GA文庫

のうりん 5 (GA文庫)
著:白鳥 士郎 イラスト:切符

「じぁや農。おまえここにウンコしてみろよ」

2012年12月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は、ようやく良田さん。帯は、はいはい『ガンダムZ』『ガンダムZ』って思ったら、総扉まで『Z』で吹いた。まぁ、見開きはもっとマジキチだったけど。しかも劇中に無いフリーダム過ぎる絵面w

さて、今回は満を持しての畜産編。我々に生命を提供してくれる動物達に、どう向き合っていくべきか。耕作達の覚悟が試される。

とは言うものの、そういうガチで重い話は中盤以降のことで、それまでは勿論いつも通りですよ。
未だかつて、これ程劇中で長々とウ〇コの話をしたラノベがあったろうか。

最近は特に何にも言ってないけど、しれーっとGA文庫マガジン掲載の短編を収録してるんだよな。

今回は章毎に、良田さんの「牛はかせに聞いてみよう」のコーナーがあるんだけど、何で前シリーズ『滄海ガールズ!』のシューにゃんから質問が来てるんだよw

そして、今回もイラストと本編のシンクロ具合が神ががってる。最後の「殺さないで」のところは、最早文章で説明してないもんな。
というか、イラストが抜けると成立しないレベルになってる。まぁ、それは前からだけども。

マジキチのギャグを平然とやっておいて、締めるところはきっちり締める。それが『のうりん』の凄いところ。

そして、いよいよ以前から存在だけは示唆されていた最後の寮生ナタリーが帰って来た!というところで続く。

燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

シリーズリンク
のうりん <4>(2012/08)
のうりん <6>(2013/04)

 

コミカライズ,講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら(3) (ライバルKC)
漫画:凪庵 原作:竹井 10日 キャラクター原案:CUTEG

違います、東京こうていわのパクリじゃないです。何度言ったら分かるんですか、もうっもうっ。

 

パクリじゃなくてセルフオマージュだよなw
東京こうていわ。2012年12月の新刊。表紙は、やはり原作と同じで恵。

 

またしても、応募券の所為で買わざるを得なかったわけだが、まさか、これからも毎巻キャンペーンをやるつもりなのであろうか……。

 

今回も原作3巻を丸ごと1冊コミカライズ。1冊にまとめられるのは、原作では、すぐ地の文で脱線する部分をカットしているからだろうか。
いや、カットというか漫画でやりようのない部分ではあるが。

 

折角の水着回なんだけど、いかんせん絵柄がなぁ。もっと美少女チックな作画に出来なかったのか……(´・ω・`)

 

前巻で、3巻からはコミカライズオリジナル要素も入ってくるみたいなことを言ってたけど、どっかにオリジナル要素があったのだろうか……。
七徳院のナンバー0のビジュアルは初登場だと思うけど、それを指してオリジナル要素と言っているとも思えないし……。

 

コミックスの刊行ペースからしても、原作開始段階からアニメ化を想定して動いていたとしか思えないのだが、何故よりにもよって、これを選んだのか……。謎だわ……w

 

燃:C+ 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら <2>(2012/08)
彼女がフラグをおられたら <4>(2013/04)

KAエスマ文庫,アニメ

「無いものは無いんだよ!!」

サブタイの「堕天使」は「フォーリン・エンジェル」と読みます。サブタイに「…」が入っていないのは初めてか。

さて、勇太に眼帯を取れと言われた六花は眼帯を取るどころか、中二病を卒業してしまった。
それが六花のためになると自分に言い聞かせる勇太だが、誰もがこのままで良いのかと疑問を抱いていた。

案の定、六花の普通の私服はモッサリしてるのな。
必死に六花を元に戻そうとする凸守が見ていて辛い。不可視境界線なんか存在しない、それでも。っていうノリが……。

そんな凸守を抱き締める丹生谷さんマジ聖母。
え、もう次回ラストなの?その後、番外編とかあったりするのかな……。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅩ「聖母の…弁当箱」
Last Episode「終天の契約」

コミカライズ,漫画,角川スニーカー文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,GA文庫

色々引きとってきました。ブツは、

・ソードアート・オンライン011 アリシゼーション・ターニング
・なれる!SE8 案件防衛?ハンドブック
・魔法科高校の劣等生8 追憶編
・シスターサキュバスは懺悔しない
・のうりん <5>
・ある日、神様がスマホにおわしまして

それから、見送っていたものの、早く押さえないと初版が消えそうな、

・聖断罪ドロシー02 魔神と少年とかわいそうな魔法使い(スニーカー文庫)

で、計7冊。
電撃文庫のメディアミックスの話は電撃文庫MAGAZINEを読んだときに。年内に読めるかな……。
コミカライズは、

・彼女がフラグをおられたら <3>

の計1冊。
漫画は、

・聖☆おにいさん <8>(通常版)

の計1冊。

ところで、e-honで頼んだ本のパッケージングなんだけど、今回頼んだ『がをられ』のコミカライズが中で更にビニール袋に入っていた。
防護力を上げたのかしらん。

MF文庫J,アニメ

「君と友達になりたいんだ」

サブタイは「銀兵衛って名前だからまぁ男の子だと思われるよね」の意。某アニメ作品を意識してのタイトルと思われ。

さて、今回は前回の振り通り、秋人とぎんぎんの出会いが、彼女の口から語られる。これって、原作だと結構、最新刊に近いところでやってた話じゃないの?よく知らんけど。
で、過去編が終わるまでOPがお預けなので、流れるの遅ぇ!10分以上経過してたぞw

後半はまた、秋人の看病編。相変わらず、会長の萌えキャラじゃなさ加減が凄い。どういう人種が好みなのであろうか。

何故か、このタイミングでEDに、ありさが追加。更にデフォルメキャラの動きも一部変更。ホントに何でこのタイミングなんだ……。

最近思うんだけど、SILVER LINK.って、もっと映像のクオリティ高くなかったっけ?イジメコネクト事件が影響してたりするんだろーか。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第9話「にーにー」
第11話「はかない」

このライトノベルがすごい!文庫

オレを二つ名(そのな)で呼ばないで! (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:逢上 央士(あいうえ・おうじ) イラスト:COMTA

「オレを、二つ名で呼ぶなぁぁぁぁぁぁああああああ!!」

このライトノベルがすごい!文庫2012年10月の新刊。約1ヶ月3週間の積み。
第3回このライトノベルがすごい!大賞優秀賞受賞作。
タイトルの「二つ名」は「そのな」と読みます。別に、素直に「ふたつな」で良かったと思うのだが。
二つ名とか言われたら買うしかない。

イラストはスーパーダッシュ文庫『はっぴぃセブン』やファンタジア文庫『影執事マルク』等でお馴染みのCOMTAさん。

さて、舞台は二つ名(エリアス)を自ら申請すると、それに合った異能力が得られる学園で、不本意な二つ名を得てしまった少年、新(あらた)が、その二つ名を返上するために奮闘する……というお話。

不思議なバトルを試験的に運用しているという点は、ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』を彷彿とさせる。
面白いのは、発現した異能力に合わせて、二つ名が与えられるのではなく、申請した二つ名に合った異能力が発現するという点。
俺も格好良い二つ名考えたいです(^q^)

あくまでも学園内で運用されているシステムなので、基本的には殺傷性は無い。そのため、どちらかというと、一風変わったスポーツものみたいな印象。

新の二つ名は《噛ませ犬》。自分以外の対象の能力を増幅させることが出来るということで、これは面白いな。
確かに噛ませ犬って、そういう役割だよな。

もっと背筋がZOKUZOKUするような二つ名が出て来たら、なお良いのだが……。色んな方面からネタを引っ張ってきてるみたいだから、期待ですね。
次は2012年1月に2巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
オレを二つ名で呼ばないで! <2>(2013/01)

著者リンク
なぜ異世界ダンジョンでスマホがつながるのか 竜胆遥人の迷宮攻略(このライトノベルがすごい!文庫、2014/07)
建築士・音無薫子の設計ノート 謎あり物件、リノベーションします。(宝島社文庫、2015/12)

第3回このライトノベルがすごい!大賞リンク
ドラゴンチーズ・グラタン 竜のレシピと風環の王(編集長の隠し玉、2013/02)

このライトノベルがすごい!大賞優秀賞リンク
ヒャクヤッコの百夜行(第4回、2013/10)
非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに(第4回、2013/10)

電撃文庫

断章のグリムXIV ラプンツェル・上 (電撃文庫)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「……だったら、わたし、かみさまをゆるさない」
「あのときも、ずっとわらってみてたんなら…………ぜったいに、ゆるせない」

2011年3月の新刊。約1年9ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。積んでる間に完結しちゃったでござるの巻。

さて、前巻で意図せず、各地のロッジが世話になっていた《葬儀屋》滝を殺してしまった蒼衣。
滝の断章のお陰で、復活していた死者達は一瞬にして灰になり、蒼衣はその責任を追及されることに。

既に、蒼衣は悪夢によって追い詰められており、いつ何時アレな展開に雪崩れ込むか分かったもんじゃない。

何だかんだ言いつつ、童話を紐解いて考察していくシーンが好き。誰が、どの配役になっているのか、とか。

そして、加速する〈泡禍〉に紛れて、あいつがやって来る……というところで続く。また、厄介なタイミングで出て来たなぁ。

次は2011年8月にⅩⅤ巻『ラプンツェル・下』、12月にⅩⅥ巻『白雪姫・上』、2012年5月にⅩⅦ巻にして最終巻『白雪姫・下』、そして12月に新シリーズ『ノロワレ』。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅢ しあわせな王子・下(2010/10)
断章のグリムⅩⅤ ラプンツェル・下(2011/08)

アニメ,電撃文庫

「今の言葉のどこに、お前の意思があった?」

銀河猫にゃぼろんの制作は進むが、進行に遅れが。リタに協力を要請しようとするが、それがきっかけで、空太達は彼女の本音を知ることに……。

持つ者と持たざる者の間にある壁の話は、いつ聞いてもお腹痛くなる話だな。まぁ、今回中に解決っつーか、和解しちゃったけど。
七海は貰い泣きし過ぎw

また、生徒会長とはうはうが登場。会長、髪型の所為か、凄い老けてるように見えるんですけど……。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
#09「秋の嵐がやってきた」
#11「銀河猫にゃぼろん」

アニメ,電撃文庫

「多分ゲームじゃないんだよ、今だけは」

連続失恋した直葉だったが、割とアッサリ立ち直り。原作通りの展開だった筈だけど、もう1話くらい引っ張った方が盛り上がったんじゃないかなとは思う。

で、レコンも巻き込んで2度目のグランド・クエスト挑戦。レコンの頑張りを見てると、いつか報われてほしいなーと思うわけだが。

そして、シルフとケットシーの力も借りて、グランド・クエストをクリアするキリトさん。
キリトさんが2刀流に切り替えると盛り上がるよなぁ。

いやしかし、サクヤのおっぱいが気になって仕方が無い(ぉ
開いた扉の先には……というところで続く。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C+ 総:A+

エピソードリンク
#22「グランド・クエスト」
#24「鍍金の勇者」

このライトノベルがすごい!文庫

紅炎のアシュカ (このライトノベルがすごい!文庫)
著:紫藤 ケイ イラスト:Nardack

『おまえは━━明日に咲く華になれ』

このライトノベルがすごい!文庫2012年12月の新刊。約6日の積み。『千の剣の権能者』からは連続刊行。3ヶ月連続刊行第3弾。
買うつもりは無いとか書いたら、献本頂いちゃいました。ありがてぇありがてぇ。
イラストは最近、加速度的に担当作品本数が増えているNardackさん。

さて、今回もファンタジーなのだが、表紙イラストからも判る通り、かなり昨今の風潮に合わせてきた様子。
連続刊行しているので、前作の反響を考慮しての路線変更というよりは、こういう作風もいけますってアピールなのかな。

魔王アシュバルドの右手の小指の爪の先の化身を自称する少女アシュカ。自分以外の魔王の化身を捜すアシュカと彼女に振り回される仲間達の冒険を描く。

前作『千の剣の権能者』に比べると、随分とライトな印象。それでも、まだかっちりしてるけど。
折角、Nardackさんのイラストが付いてるんだから、もっとLOVEに寄せても良いのよ?
リル姉に心配されたいです(^q^)
アシュカとラティスがイチャイチャするのを見て、ひっそりと嫉妬するリル姉なんてシーンがあったらチ〇コもげる。

と、すっかり油断した頃に純真な少年がサクッとSATSUGAIされるという。
あ、最近のラノベっぽいかなーと思っていたら、これだよ。ファンタジア文庫『スクラップド・プリンセス』のテンションを思い出したわ。

200ページちょいしかないのに、キャラを出し過ぎな気がする。これからシリーズ展開していくにしても多いと思う。
ってか、続き出るんだよね……?ストーリー展開としては、シリーズ展開見越してのオチだと思うんだけど。

燃:B+ 萌:A- 笑:B- 総:A-

著者リンク
千の剣の権能者(2012/11)
クラッキング・ウィザード 鋭奪ノ魔神と魔剣の少女(2013/08)

イラストリンク
東雲侑子は短編小説をあいしている(ファミ通文庫、2011/09)
失恋探偵ももせ(電撃文庫、2013/04)
睦笠神社と神さまじゃない人たち(このライトノベルがすごい!文庫、2013/08)