富士見ファンタジア文庫

生徒会の図鑑碧陽学園生徒会活動記録 (富士見ファンタジア文庫)
編:ファンタジア文庫編集部 原作:葵 せきな

「虐待という名の介護をしておくれー!」

ファンタジア文庫2012年5月の新刊。約3ヶ月の積み。
このテのガイド本は、あまり買う気にならない上に、『生徒会』シリーズって解説するような内容じゃないよなーと思いつつ、表紙がリリシアさんなら買うしかない。
でも、何で旧フォーマットのデザインなんですか……(´・ω・`)

ガイド本の例に漏れず、キャラ紹介+と各巻のエピソードガイド。この辺は理解っていたこととはいえ、詰まらない部分ではある。
キャラのコメントなんかを入れる工夫はされているが……。

『販促する生徒会』

文庫1巻発売前、ドラマガにお試し版が載るよりも前に、葵さんのブログで公開されたお試し短編。
今読むと、ぎこちないというか、基本のキャラ設定に忠実というか。

『杉崎の放課後(没)』

タイトル通り、没原稿らしい。没にならなかったら、『黙示録』の方に収録されてたのかな。

いやしかし、つぼみさんけしからんな。

『第七回 生徒会役員対策《企業》取締役会議』

書き下ろし。タイトル通り、《企業》の上層部の会議風景。《企業》編が終わった後、すっかり生徒会メンバーの魅力に骨抜きにされた首脳陣の様子が描かれる。これ、定期的に読みたいなw

超能力関係で、「シノノメ」の名前が出ているのが気になる。え、何、そこ膨らませる予定なの?
え、まさか、守にワンチャンある?

次は2012年7月に『生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7』、秋に新生徒会編。

燃:C+ 萌:A 笑:B+ 総:A

本編リンク
生徒会の十代 碧陽学園生徒会議事録10(2012/01)

富士見ファンタジア文庫,雑記

友人Tの家に遊びに行くということで、お土産にサーティワンアイスクリームを買って行きました。
スモールサイズのバラエティパックというのを注文。ちんたら6種類もアイスを選んでいられるか、てやんでぇべらぼうめい!ということで、オススメのを適当に詰めてくださいと店員さんにフルスイングで丸投げにしたので、喰い終わっても何が入っていたのか判らんままでござる。
取り敢えず、ストロベリーチーズケーキ味らしきフレーバーは美味しかったです。

ただ、カップが紙製なのが、いかんともし難く。結構硬くなってるから、スプーンを突き立てようと、躍起になるんだけど、持ってる手の方にパワーが掛かって、最終的にぐちゃあ!ってなるんだよな。
6種のアイスを入れてるプラスチックの容器が1人分毎に分離したら良いのに。

で、このアイスのために北大路ビブレに寄ったんので、ついでに大垣書店へ。
駄目元で行ったんだけど、捜していたものがありました。ブツは、

・冴えない彼女の育てかた(ファンタジア文庫)

の計1冊。

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「このけしからんおっぱいを前にすれば、ちっぽけなことじゃないか!」

さて、良介の規格外のエナジー回復力を狙って、イリアが色仕掛け作戦をとってくる。しかし、その恥じらいを捨てた行動に、良介のスケベ根性はイマイチパワーを発揮しなかった。

転じて、恥じらうリサラを見て、全開に。だから、何でちょっと格好良いバトルアニメみたいなノリになるんだよw

最後には、いよいよ登場マンコカパックパーティー。流石に、アニメで発声出来なかったか……。
次回予告でも止められてたしなw

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第3話「危険なアイドル」
第5話「invisible dictionary」

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス19 イニシエーション・ログ (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「死ね、電波障害でぐちゃぐちゃになって死ね」

2011年12月の新刊。約7ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。文庫版『聖戦のレギオス2 限りなき幻像群』からは連続刊行。
セリナさん、そこまで出番が多いわけでもないのに、表紙で良い扱いだな。

さて、今回はドラマガ連載分を収録した短編集第4弾。どうせなら、学園祭絡みの短編だけで統一出来たら良かったのにな。

本編が殺伐とした展開を続けているので、お気楽な短編に癒されるわ。本編も、もうちょっと、こっち側のノリに戻って来たら良いのにな。

書き下ろしはgdgdのまま上映された「念威少女魔磁狩フェリ」。もっとはっちゃけても良かったのよ。
ロストエピソードはカナリス。バーメリンもちょろっと出てる。

次は2012年1月に文庫版『聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群』、4月に本編20巻『デザイア・リポート』、7月に本編21巻『ウィンター・フォール(上)』、11月に本編22巻『ウィンター・フォール(下)』。

燃:B- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
鋼殻のレギオス18 クライング・オータム(2011/08)
鋼殻のレギオス20 デザイア・リポート(2012/04)

世界観リンク
文庫版 聖戦のレギオス2 限りなき幻像群(2011/11)
文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群(2012/01)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「女の子の存在自体が宝なんだぁぁあああああッ!!」

良かった、ちゃんとOP映像が完成したぜ。なかなか格好良い仕上がりで満足度高い。
学園八奇衆が敵幹部みたいな扱いになっていて吹いた。

さて、学園八奇衆が特異者ではないかという意見が出たため、彼等と接触するリサラだったが、簡単に握手をしてもらえず、事態はややこしい展開に。

メルロー人生保障のお抱えアイドル、イリアの握手会に赴いた赴いたで、イリアとのバトルに発展。
案の定、死神の装束はボロボロになり、黒い帯やら何やらが乱舞する事態に。

ただ、良介の叫びからの逆転劇はBGMも相俟ってアツいバトルものみたいになっていたな。
サービスシーンを頑張るのは当然として、妙にバトルにも気合入ってるよな。

EDも正式バージョンが完成。前回と全く違うじゃんw
こっちはこっちで、曲と映像がマッチしていて良いな。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第2話「エロは環境に優しい」
第4話「胸囲の格差社会」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「駄目だ、女の子の触れ合いは、もっと甘くて、ふわふわしてないと駄目!!」

OP映像初見。え、ほぼ1話のバンクじゃないですか……。曲自体は結構良さげなだけに勿体無いぜ……。
こんな手抜きOP映像なんて久し振りに見た気がするわ。これ、その内、正式バージョンに差し替わったりしないかな。

さて、リサラの特異者捜しに協力することになった良介は、学校の中で自分の思う凄い奴を次々とリサラに紹介するが、なかなか当たりを引かない。
そんな折、リサラの妹分キュールが人間界へとやって来る。一見、リサラ大好きなキュールだが、実はレストール家を蹴落とそうとしていて……。
キュールに紹介される良介は何でダブルピースしてんだよw

画面分割でリサラとキュールが同時変身するシーンが妙に格好良いから困る。
戦闘自体、そこそこクオリティの高い作画なのに、リサラのおっぱいを隠すための黒い光が入りまくりで萎えちゃうよなぁ。まぁ、隠せば隠すほど、ソフトの売り上げが上がるのかもしれんけど。

初見のEDは、いきなり真っ赤な繁みで吹いた。映像は、こっちも何だか手抜きっぽいよなぁ。いずれシルエットが解禁されるのかしらん。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第1話「運命の赤い糸!?」
第3話「危険なアイドル」

富士見ファンタジア文庫

スカイ・ワールド (富士見ファンタジア文庫)
著:瀬尾 つかさ イラスト:武藤 此史

「定石なんて自分でつくるものだろう。どのMMOも初期に遊んだプレイヤーが一個ずつ定石をつくっていったんだ」

ファンタジア文庫2012年4月の新刊。約3ヶ月2週間の積み。『調停少女サファイア』を凄い勢いで滑らせた瀬尾さんが7ヶ月振りに復活。
今度はMMORPGの世界が舞台だ!前から書きたかった題材らしいけど、何で電撃文庫『ソードアート・オンライン』全盛期のこの時期にわざわざ……と思わないでもない。今やった方が売れるなんてことあるのかなぁ。

イラストはMF文庫J『きゅーきゅーキュート!』『俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?』等でお馴染みの武藤此史さん。

さて、クエスト欄を埋めることに快感を覚える少年ジュンが飛び込んだ異世界、そこは謎のMMORPGの世界スカイワールドだった。
クエストをこなす内、ジュンは必死に上の世界を目指す少女かすみと出会う。なりゆきで、かすみを弟子にしてしまったジュンは暫く彼女と行動することになり……というお話。

ドラマガに先行掲載された冒頭部分が、そこそこ面白かったので買ってみました。
『サファイア』が残念過ぎたので、あまり期待していなかったんだけど、これが存外面白かった。
程良くMMORPG、程良くバトル、程良くラブコメ、みたいな。
内容が、とんがっていないので、ラノベ初心者にもオススメ出来る。

クエストリストを埋めていくのが、んぎぼぢぃいいいい!なジュンの気持ちはよく理解る。リストを埋めていく作業って超楽しいよな。

かすみはベッタベタなヒロインなんだけど可愛いんだよなぁ。正統派ヒロインは正統派ヒロインで良いものであると。

そんな具合で『スカイ・ワールド』1巻でした。丁寧に展開していったら、結構巻数かかりそうだけど、次巻で一気に話が進んでそうで怖いな。また2巻終了だったら切な過ぎるぜ……。
次は2012年8月に2巻。

燃:A- 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
スカイ・ワールド #02(2012/08)

著者リンク
宇宙をかける少女 上巻(一迅社文庫、2009/06)
調停少女サファイア <1>(2011/06)
調停少女サファイア <2>(2011/09)

イラストリンク
俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?(MF文庫J、2012/02)
まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる(このライトノベルがすごい!文庫、2014/08)

HJ文庫,ガガガ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,富士見ファンタジア文庫,雑記,GA文庫

もう、だから何で土曜ピンポイントで雨が降るんだよ!1週取りに行けないだけで凄ぇ溜まるから困るんだよ!かといって、最早発売日購入もやっていない今、わざわざ雨の中出掛ける気力も湧かず……。
ブツは、

・犬とハサミは使いよう <5>
・デキる神になりますん <2>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <5>(小冊子付き限定版)
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。⑤
・鋼殻のレギオス21 ウィンター・フォール 上
・生徒会の土産 碧陽学園生徒会黙示録7
・いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>
・BIG-4 3.四天王選手権?勝てるわけないだろ、ぼくはただの人間だぞ!?

それでですね、元バイト先に『ココロコネクト』アニメ化セットがぶりっと入ってきたわけですよ。なら、買うしかないじゃないか!と思わず、全部1冊ずつ取っといてくださいと言っちゃいました。
荷物がどえりゃーことになったわ。

・ココロコネクト ヒトランダム
・ココロコネクト キズランダム
・ココロコネクト カコランダム
・ココロコネクト ミチランダム
・ココロコネクト クリップタイム
・ココロコネクト ニセランダム
・ココロコネクト ユメランダム
・ココロコネクト ステップタイム

これで計16冊。
コミカライズは、

・生徒会の一存 <07>
・生徒会の日常
・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <8>
・ココロコネクト <3>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H <1>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 4コマ <1>
・いつか天魔を斬る魔女 <2>
・僕の妹は漢字が読める <1>

の計8冊。
漫画は、実は買うのを忘れていた、

・会長はメイド様! <14>

の計1冊を購入。

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス 3 (ドラゴンコミックスエイジ み 2-1-3)
原作:雨木 シュウスケ 漫画:深遊

「名付けて漆黒の三鬼神(笑)」

2011年12月の新刊。
ドラゴンエイジPureが休刊し、ちゅうぶらりんになったときは、どうしようかと思ったけど、ドラマガでの掲載という形で完走出来て良かった。
というわけで、最終巻です。
ラストエピソードまでは1話完結方式で、最後だけがシリアスな話となっている。

もう、深遊さんのクオリティ激高なイラストで、このふざけ具合が堪らない。
ボケと突っ込みの応酬が素敵過ぎる。
カバー下の「違和感仕事しろ」でクソワロタ
でも、深遊さん自身は、いつ怒られるかと思っていたらしい。自覚あったのかよw

かと思えば、第十四小隊の話なんかは、なかなか構成が上手いから困る。この辺の話は本編から上手い具合に拾ったから、結果的に本編へとフィードバックされた部分だよな。
シン先輩格好良いよな。

本編に近いコミカライズだからなのか、この本も天剣ロストエピソードキャンペーンの対象書籍になっています。
てっきりドラマガ掲載のピンナップストーリーのイラストが使われるもんだとばかり思ってたんだけど、それよりももっと前のイラストが使われていました。

総評

そういうわけで、もしかしたら原作よりも面白かったかもしれない、絵師自らが手掛けるコミカライズ『鋼殻のレギオス』全3巻でした。
終わるのが実に惜しい。原作が終わっても続けてほしいくらい好きです。

原作の雰囲気を壊すか壊さないかの瀬戸際のラインで、ボケるのが上手いんだよなぁ。原作のラインを易々と飛び越える『フェリの詩』とは対照的だよな。

そういや、オリジナルストーリーを展開していた『MISSING MAIL』も8巻で完結したのね。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
鋼殻のレギオス <02>(2009/04)

富士見ファンタジア文庫

聖戦のレギオス2 限りなき幻像群 (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

闘争の刻だ。
焦がれ、待ち続けたその時が来たのだ。
ならば後はただ、愚者がごとくに、雷のごとくに駆け抜けるのみだ。

2011年11月の新刊。約8ヶ月1週間半の積み。隔月刊行。
サブタイの「幻像群」は「ミラージュ」と読みます。

表紙は一応ラノベらしく、女の子ばかりという構成。まぁ、萌え要素、殆ど無いけどな。

さて、何の因果か、学園都市ツェルニへと辿り着いたディック。学生として生活しながら、彼は狼面衆との戦いに身を投じていくことになる。
落ち着いて読んだら、ある程度理解るようになってきたわ。でも、やっぱり唐突に時間軸が移動するから理解り難いんだよなぁ。

今回、肝となるのは火神。思いっきり本編と絡んでるじゃねーかって話で。
書き下ろしもシャンテ視点のものとなっていて、本編のバンアレン・デイ編とリンクしている。

今改めて読んだら、最初から文庫で出せば良かったんじゃって気がするな……。
天剣ロストエピソードはトロイアットさんでした。

次は2011年12月に本編19巻『イニシエーション・ログ』、2012年1月に『聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群』、4月に本編20巻『デザイア・リポート』、7月に本編21巻『ウィンター・フォール(上)』、11月に本編22巻『ウィンター・フォール(下)』』

燃:B- 萌:B 笑:C 総:B+

オリジナルリンク
聖戦のレギオスⅡ 限りなき幻像群(2009/10)

シリーズリンク
文庫版 聖戦のレギオス1 眠りなき墓標群(2011/09)
文庫版 聖戦のレギオス3 終わりなき夜光群(2012/01)

世界観リンク
鋼殻のレギオス19 イニシエーション・ログ(2011/12)