富士見ファンタジア文庫

いもうとコンプレックス! ‐IC‐ (富士見ファンタジア文庫)
著:稲葉 洋樹 イラスト:代官山 ゑびす

俺の妹、マジ天使!

ファンタジア文庫2012年1月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。第23回ファンタジア大賞銀賞受賞作。応募タイトルは「スシコン!~Super Sister Complex~」。
何で買ったかって言われると、何で買ったんだろう……。多分、粗筋で買ったんだろうな……。
と思ったけど、もしかしたら応募タイトルが理由かもしれん。

主人公、大吾は妹の佳奈美の大好きで仕方がない高校生。大吾は妹が楽しい高校生活を送れるよう尽力する。というのも、佳奈美は周囲の人間を運気を吸ってしまうという不思議な体質で……というお話。

基本的に、大吾が佳奈美可愛いよ佳奈美!って延々言ってる話。当然のごとく、妹以外の異性からの好意はガチスルーです。超テンプレだなぁ。
いやしかし、佳奈美可愛い。凄いあざといけど可愛い。最後のほっぺにちゅー可愛い。

ちょいちょいフォントをデカくして台詞を強調してるところがあるんだけど、これは真面目なシーンでやると萎えるぞ……。前と後を1行空けるだけ十分強調出来るだろ……。

流石に、佳奈美可愛い、だけでは購買意欲も湧かず。変態だ!もっと変態な兄貴が必要なんだ!
次は2012年5月だけど、もう買いません。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

第23回ファンタジア大賞リンク
ライジン×ライジン RISING×RYDEEN(大賞&読者賞、2012/01)
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(金賞、2012/01)
絶対服従カノジョ。 1.いいか、魔眼はつかうなよ?(銀賞、2012/01)

ファンタジア大賞銀賞リンク
ごめんねツーちゃん -1/14569-(第22回、2011/03)
オレのラブコメヒロインは、パンツがはけない。(第27回、2015/01)

電撃文庫

断章のグリム 13 (電撃文庫 こ 6-27)
著:甲田 学人 イラスト:三日月 かける

「〈異端〉はいつでもここにいるんだ」
「ここにいる僕らの誰がなっても、おかしくないんだ」

2010年10月の新刊。約1年7ヶ月1週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
HAHAHA、あまりにも詰み過ぎてシリーズ完結しちゃったぜ!だって優先消化する理由がほぼ無いんだもの。

さて、下巻。いじめっ子が次々と不幸な目に遭って、メシウマ状態!などと言ってる場合ではなく、グロが加速する。
山場の病院パニックシーン、ハジケ過ぎだろ……。読んでて、ちょっと気分悪くなったぜ。グロ過ぎワロエナイ

上巻でドン底に叩き落とされそうな気配って書いたけど、ドン底どころでは無かった件。まさかの関係者全滅を通り越して、レギュラーにまで被害が……。

これ、最悪、最終巻で蒼衣が雪乃さん、死ぬんじゃね……?

次は2011年3月にⅩⅣ巻『ラプンツェル・上』、8月にⅩⅤ巻『ラプンツェル・下』、12月にⅩⅥ巻『白雪姫・上』、2012年5月にⅩⅦ巻『白雪姫・下』です。
くどいようだけど、もう全部出てるぞ!

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A

シリーズリンク
断章のグリムⅩⅡ しあわせな王子・上(2010/05)
断章のグリムⅩⅣ ラプンツェル・上(2011/03)

GA文庫

彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。 (GA文庫)
著:海空 りく イラスト:有河 サトル

「ギガうんこバカァァァァァ!!」

GA文庫2012年5月の新刊。約1日の積み。デビューシリーズ『断罪のイクシード』を5巻で完結させた海空さんが3ヶ月振りに復活して送る新シリーズ。
『イクシード』は2巻で切ったけど、海空さんはラブコメ書いたら面白くなりそうだなーと思ってたから、ぶりっと喰いつきました。

イラストはファミ通文庫『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』や電撃文庫『まじ×どら』『妹ホーム』でお馴染みの有河さん。

さて、目付きが極悪な主人公、慎太郎は地味な格好をした少女、此花(このはな)つぼみに相手を間違えて告白される。
すると、謎の力により2人は手錠で繋がれた状態になってしまう。手錠を外すには、2人が両想いになる、若しくはどちらかが別の相手と恋を成就させる必要があって……というお話。

慎太郎は此花の片想いが成就するように、あの手この手を使って尽力。慎太郎は彼女の魅力に気付いていくが、それと同時に、拭い難い過去のトラウマをも知ることになる。
魔術バトルだったデビューシリーズと、一見方向性が変わってるように感じるけど、クライマックスでやってることはあんまり変わらないな。

つまりタイトルは釣りです。そんなにイカレた内容じゃないです。手錠で繋がってるくらいでは、イカレてると思えないとか、俺、すっかり調教されてるな……。

取り敢えず、此花が可愛い。『ほにゃ』っと笑うって表現が可愛いですよね。
期待していたギャグは、まだまだこれからって感じ。開始から、いきなり修造でワロタが。
あとは、みんな「ギガうんこバカ」って言っていて吹く。

有河さん、何かモノクロイラストの雰囲気変わった?『ギャルゲヱ』のときと随分違うのだが。わざと画風変えてるのかしらん。

そんなわけで、新シリーズでした。これは盛り上がることに期待したいな。2巻の発売はほぼ決定事項らしく、普通に続いています。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
彼女の恋が放してくれない!2 いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。(2012/09)

著者リンク
断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(GA文庫、2010/10)
落第騎士の英雄譚(GA文庫、2013/07)
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(GA文庫、2015/10)
カノジョの妹とキスをした(GA文庫、2020/04)

イラストリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!(ファミ通文庫、2009/01)
森羅万象を統べる者 〝万物創造〟(MF文庫J、2012/10)

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード (GA文庫)
著:榊 一郎 イラスト:カントク

「修道女拳法秘奥義ッ!」
「七年殺シ!」

2012年5月の新刊。約1日の積み。『ルックバック・クリムゾン』からは10ヶ月振り。『ネバーエンディング・ホワイト』からは半年振り。通算61冊目。
ゲーマガで連載されていたシリーズがようやく文庫化です。長かった、本当に長かった……!連載終了から3年近く経ってんもんなぁ。
全然そんな感じしないんだけど、これは一応扱いとしては新シリーズなんだよな。

イラストは富士見ミステリー文庫『藤森くん』シリーズやMF文庫J『変態王子と笑わない猫。』でお馴染みカントクさん。
実は文庫化より先に画集が出たという変則展開。

表紙や帯では、あまり『ポリフォニカ』であることがアピールされていない。背表紙では、がっちり書かれているが。
全盛期はシェアード・ワールド展開がウリだったわけど、今となっては冊数が出過ぎていることをアピールすると、新規読者が入り辛くなるから、こういう処置をしてるのかな。
何と表紙のタイトルではウリ坊の手で、『神曲奏界ポリフォニカ』の「神曲奏界ポ」までしかちゃんと読めないw
帯にも『ポリフォニカ』って書いてないし。

さて、周囲の期待に流されるまま神曲楽士の道を進む主人公ラグナスは転入してきたトルバス神曲学院で、精霊が大好きな少女ウリルに出会う。
天真爛漫な彼女だが、実は生まれつき耳が聞こえないという神曲楽士としては致命的な問題を抱えていて……というお話。

今回収録されているのはゲーマガ連載分のみ。書き下ろし一切無し。短編1本くらい書き下ろしてくれたら良かったのに。
しかし、イラストはかなり豪華で、描き下ろしはあるわ、連載時のイラスト全収録だわで。勿論連載時のカラーイラストは殆どモノクロになっちゃってるけれども。ウリ坊可愛いよウリ坊。

盲目なキャラってのは、ちょいちょい眼にするけど、耳が聞こえないってキャラはラノベでは結構珍しい気がするな。
障害自体が扱い難いテーマってのがあるんだろうな。下手なこと書けないし。

別シリーズの主人公が登場して、こっちの主人公達を支えるという展開がアツい。フォロンとコーティは勿論として、TRPGシリーズのティアンも登場。
『赤』は認知度高いだろうけど、TRPGの方は存在感薄いし、本編と絡むストーリーがあるって、あまり知られてなさそうだしな。この機に是非読んでいただきたい。

元々、『エイフォニック・ソングバード』ってTRPGやったところから発想得てるんじゃなかったっけ?

『赤』で出来なくなってきたことをこっちでやるというコンセプトもあるので、そこまで酷くシリアスにならず、程良いラブコメも楽しめる。
多分、『ポリフォニカ』の中では一番「日常」に近いシリーズだと思う。

そんな具合で新シリーズでした。分量的に最低後1冊は出る筈だけど、まぁ、いつになることやら。ってか、『赤』が止まってんじゃねーか!

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <2>(2012/08)

画集リンク
カントクイラストレーションズ -神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード-(2011/09)

シェアード・ワールドリンク
神曲奏界ポリフォニカ ネバーエンディング・ホワイト(2011/11)
神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <8>(2012/07)

著者リンク
ザ・ジャグルⅠ 汝と共に平和のあらんことを(ハヤカワ文庫JA、2010/01)
ミカヅチ(MF文庫J、2010/02)
棺姫のチャイカⅠ(ファンタジア文庫、2010/12)
神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン(2011/07)
ダブルバインド 黄昏に獣は踊る(C★NOVELSファンタジア、2011/09)
その男、魔法使い“A” <1>(ファミ通文庫、2011/11)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)
タタリ・ブレイカー弑子(HJ文庫、2012/04)
神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール(2012/07)
アーク・ブラッド A.D.5000のアダム(C★NOVELSファンタジア、2012/09)
フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
茉建寺エリノアの非主流科学研究室(ファミ通文庫、2012/12)
仮想天使は魔術を詠う(スマッシュ文庫、2013/03)
蒼穹騎士 -ボーダー・フリークス-(ハヤカワ文庫JA、2013/06)
ドラゴンズ・ウィル 完全版(富士見書房ソフトカバー、2013/09)
機関鬼神アカツキ <1>(ファミ通文庫、2013/12)
神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)
蒼鋼の冒涜者(HJ文庫、2015/05)
カタナなでしこ(講談社タイガ、2016/01)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
永き聖戦の後に ストレイ・シープ(スニーカー文庫、2016/11)
パラミリタリ・カンパニー 萌える侵略者 1巻(講談社ラノベ文庫、2017/05)
Zの時間(HJ文庫、2018/04)
終末のアダム(講談社ラノベ文庫、2018/10)
メイドな狐と監禁コン!(美少女文庫、2019/04)
妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン(ファンタジア文庫、2019/08)
吸血姫譚アストリッド(美少女文庫、2020/11)
魔王を斃した後の帰り道で(ファンタジア文庫、2024/10)

イラストリンク
変態王子と笑わない猫。(MF文庫J、2010/10)
妹さえいればいい。(ガガガ文庫、2015/03)
そんな世界は壊してしまえ -クオリディア・コード-(MF文庫J、2015/10)
変人のサラダボウル(ガガガ文庫、2021/10)

電撃文庫

死想図書館のリヴル・ブランシェ〈4〉 (電撃文庫)
著:折口 良乃 イラスト:KeG

「別に構わないのですが、イツキ様、私のことを年増だと思っておられませんか」

2011年10月の新刊。約7ヶ月振りの新刊。10ヶ月振りの新刊。『九罰の悪魔召喚術Ⅳ』からは4ヶ月振り。

さて、今回のリヴルさんのコスプレはレースクイーンです。ラノベで、あんまりレースクイーンなんて見ない気がするな。
加えて、エロ水着装着のリヴルさん。いやいや、そこは是非スク水でですね……。

今回は前巻でネタ振りがされていた通り、死聴音楽堂にスポットが当たる。イツキは『書記官』としての任務に加えて、友人を傷つけた犯人を捜して奔走することに。
その中で、お母さんとの親子喧嘩勃発。何故、イツキのお母さん、やたらキャラが立っているのか。というか、何だよあの話し方w

イツキとシンの仲間なんだかなんなんだか、よく理解らない関係性がやっぱり好き。腐女子だと、こういうところにアレでナニな妄想を見出すのかもしれんが。

死書を封印して一件落着かと思いきや、最強最悪の死書『アカシック年代記(レコード)』が逃げ出すわ、未耶にイツキの秘密を全部バラすわで。
つーわけで今回は鬼引きで終了して、次は2012年3月に最終Ⅴ巻です。その後、5月に新シリーズ『デュアル・イレイザー』です。

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
死想図書館のリヴル・ブランシェⅢ(2010/12)
死想図書館のリヴル・ブランシェⅤ(2012/03)

アニメ,GA文庫

「そうは取次が搬入しませんよ!」

ハス太のヒロイン力凄ぇw
さて、ハス太を連れて自宅に戻った真尋達の元に現れる謎の女性ルーヒー。クー子は裏切るわ、お母さんは攫われるわで。

うーむ、やっぱりライダーネタががっつりないと、ただの美少女アニメだよなぁ。
ただ、盛り上がり時のBGMがちょっとヒーローものっぽくて好き。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第4話「マザーズ・アタック!」
第6話「マーケットの中の戦争」

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,雑誌,電撃文庫,GA文庫

注文してた本を取ってきました。ラノベは、

・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード
・優等生以上、フリョー未満な俺ら。 <3>
・彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。
・生徒会の図鑑 碧陽学園生徒会活動記録
・RPG W(・∀・)RLD11 -ろーぷれ・わーるど-

それから見送っていた、

・レトロゲームマスター渋沢 <3>

の計6冊。

GA文庫では、『EX!』は2冊同時刊行で遂に完結か。GA文庫創刊初期からのシリーズが今まで続いてなんて感慨深いな。

『魔法の材料ございます』の著者、葵東さんの様子がおかしい。シリーズがそのままフェードアウトしそうな感じだけど……。
まぁ、新刊買うだけで積んでるんですけどね!

ファンタジアでは、エイジプレミアムで何故かガガガ文庫『ケモノガリ』のコミカライズがスタート。あれって完結してなかったっけ?

コミカライズは、

・パパのいうことを聞きなさい! 路上観察日誌 <2>

の計1冊。

後はドラマガ買ってきました。

MF文庫J,アニメ

「これも大いなる意思の導きだ」

ド・オルニエールの屋敷で穏やかに過ごす才人達の元に、またもや元素の兄弟が現れる。そこへエルフも現れて、才人とティファニアは攫われてしまう。
デルフリンガー退場は先送りかな。

エルフのルクシャナとアリーが初登場だけど、ルクシャナが思ってたよりも声高いな。
2人を助けようと旅立つルイズの元に集まってくる仲間達ということで、友情がアツいよね。

一方、囚われの才人は湖の沈んだ、この世界にある筈の無い兵器を発見していた……って凄い早回しだな!

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第6話「波乱の露天風呂」
第8話「逃亡の地下水道」

アニメ,スニーカー・ミステリ倶楽部,角川文庫

「僕の基本属性はショッキングピンクだからね」

里志と摩耶花にも事情を話して仲間に引き込み、過去の事件の調査が始まる。映像的に動きが無さ過ぎてアレだよな……。
自転車走行のシーンを妙にアクション過多で描いてみたら、キャラがただ喋ってるだけのシーンの演出を何とかしたり。

次で『氷菓』編はラストかな?

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第3話「事情ある古典部の末裔」
第5話「歴史ある古典部の真実」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「アイルビーバーック!」

サブタイで吹いたw
さて、遂に復活したミストルティン先生。感激のあまり、テンション上がり過ぎた歩に合わせて、1期主題歌てw
気のせいだけど、格好良いシーンに見えるから困る。

で、文化祭。妙に平松さんとトモノリ推しな展開。平松さんが地味可愛くて仕方ない。
トモノリのスク水とか、ユーとセラのバニーとか性的過ぎるだろ……。

そして久し振りに現れたメガロに立ち向かう歩とハルナ。同時詠唱の画面2分割変身。これも格好良く見えるな。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第5話「はい、毎年流行ってます」
第7話「うん、先生が最強だよ!」