アニメ

「最後の最後まであんなお洒落帽子を隠し持っていたとは!」

 

 レオパルドはベンケイのことを忘れていたのではなく、彼が外見も名前も変わっていたから判らなかっただけらしい。かつての名前はボナパルトだそうな。

 ベンケイは寵愛を最も得ていながらもネルヴァルを裏切ったレオパルドを妬んでいる。

 

 で、またハチャメチャコロニーバトルですよ。コロニー同士がガチでぶつかり合うとか、どんだけw

 

 必殺のレオパルドキャノンを放つが、何とベンケイはそれを吸収、反射。逆にこちらが大ダメージを受けてしまう。

 この事態に風音は以前にも一度やったアブソリュートブレイクスルーを発動するが、システムをネルヴァルにハッキングされ、大ピンチに。

 このとき、ほのか、高嶺、元老院のメンバーの身体にネルヴァルの紋章が浮かび上がった。で、高嶺だけは洗脳状態に。他の人達は以前にも同じ攻撃を受けたことがあって抵抗があるとかか?

 更にアレイダが現れ、風音は逃がされたものの、元老院のおじいちゃん達は殺されたか?

 

 レオパルドのところには、クサンチッペとガントレットとかいう雑魚?も登場して大混乱。

 ベンケイに捕まり、共に大気圏へと突入させられてしまう。ほのか達は高嶺と戦いながらも、ハイテンションレバーを動かそうと奮闘。しかし、当事者であるレオパルドは一人脱出を図っていたというワナ。

 

 そしてカークウッドに降り積もる雪。白く染まっていく世界を見つめるアレイダとナミの姿が。ってところで続く。

 

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A

ガガガ文庫

RIGHT×LIGHT 5 (ガガガ文庫)

著:ツカサ イラスト:近衛 乙嗣

「来るは金色。風を引き連れ舞う乙女。界の王たる小さき揺り籠――黄金の髪靡かせ、空を渡り、道を拓く、留まることを知らぬ者」

「内に秘めし裁きの光、歪みを正す天なる翼。罪を断ちし清き剣――運命と役目をここに分かて、彼の腕に法の刃を!」

 

彼の右手(ライト)天の光剣(ライト)!!

 

 約二ヶ月一週間半の積み。四ヵ月振りの新刊。第一部天使王(ミトロン)編完結ということで、400ページ近くあります。

 

 中盤からはもうバトルに次ぐバトルって感じで正直ぐんにょりしかけていたんですが、最後の最後でタイトルの意味を明かすという構成にやられた。タイトルの意味考えるのなんて、二巻くらいで放棄してたよ……。

 

 ホリィ=ライトを撃破し、一段落ついたように見えるが、既に次の何かが動き出している。アリッサの叔母ウルトも何か目的があって行動しているらしいし。

 細かいことだが、設定ではウルトはアリッサの母親ヴェルの姉ということになっている。でもそれだと、「叔母」じゃなくて、「伯母」じゃね?

 

 巻末には前巻に続き、魔術師ファイルが。

 

 また、折り込みチラシガ報には五巻発売記念として書き下ろしSSが掲載。何、このプッシュ具合。

 

 次はもう発売予定上がってたっけな。五月だっけ?

 

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

GA文庫

で・こ・つ・ん★ (GA文庫)
著:野島 けんじ イラスト:しゅがーピコラ

『風を得たりっ!』
『我が心は鋼』
『我が意志は刃』
『我が拳は破魔』
『颶風門は開かれた!汚濁を祓い、いまこそ我が務めを果たさん!』

約1ヶ月2週間の積み。『きゅーきゅーキュート!』で御馴染みの野島さんがGA文庫に殴り込みです。『きゅーきゅーキュート!』が始まったときは手を付けてなくて、今痛い目を見ているので、こっちは最初から読むことにしました。
「でこつん」とはデコを軽くぶつけ合うこと。

口絵では、いきなり裸率75パーセントで吹いた。イラストで釣る気満々過ぎる。

さて、内容は表紙から全力全開にラブコメと思わせておいて、不思議設定ありというワナ。不思議設定どころか、倒すべき敵が居るからな。MF文庫Jの王道パターンです。

全寮制の泉命(せんめい)女学園では神触人(イノセント)の育成が行われている。
神触人は女神を召喚し、パートナーである神衣人(ドレス)に憑依させ、その神衣人は御技を駆使して、邪鬼と戦うという設定を用意しておきながら、作品紹介には思いっきりラブコメと書いてあるという。
いや、確かにちゃんとラブコメやってるけれども!

で、そんな女だらけの泉命女学園に最愛の妹、心愛(ここあ)のために神衣人リップとして潜入することになってしまった主人公、真心(まこ)。神衣人は原則女性なので、正体がバレたらティウンティウンです。

妹がお兄ちゃん激LOVEって作品は結構あると思うけど、主人公が妹を激LOVEって珍しいんじゃね?しかも現段階では非血縁設定の気配無いし。

倒すべき人類の敵と戦う若者を育成する機関という点では、ファミ通文庫の『戦嬢の交響曲』と近い部分がある。こっちはもっとポップでキュートだが。

『きゅーきゅーキュート!』ではシリアス展開が微妙だったので、こっちもそんな感じかと思ったら、最後はまさかの熱血展開でした。
こういうタイプの作品には珍しく男メインの挿絵が二枚もあります。

そういうわけで、『で・こ・つ・ん★』でした。イラスト買いしても損は無い気がする。エロい紅愛(くれあ)お姉ちゃんの存在も忘れてはいけないと思います。
地味に二巻が楽しみ。

燃:A 萌:A+ 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
で・こ・つ・ん★ <2>(2009/05)

著者リンク
~ちみっ娘小学生レストラン~ ストロベリーフィールドへようこそ!(2011/01)
俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?(MF文庫J、2012/02)

アニメ

「動き出さなきゃ永遠に他人のままだ」

 

 朋也と渚が出会う一年前の出来事を描いた番外編。タイトルコールの背景には幻想世界の女の子が登場しています。

 朋也の物語と渚の物語が交互に語られ、最後にまとまるという構成。

 

 朋也サイドでは杏との出会いが。不足していた杏のツンツン分を補充しろということですね、分かります。

 

 渚サイドでは彼女が友達を作ろうと奮闘する。

 

 次回、いよいよラストで総集編です。

 

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

雑誌

元バイト先の先輩に、「てめぇの日記、ネタバレ注意って迂闊に見れねぇだろうがゴルァ!(超誇張表現)」みたいなことを言われたので、ルールを定めます。

テレビ番組は放送から一週間。
本は発売から三ヶ月、それ以内に続刊が出た場合にはその時点で解禁として、僕がこれはネタバレかなぁと思った部分は反転させておきます。

それでも、らめぇぇえええ、ネタバレされちゃうぅぅぅうううう!ってなったときは自分で退避してください。
基本的には内容垂れ流しです。

講談社ノベルス

九十九十九 (講談社ノベルス)

著:舞城 王太郎

 

「たぶん僕が美しすぎるんだよ、ツトム。僕はこの世に存在するには、美しすぎるんだ」

 

 講談社ノベルス。部室に置いてあったのを借りて来ました。タイトルは「ツクモジュウク」と読みます。

 

 え、舞城さんの作品って全部、こんな訳の理解らんテンションなの……?ミステリなのか何なのか。いや、メフィスト賞がこういうタイプの作家を輩出するための賞ですと言われたらどうしようもないけど。

 

 清涼院流水さんの作品と関連性があったり、他の講談社ノベルスの作家の名前が出て来たり、メタ要素が大量に仕込まれていたりと、読めば読むほどなんのこっちゃ理解らない。

 

 で、やっぱり無い記号の後のスペース。何、舞城さんの拘りなの?

 

 そういうわけで、『九十九十九』でした。このノリで六百ページはしんどいわ……。

 

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B

特撮

「変わってるよ君は。本当に……」

              

 ギルスは謎の青年に襲いかかるが、青年は光に包まれて消えてしまう。その後には、やはりあの紋章のようなものが。

 って、折角治してもらったのに変身したら、また老化しちゃうんじゃ……。

 

 翔一を知る三浦という女性が登場。彼女と会って話をする約束をする翔一だったが、約束の時間に彼女は現れなかった。何者かに殺害されていたのだ。

最初、翔一が会えなかったって嘘をついているのかとも思ったけど、どうなんだろう。どうにも挙動不審臭かったと言うか。

三浦さんは死ぬ前に、誰かと連絡を取っていた。その相手は一体?

また彼女の遺体を見て、氷川は既視感を覚える。会ったことがあるとすれば、やはりあかつき号事件のときか?

 

 オクティペスに立ち向かうのは北條G3。何なく撃破するが、オクティペスは爆発せず、溶けてしまった。一話で死ぬなんておかしいなと思ったら、案の定次回予告で生きていることが判明しました。

 アンノウンを倒すという点においてはパーフェクトだった北條だったが、人命救助を疎かにする戦い方に小沢さんは不満を募らせる。

 そんな小沢さんは十二歳でマサチューセッツに入学するほどの天才だそうな。まぁそりゃG3システムを開発するくらいだからなぁ。

 

 北條はアギトを捕獲すると意気込むが、アギトこと翔一は三浦さん殺害の件で任意同行されかけていました。

 しかも、そこでアンノウン出現を感じ取ってしまったため、逃げだそうとしたと勘違いされてタイーホされてしまいました。

 逮捕と言えば、『キバ』の名護さんを思い出すわけだがw

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

特撮

「アギト?いや、ギルスか。珍しいな」

 

 太一とじゃれている内に真魚のベッドを破壊してしまった翔一は新しいベッドを作ることに。凄ぇ器用だな。

 対して、氷川は不器用であると判明。つーか何故氷川にベッド制作を手伝わすんだw

 

 ベッドを一生懸命作っている翔一を見て、真魚は父を殺したのが翔一の筈が無いと考えなおす。

 だが、風谷教授が殺害された二年前のイメージの中に見えた真魚宛ての手紙には一体何が書いてあったのだろうか。

 

 G3の装着者には案の定、北條が選ばれていた。性格はアレだが、その能力はピカ一。しかし、小沢さんは納得出来ない様子。

 

 アギトVSクロウロード・コロウス・クロッキオではアギトが何となくフレイムフォームにパワーアップ。超適当!

『クウガ』っぽく考えるなら、クロッキオに対抗するために感覚が鋭敏になるフレイムフォームが目覚めたってことなんだろうけど……。

 武器はフレイムセイバー。クウガのペガサスフォームとタイタンフォームを合わせたような能力と装備。アギトは基本フォームがグランドフォームを含めて三種類らしいから、クウガと全く一緒の能力配分ではないってことか。

 で、クロッキオをセイバースラッシュで一刀両断。

 

 謎の少年の不思議な力で老化が治った涼はギルスに変身し、またもや成長し青年となった男に襲いかかる。

 青年の台詞から、アギトとギルスという存在が複数居ることが窺える。

 中性的な顔立ちなのに、声はえらい低いのね。

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

「アギト?いや、ギルスか。珍しいな」

 

 太一とじゃれている内に真魚のベッドを破壊してしまった翔一は新しいベッドを作ることに。凄ぇ器用だな。

 対して、氷川は不器用であると判明。つーか何故氷川にベッド制作を手伝わすんだw

 

 ベッドを一生懸命作っている翔一を見て、真魚は父を殺したのが翔一の筈が無いと考えなおす。

 だが、風谷教授が殺害された二年前のイメージの中に見えた真魚宛ての手紙には一体何が書いてあったのだろうか。

 

 G3の装着者には案の定、北條が選ばれていた。性格はアレだが、その能力はピカ一。しかし、小沢さんは納得出来ない様子。

 

 アギトVSクロウロード・コロウス・クロッキオではアギトが何となくフレイムフォームにパワーアップ。超適当!

『クウガ』っぽく考えるなら、クロッキオに対抗するために感覚が鋭敏になるフレイムフォームが目覚めたってことなんだろうけど......。

 武器はフレイムセイバー。クウガのペガサスフォームとタイタンフォームを合わせたような能力と装備。アギトは基本フォームがグランドフォームを含めて三種類らしいから、クウガと全く一緒の能力配分ではないってことか。

 で、クロッキオをセイバースラッシュで一刀両断。

 

 謎の少年の不思議な力で老化が治った涼はギルスに変身し、またもや成長し青年となった男に襲いかかる。

 青年の台詞から、アギトとギルスという存在が複数居ることが窺える。

 中性的な顔立ちなのに、声はえらい低いのね。

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A

電撃文庫

アガルタ・フィエスタ!―てのひらに女王を! (電撃文庫)
著:三田 誠  イラスト:双龍

電撃文庫2004年12月刊行物。『レンタルマギカ』が始まってから間も無い頃の三田さんの作品ということで、読んでみました。

さて、以前から表紙が良いなとは思っていたが、中のイラストは割とションボリな件。まぁ、最低ラインは死守してるけど。

内容はバトルコメディといった感じ?秘法を駆使するバトルシーンはなかなか燃える。
一応ダブルヒロイン制をとっているが、その割にはラブコメをやりきれていない感じ。その辺は2巻に期待かなぁ。お母さんと血の繋がりが無いことも判ったし、ヒロインが1人増えたね!(ぇ

秘宝もメインアイテム以外の存在感が薄いから、もっと細かく設定とかを書いてくれたら、アツくなるんじゃないかと。

燃:B+  萌:B+  笑:B-  総:B+

シリーズリンク
アガルタ・フィエスタ!② 石のナイフと褐色の巫女(2005/11)

イラストリンク
ご主人さん&メイドさま 父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(電撃文庫、2010/02)
ななかさんは現実(ガガガ文庫、2010/07)
声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 ~ぱんつの中身は大事です!~(GA文庫、2011/08)

特撮

「今はちゃんと自分の意志でやっています」

 

 ギルスに変身した涼は謎の老化現象に見舞われていた。そこへ謎の少年が現れ、彼を廃墟に連れ込み、アッ――――!ではなく、介抱する。

 行方不明になった三雲さんも彼の元に居るのだろうか。

 涼を介抱する内に少年はまた成長。どこまで大きくなるんだろうか。

 

 美杉先生の義兄、伸幸は神話と伝説の研究者だったらしいが、他殺体で発見されたらしい。

 真魚の部屋を掃除していた翔一は偶然、伸幸教授が殺害された事件の新聞記事の切り抜きを発見する。それに触れた途端、伸幸教授が殺害される場景が浮かび上がり、翔一は気絶してしまう。

 そんな彼を発見した真魚は父が殺害されるイメージを読み取る。翔一が記事から読み取ったイメージを真魚が更に見てしまったのかと思ったが、そのイメージの中には翔一の姿もあった。彼が真魚の父を殺害したとは思えないが……。

 

 北條があかつき号の事件をバラすと上層部をおどしたため、G3は活動停止に追いやられる。

 あかつき号の救難信号を無視して海上保安庁の巡視船を私用で使用していたらしい。

 氷川によると、そのとき、あかつき号は謎の光の中で嵐に見舞われていたんだそうな。

 結構、謎をバラまいてくるな。

 

 G3装着者としての資格を失った氷川は自分なりにアンノウンの謎に迫るため、もう一度美杉教授を訪ねる。

 翔一は彼をもてなすが、アンノウンの出現を感じ取り、出撃。氷川放ったらかしw

 

 今回のアンノウンはクロウロード・コルウス・クロッキオ。烏なので飛行能力を持ち、アギトを翻弄する。無理矢理ライダーキックをかまそうとするものの返り討ちに遭う。

 気絶させただけで満足して撤収しちゃうクロッキオ、駄目だなw

 

燃:A 萌:B 笑:B 総:A