ファミ通文庫

犬とハサミは使いよう Dog Ears1 (ファミ通文庫)
著:更伊 俊介 イラスト:鍋島 テツヒロ

「こんなに遅くまで外に出ていて、帰ったら怒られるよ」
「大丈夫、私も一緒に謝ってあげるし。いざとなったらうちの犬だって、内臓をぶち撒けながら謝ってくれるわ」

2011年10月の新刊。約8ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
FBonlineで連載中の短編が文庫にまとまりました。これは短編集は別タイトルで展開するパターンか。

表紙は春海と、本田書店の看板娘、桜。個人経営の書店の看板娘とか、俺のツボ過ぎて困る。もっと出番増えても良いのよ。
よく見たら表紙の構成って、本編1巻と同じなのか。

あれ、長編より面白い気がするぞ?やっぱりや!ライトミステリ風味とか要らんかったんや!
春海と夏野さんの掛け合いが楽しい。ネタのチョイスが、これまた俺好みで。エンシェントスピリットエボリューションとか久し振りに見たわw

通称きれいな夏野さんがちょっと可愛いから困る。
ゲロを吐くヒロインは別に斬新でも何でもないよね。MF文庫J『神様家族』『僕は友達が少ない』とか。
って、どっちもMFかよw
何なの、ゲロ吐きヒロインの専売特許でも持ってるの?

本編とナンバリングを完全に切り離してるクセに、普通に今後の本編へのネタ振りをしている件。
これやると、結局読む順番が固定されちゃうんじゃねーかっていう。
次は2012年2月に4巻、6月に5巻。

燃:C 萌:A- 笑:A- 総:A

シリーズリンク
犬とハサミは使いよう <3>(2011/08)
犬とハサミは使いよう <4>(2012/02)
犬とハサミは使いよう Dog Ears <2>(2012/09)

アニメ,電撃文庫

「名付けてミネラルたっぷり、よく増えるワカメアーマーだ!」

術式で垂直に突き立った輸送艦へ歩いていけるみたいだけど、パッと見の絵面が騙し絵みたいになってるんだなw
実際に歩いたら、どんな感じなんだろーか。
今回もホライゾンのコカンパンチャーが炸裂です。ホント容赦ねぇなw

犬鬼(コボルド)が思ったより小さかった件。超可愛い。声が凄ぇ渋いけども。
点蔵は“傷有り”の素顔を知ることに。中の人はまさかのほっちゃんでした。おいおい、『いぬかみっ!』の主人公とヒロインが揃ったじゃねーかw

で、シロジロとハワードのDOGEZA対決で吹いた。どこにクオリティ使ってんねん。おけ、最近原作読み返したけど、やっぱり完全に理解すんのはムズイよなぁ。
実況通神(チャット)も可能な限り再現されていて凄ぇ。内容を細かく知りたい人は、一時停止を繰り返して読めってことなんだな。
まぁ、全部読んでも理解らんと思うけどw

今回で原作630ページ消化。凄ぇ消化率だわ。ってことは大体5話で上巻終了かなー、と。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
第2話「舞台上の宣告者」
第4話「劇場の支配者」

ソフトリンク
境界線上のホライゾンⅡ <Ⅱ>(初回限定版)

アニメ

「これでめでたしめでたし。本当にそうでござろうか?」

メルヘンランドへと戻って来たみゆき達。しかし、デコルを全て集めたのにロイヤルクイーンが目覚める気配は無い。
ってか、クイーンデカイな!光の園の女王様みたいだなw
原因の解明はポップに任せ、みゆき達はメルヘンランドを散歩することに。

人間の姿のままだと住人達が怖がるということで、ポップの忍術で、みゆき達も妖精の姿に。
妖精モード超可愛いな!フィギュアとか出すべきだと思うんだ。

いやしかし、前回の超作画の息切れを上手いこと誤魔化すシナリオだな。このタイミングでなら河野作画が来ても許せる。ってか、河野作画もメインキャラの顔以外は問題無いんだよなぁ。

メルヘンランドには様々な絵本の登場人物ベースの妖精達が居り、物語を再現するような行動を取っているが、こいつ等、同じ行動をひたすらリピートしてるんだろうか……。

彼等からの話で、みゆき達もミラクルジュエルの存在を知ることに。キャンディ自身がミラクルジュエルなのかなぁ。

一方、ピエーロの種を回収するジョーカー。やっぱり普通に生きてたか。3幹部も健在。
ジョーカーは特に悔しがる様子も無く。
ピエーロはこれから完全体としての復活を目指すので、3幹部はこれまで通りバッドエナジーを集めることに。それに加えてミラクルジュエルの捜索も行うことに。
パワーアップしたプリキュアに対抗するべく用意されたのはデカッ鼻。黄鼻アカンベェの出番はもう無いのだろうか。

燃え付き過ぎて戦闘も無しかと思ったら、別段そんなこともなく。むしろ戦闘やって変身や技バンクを使った方が枚数削減出来るのかもしれん。レインボーバーストだけで1分以上かかるしな。

出撃してきたのはウルフルン。デカッ鼻でスーパーアカンベェを生成。凄ぇド直球なネーミングだな。
その戦闘力は高いが、敵味方お構い無し。ウルフルンも油断して吹っ飛ばされてたな。

ピエーロ復活までのカウントは仕切り直され、今度はマックス18カウント。
とすると、これまでのペースなら41話で復活ってことになるけど、そんな早い段階でクライマックスが来るのか?

スーパーアカンベェには青鼻と同じく通常技が効かない。しかし、青鼻がデコルを核に使っていないから技が無効なのに対し、こちらは核にデコルを2個使っているのに効かないというんだから質が悪い。

初めてレインボーバーストを見たときに、これは通常の敵相手に使ったらオーバーキル過ぎるんじゃないかと思ったけど、敵側もパワーアップするんなら問題無いか。

クイーンが目覚めないのはペガサスを呼び覚ますために力を使ってしまったかららしい。つーわけで、デコル集め続行です。
デコルデコールのスロット16個は全て空に。また16個集めないといけないんだけど、スーパーアカンベェ1体撃破につき、2個手に入るってことは8体倒せば良いんだよな。その辺はどうなるんだろう。
青鼻みたいに、デコルを核にしていないアカンベェが登場するのだろうか。

次回予告で大ハシャギのアカオーニさんが危うく全部持っていくところだった件。

そんなわけで、パワーアップ編はこれにて終了、次回からが新OP映像と新EDかな?まぁ、来週は休みなんですけどね。
あーあ、今年はビチグソ高校野球中継はありませんなんて奇蹟が起こらんもんかね。
若しくは甲子園が爆発するとか。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第23話「ピエーロ復活!プリキュア絶体絶命!!」
第25話「夏だ!海だ!あかねとなおの意地っ張り対決!!」

特撮

「星からの声に魅入られた人間、それがゾディアーツ」

プレゼンターに会いに行くと言って姿を消すサジタリウス・ゾディアーツとジェミニ・ゾディアーツ。
プレゼンターとは、宇宙の意志とでも言うべきものらしい。

前回のラストでジェミニの分身の爆発に巻き込まれたメテオだったけど、どうせピンピンしてるんだろ?って思ってたけど、予想以上にボロボロで吹いた。『W』終盤で照井がボロボロになったときみたいだなw

家族、記憶と次々と大事なものを奪われていくユウキ。遂にはライダー部にまで偽物呼ばわりされ、フォーゼにフルボッコにされそうになる。
シザー+クロー+チェーンソー+スパイクのリミットブレイクは強烈だな。使うタイミングがアレ過ぎたけどw
最初に本物のユウキを見分けたのが賢吾って、弦太朗の立場無ぇな……。

ユウキとの約束を思い出した弦太朗によって、ユウキは自分を取り戻す。存在の薄まった闇ユウキは最早敵ではない。
ジェミニの超新星の力もコズミックステイツがメテオストームスイッチを使うことで回避。

戦闘中、敵の攻撃から仲間を庇った賢吾は不思議な力を発揮する。やはり、これがコアスイッチなのか。
理事長は気付いたようだが……。

一方、十二使徒のスイッチが揃ったら自分がヤバいと気付いた校長。遅ぇよw
これは裏切り来るか?と思ったら、次回がそういう話のようですね。

つーわけで、次回はゴミクズ五輪ハイライトで放送休止。しかも、その次は例年のスケジュール通りならゴミカス高校野球で飛ばされる気がするぞ。
どちらにしても、最後の十二使徒ピスケス・ゾディアーツは映画で先行登場になるのか。

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第43話「双・子・明・暗」
第45話「天・秤・離・反」

映画リンク
仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!

特撮

「あんたがパパ、メサイアを満足させないからね」

アリアドネビルのエネトロンを狙うメールが届いた。悪戯の可能性が高いが、念のため、潜入調査することになったヒロムとヨーコ。
そこで2人はメールの送り主である少年ショウタと出会う。彼は友達に自分がゴーバスターズの協力者だと嘘をついていたのだ。

だが、そこへ偶然、メサイアの新たなアバター、エスケイプがキーロイドを引き連れて現れる。
彼女の目的はエネトロンの奪取ではなく、メサイアに快楽を与えること。

今一つ、エンターとエスケイプの立ち位置が理解らないよな。メサイアが作ったんなら、メサイアの希望通りに動きそうなもんだけど。初期設定をミスったら作り直しがきかないのか

これからは快楽充足をエスケイプ、エネトロン奪取をエンターが担うことになるのかしらん。

今回は疑似亜空間が生成されたので、グレートゴーバスターが出撃。基本的に、どのメガゾードでも疑似亜空間の生成が可能になったのか。

EDが映画宣伝映像になりましたね。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
Mission21「さらばブルーバスター」
Mission23「意志を継ぐ者」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「愛は正義!だからエロは正義なんだよ!」

ファンタジア文庫原作の抑圧系エロコメが満を持してアニメ化。原作は3巻で折れました。

制作は『ヨスガのソラ』で話題を呼んだfeel.
スタッフ陣も『ヨスガのソラ』の人達が再集結しているらしい。これでエロくならなかったら嘘だな。

BS11で放送分を録画したんだけど、生憎の大雨で視れたもんじゃなかったので、ニコニコチャンネルを頼ることに。

さて、OPカットで開始。
女の子には優しくがモットーだが、エロ思考が度々駄々漏れになる残念系主人公エロ介こと良介は死神を名乗る少女リサラと出会うことに。

良介の中の人は下野紘さん。この人もラノベ主人公演ると高確率で変態系になるよな。ファミ通文庫原作『バカとテストと召喚獣』の明久とか、スーパーダッシュ文庫原作『ベン・トー』とか。

今回は殆ど良介とリサラの出会いに焦点が絞られている。2人を襲う触手モンスターとの戦闘は、なかなかの迫力。
死神関係の描写は結構格好良いんだけど、時折入る規制の光やら黒帯やらで残念なことに。
もうちょっと上手い隠し方はないものか……。

って、サブタイの赤い糸ってリサラの下の毛のことかよw
繁みの描写には吹いた。

最後は、今回の内容を振り返る映像+OPで締め。格好良い系の曲なので、どんな映像が付くか楽しみだな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第2話「エロは環境に優しい」

原作リンク
だから僕は、Hができない。 -死神と人生保障-

アニメ,ガガガ文庫

「妖しくも淫らなサブカルチャーさ」

調停官さんの悪友Yが初登場。中の人は、みゆきちということで、またクールボイスみゆきちか!最後の方、暴走してたけど。
今期、これでクールボイスのみゆきちを見るのは『境界線上のホライゾンⅡ』『ココロコネクト』に続き、3回目だな。

今回はそんなYが同人誌ならぬ同類誌に目覚めて暴走するエピソード。どう見ても、腐女子です。本当に有り難う御座居ました。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
episode.02「妖精さんの、ひみつのこうじょう」
episode.04「妖精さんたちの、さぶかる」

MF文庫J,アニメ

「あんまり女王様がやんちゃだと、海が荒れてしまうぞ」

将悟のキザな言動が実にアレだな……。ラブコメラノベの主人公としては、かなりの高スペックな気がする。
ってか、これは感情移入し辛いスペックだよな……。

取り敢えず、今回で主だったヒロインは出揃ったか。衣楠って原作ではヒロイン扱いされてるんだろーか。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第01話「見知らぬ妹からの声」
第03話「妹たちの誘惑」

MF文庫J,アニメ

「強くなんてなくていい!」

エンシェントドラゴンに太刀打ち出来ない才人達。デルフは砕け、教皇聖下は喰われてしまい。

デルフを失った悲しみを隠し、気丈に振舞う才人を見ていられないルイズは、ある決意をする。
それは、強力な武器を才人の世界から持ってくる作戦の際に、才人を元の世界へ帰そうというもの。

才人の居なくなったハルケギニアで、ドラゴンに立ち向かうため、集まった仲間達。友情がアツい。

元の世界へ放り出された才人は悲嘆に暮れる。ということで、次回いよいよ最終回。これは盛り上がって来たぞ。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第10話「災厄の目覚め」
最終話「ゼロの使い魔」

アニメ,GA文庫

「織田の当主はこの私、織田信奈よ!」

GA文庫原作の美少女戦国武将ものがアニメ化。GA文庫の作品がアニメ化するのは3作目かな。原作は未読。
今期スタートのラノベ原作アニメの中で唯一、事前情報一切無しでの視聴なんだよな。他のは原作若しくはコミカライズ読んだことあるのばっかりだし。
制作はStudio五組×マッドハウス。共同制作なのか。

戦国時代にタイムスリップした高校生、相良良晴は尾張を支配する少女、信奈と出会う。良晴を助けて死んでしまった羽柴藤吉郎の代わりに信奈に仕えることになった良晴だったが……というお話。

OPは格好良い系。原作既読者は凄ぇテンション上がるOPなんじゃね?

やたら美少女キャラが出て来ることを除けば、至極まともなストーリーラインだな。もっと露骨なサービスシーンとかあるのかと思ってたわ。

原作のイラストを担当しているのは、みやま零さん。2012年第1クールに放送されたファンタジア文庫原作『ハイスクールD×D』に続いて、またアニメ化だけど、絵の再現度はこっちの方が高いな。
ってか、柴田勝家が朱乃さんに見える……。

歴史上の有名な人物がわんさか登場するが、有り得ねーってデザインの人が多いので、電撃文庫原作『境界線上のホライゾン』とキャラの差異を見てみるのも面白いかもな。

信奈のキャストは伊藤かな恵さん。伊藤さんのツンデレボイスは大変良いものであるなぁ。

EDはヒロイン勢のセクシーショット的な。
そんなわけで、『織田信奈の野望』1発目でした。このクオリティを維持出来れば、それなりのヒットにはなりそうだな。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第二回「織田家、お家騒動」