「私は誘われたんだよ、悪の道に━━」
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
「私は誘われたんだよ、悪の道に━━」
「なぁ、正崎君。自殺とは━━本当に悪いことなのかね」
「ただ純粋に死にたくなったとしたら━━」
「正義とは━━人を守ることだ」
「検事は正義の味方だってことです」
講談社タイガの読む劇薬とも評されるサスペンスがまさかのアニメ化。講談社タイガ作品の映像化って初めてかな?
制作はツインエンジンというところなんだけど、アニメ本編の制作自体はREVOROOT名義なので、仕切りをツインエンジンがやってるってことなのかな。
著:野﨑 まど イラスト:ざいん
触れてはいけない。
聞いてもいけない。
見てもいけない。
そんなもの。
そんなものを、どうしろと。
2017年11月の新刊。約1週間の積み。1年4ヶ月振りの新刊。えっ、そんなに間空いてたの!?せいぜい半年ちょいくらいだと思ってたわ……。それだけ前巻のインパクトが強かったってことなのかな……。
ちょっと間があったので溜まっていたかな。
有海さん、絶対に、オレに見せつけている!
2016年4月の新刊。5ヶ月2週間の積み。半年振りの新刊。
今回も連作短編集形式。だから、これはミステリと言って良いレベルなのかどうか……うーむ。
ただ、いつもの野村さん節は全開なので著者買いしている人にとっては無問題だろう。
幼稚園の園長を勤める小鳥遊さんがどんどん良いキャラになってきてる。先輩とその息子を守るために毅然とした対応をとる小鳥遊さん格好良過ぎでしょ……。思わず、抱いて!ってなる(ぉ
巴崎さんに想いが届いてほしいところですが……。
ひまりさんが犬の有海さんを旦那ですと言い切っている謎は今回も明かされず。思わせ振りな情報ばかりが増えていってるぞ。
いやしかし、飼い犬を旦那と言い切るひまりさんを普通に受け入れている晴追町、懐が深過ぎるだろw
触らぬ神に祟りなしって雰囲気でもなくて、普通に接しているしな……。
ラストは次巻が気になる引き方をしているが、3巻の刊行予定は発表されてないんだよなぁ。打ち切りなのか、野村さんの体調の問題なのか……。
燃:C 萌:A 笑:B 総:A
シリーズリンク
・晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と(2015/10)
━━一度のキスで、百年分の幸せをくれる人です。
講談社タイガ2015年10月の新刊。約9ヶ月4週間の積み。ファミ通文庫の稼ぎ頭である野村さんが講談社タイガに登場。
これが一般文芸初参加って書いてあるけど、タイガは一般文芸カテゴリーか……?
一人暮らしを始めた大学生、木村春近(はるちか)は有海(ありうみ)さんと呼ばれる犬を連れた不思議な女性ひまりさんと出会う。
一緒に晴追町の住人達が抱える謎を解いていく内に、春近はひまりさんに惹かれていき……。
野村さんお得意のビターハートフル連作短編集といった感じか。一応、ライトミステリみたいな売り出し方をされてはいるが、これをミステリと呼ぶのはちょっと抵抗があるかなー。
ペットの犬を旦那様と言い切るひまりさん、一歩間違えたら獣姦趣味の異常性癖の持ち主と思われないだろうか<考え過ぎ
登場人物がみんな良い人で全員に幸せになってほしいと思うんだけど、生憎叶いそうにもない片思いをしている人が多いんだよな……。
天馬と夜理子(よりこ)はベストカップル感が強いので、もっと出て来てほしい。
いやしかし好きという気持ちがいずれ失われるかもしれないって話は怖いな。俺のラノベやニチアサが好きって気持ちもいずれは……って考えると恐ろしい。
次は2016年4月に2巻。
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A
シリーズリンク
・晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子(2016/04)
著者リンク
・〝葵〟 ヒカルが地球にいたころ……①(ファミ通文庫、2011/05)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件(ファミ通文庫、2012/02)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <6>(ファミ通文庫、2014/09)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる①(ファミ通文庫、2014/05)
・陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女(ファミ通文庫、2014/06)
・アルジャン・カレール ~革命の英雄、或いは女王の菓子職人~〈上〉(ファミ通文庫、2014/10)
・下読み男子と投稿少女 ~優しい空が見た、内気な海の話。(ファミ通文庫、2015/06)
・SとSの不埒な同盟(ダッシュエックス文庫、2015/07)
・楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃?(ファミ通文庫、2015/11)
・むすぶと本。 『外科室』の一途(ファミ通文庫、2020/06)
・記憶書店うたかた堂の淡々(講談社タイガ、2020/07)
・世々と海くんの図書館デート 恋するきつねは、さくらのバレエシューズをはいて、絵本をめくるのです。(青い鳥文庫、2020/10)
・三途の川のおらんだ書房 迷える亡者と極楽への本棚(文春文庫、2020/12)
・ストーリーテラーのいる洋菓子店 月と私と甘い寓話(ソフトカバー、2020/12)