富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカVI (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「確かに偽物は居るけれど。本物が一人と限った訳でもないのよ?」

2013年1月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。
表紙は、いつも通りのチャイカと見せかけて、レイラです。おいおい、表紙の段階でネタバレすんのかよw
まぁ、ある程度、前巻の時点で匂わせてはいたけども。

さて、航天要塞編後編。やっぱりというか、何というか、レイラのフードの下に隠されていたのはチャイカとそっくりの顔だった。
様々な技能に特化したチャイカが存在するようで、彼女達は協力者を得易いような特性を持っているらしい。

これって、『すてプリ』の守護者因子の設定を捻っているような感じなのかな。あれも、ヒロインを守ってきたのは、そういう風に定められていたからだって感じだったけど。

棄獣は何故棄獣と呼ばれるのかって話が出てたけど、単純に字から考えるなら、何者かに捨てられた存在ってことになる。
やっぱりチャイカも棄獣の一種ってことなのか。そうすると、棄てられたヒロインってところも『すてプリ』と合ってくるわけだが。

遺体は手に入れられなかったけど、無事脱出出来てウルトラハッピー!かと思いきや、ジレット隊に不穏な空気が……。
アルベリックは死んだってことはないと思うけど、悪堕ち展開とかあるかなぁ。

後書きによると、榊さんの裁量で寄り道したり出来るみたい。ってことは、そこそこ売れてるんだろうけど、ドラマガが滅多に特集しないから、本当に売れているのか、今一つ自身が持てないw

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅤ(2012/08)
棺姫のチャイカⅦ(2013/07)

アニメ,ガガガ文庫

「吐いた」

@って発音しないのかよ!!

ずっと「ささみさんアットがんばらない」って読んでたわ。

さて、ガガガ文庫原作のラブコメなんだかファンタジーなんだか、何なんだか、よく理解らない人気シリーズがシャフト制作でアニメ化。
原作者である日日日さんはファミ通文庫『狂乱家族日記』に続いて、2回目のアニメ化か。
原作は1巻で折れた俺です。

取り敢えず、お兄ちゃんの声で吹く。誰だよ、大塚芳忠さんとか連れてきた奴wwwwwww
しかし、30分も経つと適応余裕でした。

そんなふざけた導入のくせに、OPが格好良くてビビる。タイトル浮きまくってんじゃねーかw

映像美は流石シャフトといったところか。色遣いが独特というか。ってか、原作絵の再現率高くて、ささみさん可愛いな!

邪心(やがみ)姉妹が、ささみさんの家へと突撃するシーンの無駄なクオリティなんなの。
かがみの身体から武器が出て来るシーンで『最終兵器彼女』を思い出したのは俺だけではない筈。

EDはお兄ちゃんがうるさくて、肝心のEDが聞こえねぇw

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第二話「自宅警備員」

原作リンク
ささみさん@がんばらない

MF文庫J,アニメ

「隣人部は今回も残念だった」

1期の終了から丁度1年、間にOVA『あどおんでぃすく』を挟みつつ、MF文庫Jの人気シリーズの待望かどうか、よく理解らん2期がスタート。
1期放送前に凄い盛り上げようとした割には今一つだったから、やらないかと思ってたわ……。

制作は引き続き、AIC Buildだが、監督を含めた一部スタッフが交代している模様。キャラデザは同じ人だけど、若干変わってる?ブリキさんの絵に近付いた感じ。

サブタイがいきなパロディな件。向こうが『はがない』の影響を受けてそうなんだがw

隣人部女子が歌うOPは1期のものより電波具合が軽減された。美少女アニメっぽいノリに近付いたかなぁ。まぁ、これはこれで。
生徒会の2人も登場してるってことは本編に出て来るんだろうな。

本編は無難に原作通りか。全体的に、肉の方が目立っていて、夜空が脇にどけられている感じがするが……。
後半は殆ど小鷹と肉しか出て来ないしな……。

2期とはいえ、1回目なんだから隣人部のメンバー紹介的な内容の方が良かったんじゃ……という気がしないでもない。

EDも隣人部女子が担当。こっちも1期とは変わって爽やか青春チックな感じに。
提供バックはokamaさんなんだけど、まさか『イコノクラスト!』繋がり……?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
僕は友達が少ない 第12話「僕達は友達が少ない(`・ω・´)」

エピソードリンク
第2話「ホモゲ部」

アニメ,角川スニーカー文庫

「ようこそ皆さん、箱庭の世界へ!」

スニーカー文庫の人気バトルアクションシリーズがアニメ化。スニーカー作品がアニメ化するのは『ダンタリアンの書架』以来だから1年3ヶ月振りか。
ウチで視るチャンネルはBSのTwellVなんだけど、こんなチャンネル初めて視たわ……。

制作はスーパーダッシュ文庫『カンピオーネ!』のアニメが記憶に新しいディオメディア。
監督も同じく『カンピオーネ!』の草川啓造監督。

OPカットでスタート。異能力を持つ少年少女が箱庭世界に召喚され、自分の持つありとあらゆるものを賭けて戦うギフトゲームに参加させられることに。

お間抜けなタイトルとは裏腹に、割とカッチリしたバトルもの。事前知識、ほぼゼロなんだけど、ちょっと期待出来そう。
単なるバトルだけじゃなくて、頭脳戦も展開しそうな気配。
見せ場の戦闘では挿入歌を使ったりも。OPかと思ったら別曲なのね。

で、ナビゲーターのような役割で登場するヒロイン、黒ウサギがやたらと可愛い件。やはりロングヘアーのヒロインは良いものであると。

最後にはEDとしてOP映像を使用。おお、かっけー曲と映像が合っていて良さそうだ。ちゃんとOPとして見たときに、どう感じるかだけども。

ってな具合で、第1話でした。そこそこの実績があるスタッフだから、ちょっぴり期待です。

燃:A 萌:A+ 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第2話「和装ロリはいろいろブっ飛んだお方のようですよ?」

MF文庫J

一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~ (MF文庫J)

著:十文字 青 イラスト:しらび

「サッチン、てめえ!スパッツの上にパンツ穿いてんじゃねえかッ!」

MF文庫J2012年8月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。
前シリーズ『黒のストライカ』を5巻で完結させた十文字さんが半年振りに復活して送る新シリーズ。MFでは3番目のシリーズか。タイトルの「一年十組」は「クラス・エックス」と読みます。
イラストは最近ちょこちょこ見かけるようになった、しらびさん。

舞台は、内部の組織に異能を認められた者だけが通える私立天命学園。そんな学園の掃き溜りクラス十組の生徒達が、他クラスからの理不尽な要求に抗っていく……というお話。

すんげーザクっというと、ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』の十文字さんバージョンといった感じ。
前2作とは、また作風を変え、今回は群像ものだそうで。え、群像もの……?俺の持ってる群像もののイメージって、色んな登場人物の視点で描かれるもんなんだけど……。これは殆ど主人公、皆人の視点だよな……。

一応コメディなんだと思うんだけど、あれ、十文字さんのコメディセンスって、こんなにサムかったっけ?
他のシリーズのコメディパートは普通に読めるのに、何で、これだけ笑えないんだろう……。

加えて、異能力名がなぁ。漢字に片仮名ルビという、ごくごく標準的な異能力名なんだけど、どうにも漢字もネーミングも今一つでなぁ。
イラストは良いんだが……。

これは十文字さんだと無条件買いのルールを破るときが近付いているのかもしれん……。

次は2012年11月に2巻『その少女、神聖にして触れるべからず』。見切り発車で既に買っちゃってるし読むしかないな……。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
一年十組の奮闘2 ~その少女、神聖にして触れるべからず~(2012/11)

著者リンク
いつも心に剣を①(2009/02)
ぷりるん。 ~特殊相対性幸福論序説~(一迅社文庫、2009/07)
純潔ブルースプリング(ソフトカバー、2009/08)
ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね?(角川スニーカー文庫、2009/10)
ぼくのうた(幻狼ファンタジアノベルズ、2010/07)
黒のストライカ(2010/10)
黒のストライカ <5>(2012/02)
シャギーロックヘヴン(幻狼ファンタジアノベルス、2010/10)
メガクルイデア(幻狼ファンタジアノベルス、2011/01)
全滅なう(一迅社文庫、2011/08)
聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない(スニーカー文庫、2012/08)

イラストリンク
彼女を言い負かすのはたぶん無理(スマッシュ文庫、2010/11)
僕は友達が少ない ショボーン!(アライブコミックス、2012/08)
神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議(スーパーダッシュ文庫、2014/06)
ご覧の勇者の提供でお送りします(ファンタジア文庫、2014/03)
災厄戦線のオーバーロード(ファンタジア文庫、2015/01)
りゅうおうのおしごと!(GA文庫、2015/09)
ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家(ファンタジア文庫、2016/12)
図書迷宮(MF文庫J、2017/10)
シャーロック+アカデミー Logic.1 犯罪王の孫、名探偵を論破する(MF文庫J、2023/06)

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 3 (ヤングジャンプコミックス)

原作:松 智洋 漫画:宮乃 ひろつぐ キャラクター原案:なかじま ゆか

「空ちゃんたちのためがんばる祐太の背中。三人の人生を背負った祐太の背中…。すごく……大きい」

2012年8月の新刊。
今回の中盤で、祐太と小鳥遊3姉妹が引っ越すことに。ということは、時系列的には原作1巻が終了したってことか。
物語の季節は学祭へと移っていく……。

このコミカライズは本編に比べて、サービスシーンが大増量だけど、それに加えて、仁村のクズっぷりが凄い件。
おかしい……原作や他のコミカライズだと超完璧なイケメンなのに……。

こういうお色気漫画って、ドッキリ☆ハプニングが多いものだと思うんだけど、ハプニング関係無く、自ら脱ぐ人達多くね?それは何か違くね?

それはそうと、大家さんの娘がちょろっとだけ登場してますね。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <2>(2012/05)
パパのいうことを聞きなさい! 路上観察研究日誌 <4>(2015/01)

アニメ,電撃文庫

「私は仁に傷つけてほしかったんだよぉ……!」

新OPに変わってから2回目だというのに、早くも特殊OPです。七海の歌に合わせて、それぞれの想いが語られていく。

遊んでいるかのような、ましろんの態度に苛立つ空太は、ついついキツイ物言いをしてしまう。
仲直りも出来ないまま、イヴ当日になってしまって……。

もう、何か何まで七海のヒロイン力が半端無い。でも、オイシイところは全てましろんに持っていかれるとか不憫でならんわ……(´・ω・`)
髪を下ろした七海は最早別人でござるな。

そして、何やかんやで、ましろんと仲直りし、ゲームオーディションの審査も通過して、めでたしめでたしと思いきや、さくら荘では美咲先輩がえらいことになっていたのであった。

ほんと、第2の『とらドラ!』を狙えそうな内容なのに、タイトルで損してるよなー。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
#13「冬の一歩手前で」
#15「いつもの自分はどこにいる?」

yhNOVELS,ガガガ文庫,ゲーム,コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,特撮,雑記,雑誌

色々と買ってきました。ラノベは、

・RPG W(・∀・)RLD13 -ろーぷれ・わーるど-
・ハイスクールD×D14 進路指導のウィザード
・棺姫のチャイカⅥ
・勇者リンの伝説 Lv.1この夏休みの宿題が終わったら、俺も、勇者になるんだ。
・恋人にしようと生徒会長そっくりの女の子を錬成してみたら、オレが下僕になっていました。 <2>

の計5冊。
ボーダーは、

・ウタカイ

の計1冊。
コミカライズは、

・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4コマ <2>

の計1冊。
あと、ドラマガ買ってきたので、ファンタジアのメディアミックスの話は読んだときに。

あれ、今月号のドラマガとハイスクールD×Dの新刊を一緒に買った俺って、もしかして、凄ぇおっぱい好きと思われたんじゃね……?

ガガガ文庫の『GJ部』のアニメは、どうも関西では3ヶ月遅れでの放送になるっぽい。この1クール遅れで放送って誰得なんだよ……。

映画を観に行った帰りに、アバンティ内のアニメイトでビニールカバーを買おうと思ったんだけど、引くくらいの行列がレジに出来ていて諦めました。どういうことなの……。
まぁ、試しに大垣書店で売ってるカバーを使ってみるか。


古本市場のお年玉券500円分があったので、いずれプレイするであろう『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』の中古を買ってきました。
すると、今度は新装開店記念の200年クーポンを渡されるワナ。また行かなきゃならんのか……。


『牙狼』の新作映画とテレビシリーズがやることを『ゴーバスターズVSゴーカイジャー』のパンフレットで知ることになるワナ。
まだ4月開始が増えるのかよ……。
テレビシリーズの方はやっぱり主人公交代らしいですね。

角川スニーカー文庫

それがるうるの支配魔術  Game6:リライト・ニュー・ワールド (角川スニーカー文庫)
著:土屋 つかさ イラスト:さくらねこ

もし仮に、俺が想像した通りの魔術が世界にかけられていたとして、何かの弾みでその魔術が解けちゃったりしても、俺は自分が何をするべきなのかを知っている。
るうるの側にいてやる事だ。
あいつの手を握って、どんな時でも、何があっても、お前は一人じゃないって言ってやる事だ。
それが、俺が自分に課した、「ルール」なんだ。

2013年1月の新刊。約6日の積み。4ヶ月振りの新刊。
前巻を読んでいなくても、表紙とサブタイから漂う完結臭が半端無い。

さて、魔術によって作られた自分自身の存在を消した丸。と思ったら、そこには、まだ隠された真実があって……。
繋さんの協力を得ながら、丸は過去の記憶を思い出していく。

ということで、色々と提示されていた謎が明らかになっていく。いやぁ、インナミさんが消滅していなくて良かった良かった。

ラスボスとして登場した魔術師カミサキは、もうちょっと事前にフリがあっても良かったんじゃないかとは思うけど、綺麗に完結出来たと思う。
ラブコメ成分が不足気味だったのは残念だが。

最終巻ということで、レギュラーキャラには全員挿絵登場チャンスが与えられているのかもしれんけど、まさか碓氷にまで単独挿絵があるとは……。
言乃さんの下着姿は実にけしからん。

最後に、少しだけ謎を残したまま終了するのが心憎い。最後に、もう1冊イチャラブ短編集とか出しても良いのよ?
まぁ、スニーカーは、そういうことしないと思うけど。

総評

ってなわけで、世界はルールで出来ている、スニーカー文庫『それがるうるの支配魔術』全6Game、これにてゲームエンド。足掛け1年9ヶ月か。

魔術というネタを扱いつつも、基本的にはバトルせずに、知恵で道を切り開く展開が楽しいシリーズでした。富士ミス感が半端無い。

で、何よりもヒロインの可愛さが堪らんシリーズでしたね。ファンディスク的なアレが欲しいわけですよ。

次は「超粒子実験都市(グロアポリス)のフラウ(仮)」だそうで。
土屋さんは、4月に創刊されるオーバーラップ文庫の参加陣にも名前があったよな。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ(2012/09)

このライトノベルがすごい!文庫

オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! 2 (このライトノベルがすごい!文庫)
著:逢上 央士 イラスト:COMTA

「三度目の正直だ━━この大会に優勝して、今度こそ格好いい二つ名を手に入れるぞ!」

2013年1月の新刊。約6日の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、《噛ませ犬》の能力により、同級生だけでなく、上級生の能力に関する相談も受けることになった新。
瑞穂は新の負担を減らそうと、新しい部活、二つ名研究部を発足させる。時を同じくして、〈斬雨杯〉や〈部活動対抗戦〉といった大会の開催が決まって……というお話。

部活動設立に加えて、異能を使ったサッカーを始めたので、益々スポコンチックなノリに。
まぁ、これはこれでアツいのでアリか。

だから、もっとZOKUZOKUするような二つ名が出て来ても良いのよ。漢字の当て方は好きなんだけど、読み方が素直過ぎるんだよなぁ。
もっと、こう捻った感じのやつをですね……。

そしてチュウニウムという、いかにもアレでナニなアレは一体……?

ふと思ったんだけど、新しい二つ名を獲得するんじゃなくて、現状の二つ名を変えることは出来ないんだろうか。

燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
オレを二つ名で呼ばないで!(2012/10)
オレを二つ名で呼ばないで! <3>(2013/05)