オーバーラップ文庫

僕と彼女とカノジョとかのじょ 3 (オーバーラップ文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:ピロ水

「皆で、幸せになってね」

2014年7月の新刊。約3週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はヒロイン集合ということで案の定最終巻です。
帯を外してもぱんつは見えません。

前巻の感想で積極的にサービスシーン狙っていっても良いって書いたら、物凄い連発構成になっていて吹いた。
銀花なんて乳首券発行しかけてるやん。けしからん。もっとやりたまえ。

さて、社達の前に現れた謎の少女イホノ。彼女の出現はやがて、街を覆うシステムの謎へと繋がっていき……。
これまた重い設定が出て来たな……。

最後はハッピーエンドになったから良かったようなものの。もっと神様同士のイチャラブとかあっても良かったのよ。

総評

ってなわけで勢いだけで三位一体と言っていた感のあるドタバタラブコメ、オーバーラップ文庫『僕と彼女とカノジョとかのじょ』、これにて完結。足掛け8ヶ月か。
やっぱり長々と続けるものではなかったな。

個人的にはもっと明るい方が好きなんだけどな。まぁ話に緩急をつけることを考えると、シリアスに振った方がやり易いのかもしれんが。

燃:C 萌:A+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
僕と彼女とカノジョとかのじょ <2>(2014/03)

著者リンク
神器繰刻のアイオーン(オーバーラップ文庫、2015/11)

オーバーラップ文庫

烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 4 (オーバーラップ文庫)
著:森田 季節 イラスト:クロサワ テツ

「ご心配なく。先輩の思惑もさらに乗り越えてやります。世界は━━」
「━━俺たちの手の中です」

2014年7月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
えっ、完結とかどういうことなの……。面白くなってきやがった!と思った途端にこれだよ……。

ネオアルカディアへと帰還したエイジは仲間達と共に帝国との決戦に臨む。漣雅は退けたものの、彼からカードバトルの知識を得た皇帝は一筋縄ではいかない相手で……。

漣雅から知識を受け継いだ皇帝だけど、やっぱり地球出身のキャラ同士で戦った方がカードバトルやってる感はあるよなぁ。

世界の秘密が徐々に明らかになり、芹香先輩と共闘することになる流れは燃える。カードバトルとそれを無視した展開とのバランスが絶妙なんだよな。
どっちの要素も薄くならないように適度に調節されていると思う。

一方、ひたきさんが凄い勢いでヤンデレ化しつつあるんですが……。最終的にはエイジを追って、ネオアルカディアへやって来てるし……。
どうせなら、ひたきがいかにしてネオアルカディアへ辿り着いたかを描く外伝とか出しても良いのよ。

オーバーラップ文庫の公式サイトでアンケートに答えると見られる「あとがきのアトガキ」ではアナザーエンディングが描かれているんだけど、まさかのエイジとアルティアの初夜で吹いた。勿論、触りだけですが。

総評

そんなわけでカードが歴史を変えるオーバーラップ文庫『烈風の魔札使と召喚戦争』全4巻、これにてゲームエンド。足掛け11ヶ月か。
森田さんのシリーズの中ではGA文庫『お前のご奉仕はその程度か?』に続いて2番目の長さか。

駆け足という感じはしないものの打ち切り完結だろうなぁ。エピローグで数年後を描かなかったら、ただの第一部完みたいな雰囲気だったし。

カードゲームが遊びたくなる良いラノベだったな。ゆくゆくは本当にネオアルカディア発売!その勢いでアニメ化!これで勝つる!ってなることを期待してたのになぁ。
既に新作を仕込み中だそうな。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
烈風の魔札使と召喚戦争 <3>(2014/03)

MF文庫J,オーバーラップ文庫,ガガガ文庫,ゲーム,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,メディアワークス文庫,富士見ファンタジア文庫,漫画,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 <6.5>ドラマCD付き限定特装版
・代償のギルタオン <3>
・烈風の魔札使と召喚戦争 <4>

の計3冊。
ボーダーは、

・時槻風乃と黒い童話の夜 第2集

の計1冊。
コミカライズは、

・ポケットモンスターSPECIAL <51>
・とある科学の超電磁砲 <10>
・黙示録アリス <01>

の計3冊。
漫画は、

・天体戦士サンレッド <19>

の計1冊。

MF文庫Jでは『アブソリュート・デュオ』がエイトビット制作にてアニメ化決定。内容全然知らないんだけど、エイトビットならワンチャンあるんじゃないかなぁ。それなりの良作画は期待して良さそう。

オーバーラップ文庫の『僕と彼女とカノジョとかのじょ』3巻は予約するタイミングが遅かったため入荷していなかった。
ということを店長から言われて初めて存在を思い出した俺です。まぁ、店長もオーバーラップ文庫の何やったかっつってタイトル忘れてたけど。

集英社が何やら新しいラノベレーベルを秋に創刊する様子。ティザーサイトが立ち上がってるみたいだけど、また迷走するんじゃないだろうな……。
「ダッシュエックス文庫」ってのが商標登録されたらしいけど。

C★NOVELSファンタジアでは『アーク・ブラッド』の著者から榊さんが退くことが発表された。
編集部と揉めたわけではないらしいけど、榊さんは原案者という立場になり、現在は代筆者を探している状態なんだとか。
イラストはそのままの可能性が高いそうで。

制作工程上の問題らしいんだけど、それ以上は話せないそうなので、凄いモヤっとする。
一応、同レーベルで新作は用意してるらしいんだけど、それなら尚更執筆者から退いた意味が理解らないよな……。

オーバーラップ文庫

僕と彼女とカノジョとかのじょ 2 (オーバーラップ文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:ピロ水

「時速十キロで動く台車Xに乗ってるのは僕で、時速十五キロで動く台車Yには黒恵ちゃんが乗っています。ふたりは等速で少しずつ近づいて、二十秒後にはキスをします」

2014年3月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は銀花と新キャラのイホノさんか。今回は帯を外してもぱんつは見えません。

さて、分裂した幼馴染みとの生活にも慣れてきた社だったが、そんな彼等にまたしても不可思議な現象が襲い掛かる。
それは彼女達の願いに起因するもので……。

うーむ、相変わらず振りかかる試練が重いな。もっとイチャコメでも良いと思うんだけどなぁ。
ああ、MF文庫J『変態王子と笑わない猫。』を読んだときの気持ちに似てるかもしれん。

折角、ピロ水さんがイラストを担当してくれてるんだし、もっと積極的にサービスシーンを狙っていっても良いのよ?

そして風雲急を告げる転校生が現れて……というところで続く。あんまり長々と続ける話でもないかと思うんだけど、さて……?
次は2014年7月に3巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
僕と彼女とカノジョとかのじょ <1>(2013/11)
僕と彼女とカノジョとかのじょ <3>(2014/07)

オーバーラップ文庫

烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 3 (オーバーラップ文庫)
著:森田 季節 イラスト:クロサワ テツ

「さあ、おいでませ、愛甲商店へ。お売りできるのはダメージだけだけどな」

2014年3月の新刊。約2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、ネオアルカディアへと召喚された2人目のカードバトラー愛甲漣雅(あいこう・れんが)の登場により、戦いは激化する。
エイジのデッキは多少のカードの変更はあれど、大幅に変わることはないのかと思ってたんだけど、早くもガラッと構成を変えてきたな。

ゲームとしてのカードを知っている者だからこそ出来るコンボという概念が牙を剥く。
無限魔力とか、そんなんアリかと思ったけど、実際のカードゲームでもあり得るんだな。
カードゲーム寄りの話が一気に増えたので、読んでいて非常に楽しい。あー、カードゲームやりたくなってきたわー。

で、漣雅に敗北したエイジが目を覚ましたのは元の世界。舞台はずっとネオアルカディアだと思っていたから、これは驚きである。
ここでエイジには、ひたきという可愛い幼馴染みが居たことが判明する。なのに異世界からの召喚に二つ返事で応えたエイジェ……。

ゲームのルールに則ったバトルが増えたので、挿絵の一部は戦場のカード展開状況を図解する感じでも良い気がするな。

今回もまたフラグが立つわ立つわ。その内、芹香先輩のフラグも立つんじゃないか……。
ちょっとずつ世界の秘密にも迫ってきたし、これは面白くなってきたぞ。2つの世界を行き来する展開だと、なお面白いんだが。

燃:A 萌:A+ 笑:C 総:A+

シリーズリンク
烈風の魔札使と召喚戦争 <2>(2013/11)
烈風の魔札使と召喚戦争 <4>(2014/07)

オーバーラップ文庫

烈風の魔札使と召喚戦争 2 (オーバーラップ文庫)
著:森田 季節 イラスト:クロサワ テツ

「俺はかりそめでもお前と恋仲だって思われてもいいけどな」

うわぁあああぁあああああああ。
2013年11月の新刊。約4ヶ月1週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、サクラッド王国の首都を攻めることになったリカール候国。危険な賭けに乗り出すエイジ達だったが、一方、サクラッドの王女アルティアもまた一発逆転の策のために動き出していて……。

潜入作戦をこなすため、兄妹の振りをするエイジとリッカ。妹プレイ!そういうのもあるのか。
何だか全編通して、エイジとリッカがイチャついてる気がするな……。けしからん、もっとやりたまえ。リッカ可愛いよリッカ。

エイジは行動もイケメンなら、言動もカッコメンなので、ヒロインとのフラグが立つわ立つわ。
こういうワイルド系の主人公もたまには良いよね。

カードバトルでありながら戦記ものでもあるので、今巻からは他勢力の描写も入ってくるようです。
その分、カードの説明が減ったかな。ひたすらカードの設定を語ってくれても良いのだが……。

そしてエイジ以外にもネオアルカディアへと召喚された存在が。嵐を呼ぶ強敵って感じだが……。
ゲームとしてのネオアルカディアを知っている者同士が激突すれば一体どうなるのか楽しみだな。

巻末には登場済カードリストを収録。どうせなら簡単な効果の説明くらいあると嬉しかったのだが。
次は2014年3月に3巻。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
烈風の魔札使と召喚戦争 <1>(2013/08)
烈風の魔札使と召喚戦争 <3>(2014/03)

オーバーラップ文庫

烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 1 (オーバーラップ文庫)
著:森田 季節 イラスト:クロサワ テツ

「最高のプレイングを見せてやるよ」

オーバーラップ文庫2013年8月の新刊。約7ヶ月半週間の積み。
タイトルの「魔札使」は「マージ」と読みます。
あちこちで本を出してる森田さんがオーバーラップ文庫にも登場。

大人気カードゲーム、ネオアルカディアの有名プレイヤー、エイジはある日、異世界へと召喚される。
そこではカードゲームにそっくりな法則で戦う魔札使と呼ばれる魔法使い達が主力となる戦争が繰り広げられていて……というお話。

ノベライズでもないのにカードゲームを題材にしたラノベは非常に稀。ファミ通文庫『神牌演義』とスーパーダッシュ文庫『レンカク』くらいしか思いつかない。

ルールは厳密に定義されているわけではなく、ある程度のストーリー進行の都合上で上手く調整出来るようにぼやかされている部分もあるけど、エネルギーを溜めて〈召喚霊〉を喚び出していくバトルは燃える。
1対1だけでなく、集団戦もあったり。

エナジーボトルを溜めて〈召喚霊〉を喚んだり、魔法を発動したりと『マジックザギャザリング』のルールに近い気がする。
まぁ、似たようなカードゲームはいっぱいあるかもしれんが。
もうね、カードゲームってだけでwktkするよね。

随分マイルドな仕上がりとなっており、あまり森田さんっぽくない。ただ、ギャグセンスはいつも通り。

で、ヒロインのリッカが可愛くてなぁ。凄いオーソドックスなヒロインなんだけど、ツン加減が絶妙で堪らない。

そんな具合で予想外に面白かった『烈風の魔札使と召喚戦争』でした。編集部からカードゲームを題材にしないかと言われたらしいけど、もしかして実際にカードゲーム化ワンチャンある……?
次は2013年11月に2巻、2014年3月に3巻。

燃:A 萌:A+ 笑:B 総:A+

シリーズリンク
烈風の魔札使と召喚戦争 <2>(2013/11)

著者リンク
桜木メルトの恋禁術(MF文庫J、2009/09)
不堕落なルイシュ(MF文庫J、2010/06)
ともだち同盟(ハードカバー、2010/06)
不動カリンは一切動ぜず(ハヤカワ文庫JA、2010/09)
お前のご奉仕はその程度か?(GA文庫、2011/07)
エトランゼのすべて(星海社FICTIONS、2011/10)
神聖魔法は漆黒の漆原さん(MF文庫J、2012/01)
落涙戦争(講談社ソフトカバー、2012/03)
ノートより安い恋(yhNOVELS、2012/03)
デキる神になりますん(ファミ通文庫、2012/03)
小説 いまいち萌えない娘(神戸新聞社ソフトカバー、2012/09)
魔女の絶対道徳(ファミ通文庫、2012/11)
つきたま ※ぷにぷにしています(ガガガ文庫、2012/12)
ウタカイ(yhNOVELS、2013/01)
どうせ私は狐の子(TOブックスソフトカバー、2013/02)
クラスメイト・コレクション -僕のクラスは生徒がいない-(GA文庫、2013/05)
不戦無敵の影殺師(ガガガ文庫、2014/03)
アルケミストの終焉創造術(GA文庫、2014/04)
セントレイン戦記1 ~七戦姫と禁忌の魔剣士~(オーバーラップ文庫、2014/11)
封神演戯(ダッシュエックス文庫、2015/05)
伊達エルフ政宗(GA文庫、2016/04)
てらめぐりぶ?(ホワイトブックス、2016/04)
異世界作家生活 女騎士さんと始める ものかきスローライフ(ダッシュエックス文庫、2016/05)
チートな飼い猫のおかげでレベルアップ。 さらに獣人にして、いちゃらぶします。(GAノベル、2016/11)
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(GAノベル、2017/01)
赤ペン精霊の神剣ゼミでクラス最強の魔法剣士になれました(レッドライジングブックス、2017/01)
異世界お好み焼きチェーン 大阪のオバチャン、美少女剣士に転生して、お好み焼き布教!(アース・スターノベル、2017/06)
若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!(ダッシュエックス文庫、2017/06)
織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました(GAノベル、2017/07)
魔王です。女勇者の母親と再婚したので、女勇者が義理の娘になりました。(ガガガブックス、2018/09)
きれいな黒髪の高階さんと(無職)と付き合うことになった(GA文庫、2018/11)
女賢者の明智光秀だが、女勇者の信長がパーティーにいて気まずい(LINE文庫エッジ、2019/10)
昨日、助けていただいた魔導書です(ダッシュエックス文庫、2020/03)

MF文庫J,オーバーラップ文庫,ガガガ文庫,コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記

色々買ってきました。
今日は4000円くらいかな?と思っていたら、危うく1万を突破するところだった件。どういうことなの……。
4月からの増税による出版社側の都合で、関係で月末発売のものは前倒しされる傾向にあるらしいね。

ラノベは、

・不戦無敵の影殺師
・デート・ア・ライブ10 鳶一エンジェル
・空戦魔導師候補生の教官 <3>
・黙示録アリス <2>
・ご覧の勇者の提供でお送りします
・オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち
・マジカル・デスゲーム1 少女は魔法で嘘をつく
・引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている <2>
・烈風の魔札使と召喚戦争 <3>
・僕と彼女とカノジョとかのじょ <2>

それからファンタジア騎士団の応募券欲しさで、

・空戦魔導師候補生の教官 <2>
・まちがい英雄の異世界召喚

の計12冊。
ガガガ文庫では『人生』のアニメが7月から放映開始か。制作はfeel.。
ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。

MF文庫Jではアニメ放映を控えた『魔弾の王と戦姫』の絵師が突然交代することに。揉めたのかしら。でも、よし☆ヲさんの名前はキャラクター原案として残るらしいし、どういうことなんだろう……。

コミカライズは、

・僕は友達が少ない <10>
・精霊使いの剣舞 <3>
・棺姫のチャイカ <Ⅳ>
・棺姫のチャイカっか
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <4>
・デート・ア・ライブ 十香デッドエンド <01>
・異能バトルは日常系のなかで <1>

の計7冊。

オーバーラップ文庫

閃虹の機巧美神<ダブルイクス> 1 (オーバーラップ文庫)
著:来栖宍(くるすにく) イラスト:BLADE

「……乳は偉大だな」

オーバーラップ文庫2014年1月の新刊。約3週間の積み。OVERLAPキックオフ賞特別賞受賞作品。
タイトルの「機巧美神」は「ダブルイクス」と読みます。応募タイトルは「機巧美神ダブルイクス」。

イラストはファミ通文庫『まじしゃんず・あかでみい』でお馴染みのBLADEさん。
最早、何で買ったか思い出せないよ!やったー!ロボットものってことで買ったんだったかなぁ……?

迫りくる人類の脅威に対抗するため建造された人型巨大兵器ダブルイクス。それらは何故か見目麗しい女性にしか乗れない仕様だった。
人類を裏切った父親を倒したい主人公ティルが謎の少女ビディと出会ったことで物語は動き出す。

いっときアホみたいに出て来たのに、最近全然見ないTS要素有です。でも、俺は特に好きじゃないんだよな。

で、出た~!お馬鹿な要素をぶっ込んでおきながら、シリアスもやってどっちも中途半端になる作品~!
おま、何のためのダブルイクスの設定だよ……。お馬鹿要素とシリアス要素が相殺してんじゃねーか。

シリアス展開とかやってる暇があったら、ダブルイクスの設定上、もっと女体描写に紙幅を割くべきじゃね?
それにティルの実直な性格も設定と合ってないよなぁ。もっとお馬鹿でスケベな主人公の方が面白くなったんじゃねーかなぁ。

というわけで続きが出ても買いません。

燃:B- 萌:B+ 笑:B- 総:B+

イラストリンク
フェアリィフィールド 妖精戦陣(朝日ノベルズ、2012/11)
高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式-(スマッシュ文庫、2013/09)
ダブル・ロール! 坂崎良太郎16歳。ただの高校生ですが勇者と魔王もやってます。(ファンタジア文庫、2014/04)
熾天使空域 銀翼少女達の戦争(C★NOVELSファンタジア、2015/03)

アニメ,オーバーラップ文庫

「たった一人の姉さえ守れない弟なんて、男じゃねぇ!」

サブタイは「ガールズ・オーバー」と読みます。
さて、アバン無しで最終回開始。修学旅行を邪魔した亡国機業との激闘。そうなんだよなぁ、ちゃんとバトルしてると素直に楽しめるんだよなぁ。

束博士と一緒に居たクロエ・クロニクルという少女は一体何者なのか。MF文庫Jで刊行された分にも登場してたっけ?

戦い終わって、露天風呂を満喫する一夏だけど、そこへ女性陣が入ってくるというトラブルが。
何だ、このベッタベタのオチ!最終回のラストでやるようなネタじゃねぇw

EDは走るメンバーと集合写真に楯無会長が追加。背景のカットは一夏と鈴の新規カットを含む全員分。2回出番があった人は2回目のカットの方が採用されているっぽい。
箒達は全員2回出ていると見せかけて、鈴だけは1回しか単独で出ていないという……。何でやねん、鈴可愛いやろうが!

総評

ってな具合で、遅過ぎた復活となったオーバーラップ文庫原作のハイスピード学園バトルラブコメ『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』全12話でした。
うんまぁ、作画は良かったんじゃね?

時期を逃し過ぎだよなぁ。折角1期があんだけ成功したのに、クズルが全てを台無しにしたっていう。
売り出し方をミスりさえしなければ、『ゼロの使い魔』に並ぶMFの柱になれただろうに……。
ちなみに楯無会長がロングヘアだったら、俺の中ではもっと評価高かったのよ?

結局、オーバーラップ文庫に移籍してから新刊1冊しか出てねぇw
続きの刊行は2013年9月から延期され続けてるしな……。今度こそコンテンツとして終焉を迎えることになるのか……と思っていたら、2014年に原作8巻収録のエピソードをアニメ化する「ワールド・パージ編」がOVAにて制作決定だそうな。
流石に3期は無理だろうけどな……。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第11話「恋こがれ京舞台」