという方が居れば教えてください。

電撃文庫

灼眼のシャナSIII (電撃文庫)
著:高橋 弥七郎 イラスト:いとう のいぢ

「君が好きだ。世界を変えてやる、と思えるほどに」

2012年11月の新刊。約1週間半の積み。1年1ヶ月振りの新刊。『S』シリーズは実に4年5ヶ月振りか。
電撃は、アニメ化もして大人気になったシリーズの最後は短編集で締めることが多い気がする。

口絵には、海賊本だったかに掲載されたイラストショートショート『とある清秋祭前夜の一幕』を収録。
そのお陰で、口絵が大ボリュームに。

『ソロー』

書き下ろし。フリアグネと『大地の四神』がメインのガチ過去編。『発砲狂』誕生の経緯が判明したのは良かったけど、基本的には本編終盤のノリが駄目な人には駄目な内容。
何故、いきなり読者の心を折りにくる短編を配置したのか。

『ノーマッド』

映画館で販売されていた電撃劇場文庫収録の短編。本編『Ⅰ』と『Ⅱ』の出来事を描く。あの頃は良かった……と回顧してしまう短編だな……。

『ヴァージャー』

電撃文庫MAGAZINE増刊号掲載短編。フレイムヘイズとして独り立ちして間もない頃のシャナさんが使命を放り出して自分の願いに邁進するフレイムヘイズに出会うお話。
これもバトルに次ぐバトルで。

『フューチャー&ホープ』

電撃文庫MAGAZINE掲載。正真正銘、これが本当の最終章。こちらの世界に残った人々と『無何有鏡』に渡った人々、それぞれのその後を描く。
『ソロー』を雑誌掲載にして、これを書き下ろしにすべきじゃね?何を思って雑誌掲載にしたのだろうか……。

悠二の両親が、悠二を完全に忘れてしまったわけじゃないと判るシーンはちょっとウルウルくるから困る。

『狩人のフリアグネⅣ』

書き下ろし。えっ、これ要る?最後の余韻もへったくれもあったもんじゃないよなぁ。どうせガイド本出すんだから、そっちに収録すれば良かったのに。内容もガチの設定解説だし……。

総評

ってなわけで、ラノベ界に学園異能バトルの風を吹かせた電撃文庫『灼眼のシャナ』本編22巻、短編集『S』シリーズ全3巻、番外編『0』の計26冊、これにて完結。
足掛けジャスト10年か。
丁度、俺がラノベの読む量を増やし始めた頃にアニメ化が決まったんだったよなぁ。

惜しいのは、起承転結の「起承転」までしか楽しめなかったことだなぁ。「結」がもっと短い、若しくは、それまでの既存キャラに大きくウエイトを割いている内容だったら良かったんだけど。
いきなり大量にフレイムヘイズと徒が登場してバトられても……。

そこに辿り着くまでは本当に面白かった。燃えと萌えのバランスが絶妙で。シャナさん可愛いよシャナさんと何度思ったことか。

世界観としては、別キャラを主人公としての展開も出来そうだけど、どうするんだろうなぁ。
それこそユストゥスをメインキャラに据えてって展開は十分考えられるし。

来年に、のいぢさんの画集とガイド本を出して『シャナ』は完全終了。高橋さんは新シリーズを始めるみたいですね。

燃:B- 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
灼眼のシャナXXⅡ(2011/10)

MF文庫J,アニメ

「秋人君って、物凄くシスコンだと思いませんか!?」

サブタイは「妹(まい)レボリューションだから地球規模の妹革命だよねっ」の意。あれ、何かどっかで見たことあるサブタイじゃね?
って、川口監督、あっちも監督してるじゃねーかw

劇中に関係する何かが登場したりするかと、ちょっと期待したけど、特に何も無かったな。

今回は全体の尺構成が、普通のアニメっぽかたな。基準が理解らない。単にアバンが長くなるかどうかの問題なのだろうか……。

そして、やって来る寮の新たな管理人、鷹ノ宮ありさ。ヒロイン達に激震が走る……のか?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第5話「せいかん」
第7話「ちっぱい」

角川ビーンズ文庫

少年陰陽師 朝の雪と降りつもれ (角川ビーンズ文庫)
著:結城 光流 イラスト:あさぎ 桜

《ごしゅじ━━━━━━ん!》
《ごしゅじ━━━━ん!聞こえました、聞こえました!ご主人がやつがれを呼んでくださった声が、確かに聞こえました!》
《やつがれはご主人の唯一の式!お呼びとあらばどこへなりと馳せ参じましょう!それがたとえ人の世でなかろうとも!ですから参りました、ご主人の御許に!》

2012年2月の新刊。約8ヶ月3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『モンスター・クラーン 虚構の箱舟』からは3ヶ月振り。
通算35冊目、籠目編5巻にして最終巻。サブタイの「朝」は「あした」と読みます。
表紙の色合いが綺麗ですね。

さて、クライマックスということで、黒幕が判明。一気に呪詛返しでござるの巻。
昌浩と蛍がコンビみたいな感じで活躍するかと思ったけど、別にそんなこともなかったな。というか、蛍は終始死にかけてたし。

夢殿では、昌浩が車之輔の召喚に成功。まさか、またしても彼のターンがあるとは……。
昌浩は初めて車之輔の声を聞けたわけだけど、都に戻っても聞ける状態のままなのかな。

疑いも晴れて、さあ、都へ帰ろうとなりかけるが、昌浩は親しい人達と離れて、修業する道を選んだ。
一方、彰子は彰子で、都へと戻ることにはなったが、安倍邸へは戻らないと言い出して……。
この2人、いつになったら再会するんだよ……。ここ最近、表紙で一緒に居たことしかねぇじゃねぇか……(´・ω・`)

これが男性向けラノベなら、蛍が長の役目を時守の子供にフルスイングでブン投げて、昌浩を追って都までやって来て、彰子と恋の鞘当をしたりするんだろうけどなぁ。
もうちょっと、らぶこめちっくなことをやっても良いのよ?

次の章では、劇中で大幅に時間が経過するとか何とか……。
次は2012年5月に『モンスター・クラーン 迷宮の歌姫』、7月に『ひらめく欠片に希え』、10月に『こぼれる滴とうずくまれ』、12月に『モンスター・クラーン 紅涙の弾丸』。

燃:A- 萌:B+ 笑:B 総:A

シリーズリンク
少年陰陽師 願いの証に思い成せ(2011/10)
少年陰陽師 ひらめく欠片に希え(2012/07)

ラノベ関連本

このライトノベルがすごい! 2013

のべ子さん、妙にエロい表紙ですね。

今年もweb協力者として参加したので、献本頂きました。昨年はTwitterでの協力者募集に申し込んだんだけど、今年は募集が無しってことで、ぐんにょりしていたら、編集部の方かお誘いをいただきました。

ってなわけで、よっしゃぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ、コメント採用されたぁああぁああぁあああぁあああぁぁあああああああああ!!!!しかも、3つも!!
目標大幅達成したぁぁああぁああぁあああぁあああぁぁああああああああああ!!

今年の1位は『ソードアート・オンライン』ということで、史上初の2連覇達成。凄いことなんだけど、1位はもっと、これが1位か!って作品の方が嬉しいよな。近年は、妥当なのばっかり出て来るからなぁ。

個人的に嬉しいのは、ファミ通文庫『東雲侑子』シリーズが8位にランクインしたこと。まさか、ここまで高い位置に来るとは思わなかった。
これなら、アニメ化ワンチャンあるで!尺的に考えても1クールで制作するのに適した分量だしな。
コメント採用されたので、チ〇コもげるほど嬉しい。

GA文庫『のうりん』はトップテン入りするかと思ったが20位止まり。とんがる方向が万人受けするベクトルじゃないからかな。
こちらもコメント採用されたので、もげました。

後はイラストレーター部門に、さとやすさんがランクインし、そこでもコメント採用されました。ぐへへ。

また、名台詞コーナーが復活したのが非常に嬉しい。もっとページ数を増やしても良いのよ。

協力者として、ウチのブログの名前とURLも掲載していただいています。紙面に「プリキュア」の5文字を刻みつけた達成感が半端無い件。
改めて思ったけど、ウチのブログ、全然ライトノベルにまっしぐらしてないな!

去年の協力者が、そのままスライドしてるのかと思ったけど、そういうわけではないみたい。
選んでいただいたことを誇りに思います。

作品紹介ページでは、完結したと知らなかった作品に気付かされるという、毎年お約束の現象が。
ただ、『生徒会の一存』が既に完結扱いなので、信じ過ぎるのは危険という気も。

そういうわけで、2013でした。来年は、いよいよ10回目か。思えば遠くへ来たもんだ……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
このライトノベルがすごい!2012このライトノベルがすごい!2014

ラノベ関連本,雑記

もうアマゾンやe-honでも買えるし、店頭にも出回ってるみたいだから書くけど、web協力者として参加したので、編集部から頂きました。

・このライトノベルがすごい!2013

の計1冊。