電撃文庫

トリックスターズD (電撃文庫)

著:久住 四季  イラスト:甘塩 コメコ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。口絵の甘塩さんのイラストが神と悪魔のイラストが素晴らしい。

  前二作は実は作中の登場人物を使って書かれた劇中小説だったという構成に驚かされた。しかし、それは壮大なミスリードを誘うものだったというワナ。これは面白い構成。ちゃんと読者に、「おや?」と思わせるように色々仕掛けがしてあるのが良いな。

  ようやく周の姿がイラストに登場。と言っても、顔は逆光ではっきりとは判らないが。結構スタイルは良いようです。

  この姿を出したために、本文の最初に注意書きを書く必要が発生。前二冊のネタバレを含む、と。


  今回はガチ百合要素が殆ど見受けられなかったのが残念です(ぇ

燃:C  萌:B  笑:B  総:A

富士見ミステリー文庫

タクティカル・ジャッジメント〈4〉ろくでなしのリアクション! (富士見ミステリー文庫)

著:師走 トオル  イラスト:緋呂河 とも

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。この巻から、新しい装丁に。

  さて、山鹿のライバルとでも言うべき、東ヶ崎検察官登場。取り敢えず、口絵の描き文字ダサっ!!

  山鹿に負けず劣らず、よく舌が回る東ヶ崎。そのため、今回はかなりの苦戦の末の辛勝。前三巻のような盛り上がりには欠けたかな。

  そして、ラストでは皐月が温泉の招待券を福引きで当てるという、次巻へのネタ振りが。

  ところで、後書きでの『がらくたのフロンティア』の宣伝が切な過ぎる……。

燃:B  萌:B  笑:B  総:A

富士見ファンタジア文庫

自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)

著:賀東 招二  イラスト:四季童子

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集第三弾。本来は長編三巻の筈だったが、延期した結果、先に短編集が出ることに。

 

『すれ違いのホスティリティ』

  かなめと宗介のことが気に入らない小暮教諭が、彼等を困らせてやろうと犯罪行為を行う話。極端に描かれてはいるものの、現実にありそうで怖い。

 

『大迷惑のスーサイド』

  実際、球技大会なんぞは、やりたい奴だけがやってりゃ良いと思います。

 

『押し売りのフェティッシュ』

  ポニーテールフェチの話。確かに恭子にはポニテより、いつものおさげ髪の方が似合ってるな。見慣れてるからかもしれんが。

 

『雄弁なポートレイト』

  かなめ達の担任神楽坂先生と美術の水星先生の話。何というラブコメw

 

『暗闇のペイシェント』

  宗介にも怖いものがあるのか、という話。かなめと宗介のイチャイチャっぷりに吹いた。いや、あれはイチャイチャだろ。

 

『猫と仔猫のR&R

  書き下ろし。テッサのエピソード。

  宗介が何だかんだで学生生活をエンジョイしていて吹いた。

 

  つーわけで、短編集第三弾でした。二巻までに登場したキャラや小道具(ボン太くん)の再登場で世界観に深みが出て来た感じ。

燃:C  萌:B  笑:A  総:A

角川スニーカー文庫

円環少女(サークリットガール)〈7〉夢のように、夜明けのように (角川スニーカー文庫)
著:長谷 敏司 イラスト:深遊

「あの子、まじめな顔して、体にやらしいこといっぱいつめこんでるのよ」

ぼくたちのメイゼルさんはエンジン全開です。
過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

今回はザスニの連載分を収録した短編集ということで、表紙はメイゼルとゲストヒロイン3人(全員変態)。遂に表紙にランドセルが……<何なんだ
萌えカットは錬金大系の高位魔導師か《無双剣》セラ・バラード。
って、サブタイトルが最終巻みたいだ……。

さて、粗筋を見ると、「十崎家が愛の地獄」とか「セラが寒川家の母になりすまして仁を待ち受ける」とかで、wktkが止まらない。

『しあわせの刻印』

特別読み切りという形で掲載された模様。いつも通りに胃がキリキリする鬱展開。
幼児に翻弄されるメイゼル可愛いよメイゼル。

『つながれる愛のしるし』

ここからの3本は短期集中連載で、明るい内容というコンセプトらしい。
ことばとことばの間に魔力を見出す天盟大系の設定は物凄くまともなのに、やってることは、ひたすら阿呆。魔法の発動に利尻昆布使う作品なんて初めて見たぞwww
だがしかし、これが『円環少女』式の愛の形なんだよ!
ゲストヒロインのマチルダ、また出て来ねぇかな。

『薔薇はうつくしく散る』

メイゼル、生徒会長に立候補するの巻。
ここから本格的に様子がおかしくなる。というか変態祭り。前巻が鬱過ぎた反動だろうか。

『ハダカのこころで』

「全裸はおとなの正装」とか「ケンカになれば、全裸のほうが強いんだ」とか、全裸を大プッシュ。自由過ぎて吹いたwww
錬金大系世界では、大人になれば全裸が普通らしい。

で、変態魔法使いに翻弄されっぱなしの寒川さんが面白過ぎる。もう戻ってこれないな、彼女。ラストなんて、セラに一緒に全裸にされてたもんな。
いや、馬鹿馬鹿しくて物凄い面白かった。

そして

公館を解雇された仁に神聖騎士団からのお誘いが。またしても、とんでもない化け物が公館と協会に攻撃を仕掛けようとしているらしく、新たな戦いの予感。もう仁の周りは敵だらけ。専任係官も、もう味方じゃないしなぁ。

今回は久し振りに、巻末に設定が付いている。これは嬉しい。でも《三十六宮》が、更に四種の宮に分かれている等々、初めて出て来る設定がいっぱいだよ……。

燃:A+ 萌:A+ 笑:S- 総:A+

富士見ファンタジア文庫

死神とチョコレート・パフェ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)

著:花凰 神也  イラスト:夜野 みるら

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  中古。神名とナギに任務が与えられる。それは新たに発生したソウル・イレギュラーを元の正しい輪廻に戻せ、というものだった。ただ車長が長い車に乗っていたってだけで、死ぬ運命を逃れて、ソウル・イレギュラー誕生って、出来易ッ!!そんな阿保な理由でソウル・イレギュラーって出来るんかい!

  で、一巻よりも勢いが落ちた気がする件。何が駄目なんだろうなぁ。ナギが嫁化しているのは大変結構なんだが、その他がどうにも……。

 特に、傭兵二人組みのショボさが酷かった。何というリアリティの無い傭兵か。別に傭兵とか言わんでも、普通にボディガードで良かったと思うんだが……。『フルメタ』とか読んでたから、余計にそう思うんかもしれんが。

燃:C  萌:B  笑:C  総:B

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 4 (GA文庫 さ 1-14)

著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「見よ。この感動巨編!!」

約一日の積み。一ヶ月延期の末に発売。通算四十四冊目。三ヶ月振りの新刊。榊さんの『ポリフォニカ』としては二ヶ月振り。まぁ、厳密には『エイフォニック・ソングバード』があるから、もっと狭い間隔なわけだが。
『メモリーズ・ホワイト』と同時発売。今月に『ポリフォニカ』は二冊あるけど、両方ともキネティックの焼き直しなので、ちょっとぐんにょり。贅沢ですが。

表紙は大人コーティとエレインドゥース。二人には衣装デザインに共通している部分があったりするので、凄く良いコントラストになっています。ただ、エレインはレイトスとセットにするべきだろう、常識的に考えて……(´・ω・`)
五巻の表紙は誰だろうなぁ。あと女性キャラで出ていないのはユフィンリー、ミゼルドリット、ライカ、イアリティッケ、ウコンあたりか。
可能性として思いつくのはコーティ&ミゼルorイアリティッケ、ユフィンリー&ウォルフィスorミゼルあたりか。大穴でミゼル&イアリティッケ。
ウコンは女性とは言え、キャラクター的に表紙は無理っぽいしなぁ。ライカは微妙だが……。
口絵はピンナップ形式で、表はキネティック前半のパッケージ絵、裏はキャラ紹介になっている。

さて、キネティック三話前半戦。増加するテロに不安を煽られる市民達。それはトルバス神曲学院の学生達も例外ではなかった。しかし、それでも日常は続き、フォロンはコーティとの関係において、悩みが尽きることはなかった。自分達が世界の存亡を賭けた戦いに既に巻き込まれ始めていることに気付かずに……という筋。

今回は学院に〈嘆きの異邦人〉の神曲楽士達が襲撃してきたところまでを収録。後書き曰く、相当な箇所修正を加えているらしいが、特に目立った修正箇所は見付けられなかった。

特別短編は書き下ろし『TWIN SISTER』。ユギリ姉妹のエピソードかと思いきや、ミゼルのエピソードでした。
時期としてはフォロン達の卒業直前。『エイディング・クリムゾン』で語られたミゼルの合体変形の理由がより詳細に語られる。

このエピソード中にエリュトロンの名前が出て来るが、このタイミングでその名前を出すということは、『赤』の次の展開で出て来るということだろうか……。

後書きでシェアードワールドで広がった設定を色々取り込みたいと言っているが、そう言うことを匂わされるとwktkしてしまうなぁ。

そう言や、ブログで新企画がどーのこーのって言ってたけど、折角『イコノクラスト!』が終わって、出来た余裕を自ら粉砕するのか……。

次は『メモリーズ・ホワイト』。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

電撃文庫

境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「━━おっと残念だったな。そいつは俺の"リアル派"だ」

約三日の積み。いや、実際は買ったその日に読み始めたんだけど、読み終わるのに時間がかかりました。
今月は十日が水曜だったため、上手いこといけば四日フライングの可能性があったが、ところがどっこいフライングを一切しませんでした。電撃がフライングしないなんて、記憶にある限りでは初めてのことです。

八ヶ月振りの新刊。『終わクロ』のときは大体五ヵ月スパンだった川上さんがこんだけ間を空けるということは恐らく……と思っていたら、案の定900ページという阿呆みたいな分厚さで吹いた。千円近いという値段が公開された時点からwktkが止まりませんでしたよ。
同時発売の『学園キノ』と並んで物凄い高さ詰まれていたけど、冊数は『キノ』の三分の一くらいしかないんだろうなぁ。
『Ⅰ』の下巻は二十四時間以内に売り切れたが、今回は入荷数が多くなったためか、十三日の昼前でも残っていました。土日で全滅しそうな気もするけど。

表紙には武蔵の誰かが来るものとばかり思っていたが、三征西班牙(トレス・エスパニア)の誾さんでした。ちゃんとカバー裏のキャラ設定説明も健在。
キャラ紹介はその流れなのか、三征西班牙の総長兼生徒会長フェリペ・セグンドと副会長フアナということで、ずっと三征西班牙のターン!!
ストーリーの流れから言って、下巻は英国のキャラが出ることになるだろうし、武蔵の面子が紹介される日は遠そうだ……。
『終わクロ』では上巻で味方サイドのキャラ、下巻で敵サイドのキャラという印象があったんだが。

口絵の最後、八ページ目はオチ担当という慣習があったが、今回は八ページ目からは何と各国の制服紹介です。電撃文庫MAGAZINEに掲載されたものを収録という形を採ってはいるものの、総計十六ページ相当という『キノ』や『シャナ』でもやったことないんじゃなかろうかという分量。

今回の大まかな筋は武蔵が英国に向かい、大罪武装や末世などを巡って、物語が進むわけだが、そこへ英国とのアルマダ海戦を控えた三征西班牙が絡んでくるので、登場人物紹介がえらいことに。
何せ、前回は宗茂と誾さんくらいしか出番の無かった三征西班牙の総長連合及び生徒会の面子が一気に登場。英国なんて全員新キャラ。
総計新キャラ二十二人て……。武蔵の学生だけでも二十五人居るのに……。川上さんもさとやすさんも化け物としか思えねぇ……。
用語解説ページも健在。使い回しではなく、一部の用語が差し替えられている。
で、こんだけキャラ紹介や設定説明にページを割いても、まだまだ本編中で説明することがあるという。

本編の感想に入ってすらいないにのに、この時点で既にワード一ページ分使いました。

ここから本編の感想です。のっけからエンジン全開で、いきなり腹筋割れるかと思った。ゲロの下りとか最低過ぎるw
東とナルゼの絡み、それに続くミリアムとの掛け合いも相当に酷かった。皇族に怒られるぞw
でも東に翻弄されるミリアム可愛いよミリアム。まだ挿絵無いけどな!

これだけキャラが多いと、当然主人公とはいえ、トーリがずっと登場しているわけではない。しかし、この主人公、登場シーンの八割くらいが全裸という。
フアナに自ら局部を掴ませにいったりと、とにかくフリーダム。挿絵もあるよ!なのに何故ミリアムには挿絵が無い……(´・ω・`)

現段階で、武蔵サイドでスポットが当たっているのはナルゼ、ネシンバラ、点蔵あたりか。ナルゼとネシンバラはともかく、点蔵なんて完全に脇役だと思ってたよ……。
つーか一番目立ってるの点蔵じゃね?英国の"傷有り(スカード)"と良い雰囲気だし。
この"傷有り"は人物紹介に載っていないあたりからすると、メアリ・スチュアートと何かしら関係が有りそうな予感。
下巻では点蔵と"傷有り"の濡れ場があるに違いない。

『終わクロ』のときの獏など、可愛いマスコットもシリーズ全体を通しての特徴だが、今回は犬鬼(コボルド)が登場。可愛いけど、舐めてかかると股間が大変なことになりますw

『Ⅰ』のときからそうだったけど、やたらとネイトが萌えキャラとしてプッシュされているような気がする。餌付けされるネイト可愛いよネイト。

驚くべきなのはイラストの多さとそのクオリティ。各章扉には必ず挿絵があり、それだけで三十枚オーバー。通常の挿絵も十分数あり、その内、迫力の見開き挿絵が三回。特に温泉のシーンに見開き挿絵があるのはG・Jと言わざるを得ない。アサマチエロいよアサマチ。
そう言や、『ロウきゅーぶ!』一巻のお風呂シーンにも見開き挿絵があったな。まさか担当さんが一緒だったりするんだろうか……。

つーわけで、『Ⅱ』の上巻でした。分量から考えたら仕方ないのかもしれんが、誤字脱字が散見されたのが少し残念でした。
各地で始まる戦闘。今後の方針を定めるためのトーリとホライゾンのデート。開催された学園祭。全ての決着は下巻へと。

表紙は"傷有り"。値段は『終わクロ』最終巻と同じということで、つまりページ数は……。これはもう三巻の下巻で自己新記録を樹立するフラグとしか……!
更に川上さんは秘密の企画を仕込んでいるらしい。まだ何か同時進行するっていうの!?

燃:S- 萌:A+ 笑:S- 総:S

反復リンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈上〉(2009/06)

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅡ〈下〉(2009/07)

アニメリンク
境界線上のホライゾンⅡ 第1話「朱の場の部員達」

アニメ,電撃文庫

「若いな。憶えておくがいい、少年。それでは誰も救えない」

 

 アニアは姉クルスティナと再会するが、彼女が自分の意志で加賀篝に協力していることを知ってショックを受ける。

 クルスティナは《薔薇輝》から副葬処女である琴里を切り離す分離機(スプリッタ)を作っていた。この装置の発動には街全体の悪魔を生贄に捧げる必要がある。

 

 アニアは分離機を破壊しようとするが、イングリッドに阻まれる。触手!触手!

 

 智春達は応戦するが、魔神相剋者の力の前に大苦戦。そこへGDのマロ眉が駆け付ける。マロ眉かっけぇぇぇぇえええEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!

彼女の機巧魔神《亜鉛華(あえんか)》が初登場。他の機巧魔神に比べてスリムな印象。

 

 分離機の破壊には成功したものの、加賀篝達は逃走。智春はいずれ彼と再会することを予感する。

 

 今回はみんなぐりんぐりん動いていて大変見応えがありました。

 

 次回予告はいつものテンションなのに、何やらおかしな単語が色々聞こえてきた気が……。

 

 エンドカードの用語紹介は分離機

 

燃:S- 萌:A+ 笑:B 総:S

アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)
アスラクライン〈4〉秘密の転校生のヒミツ (電撃文庫)

角川スニーカー文庫

ヒミツのテックガール ぺけ計画と転校生 (角川スニーカー文庫)

著:平城山
工(ならやま・こう) イラスト:とりしも

 

「え、何!?死ぬの!?

 

 約一ヶ月一週間半の積み。第11回角川学園小説大賞奨励賞受賞作。イラストはとりしもさんだって!?なら買うしかないじゃないか!!

 

 舞台は女子高専。理系女子達が巻き起こすカオスな大騒動を描く。

 ネタのチョイスは面白いと思うけど、ストーリーが……(´・ω・`)

 

 キャラも今一つで、とりしもさんの無駄遣いとなってしまっている。主人公ハルミのビジュアルなんか、かなりエロくて良いと思うんだけど、キャラがなぁ。

 

 そんなわけで、地雷認定。スニーカーの新人賞にはよくあることです。

 

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

MF文庫J

緋弾のアリアIII (MF文庫J)

著:赤松 中学 イラスト:こぶいち

「……あ……アリア……」
「……キン、ジ……」
「…………た、す、け、て…………!」
「 言 う の が 遅 い !! 」

約二ヶ月二週間半の積み。三ヶ月振りの新刊。サブタイトルは「ハニートラップ」と読みます。表紙は順当に理子。

二巻からの直接の続きで始まるプロローグ。のっけから何だかエロいです。凄いあざといんだけど、理子エロ可愛いよ理子。
エロ可愛いと言うか、今回はずっと理子のターン!!アリアとか白雪とかレキとかもサービスシーンあるんだけど、どうにもしゃーなしで盛り込んでる印象。白雪なんか、サービスシーンの後、実家に帰るって言って退場したしな。あんまりいっぱいキャラを同時に出すと、混乱するから懸命な判断だと思うけど。
いやでも、白雪のキャラで黒の下着はいただけないと思うんだ<何様

クライマックスでは理子の本音が少しだけ聞けたり、キンジのヒステリアモードが良いタイミングで発動したりで、なかなかの盛り上がりを見せました。冷静に考えると、『ONE PIECE』のアーロン編でナミがルフィに「助けて…………!!」って言う下りと似てるんだけど、まぁアツいから問題無い。

ラストではキンジの前に彼が探し求めていた兄が女装した姿で現れる。このお兄さんは女装した自分自身に性的興奮を覚えることで自由にヒステリアモードに切り替われるらしい。それってただの変態なんじゃ……。
つーか、また引っ張るんかい!

後書きではアリアが「文庫本の中だけじゃ狭い」と言いそうと書かれているが、もうコミカライズくらいは決まってるのかな?『聖剣の刀鍛冶』は確か四巻発売時にアニメ化告知だったから『アリア』も続いてもおかしくはないと思うが……。

四巻の表紙はレキかな。

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A