【ラノベ】特殊性癖教室へようこそ【1巻/感想】
著:中西 鼎 イラスト:魔太郎
「先生は子宮の良さがわからないかな?残念だね。子宮は究極のパンチラだと思うのに」
こわい。
スニーカー文庫2018年3月の新刊。約3日の積み。第22回秋スニーカー大賞特別賞受賞作品。
応募タイトルは「特殊性癖学級へようこそ」。
そりゃタイトルに「特殊性癖」なんて付けられたら取り敢えず買おうかなーと思うじゃないですか?
イラストは『魔導GPXウィザード・フォーミュラ』でスニーカー登場済の魔太郎さん。あっちの2巻はまだ読んでないけど、もしかして打ち切りになった……?
就活に失敗した主人公、伊藤真実(まなみ)は祖父の伝手で教師になるが、担当させられることになったクラスは特殊性癖持ちの生徒ばかりが集められた魔境で……。
ピンナップがド直球にアウトで草。スニーカー文庫ちゃんったら、すっかりエロで部数を稼ぐことを憶えちゃって……。
帯に書いてある「編集部男性5秒で絶頂!?」は煽り過ぎだろw早漏ってレベルじゃねーぞw
その割には何故かイケメンでもない男だけが描かれている挿絵が何枚か存在する不思議。どういう層にアピールしているのか……。
特殊性癖と謳っている割にはただの変態止まりといった印象で、ちょっとパンチが弱いかなーと思う。何出し惜しみしてんだよ!もっと熱くなれよ!
スポットが当たっているマゾヒズムなんてよくある題材でしかないと思うんだよなぁ。まさかごっくんさせるとは思わなかったが……。
表紙を飾っているのが委員長の恭野さん。ポジションとしてはメインヒロインという扱いだと思うんだけど、今回スポットが当たっているのは別の女生徒、伏黒さんなんだよなぁ。
うほっ、表紙の女の子可愛いやんけ!って思って購入した人可哀想。
購入者特典のオーディオドラマに出演しているの恭野さんではなく、白ギャルの胡桃沢さんで、ヒロインとは一体……という状態になってしまっている。
今回はまだまだ謎を秘めている様子だったので、恭野さんの本領発揮はシリーズが続かないと無理そうだな。
そんな具合で今後どういう方向に振れることになるのか気になる『特殊性癖教室へようこそ』でした。
特殊性癖=エロというわけではないと思うし、エピソード毎に雰囲気が変わる感じになるのか、それともエロを入れられそうな性癖を優先するのか。
冒頭で既に様々な性癖が列挙されているんだが、この中からいくつピックアップされることになるのだろうか……。
燃:C 萌:A 笑:A 総:A
シリーズリンク
・特殊性癖教室へようこそ 2巻(2018/08)
著者リンク
・さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々(ガガガ文庫、2023/08)
イラストリンク
・なぜ異世界ダンジョンでスマホがつながるのか 竜胆遥人の迷宮攻略(2014/07)
・魔王サスペンス劇場 土けむりダンジョン、美人勇者殺し(スニーカー文庫、2016/04)
・魔導GPXウィザード・フォーミュラ(スニーカー文庫、2017/04)
・WEB小説家になろうよ。(ダッシュエックス文庫、2015/09)
第22回スニーカー大賞リンク
・パンツあたためますか?(春、優秀賞、2017/08)
スニーカー大賞特別賞リンク
・星降る夜は社畜を殴れ(第19回、春、2014/08)
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特殊性癖教室へようこそ (角川スニーカー文庫) | |
中西 鼎 魔太郎
KADOKAWA 2018-03-01 |
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