宝島社文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 鎌倉の猫は手紙を運ぶ

の計1冊。

宝島社文庫

古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします (宝島社文庫)
著:大泉 貴 イラスト:loundraw

「『ハモンハモン』でねぇ、まだ新人のペネロペ・クルスがねぇ、夕焼けバックにおっぱいチュッチュでねぇ、カモンカモンでねぇ、あれはよかったねぇ」

宝島社文庫2016年3月の新刊。約4日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。最近、このライトノベルがすごい!文庫で大泉さん見ないなーと思っていたら、ライトミステリ路線に魔改造されていたでござるの巻。
ただ、他のラノベレーベルでちょいちょい本を出している模様。

主人公、多比良龍司(たいら・りゅうじ)は亡くなった叔父の遺品整理をする中で、神保町にある名画座、神保町オデヲンにやって来る。そこで出会ったのは映画にまつわる謎を解き明かす案内人、六浦すばるさんで……。

アニメ,ゲーム,宝島社文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします

の計1冊。

ガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』でお馴染みの渡航さんとQP:flapperさんのコンビで送るアイドル声優業界もの『ガーリッシュナンバー』がアニメ化決定。
決定っつーか、アニメ化ありきのメディアミックス企画っぽいよな。
渡さんはこれに関わってるから、他の仕事をぼとぼと落としてるんだなw
取り敢えず今度、小説版をチェックしよう。


2016年4月からニチアサ7時枠にて『機動戦士ガンダムUC RE:0096』が放送決定。OVAに新規主題歌と新規映像を合わせた再編集版となるそうで。

やる枠おかしくね?この枠だけアホみたいに対象年齢が高くなるぞw
まぁ、キッズをガンダムというコンテンツに呼び込み、かつガンダムファンを戦隊やライダーに呼び込もうって狙いなんだろうけど。
2クールになるのかな。1話が大体60分だから、OPとEDを付けると1話が3分割されるようなイメージか。

これに伴い、現在放送中の『ブレイブビーツ』の打ち切りが濃厚となった。いや、元から半年予定だったかもしれんが。枠移動ワンチャンあるで!


第7世代『ポケットモンスター サン/ムーン』が発表されましたね。取り敢えずみんな、「ゴールデンサン&シルバームーン」を思い出したよね。

ってか世代交代のサイクル早くなってるな。リメイクは大盛り上がりするけど、マイチェンはそうでもないからスルーして新作に全力投球した方が良いって判断なのかしら。
あれ、じゃあ思わせ振りなマイチェンへの振りは一体何だったのか。

幸いにも、まだ俺氏は冷静です。そろそろ発表が来るのが予想されていたからってのもあるし、現時点ではまだ新ポケモンも一切公開されてないしな。
ただ、既存ポケモンの新進化が発表されたらチ〇コが吹き飛ぶ可能性は大いにあり得るから困る。
メガシンカだったら大丈夫……多分。

宝島社文庫

建築士・音無薫子の設計ノート 謎(ワケ)あり物件、リノベーションします。 (宝島社文庫)
著:逢上 央士 イラスト:uki

「━━『リフォーム』と『リノベーション』。貴方が求めるのは、どちらですか?」

宝島社文庫2015年12月の新刊。約3日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。タイトルの「謎」は「ワケ」と読みます。

最近、逢上さん、本出さなくなったなーと思っていたら、キャラクター文芸を書いてましたということで。
ちょっと乱造し過ぎじゃないですかねぇ……。

建築学科に通う大学生、今西中(あたる)はインターンとして紹介された建築事務所の代表、音無薫子さんと出会う。彼女は依頼人の心の問題を解決するリノベーションを得意としていて……。

建築を題材としたライトミステリ連作短編集となっており、リフォームとは異なるリノベーションを通して、人々の心を解き明かす展開。
執筆のために建築の知識を学んだのかと思いきや、逢上さん自身が建築学科出身なんだな。

発想は面白いと思うし、短編形式になっていることでとっつき易いんだけど、今一つパンチが足りない気がするんだよなぁ。

折角、年上ヒロインということで漲ったのに、そういう展開にならないんだもの。今西には別れたばかりの彼女がいて、その人と縁が完全に切れたわけじゃないから、仮に巻数を重ねたところでLOVE寄せが始まりそうな感じもしないし。

助手の月見里やユカリママなど、個性的なキャラはいるので、彼等がもっと出張ってきた方が面白くなるかもしれない。

建築豆知識は、へーってなるものばかりだったので勉強にはなるかなぁ。あー、でっかい書斎付きの家ほしーわー。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:A-

シリーズリンク
建築士・音無薫子の設計ノート あなたの人生、リノベーションします。(2017/02)

著者リンク
オレを二つ名で呼ばないで!(このライトノベルがすごい!文庫、2012/10)
なぜ異世界ダンジョンでスマホがつながるのか 竜胆遥人の迷宮攻略(このライトノベルがすごい!文庫、2014/07)

宝島社文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。ボーダーは、

・建築士・音無薫子の設計ノート 謎あり物件、リノベーションします。

の計1冊。


先日、後輩のT君が引越しのときにガガガ文庫『ななかさんは現実』が出て来たという話をしてきて、「あったなぁ、そんなん。読んだことないけど」って言ったら、「お亀さん、ブログに感想上げてましたよ」と言われて、「何……だと……?」ってなりました。

ブログを確認したら本当にアップされていて白目。
遂に読んだ本の内容を忘れるスキルが、本を読んだこと自体を忘れる高みへと暗黒進化したのか……。

宝島社文庫

筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 (宝島社文庫)
著:谷 春慶 イラスト:カズアキ

「……そもそも文字はなにかを誰かに伝えるための道具だ。可児盛徳も『文字は伝わらなければ意味がない』と言っていた。思いや願いを捧げる相手がいなければ、ただの記号でしかないんだよ」

宝島社文庫2015年10月の新刊。約3日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。このライトノベルがすごい!文庫ですっかり見なくなった谷さんが唐突に宝島社文庫にライトミステリで推参。

一昔前はバトルものとかを書いていた作家さんが萌え萌えなラブコメやら美少女異能バトルやらを書かされていて、魔改造だ……と思ったけど、最近はキャラクター文芸のライトミステリを書かすのが魔改造なのか……w

主人公の女子大生、美咲はある日、祖父が遺した祖母宛ではない恋文を見付けてしまう。祖父の真実を求めて、美咲は同じ大学に通う変人、東雲清一郎に恋文の筆跡鑑定を頼むが……。

そんな具合で筆跡鑑定のスキルを持つ変人イケメン東雲が一般人の美咲を振り回しながら謎を解決していく連作短編集です。
最近流行りのライトミステリなんだけど、俺、こういう一般人の主人公と変人の探偵役が謎を解いていく展開が好きなんだと気付いたわ。
ってか前作でゼウスのチ〇コとか書いていたのと同じ人が書いたとは思えんなw

自分の中に確固たる信念を持ち、その生き方を貫く東雲が格好良い。牙を剥いてくる者には容赦ないのがまた良い。
そのくせ、方向音痴だったり照れ隠しが下手だったりと、これは女子受けしそうですわ。俺もこういうキャラ好きですしね。

美咲と東雲の何だかんだで良いコンビっぷりがもっと見たいので、是非続きを出していただきたい。回収されず仕舞いの要素もチラホラあることだし。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
筆跡鑑定人・東雲清一郎は、書を書かない。 鎌倉の猫は手紙を運ぶ(2016/06)

著者リンク
モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)(このライトノベルがすごい!文庫、2011/09)
神☆降臨! ロンギヌスの槍は銃刀法にひっかかりますか?(このライトノベルがすごい!文庫、2013/12

宝島社文庫,雑記

献本を頂きました。有り難うございます。

・筆跡鑑定人・東雲清一郎は書を書かない。

の計1冊。

宝島社文庫

絵本作家・百灯瀬七姫のおとぎ事件ノート (宝島社文庫)
著:喜多 南 イラスト:やじるし

「たしかに、星の王子様は童話の王子様イメージとはまた違う気がする」
「ぶっちゃけエイリアンですよね」

サン=テグジュペリに呪い殺されるぞw
宝島社文庫2015年9月の新刊。約3日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。著者の喜多さんは第2回このライトノベルがすごい!大賞でデビューした人なので、多分その繋がりで献本が貰えたんだと思う。開封したら、いつもと違う装丁の本が出て来たから「!?」ってなったわ。
タイトルの「百灯瀬七姫」は「ももとせ・ななひめ」と読みます。

元々宝島社文庫は一般っぽい小説からラノベっぽいものまで色々出してるレーベルなのね。最近話題になった『響け!ユーフォニアム』の原作もここから出ていた筈。
イラストは表紙だけとなっています。

主人公、園川智三(そのかわ・ともぞう)はクラス委員長である責任感から、とある事件を起こして不登校となったクラスメイト、百灯瀬七姫を訪ねる。
メルヘンオタクの七姫と交流する内に、智三は周囲で起こる事件の謎に迫っていくことに……。
いわゆる最近流行りのキャラクター文芸、ライトミステリというやつか。

事件を童話になぞらえて答えを導き出す連作短編集のスタイルで、童話を扱っているという点で電撃文庫『断章のグリム』を思い出しますね。
おとぎ話の薀蓄はもっと沢山あっても良かった。まぁ『断章のグリム』で耐性が出来てるから、そう感じるのかもしれんけど。

『おとぎ事件ノート』とかスーパーメルヘンなタイトルが付いてるけど、劇中で起こる事件は日常ミステリとは言い難い、なかなかにハードな内容となっている。流石に死人が出たりするわけではないけど、事件が解決しても当事者達が幸せハピネスになるわけではない感じのアレ。
個人的にはハートフル路線の方が好きなのだが。

ところで一見デキる美人なんだけど、実はへっぽこなお姉さんって良いよね。うぉぉぉおおおおぉぉおおお、へなちょこなお姉さん可愛いな!と思っていたら、最後の最後で引っ繰り返された俺の純粋な気持ちを返してほしい。
というわけで次はホントにあんな感じのお姉さんオナシャス

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

著者リンク
きみがすべてを忘れる前に(2017/03)

 

μNOVEL,宝島社文庫

おやおや、今月も献本が届きましたよとか思いながら、開封したらこのライトノベルがすごい!文庫じゃなくて宝島社文庫が出て来て、何……だと……?ってなってる俺です。有り難うございます。

・絵本作家・百灯瀬七姫のおとぎ事件ノート

の計1冊。

毎日新聞出版株式会社が大人向けライトノベルの新レーベルμNOVEL(ミューノベル)を創刊決定。
いわゆるボーダーレーベルだと思うんだけど、ラインナップにファンタジア文庫で停止している『ザ・サード【完全版】』が入っていて吹いた。

イラストに士郎正宗さんを起用とか、やる気の漲り方が凄いw
値段とページ数を見るに文庫数冊をまとめるのか書き下ろしが沢山あるのか。でも、どうせ完全新作を1冊だけ出して止まったりするんでしょう?