著:石踏 一榮 イラスト:みやま 零
「どんぶらこ、ばいんばいん。どんぶらこ、ばいんばいん。どう見てもGカップ以上の爆乳です。張りといい、形といい、極上の乳でした」
約1ヶ月半週間の積み。5ヶ月振りの新刊。短編集なのに、どうした刊行ペース。
エデンガード可能だけど、そんなにガード必要な表紙でもないよな。つーか、表紙とサブタイの法則性粉砕された……。
当初の予定通り、7.5巻だったら、まだ諦めもついたんだけど、普通にナンバリングされてるしなぁ。何で7.5巻にしなかったんだろう。
表紙は部長とアーシア。凄い普通の表紙です。案の定、帯の文言は駄目だがw
冒頭には時系列がバラバラであることと「おっぱい」という単語が頻出することに関する注意文が。
『アクマのおしごと』
表題作にして、記念すべきドラマガ初登場短編。このときはまだ詰らなくはないなぁという印象しかなかったな。
雑誌掲載時は居なかったアーシアも登場しています。
『使い魔の条件』
俺が文庫購入を決意した短編。石踏さんの『ポケモン』好きから生まれた短編。
アーシアは使い魔ラッセー君をゲットしたけど、結局その後まともに出て来たことがあったか……?
打撃力に秀でたウンディーネで吹くw
『メモリー・オブ・おっぱい』
何故イッセーがおっぱいを追い求めるようになったかというお話。ドラマガの付録ポスターの裏面に掲載されたもの。ちゃんと収録してくれて良かった良かった。
もう、ひたすらに頭の悪い内容で素晴らしい。「彼は悪じゃない。ただ、エロかっただけだ」が名言過ぎるw
『テニスのおっぱい様』
連載1発目となる短編。ゴリスティの登場である意味、短編の方向性が決定づけられたように思う。
と言うか、ウンディーネのときといい、お色気モンスターの気配が漂ったと思ったら、ゲテモノが出て来る可能性高いなw
『地獄先生アザゼル』
部長とアーシア、ようじょ化するでござるの巻。2人の可愛さより、イッセーの悲惨さとアザゼル先生の鬼畜っぷりの方が目立ってる気がするぞ。
『300(スリーハンドレッド)イッセー』
ドラマガの企画に合わせた短編。とは言え、基本的にはいつも通り。エロ本釣りがこれまた酷過ぎるわ。
『楽しい紅髪(グレモリー)一家』
書き下ろし。イッセーが部長と共にグレモリー家の試練を受けるエピソード。
部長が最近あんまり目立ってないから、書き下ろしは彼女の話にしようという流れらしい。理由が切ねぇ……(´・ω・`)
ちょっと設定開示が露骨な気もするけど、イッセーが頑張ってたから良いじゃない。役得ばっかりのハーレムライフだけではないと証明したな。
新しいパワーアップフラグも立ったことだし、修学旅行編が楽しみです。
で、この短編と後書きから、どうやら石踏さんのデビュー作『電蜂』が『ハイスクールD×D』と同一世界観で復活しそうな気配。大分前からブログで匂わせていたけど、ようやくはっきりと言えるような状態にまで来たってことか……。うーむ、感慨深い。ま、『電蜂』の文庫、読んだことないんですけどね!(ぇ
まとめ
そういうわけで、短編集でした。どんどん朱乃さんがお色気要員になっていくな……。そりゃまぁ、そうなって然るべきなんだが。
ここはアーシアとか子猫ちゃんのサービスカットをですね……。いや、ブルマとかスライムとかあったけれども。
燃:A- 萌:A 笑:S- 総:A+
シリーズリンク
・ハイスクールD×D7 放課後のラグナロク(2010/07)
・ハイスクールD×D9 修学旅行はパンデモニウム(2011/04)
コミカライズリンク
・ハイスクールD×D アクマのおしごと(2013/09)