Style-F,富士見ファンタジア文庫

リグザリオ洗礼―レジェンド・オブ・レギオス (Style‐F)

著:雨木 シュウスケ  イラスト:深遊

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 
Style
-Fとかいう訳の理解らんソフトカバーで登場した『レギオス』の前日譚。全三巻。

  本編とは異なり、暗い雰囲気。主人公のアイレインもダークヒーローっぽいし。彼の身体に付けられた器官って、剄脈だよなぁ。あと、リグザリオの姓を持つキャラが出て来たくらいで、あまり本編との繋がりは感じられなかった。

 

燃:B  萌:B  笑:C  総:A

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)
鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

ファミ通文庫

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)
著:日日日  イラスト:x6suke

ファミ通文庫2005年6月刊行物。
やっぱり日日日さんだなぁ、という印象。可もなく、不可もなく。

男性キャラは比較的、愛着が湧くんだが、ヒロインの筈の凶華がびっくりするくらいに萌えキャラと思えない。萌えキャラじゃないのは良いんだ。萌やそうという意志が感じられるのに、全く萌えないのは問題なんじゃなかろうか。

燃:B  萌:B  笑:B  総:B+

著者リンク
さくらコンタクト route B 真智ありす(このライトノベルがすごい!文庫、2014/04)

イラストリンク
今日もオカリナを吹く予定はない(ガガガ文庫、2009/07)
・韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ-(電撃文庫、2014/02)

スーパーダッシュ文庫

カンピオーネ!〈3〉はじまりの物語 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:丈月 城 イラスト:シコルスキー

「我を恐れよ、プロメテウス!我と我が名を恐れるがいい!我が名はウルスラグナ!光明と聖域の守護者なり!ウルスラグナを恐れよ、プロメテウス!」

約三ヶ月二週間の積み。四ヵ月振りの新刊。サブタイトル通り、今回は護堂が如何にしてカンピオーネとなったかが語られる。
エンジン掛かってくるかと思ったが、特にそういったことは無く、やはり肌に合いませんでした。
とか思ってたら、後書きのアテナのスク水に釣られそうになるワナ。くそう、もう引っ掛からないぞ!今月に出る四巻は一応店頭でチェックするけど、今度こそ暫定地雷認定で。

燃:B- 萌:A- 笑:C 総:B

コミカライズ,トクマノベルスEdge

大正野球娘。 2 (リュウコミックス)

原作:神楽坂
淳 作画:伊藤 伸平

 

「早朝の往来で殿方と抱き合うとはいったいどういう了見ですかっ!!

「あの、いえー…。抱き合ったのではなく、抱きしめられたのです」

 

 アニメ放映を控えてコミカライズ二巻が登場です。表紙ではピッチングマシーンからビームが出ている気がしますが気のせいです。

 

 さて、二巻になって益々原作よりラブコメがパワーアップです。女の友情シーンを見ると、すぐに百合かと思ってしまう病気に罹患していますが、異性間恋愛ネタの方が好きなので、原作より楽しめてます。

 読めば読むほど、小梅が可愛くて見えてくる不思議。

 

 ストーリーの見せ方も結構工夫がなされていて、後世で歴史物のテレビ番組で取り上げられているという形を採ったりと面白い。

 しんみりとした演出が上手いなぁ。

 

 益々アニメが楽しみになってまいりました。もう早い地域では始まってるだろうけど。

 

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)
大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)

富士見ファンタジア文庫

RPG W(・∀・)RLD1 ―ろーぷれ・わーるど― (富士見ファンタジア文庫)

著:吉村 夜 イラスト:てんまそ

もしもゲームの世界に入ってしまったなら。君なら、どうする?

約二ヶ月二週間の積み。ファンタジア文庫。吉村さんと言えば、僕がラノベにハマる前から居る作家さんだけど、文庫読むの初めてなんだよな。

これは大作RPG「ギャスパルクの復活」の世界に入ってしまった二人の少年、ユーゴとショウの冒険と成長の物語。
冒頭のステータス画面風キャラ紹介は『七人の武器屋』で御馴染みの絵師今野さんが作成したようです。

「ギャスパルクの復活」の世界は比較的自由度は高いとは言え、基本的にはコッテコテのRPGで、そんな中でユーゴとショウが高レベルであることを活かして、活躍していく様は読んでいて非常に爽快。
だが、リアルなモンスターの存在感にビビったり、リセットボタンなんかないという恐怖に戦いたりしながらも、自分達によくしてくれた人達を救うために七柱の魔神に立ち向かっていく二人の勇姿に燃えた。

ヒロインは村娘、イシュラとレヴィア。どっかのお姫さまという設定よりは素朴な村娘とかの方が個人的にはツボですが、皆さんはいかがでしょうか。

吉村さんがゲーム好きなため、作中にはかなりの数のゲームネタが盛り込まれている。『テイルズ』の魔神剣とか。

文体は流石ベテランと言うべきなのか、さくさく読み進められました。内容もこれぞラノベって感じで、大変面白かった。

物語はまだまだ始まったばかり。二巻は今月発売だが、是非打ち切られずに完結まで辿りついてほしい。
ああ、RPGやりたくなってきたぁぁぁぁああああああ!!

燃:A  萌:A  笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
RPG W(・∀・)RLD2 -ろーぷれ・わーるど-(2011/07)

著者リンク
GOD W(`・ω・´)RLD1 -ごっど・わーるど-(2103/12)

アニメ,スーパーダッシュ文庫

 タイトル長ぇよw

 来週から始まるアニメに先駆けて特別番組が放送。パーソナリティはこよみ役の野中愛さんと美鎖役の生天目さん。野中さん声高ぇな。

 

 まぁ、びっくりするくらいお茶濁しな内容でしたが。『アキカン!』の特番ははっちゃけてて面白かったんだけどなぁ。

 

 CMでは『電波的な彼女』第二弾のCMが。二巻を飛ばして三巻やるのね。

『アキカン!』のOVAの方はミクも出るのね。買うの辛いなぁ……。

 

 あと、『シャングリ・ラ』は何とBS11用にパワーアップした映像で放送されるとか。一番嫌なタイプの放送形式ですね。

 

燃:C 萌:C 笑:B- 総:B

よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
よくわかる現代魔法〈1〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)

一迅社文庫

読書の時間よ、芝村くん! (一迅社文庫 に 2-2)

著:西村 悠 イラスト:ゆでそば

「美しい乙女を守り愛でる……騎士道じゃよ」
「褒めるな、マーリン」
「ただのエロガキよ!」
「ふむ。罵られるのも悪くない」
「お前もうしゃべんな!」

約三ヶ月二週間の積み。積み期間が半端無ぇ……。しかも二巻が今月出るから優先的に消化しただけで、そうでもなければもっと積んでいたぜ……。

一迅社文庫。電撃文庫で『二○四九階の彼女』でデビューした西村さんの実質的な初の長編。一迅社文庫自体には『幻想症候群』で既に登場済み。
本ネタなら買わざるを得ない。イラストがゆでそばさんってことは『さくらファミリア!』は完結したんだろうか。まぁ、一迅社文庫は他のレーベルと比べて、変則的だから判らんけど。

大まかなストーリーとしては薄れていく現実と物語の境界線を守り、物語の現実への侵食を防ぐために物語の世界に入り込み、冒険を繰り広げる、というもの。

表紙からも判る通り、ダブルヒロインとなっているが、主人公の和樹が中盤一切登場しないので、ラブコメ色は弱め。

ガガガ文庫の『ブック×マーク!』と大分被っている気がするなぁ。

ラストのアーサー王を支え続けた老魔法使いマーリンの結末がLOVEだったから、二巻も読んでみようかという気になったけど、二巻で切り捨てになる可能性大だなぁ。

どうにも盛り上がりに欠けるんだよな。

燃:C 萌:B+ 笑:B 総:B+

シリーズリンク
読書の時間よ、芝村くん!(2009/07)

著者リンク
神様の言うとおりっ!(電撃文庫、2009/08)
秋津楓はアたらない!(2010/09)
僕と彼女のギャルゲーな戦い(メディアワークス文庫、2010/11)

ガガガ文庫

樹海人魚 2 (ガガガ文庫)

著:中村 九郎  イラスト:羽戸 らみ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

   一巻から十ヶ月。まさかの続巻ですよ。もう切ろうと思ってたんだけど、羽戸さんのイラストに釣られて、買っちゃうんだよなぁ。

  で、内容がしょんぼりで、後悔するんだ。ダブルヒロイン制度で、もっとラブコメれば面白くなりそうな気がしないでもないけど、そうなったらなったで中村さん作品ではなくなる気もする。

 

燃:B  萌:B  笑:C  総:B

GA文庫

おと×まほ 4 (GA文庫)

著:白瀬   イラスト:ヤス

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  短編集。総扉の生クリームまみれの彼方があざと過ぎるwww

  ガガガ文庫の『リバース・ブラッド』でも、似たような展開なかったっけ?

  それはそうと、また詰まんなくなった……(´・ω・`)

  ギャグもシリアスも中途半端過ぎる……。

燃:C  萌:B  笑:B  総:B

電撃文庫

九罰の悪魔召喚術 (電撃文庫)
著:折口 良乃 イラスト:戌角 柾(いぬずみ・まさき)

「くく━━お言葉ですが九罰(くばつ)君!今君たちが崇め、このような建物を作って信仰している全能の主とて!そのような残酷劇がお好きと見えますがねぇ!世にはびこるこれ以上地獄絵図!この世を作っている主とて、血にまみれた世界が大好きなのですよ!」
「だったら――――」
「だったら全能の主(そいつ)も、神様じゃないんでしょ」

電撃文庫2009年5月の新刊。約1ヶ月3週間の積み。特に買おうとも思ってなかったんだけど、口絵を見たら、ペラペーラ、ハーダーワーイ!ってなって購入。
まぁ、厳密にはNOTハダワイだったわけだが<何なんだ

舞台はキリスト教が広まっている日本。宗教ネタを絡めた学園異能バトルということで、『禁書目録』がヒットした影響を受けてるのかなーと思わないでもない。
ストーリーとかは本当に電撃テンプレートで、可愛い女の子とのラブコメを交えながら、バトルする展開。

主人公の名前が九罰ってのはかなり奇抜。しかも妹は「七罪」と書いて、「なつみ」と読みます。なんちゅーDQNネームだw
でも、七罪は常に敬語で、九罰のことを「兄さん」と呼ぶということで、かなりツボにはまりました。七罪可愛いよ七罪。

終盤までは、それこそメインヒロインの悪魔アイムと七罪の可愛さだけで保っていたようなもんだけど、ラストバトルが終わってからのボス、ブネとの駆け引きの下りが今後の展開を期待させる面白さだったように思う。

果たして2巻でどうなるか。『マギ・ストラット・エンゲージ』なんかはまさかの1巻打ち切りみたいだから、このままひっそりと消えても何の不思議も無いわけだが。

燃:B 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
九罰の悪魔召喚術Ⅱ(2009/11)

著者リンク
死想図書館のリヴル・ブランシェ(2010/04)
魔界探偵 冥王星O ペインのP(メディアワークス文庫、2010/06)
シスターサキュバスは懺悔しない(2012/12)

イラストリンク
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(ファンタジア文庫、2012/01)
女勇者が俺のクラスでぼっちになってる(ファンタジア文庫、2015/07)