スーパーダッシュ文庫

代償のギルタオン (スーパーダッシュ文庫)
著:神高 槍矢(かみたか・そうや) イラスト:おぐち

「ふざけてんのはどっちだ?戦争舐めんな。命を舐めんな。非人道的なのは百も承知なんだよ。けど、それでもやらなきゃならねえんだ。好きでやってんじゃねえんだ。文句があるなら、てめえが死ぬか?」

スーパーダッシュ文庫2013年10月の新刊。約3ヶ月の積み。
第12回スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞受賞作。応募タイトルはそのまま。

最初はスルーしてたんだけど、異常にプッシュされているのと、ロボットのイラストを見たら気になってしまい、ちょっと遅れて購入。
改めてタイトルを見ると、いかにもなロボットもののタイトルだよな。

舞台は科学技術がそこそこ発達している異世界。そこではオーパーツ的に発掘される巨大人型兵器ギルタオンを使って、国家間戦争が繰り広げられていた。
孤児である主人公ライクは、より良い生活を求めてきょうだい達と共に首都ランフェルドへ向かうが……というお話。

ギルタオンとは本作に登場するロボットの総称で、全ての機体が起動には何らかの代償が要求される。
それも1度支払っても終わりではない上に、失うものに価値を感じていればいるほど能力が強くなるという鬼畜仕様。

基本的にロボットものっていうと、最初に主人公が偶然から主役機に乗り込んじゃう的展開だと思うんだけど、本作ではライクがギルタオン・キルクライズに乗るのはラストだけ。
それまではギルタオンがいかにえげつないシステムなのかの描写に割かれている。
ベッツェオはフェードアウトしたけど、生きて再登場するんだろうか……。

キルクライズは搭乗者が大切に思う者の命を代償とする。ちょっと『幻想水滸伝』のソウルイーターを思い出したわ。

冒頭にある終章で囚われているのはライクなのかしら。時系列がいつにあたるのか、よく判らないけども。

確かに面白かったけど、スーパーダッシュがこれをがっつり推す理由がよく理解らない。売れ線から外れ過ぎも良いとこだしなぁ。
それに同じく新人デビューでロボットものだった『覇道鋼鉄テッカイオー』は3巻で終わったっぽいし……。
本作も3巻で終わってしまいそうな気がしてならないw
次は2014年2月に2巻です。

燃:A- 萌:B- 笑:C 総:A

シリーズリンク
代償のギルタオン <2>(2014/02)

スーパーダッシュ小説新人賞優秀賞リンク
サカサマホウショウジョ(第10回、2011/11)

スーパーダッシュ文庫

後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:石川 博品 イラスト:wingheart

「わたしは仲間を信頼できない投手のうしろで守りたくない」

スーパーダッシュ文庫2013年12月の新刊。約2週間の積み。
ファミ通文庫でデビューして以来、コアなファンを持つ石川さんがスーパーダッシュに登場。

これはもうタイトルが勝ちですわ。こんなタイトル付けられたら、取り敢えず読んでみるしかない。

舞台はファンタジー世界。国民がみんな野球大好きな国、大白日(セリカン)帝国の帝城後宮では、毎日、皇帝の寵愛を巡って、女達が野球に精を出していた。
皇帝に復讐しようとする少年、海功(カユク)は女装し、後宮へ潜入するが……というお話。

女の園へ突入ということで、最近流行りのパターンかと思いきや、そういうわけでもない。
そもそも女装してる時点で、周囲の女の子達とLOVE寄せも出来ないし、百合というほどの展開も無い。

至極真っ当に野球をやってます。堅い文体で、当たり前のように設定を並べることで、世界観に野球がちゃんとマッチしているのが凄いw

正直、ファミ通文庫『クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門』のギャグセンスを期待していたんだが、ボケ一切無しです。
千変万化な作風だな……。

これはどっちかっつーと、女性向けなのではと思わないでもない。頑張る女達の戦いを描くといった感じで。百合百合んしてるわけでもないし。
初回限定書き下ろしペーパー付きってのも、よく少女小説で見る手法のように思える。少女小説っつーかビーンズ文庫だけど。

果たしてシリーズ化するのだろうか。ストーリー的には十分続きが出る可能性はあるが。

俺には合わなかったけど、これはハマる人はハマるタイプの内容とみた。多分、このライトノベルがすごい!2015でもランクインするんじゃね?気の早い話だが。

燃:C 萌:B 笑:C 総:B+

著者リンク
クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門(ファミ通文庫、2011/11)
先生とそのお布団(ガガガ文庫、2017/11)

イラストリンク
クオリディア・コード(ダッシュエックス文庫、2016/08)

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滅茶苦茶溜めてやったぜ!やったー!ラノベは、

・小説 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機 -さんどめのしょうき-
・ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>
・なれる!SE11 絶対?管理職宣言
・鮎原夜波はよく濡れる <2>
・エロマンガ先生 妹と開かずの間
・メイドが教える魔王学! ~ご奉仕は授業のあとで~
・魔王と姫と叡智の書
・いつか天魔の黒ウサギ13 最後の生徒会
・デート・ア・ライブ09 七罪チェンジ
・ぼくのゆうしゃ <3>
・GOD W(`・ω・´)RLD <1>
・コンプリート・ノービス01 レベル1の最強剣士
・オトメ3原則! <6>
・後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール
・緋弾のアリアⅩⅥ 星の砦の人狼
・〝六条〟 ヒカルが地球にいたころ……⑨
・機関鬼神アカツキ <1>
・ミスマルカ興国物語ⅩⅠ
・俺の教室にハルヒはいない <2>
・姉ちゃんは中二病2 へっぽこ吸血鬼VS.最強の妹!?
・銃皇無尽のファフニールⅢ クリムゾン・カタストロフ
・巡ル結魂者 <2>

の計22冊。

講談社キャラクター文庫が第2期に突入したとか全然知らんかったわ……。偶然書店で見かけなかったら死んでたな……。
どうもスーパー戦隊もノベライズしていくみたい。
取り敢えず現段階では『仮面ライダーフォーゼ』が発売決定。
この流れに乗っかって、『プリキュア』をノベライズしても良いのよ。

ファンアジア文庫では、『ぼくのゆうしゃ』がファミ通の隔週連載でコミカライズ決定。
これまた面白いところに出たな。

『デート・ア・ライブ』アニメ2期はタイトルが『デート・ア・ライブⅡ』、2014年4月より放送開始。
更にゲーム第2弾も。
更に更にドラゴンエイジにて、新スピンオフコミカライズも決定。推すよねー。

ガガガ文庫では、『GJ部@(ぐるぐる)』が春に特番で放送決定。最近は、特番ってスタイルがちょこちょこあるな。

『俺、ツインテールになります。』がアニメ化決定。ガガガ、最近調子良いな……。

MF文庫Jでは年明け早々に、従来の発売日とはずらして『魔法戦争』の新刊が登場。アニメ開始のタイミングに意図的にぶつけたのか、はたまた原稿の遅れでやむなくねじ込んだのか……。

そんなアニメ版の制作は何とマッドハウス。こりゃ映像のクオリティは保証されたか……?

『緋弾のアリア』は新プロジェクト始動だそうな。妙に思わせ振りな書き方だけど、アニメ化じゃないのかな。
本編2期、『AA』、『アリスベル』でトリプルアニメ化ワンチャンあるか……?

ファミ通文庫では、『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』がアニメ化決定。2014年4月からノイタミナで放送開始。ラノベ原作としては初のノイタミナ枠か。
制作は何とA-1 Pictures。そういや販促用のPVを作ったのもA-1 Picturesだったけど、その頃から企画があったんだろうか。

制作会社で大勝利フラグかと思ったら、監督がGA文庫『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』アニメの人で、あっ……(察し)

同時に花とゆめ 文系少女で『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』、コンプエースで『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 The Animation』がコミカライズ決定。
花とゆめの方は本編コミカライズなのかしら。

スニーカー文庫では、『長門有希ちゃんの消失』がアニメ化決定。だから、どんだけ絞り取れば済むんだ……。
『ハルヒちゃん』のアニメがテレビ放送じゃなかったから、こっちもどうなるか理解らんな。
ただ、『ハルヒちゃん』に比べれば、30分アニメとして成立しそうな感じはする。

講談社ラノベ文庫では、『銃皇無尽のファフニール』がgood!アフタヌーンにてコミカライズ決定。

また来月にはファンタジア文庫出身の山田有さんと長野聖樹さんが登場。有名作家以外も引っ張ってくるのか……。

ボーダーは、

・十二国記 華胥の幽夢

の計1冊。
一般は、

・冥談

の計1冊。

コミカライズは、

・冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <2>
・緋弾のアリア <Ⅸ>
・緋弾のアリアAA <Ⅶ>
・涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 <08>
・長門有希ちゃんの消失 <6>
・境界線上のホライゾン <Ⅳ>
・魔法科高校の劣等生4 入学編〈4〉

の計7冊。

それから応募していた、

・生徒会の一存完結 ぼくのゆうしゃ開幕 記念ブックレット

が届きました。


新作アニメの情報が色々と。
2014年4月からボンズ制作のオリジナルロボットアニメ『キャプテン・アース』が放送開始。
ロボットのデザインがマッシヴで格好良いから取り合えず視ようかなと。

『戦姫絶唱シンフォギア』は3期決定。え、そこまで人気あったの……w


遂に発表された『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』。あれ、以外と参戦作品数少なくね……?
ってか、消えたの多過ぎだろ……。それも消えたのとそうでないのとの基準がよく理解らん。
ってか、『アクエリオンEVOL』が出るのに『アクエリオン』が消えるってどういうことなの……。

完全新規参戦が少なくてアルェー?
そのくせ、まだ終わってない『ガンダムUC』と劇場版『エヴァ』が出るという。
あれ、あんまり俺の中で盛り上がりが無いんだけど……。

買うとしても後編が出てからだなぁ。『第2次』も多分『破界篇』だけで一旦止まったらモヤっとしただろうし。
時獄ときたら、やっぱり次は天刻なのかしら。


いよいよポケモンバンク解禁!これで勝つる!と思ったら、速攻鯖落ちしてシステム一旦停止という。
ドリームワールドの反省が一切出来てなくてワロエナイ

12/25解禁なんて、アクセス殺到するの判り切ってるだろ……。

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色々買いました。ラノベは、

・パパのいうことを聞きなさい! <14>
・おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その10 End of The PersonaWorld
・パナティーア異譚1 英雄のパンドラ
・新妹魔王の契約者Ⅳ
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <8>

の計5冊。

MF文庫Jでは、『魔技科の剣士と召喚魔王(ヴァシレウス)』がコミカライズ決まったらしいな。
それだけなら驚かないんだけど、単独でテレビCMやってたんだよなぁ。確かMFって単独でCMやったらアニメ化確定じゃなかったっけ……。

『VAMP on the DEADLINE』は案の定3巻打ち切り完結っぽいな。
『森羅万象を統べる者』4巻も表紙がウェディングドレスなので終わりそう感が半端無い。

そういやエンターブレインから一迅社文庫『アンチ・マジカル』の新装版+続編が出ているみたいですね。何故拾った……。

スニーカー文庫では、『新妹魔王の契約者』がヤングアニマル嵐でもコミカライズ決定。超エロくする気満々でワロタ

来月の新刊では、MFとGAで賞を取ったものの、最近、本が出てない冬木冬樹さんが『お台場駐屯地の妖精 ストライク・プリンセス』で登場。両レーベルからは干されたんだろうか……。

コミカライズは、

・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <3>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛
・紫色のクオリア <3>
・新妹魔王の契約者 <1>

の計4冊。

漫画は、

・ONE PIECE 巻七十二 〝ドレスローザの忘れ物〟

の計1冊。


取り敢えず視とくかと思った『衝撃ゴウライガン!!』ですが、正直余裕が無いので切りました。どうせファミリー劇場で何回も放送しそうな気がするしw

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色々買ってきました。ラノベは、

・ヴァルキリーワークス <2>
・スカイ・ワールド #05
・甘城ブリリアントパーク #02
・ぼくのゆうしゃ <2>
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 <7.5>
・オトメ3原則! <5>
・緋弾のアリアⅩⅤ 哿と銀氷
・烈風の魔札使と召喚戦争 <1>

それから見送っていたり、ネットでの評判で気になったりのものを。

・フルスケール・サマー(電撃文庫)
・学校の外階段 <3>(ファミ通文庫)
・リーディング・ブラッド 最強の血統(ファミ通文庫)
・リーディング・ブラッド 月影の秘事(ファミ通文庫)

の計12冊。
GA文庫では、新シリーズ『最弱無敗の神装機竜(バハムート)』がスタート。また装甲少女ものかよw
しかも女学園に入学らしいし……。
最近のGAって、MFのノリに近くなってきてないか?

『聖剣使いの禁呪詠唱』はイメージソング制作決定。無名の人が歌うんならともかく、悠木さんと竹達さんとか、アニメ化しそうだな……。

『のうりん』アニメはSILVER LINK.制作で2014年1月放送開始。PVを見た感じだと、ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣』アニメっぽい仕上がりになってそうだから楽しみだ。
イジメさえ無ければ、素直に楽しみなんだけど……。

ファンタジア文庫では、『スカイ・ワールド』がドラゴンエイジでコミカライズ決定。
『甘城ブリリアントパーク』もアニメ化決定。

ガガガ文庫では、『とある飛空士の恋歌』が2014年1月から放送決定。前は秋って言ってたのに、変更になったのかしら。
まぁ、10月開始が減るのは有り難いが。

『GJ部』アニメは続編制作決定。2期じゃなくて続編って言ってるのは『中等部』をやるつもりなんだろうか。

MF文庫Jでは、『僕は友達が少ない』の新刊だけが、27日発売となっている。何、その微妙なズレ……。
『盟約のリヴァイアサン』はコミックアライブで連載決定か。

オーバーラップ文庫では、折り込みチラシの裏面が全部『IS〈インフィニット・ストラトス〉』情報でワロタ
オーバーラップ公式サイトでは、シャルをヒロインに据えたコミカライズ『IS〈インフィニット・ストラトス〉 シュガー&ハニー』が連載中だそうで。

更にはOVAっぽいものやらゲーム化やらで、プッシュし過ぎだろ……。

でも、噂によると9月発売予定の新刊が延期したらしいじゃないですか。アニメ放送前から、やらかすとか、どういうことだよw

ボーダーは、

・フェアリィフィールド2 妖精触媒

の計1冊。
コミカライズは、

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録- VOL.2
・緋弾のアリアAA <Ⅵ>
・緋弾のアリア <Ⅷ>
・精霊使いの剣舞 <2>
・犬とハサミは使いよう <3>

の計5冊。
漫画は、

・聖☆おにいさん <9>

の計1冊。

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色々買ってきました。ラノベは、

・パパのいうことを聞きなさい! <13>
・小説 仮面ライダークウガ
・犬とハサミは使いよう <7>
・おジャ魔女どれみ17 ドラマCD付き限定版

それから見送っていた、

・冠絶の姫王と召喚騎士Ⅲ(ファンタジア文庫)
・バロックナイト #3 Memory of Baroque:幻象都市(MF文庫J)

の計6冊。
スーパーダッシュでは、スーパーダッシュ&ゴーがwebオンリーに。早くもポシャってんじゃねーか!言わんこっちゃないwwwwww
と思ったけど、1年以上は続いたのか。

HJ文庫では『おれと彼女の絶対領域』が完結してるのに、ドラマCD化。しかも阿澄佳奈さんが1人で全ての音声を担当するという、よく理解らんコンセプト。
あれか、コンセプトありきで、オリジナルストーリーでやるのは手間が掛かるから、ラノベから適当な原作を拾ってくるかってことなのか。

講談社ラノベ文庫では、『クロックワーク・プラネット』がシリウスでコミカライズ決定。
シリウスとか、何とも中途半端なところだな……。

更に、MF文庫J『まよチキ!』でお馴染みのあさのハジメさんが、たにはらなつきさんと組んで新シリーズ『桃音しおんのラノベ日記』を開始するそうで。
いきなり単独サイトが作られていて吹く。
ラノベ文庫は流石、資金力が違うなぁw
まぁ、タイトルにラノベって入ってるから買うけども。
ボーダーは、

・十二国記 不緒の鳥

の計1冊。
一般は、

・文庫版 キケン

の計1冊。
コミカライズは、

・犬とハサミは使いよう <2>
・ポケットモンスターSPECIAL <45>
・冴えない彼女の育かた ~egoistic lily~ <1>

の計3冊。

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予約していたものを引き取ってきました。今回は、そんなに冊数無いと思ってたんだが……。
ラノベは、

・緋弾のアリアⅩⅣ 招かれざる海霧
・朽ちた神への聖謡譚
・オトメ3原則! <4>
・〝空蝉〟 ヒカルが地球にいたころ……⑦
・特装版 四百二十連敗ガール <2>
・ここから脱出たければ恋しあえっ <4>
・うちのクラスの頼りないラスボス <2>
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <6>

の計7冊。

MFでは、ヤマグチノボルさんが亡くなられたとのことで。原作でも『ゼロ使』の完結を拝みたかったなぁ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

『僕は友達が少ない』は実写映画化の噂が出てますが、ガチなの……?いやまぁ、面白いかどうかは別として作り易いのは間違い無いだろうけど……。
その映画とタイミングを合わせるためかは分からないが、本編や関連書籍の刊行がガンガン延期してますね。

『蒼穹のラピスラズリ』はコミックアライブにてコミカライズ決定。
『いもうとがかり』は3巻で終わりか。打ち切り完結かなぁ。また、『執事なシツジと魔法契約』も3巻発売だけど、扱いからして終了っぽいな。

最近、新シリーズの傾向がラブコメから美少女バトルへとシフトしていってるみたいだな。
今月の新シリーズは4本ともバトルものっぽい。

スニーカーでは、『彼女たちのメシがマズい100の理由』が少年エースにてコミカライズ決定。
コンプエースなら、お茶濁しコミカライズかなーと思うところだが、エースなら割とガチな気がする。
基本、エースで連載するコミカライズはクオリティ若しくはメディアミックス度合いがガチのイメージ。
『大奥のサクラ』もコミカライズ決まったみたいですね。

講談社ラノベ文庫では、『アウトブレイク・カンパニー』がアニメ化決定。まぁ、レーベルの中から次に出るとしたら、これしかないと思うけど、果たしてアニメでやってウケる内容なのか……。
榊さん作品のアニメ化としては5度目だっけ。今度こそ大当たりすると良いのだが……。

『彼女がフラグをおられたら』をライバルで、別コミカライズ『彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!?』が連載決定。作画は同じく凪庵さん。

何一つ買ってないけど、オーバーラップ文庫が創刊されましたね。同時に『IS〈インフィニット・ストラトス〉』の新作テレビアニメが制作決定。
キャラデザ担当は変わってるけど、特報を見る限りでは、全然違和感は無い。
ストーリーも作り直しではなく、続編となるみたい。
また、コミカライズがサンデーGXで開始。
これだけ好条件が揃った上で、果たしてイズルがどんな風に荒ぶるか楽しみ。

ボーダーは、

・なにかのご縁 ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る

の計1冊。
コミカライズは、

・僕は友達が少ない <8>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <2>
・アクセル・ワールド\デュラル マギサ・ガーデン <02>

の計3冊。
漫画は、

・荒川アンダーザブリッジ <13>
・天体戦士サンレッド <17>

の計2冊。

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! ─空色の響き─ 2 (愛蔵版コミックス)
漫画:江尻 立真 原作:松 智洋 キャラクター原案:なかじま ゆか

「えへへ、内緒だよ。お兄ちゃんの知らない話!」

2013年2月の新刊。
さて、2巻にして完結巻。流石に、隔月ペースでは、この冊数が限界だったか。

合唱部の活動を通して、成長していく空。歌うことが益々好きになっていく彼女だったが、着実に先輩達の別れの日は近付いていて……。

ここで、英語版の『きらきら星』が出て来るのは上手い。お父さんが、英語教育と言って無理矢理覚えさせたらしい。
まさか、あのアニメの謎演出をここで拾うとは……。いや、元から設定として、あったのかもしれんが。

開始当初は、空が祐太と再会するところまで描かれる予定だったらしいが、オリジナルキャラの出番増えた結果、削られたそうな。
依然としてミッシングリンクの時期もエピソード自体は考えられてるっぽいし、いずれやってほしいですね。
その内、本編で、各キャラにスポットを当てた短編集とかやっても良いかもな。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き- <1>(2012/03)

スーパーダッシュ文庫

オトメ3原則! 3 (オトメ3原則!シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:松 智洋 イラスト:ななろば 華

「うおおおおっ!清楚系美少女キタ━━━━━ッ!」
「黒髪ロング!お淑やか!お嬢様系っ、まさか実在したなんて……っ」
「へへ……さっきから震えが止まらねぇんだ……ああ、目も霞んできやがった……」
「バカヤロウ!しっかりしろ!俺たちこれからじゃねぇか!」

2012年12月の新刊。約4ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。『パパのいうことを聞きなさい!』11巻からは隔月刊行。
表紙は新キャラの黒髪美少女転校生、鷲尾神楽。最初はお金持ちの美少女転校生という立ち位置なのに、表紙を見たら、およその正体が判ってしまうという……。

ラブは0システム搭載の2号機なんだから、当然1号機は存在するわけだけど、その辺の話は、もっとねっとり最初から話しておいても良かった気がするなぁ。
何だか、1号機の話と神楽の転校タイミングが揃い過ぎて、正体がバレバレ過ぎるんだよな……。
まぁ、そんなところでハラハラするようなシリーズでもないんだろうけど。

0システムが、やがて行きつく先は、人を殺せるロボット。既に、そうなってしまったらしい神楽こと1号機カムイによって、ラブが破壊されそうになる。
もっとお茶濁しなシリアスになるのかと思ってたんだけど、割とガチな話になってまいりました。

半壊したラブを必死で修理しようとする本気。果たしてラブのメモリー損失に間に合うのか……というところで続く。
松さんのシリーズで、ここまでシリアスかつガチな引きは初めてなんじゃなかろうか……。何だかんだで、今まで各巻で、ある程度まとまってたしな。

それにつけても明里部長がヒロイン化しそうでしない、このもどかしさよ。
次は2013年2月に『パイコキ』12巻、4月に『3原則』4巻、6月に『パイコキ』13巻。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
オトメ3原則! <2>(2012/09)
オトメ3原則! <4>(2013/04)

著者リンク
パパのいうことを聞きなさい! <11>(2012/10)
パパのいうことを聞きなさい! <12>(通常版)(2013/02)

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

パパのいうことを聞きなさい! 3 (ジャンプコミックス)

原作:松 智洋 漫画:竹村 洋平 キャラクターデザイン:なかじま ゆか

他の誰よりも一番頑張ったのは実はひなではないか……?━━そう思わずにはいられない2人であった……。

2012年12月の新刊。
3巻にして最終巻。表紙は、ひなだけではなく莱香さんもセットで。

てっきり原作1巻をやって締めるんだとばかり思ってたけど、普通に2巻に突入しましたね。
完全オリジナルエピソードで稼ぐには余った尺が長かったか。まぁ、でも栞が出れて良かったよな。
栞ママはビジュアル初登場かな。

それに保育園のシーンでは、コミカライズ『うさぎのまぁく』のナミ先生が登場。まぁ、モブに近い扱いだけど。
どうでも良いが、美羽の通っている小学校では、E=mc^2なんて教えてるの?

ジャンプSQ19に移籍して、ダラダラ連載を続けるのかと思いきや、バッサー!と終わったな……。

総評

ってなわけで、本編コミカライズ『パパのいうことを聞きなさい!』全3巻でした。コミックスだけで言うと、足掛け1年か。

元々は2巻予定だったらしいから、人気はあったのか。まぁ、ラノベのコミカライズとしてはクオリティ高い方だったしな。
それに、やっぱり原作者がちゃんと噛んでるのは面白くなるんだろうな。

サービスシーンを多めにしたりと、漫画という舞台を有効に活用していた印象だし、もうちょっと続けても良かったとは思うんだけど……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
パパのいうことを聞きなさい! <2>(2012/04)