GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師 (GA文庫)
著:あざの 耕平 イラスト:カズアキ

「よし、モモ!いまこそメイン・ヒロインの座を確固たるものにするときだ!この際、羽根の数とか、増やしてしまって構わんぞ。いっそ、秘めたる力やら選ばれし宿命やらで、ピンクの女神とかに覚醒してしまえ!」
「わっかりました、サリエルさま!いよいよボクらもマンガ化にゲーム化にアニメ化ですねっ!うひょー!」
「愚かな人間と精霊め!裏設定がある確率で言えば、このコジさまこそ第一候補!抱きマクラカバーになるのは拙者の方だニャー!」

フリーダム過ぎるwwww
でも、マンガ化とか裏設定とか何気に本当っぽくて困る。

約2日の積み。7ヶ月振りの新刊。通算41冊目。シリーズ第2巻。3冊同時刊行の内訳には奇しくも2回とも、『赤』と『ダン・サリエル』が入ってるのね。

表紙は早くもサリエルとコジが追い出され、モモとアマディアのダブルヒロイン体制に
冒頭の「さあ、始まるザマスよ!」の下りは本家本元『怪物くん』なのか『らき☆すた』なのか。
今回も連作短編形式です。

『ダン・サリエルと七つの仕事』

GAマガジンに掲載された短編を収録。挿絵ってあったっけな?
ああもうモモ可愛いよモモ!

『ダン・サリエルと日溜まりの決闘』

フリーダム過ぎる内容となっております。

『ダン・サリエルとイドラの魔術師』

サリエルのかつての相方、シャルマが登場。モモも絡めて、3人の過去には複雑な事情がありそうだが、それが語られるのは最終巻になるのだろうか。

前巻ではアマディアが半ば空気化していたが、今回はモモよりもアマディアの方が比重が大きい。

才能のお話は大変シビア。

『キーラ・アマディアのささやかな一歩』

エピローグみたいなもの。サリエルとシャルマって今はもう別々に働いてるけど、仲違いしたって感じでもないんだな。

まとめ

つーわけで、シリーズ第2巻でした。今回は他シリーズからのゲスト出演は無し。折角、『赤』とかと同じ時代なんだから、ちょろっとでも良いから出してほしいな。

次は『クリムゾンS』4巻、『アドレイション・ブラック』、『RPGリプレイ② 貴方と繋がるハーモニー』二巻。榊さんは『ポリフォニカ』だけで3ヶ月連続刊行、大迫さんは2ヶ月連続刊行。『クリムゾンS』は落ちそうです。

燃:B+ 萌:A+ 笑:A 総:A

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター 4 神曲奏界ポリフォニカ (GA文庫 お 2-20)

著:大迫 純一 イラスト:忍 青龍

「誰かが決めるじゃないんだよ。自分で決めるんだよ。自分の大切な人のために、自分が決めるんだよ」

約一日の積み。通算四十冊目。気付けば、とんでもない冊数出てるんだなw
大迫さんの『ポリフォニカ』としては三ヶ月振り。『レオン』は五ヵ月振り。前巻の後書きでは半年後と書かれていたので、一ヶ月早い登場となった。

さて、「一応」最終巻。『ポリフォニカ』のシリーズの中で取り敢えずとは言え、完結を迎えるシリーズは初めて。
表紙はシェリカ。統一性を持たせようという気ゼロ……orz

で、表紙を見れば丸判りなのだが、遂にレオンとシェリカが出会うことに。前巻終了時点で、二人が出会うまでにはまだ一年半の時が必要だったが、レオンが刑務所に放り込まれている間にあっという間に時間が過ぎた。
シェリカはレオンを助けるためにやって来たのだ。

シェリカがレオンを助けたい理由ってのが何だかこじつけ臭い気がしないでもないが、ラストで、レオンの元契約楽士達が集合して、神曲を演奏するシーンがまさかの熱血展開で燃えた。
結局、聖獣とは何の関係も無かったそうです。

彼の初めての契約楽士クレハとの過去は明らかになったが、ゴールディとの過去は未だ謎のまま。何だか、第一部完みたいな終わり方だし、単に一つの山場が終わっただけで、シリーズはまだ続くのかなと思ったら、後書きでレオン編第二部『金』シリーズの開始が告知された。
『レオン・ザ・レザレクター』はレオンが過去から解き放たれるためのシリーズであり、『金』へのプロローグに過ぎなかったということか。こういう構成は面白いな。

絵師紹介には「また来年!」と書いてあるってことは新シリーズ開始は来年で、絵師は引き続き忍さんってことかな?

総評

一応シリーズが終わったので。
シリーズ開始が決まったときは、また大迫さんか!と思ったものの、何だかんだで楽しめました。もうちょっと『黒』とのリンクがあっても良いかなとは思ったけど。
レオンの気取った一人称の文体はちょっとアレだったけど、セヴンのツンツンっぷりは素敵でした。

その内、精霊弁護士リジェーナが主役のシリーズが始まるんですね、分かります。

次は『ダン・サリエルとイドラの魔術師』。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ チェイシング・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫 (さ-01-13))
著:榊 一郎 イラスト:神奈月 昇

「だ……だ、だ、誰がツンデレだ!」

お前だ、お前。

約1日の積み。シリーズ第8弾。『赤』は7ヶ月振り、榊さんの『ポリフォニカ』としては1ヶ月振り。通算39冊目。

『レオン・ザ・レザレクター』4巻と『ダン・サリエル』2巻と同時発売で『ポリフォニカ』史上、2回目の3冊同時刊行です。

今回はアニメ1期の初回限定版に特典として付いていた書き下ろし短編を原作準拠の設定に書きなおして、まとめた短編集。書き下ろしは残念ながら無し。DVD特典が文庫化しただけでも有り難いと思うべきなんだろうが。
ちなみにアニメ2期の特典には書き下ろし小説は付かないとの噂。
表紙のコーティがとても可愛いです。

『パフォーマンス・クリムゾン』

月刊オセロットという漫画雑誌には「魔王を殴れ!」という作品が載っているらしい。

プリネシカが「ツンデレ」の意味を説明するシーンがあるが、やたらと饒舌。最近、プリネってこんな役回りばっかじゃね?「ホモが嫌いな女子なんていません!」とか。

『チェイシング・クリムゾン』

表題作。このエピソードからはユギリ姉妹が学院を卒業して、ツゲ神曲楽士派遣事務所の正社員になっている。何故、そういう重要なエピソードをDVD特典でやるんだ……。いや、直接卒業や就職が描写されたわけじゃないけどさ。

挿絵でフォロンが髪をまとめている位置がどうにも高いとかチラシに思いっきり日本語が書いてあるとか突っ込んだら負けなんだろうなぁ。

『リコレクション』

レンバルトがフォロンと友人になった経緯が語られる。レンバルトも最近、こういうところでないと目立てないよな……。

挿絵は彼がフォロンに「やらないか?」と言っているように見えて仕方がない(ぇ

『リライアブル・ツイン』

ユギリ姉妹と変態視姦精霊エルベリオのエピソード。アニメ1期第2楽章の半年後に当たる。

『オフデューティ・チーフ』

ユフィンリーのエピソード。意図的に化粧で雰囲気を変えているとは言え、ユフィンリー、別人じゃね?

『キッドナップ・クリムゾン』

アニメ1期第1楽章に登場したミサキの知人、マユラが登場。フォロンが見事にフラグを立てましたが、今後も登場するんだろうか。

まとめ

各短編には挿絵が1枚ずつあったが、これは特典の時点であったものなんだろうか。また口絵は描き下ろしなのか?

後書きによると、『リライアブル・ツイン』と『キッドナップ・クリムゾン』はアニメを視ていないと訳理解らん部分があると思うので、次の『赤』の短編集でわざわざ正史に組み込む形で小説として書き下ろすそうです。いつのことになるやら……。
つーか榊さん、死ぬぞw

ところで、これ買ったときに『ポリフォニカ』プロモーションカードなるものを貰えた。ご丁寧に包装されており、全7種。ユギリ姉妹のバニーガール姿という大変エロエロしいイラストでしたが、普通に文庫に使用されたカラーイラストの流用もあるようで、俺らっき!

次は『レオン・ザ・レザレクター』4巻。

燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

新装版リンク
神曲奏界ポリフォニカ チェイシング・クリムゾン 〈クリムゾンシリーズ8〉(2017/07)

アニメ,GA文庫

「君は何のために演奏しているのですか」

 

 アバンの「ミルク飲んで」を聞いて最低なことを連想したのは俺だけではない筈だ。

 

 さて、第二回。キネティック一話前半戦といった内容。ただ、結構改変されている部分や先行登場している要素も見受けられる。

 今回も箇条書きで挙げたいと思います。

 

    専門課程の学生が基礎課程の学生にガチで授業を行っている。また、授業が一時限目に行われている。原作では午後だったと思う。

    コーティもプリネシカも黒ニーソになってる。

    四楽聖の名前が早くも出ている。

    ダングイスの髪の色が灰色っぽくなってる。髪型も違う?

    フォロンがコーティのリボンで、零した飲み物を拭いてしまっていたが、リボンって物質化したものじゃないの?

    エレインドゥースが登場。

    ミゼルの初登場シーンも変わってたと思う。

 

 等々。

 

 今回はフォロンが何のために神曲を奏でるんかと自問するところまでだが、元気なときのコーティは完全にナギ様のテンションです。

 

 初見のEDはあまり動きがなくて、ちょっとしょんぼりした。ダンスだったら面白かったんだが……。

 

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

雑記,GA文庫

 みかきみかこさんのブログによると、『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』にリプレイのメンバーがゲスト出演するそうな。

 着々とその存在感を増しつつあるな……。

アニメ,GA文庫

「馬鹿、泣くな。男の子だろう」

 

 GA文庫原作の人気シリーズがスタッフを一新して二度目のアニメ化。一期は殆ど公式にも黒歴史扱いっぽくなっている模様。でも枠はそのままなんだよなぁ。

 厳密には原作はキネティックノベルです。

 

 アバンではフォロンとコーティの出会いが描かれる。その後OPへ。妥当な構成。

 

 OPは安定したクオリティでほっとしました。〈嘆きの異邦人〉のカットを見る限りでは学生編をやり切るくさいな……。取り敢えずイアリティッケは確認出来た。

 

今回は『赤』五巻『ビギニング・クリムゾン』一冊を大胆にアレンジして一話に収めるという構成。変更点をざっと挙げると、

 

   
ペルセルテのべとべとが無い

   
レイトスがコーティの封印を解くシーンがある

   
ユギリ姉妹が学院に戻ってくる理由がプリネシカが財布を落としたからに変わっている

   
ユギリ姉妹が戻ってくる時間が早くなっている

   
コーティ暴走時にレンバルトやユフィンリーが居合わせる

   
暴走コーティVSユフィンリー&ウォルフィスというバトルがある

   
フォロンは何もしていないのにコーティの暴走が止まる

   
最後にキネティック後半にしか登場しない〈嘆きの異邦人〉メンバー、イツキとその契約精霊ゴリアーデのシルエットが登場しているっぽい。

 

 アレンジ自体には特に文句は無い。どうせキネティック、文庫、コミカライズと三種の媒体で読んだから、もうお腹一杯感あるし。

 

 単身楽団の展開シーンで「ファイナルフォームライドゥ
ワワワワンマンオーケストゥラァ!」と思ったのは俺だけではない筈だ。だって超絶変形だったんだもの!

 

 ユフィンリーが大量のボウライを固めて浮遊椅子を作ってるシーンとかちゃんとスタッフが原作を理解している感じがして良かったです。いや、原作側からのアイデアなのかもしれんけど。つーか原作にもあったかもしれんが。

 

 戦闘を入れてきたのは一見さんのための掴みだろうなぁ。フォロンの神曲演奏でコーティが鎮まるだけでは掴みが弱いか。でもその分、フォロンの見せ場が無くなったのは残念だな。ペルセルテが凄いって言うだけではフォロンの凄さは視聴者には伝わらないだろうし。

 

 コーティの暴走が収まると、何か脱皮みたいな感じで綺麗なコーティが出てきました。何、あの演出w

 アホ毛がぴょこぴょこ動いてるのが可愛いです。

 ここで流れている曲がEDだと思われ。今回は本編がEDに食い込んだためEDはお預け。このテンポだとダンスじゃないだろうな……。

 

 次回予告はひたすらボウライがぐるぐる回っている映像に真面目な台詞を被せるというもの。シュールだなw

 

 そういうわけで、第1奏でした。この早回しっぷりとOPの〈嘆きの異邦人〉集合から考えると、超圧縮して学生編やり切りそうだな……。

 

 ところで、幼い頃に大人な人外ヒロインに遭遇した主人公が成長して、同年代くらいになったヒロインと再会するって、それ『かんなぎ』じゃねーか!!どっちが先か知らんけど!

 DVDCMのコーティのテンションが完全にナギ様で吹いた。中の人、一緒だしね。

 今期は『アスラクライン』とセットでラノベヒロイン@戸松遥さん祭りですね、分かります。

 

『ストジャ』のDVDCMがあってテンションが上がったが、GA文庫の『ポリフォニカ』シリーズのCMで『青』だけ紹介されなくてぐんにょりした。

 

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

コミカライズ,GA文庫

おと×まほ 1 (Flex Comix)

原作:白瀬
修 キャラクター原案:ヤス 漫画:すえみつ ぢっか

 

「大丈夫よ。ニーズはあるわ♪」

 

 期待していない作品は発売が早いでござる(ぇ

 

 というわけで、GA文庫で何故か大人気、トランスセクシャルな魔法少女モノのコミカライズが順調に登場。年内にはアニメ化発表くるかな……。

 

 相当ハードルを下げていたからか、意外と普通に読めた。文章で読んだら全然面白くないアクションシーンがちゃんと描かれてるからかな。

 かなたVSグレイス・チャペルとか、ただのバトル漫画になってるしな。

 

 ストーリーは元がアレなので何にも期待していません。しかし、ちょこまかと動き回っているモエルが可愛い。

 

 毎話、web連載時に扉がカラーなのって凄くね?Flexのコミックで全部そうだっけ?

 

 カバー下では作中作品「魔法少女ミリオンベル」のコスプレをしているかなたの姿が。何、あの邪道スク水。

 何気にミリオンベルって初のビジュアル化なんじゃね?

 

 アンケート葉書にはそこかしこにイラストが挿入されており、凝った作り。

「本書をお買い求めの動機は?」の解答郡の中に「魔法少女とか好きだから!ムッハー」ってあって吹いた。

 

燃:B- 萌:B+ 笑:B- 総:B

GA文庫

で・こ・つ・ん★ (GA文庫)
著:野島 けんじ イラスト:しゅがーピコラ

『風を得たりっ!』
『我が心は鋼』
『我が意志は刃』
『我が拳は破魔』
『颶風門は開かれた!汚濁を祓い、いまこそ我が務めを果たさん!』

約1ヶ月2週間の積み。『きゅーきゅーキュート!』で御馴染みの野島さんがGA文庫に殴り込みです。『きゅーきゅーキュート!』が始まったときは手を付けてなくて、今痛い目を見ているので、こっちは最初から読むことにしました。
「でこつん」とはデコを軽くぶつけ合うこと。

口絵では、いきなり裸率75パーセントで吹いた。イラストで釣る気満々過ぎる。

さて、内容は表紙から全力全開にラブコメと思わせておいて、不思議設定ありというワナ。不思議設定どころか、倒すべき敵が居るからな。MF文庫Jの王道パターンです。

全寮制の泉命(せんめい)女学園では神触人(イノセント)の育成が行われている。
神触人は女神を召喚し、パートナーである神衣人(ドレス)に憑依させ、その神衣人は御技を駆使して、邪鬼と戦うという設定を用意しておきながら、作品紹介には思いっきりラブコメと書いてあるという。
いや、確かにちゃんとラブコメやってるけれども!

で、そんな女だらけの泉命女学園に最愛の妹、心愛(ここあ)のために神衣人リップとして潜入することになってしまった主人公、真心(まこ)。神衣人は原則女性なので、正体がバレたらティウンティウンです。

妹がお兄ちゃん激LOVEって作品は結構あると思うけど、主人公が妹を激LOVEって珍しいんじゃね?しかも現段階では非血縁設定の気配無いし。

倒すべき人類の敵と戦う若者を育成する機関という点では、ファミ通文庫の『戦嬢の交響曲』と近い部分がある。こっちはもっとポップでキュートだが。

『きゅーきゅーキュート!』ではシリアス展開が微妙だったので、こっちもそんな感じかと思ったら、最後はまさかの熱血展開でした。
こういうタイプの作品には珍しく男メインの挿絵が二枚もあります。

そういうわけで、『で・こ・つ・ん★』でした。イラスト買いしても損は無い気がする。エロい紅愛(くれあ)お姉ちゃんの存在も忘れてはいけないと思います。
地味に二巻が楽しみ。

燃:A 萌:A+ 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
で・こ・つ・ん★ <2>(2009/05)

著者リンク
~ちみっ娘小学生レストラン~ ストロベリーフィールドへようこそ!(2011/01)
俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?(MF文庫J、2012/02)

GA文庫

おと×まほ 7 (GA文庫)

著:白瀬 修 イラスト:ヤス

「子どもは何も考えずに突っ走るくらいが一番」

「あなたは誰よりもわがままで在りなさい?」

「母様は、そんなかなちゃんが好きよ」

「何も、悩む必要なんて無い――空はただ、蒼く澄み渡ればいい」

 

 約二週間の積み。三ヶ月振りの新刊。

 

モエル編クライマックス。仲間達の協力を得て、自分の元を去ったモエルを連れ戻しに向かう彼方。それぞれの決意を胸に戦う少女達。

彼方の想いの応えたモエルの力が合わさり、パワーアップ。展開だけかいつまんで説明すると、物凄い熱血展開に思えるんだが、殆ど盛り上がらない。

白瀬さんがこうしたら盛り上がるだろうと思って書いてるのは理解るんだけど、ただテンプレートを並べ立てているだけと言うか。

何回も言うけど、シリアスもギャグも中途半端なんだよなぁ。どっちかに絞ったら、今ほどマイナス要素いっぱいなんて状態にはならないと思うんだけど……。

つくづく勿体無い……。

 

次はまた短編集だそうですよ。

 

燃:B 萌:B 笑:B- 総:B

GA文庫

神曲奏界ポリフォニカ マージナル・ホワイト 神曲奏界ポリフォニカシリーズ (GA文庫)

「もちろん、僕はデイジーが一番好きだよ」

 

 約二日の積み。通算三十八冊目。三ヶ月振りの新刊。シリーズ七巻、キネティック後半戦『Endless Area』上巻。『クリムゾンS』三巻と同時発売です。コンスタントに刊行されているので安心。

 今回もカバー下のイラストは健在。デイジーとピースがプッシュされていて嬉しい限りです。

 

 本編は投獄されたマーヴェラスの前にエリュトロンが姿を現し、リシュリーが近づいていることを知らせる下りまで。やはり特に気になるポイントは無し。

 

『リトル・パーフェクトレディ』

 デイジーの初恋は誰だったのか?という話。どう考えてもピースだと思うんだが、未だ明言されず。

 

 何かデイジーって凄いヒロインヒロインしてる気がする。スノウは主人公ではあっても、あんまりヒロインって感じがしないんだよなぁ。

 

 次巻はいよいよ「炎帝の紋章」編ラスト。今のペースなら、六月刊行か。これなら年内新展開も夢じゃない!

 

 ところで、BUNBUNさんの画集が出るそうですが、どうせ『薔薇のマリア』以外だろと思ってたら、収録されてたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??

 嬉しいと言えば嬉しいけど、これはつまり暫く『薔薇マリ』はアニメ化しないってことですよね……。

 つーか、これは買わないといけない気がする。

 

 次は『チェイシング・クリムゾン』、『レオン・ザ・レザレクター』四巻、『ダン・サリエルとイドラの魔術師』。三冊同時刊行キトゥアアアアアアアアアアッ!!『赤』は落ちそうな気もするが。

 

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A