アニメ,富士見ファンタジア文庫

「歴史が変わるよ。冗談抜きで」

夏目が女だったという事実は各所に影響を与えていた。京子は思い出の男の子を夏目と勘違いしていたことでモヤモヤするが、本音をぶつけ合い、仲直り。
でも、今まで夏目だと思っていた初恋の相手が春虎だと判明した途端、デレる切り替えの早さはどうなんだろうか……。

それにつけても多軌子の式神がやたらイケメンで困る。こりゃ女性人気出るのも仕方ないわ……。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#18「over-cry -強襲-」
#20「over-cry -花火-」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「今になって妙に勇者しているじゃないかよ、俺!」

OPカットで最終回開始。
さて、フィノを目指して突き進むラウル達。仲間に支えられて、フィノの元へ辿り着いたラウルは接客用語を使って呼びかける。

まさか最後の最後で戦闘シーンでバンクを使うとは……。必殺技バンクは何回も使うがの様式美だから良いだろうけど、普通の戦闘シーンを使い回すのはいかがなものか……。

ラストはOPを流して終了。最終回の締めとしてOPを流すのは普通だけど、まさかOP映像をほぼそのまま流すとは……。悪い意味で意表を突き過ぎだろ……w

総評

そんな具合でお仕事ファンタジー、ファンタジア文庫原作『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』テレビシリーズ全12話、これにて終了。

終わってみれば、そこまで悪い出来ではなかったように思う。まぁ、ほぼ女の子の可愛さだけでもっていたようなもんだが。
そういう意味ではキャラデザに救われたってことか。OPのダンス良かったよな。

この後は原作文庫の特典として未放映エピソードが登場します。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第11話「勇者になれなかった俺が魔王の娘さんを助けに行きます。」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「今の俺はこれが一番馴染んでいるのさ」

サブタイ通り、フィノの救出に向かうラウル。この仲間の力を総結集する展開は好きです。
何やかんやでラウルとアイリが激突するシーンは盛り上がるな。

そんな中、隠れた実力を発揮する店長。魔女コスが超可愛いですね。
エルザもよく動いていて可愛い。流石に、ラストに近付いてクオリティが上がってきたか……?

燃:A- 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第10話「勇者になりたかった俺と魔王になりたくなかったあいつ。」
第12話「勇者になれなかった俺は就職を決意しました。」

富士見ファンタジア文庫

コンプリート・ノービス2 憂鬱なソーサラー (ファンタジア文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:籠目

「あー、やっぱりイチノさんてば自覚ない系の人ですかー」

2014年2月の新刊。約4日の積み。隔月刊行。
表紙からサクラは退場し、代わりにサブタイにもなっているソーサラー、ユリが登場。とはいえ、今巻がずっとユリの独壇場かというと、全然そんなことはない。

さて、アップデートにより出現した超巨大モンスター、ケローネー。圧倒的なHPと防御能力を持つケローネーから街を守るため、5大ギルドが動き出す。

前巻でも登場していたヒルトを中心に、5大ギルドの面々が登場していく。ギルドの面子の張り合いなんぞガン無視で自分の目的に邁進するイチノだったけど、それを放っておくヒルトではなくて……。

途中、物凄い強引な手段で水着サービスがあって吹いた。強引過ぎワロタ
まぁ、眼福なのでもっとやりたまえ(ぉ

ケローネー撃破のため、結集するギルドの面々がアツい。ただ、2巻でやるような展開か……と思わないでもない。
これが色々ギルド間やイチノとのしがらみとかが描かれた後で、〈リザルターナイン〉もほぼ全員が登場しているような状態で、街の危機に皆が駆け付けて来るような展開だったらチ〇コもげ飛んでたのに。

そして見え始めた世界を覆う陰謀。イチノが主人公とは一体どういう意味なのか……。
おいおい、面白くなってきたじゃねぇか。これで早期打ち切りは勘弁な!

ところで、ひばりさんの出番を増えないかなと期待していたら、むしろ減ったんですけど、どういうことなの……。
これで、ひばりさんメイン巻が無いまま終わったら絶対に許さない。

燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
コンプリート・ノービス01 レベル1の最強剣士(2013/12)
コンプリート・ノービス03 不審なプリースト(2014/06)

富士見ファンタジア文庫

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 9 (ファンタジア文庫)
著:村上 凛 イラスト:あなぽん

猫グッジョオオオオオオオブ!ありがとうございます!ありがとうございます!

ずっと桜井さんのターン!!

2014年2月の新刊。約2日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は勿論、桃なんだけど、帯を外すと何と直輝だけではなく桜井さんの姿も。

さて、桜井さんの告白を受け入れた直輝はめでたく彼女持ちに。口絵ピンナップは両面とも桜井さんだし、挿絵登場率も高く、何だこれ圧倒的じゃないか……。

直輝に可愛い彼女が出来たことに驚きと戸惑いを隠せない周囲の人々。桃と長谷川さんの心境の複雑さはいかばかりか……。

桜井さんの魅力にメロメロになっていく直輝だったけど、桜井さんは桃の真意に気付いてしまう。
そして直輝の前に現れた、彼がリア充を目指す決意をしたきっかけとなった少女、及川絆。携帯に残された2件の着信履歴
って、どこで引っ張っとんねん!

こんなタイミングで桜井さんと付き合うということは、彼女にとっては完全に負けフラグじゃないですかー!やだー!と思っていたんだけど、後書きによると次が最終巻……だと……?
なら、桜井さんにもワンチャンあるのかしら……。

ってか、このタイミングで終了ってアニメ化の可能性、ほぼ潰れたじゃないですかー!うわぁあああぁあああああああん!!

気になるのは鈴木が桜井さんのことを知らないと言っていたことなんだよな。じゃあ、ドラマガで連載している部活編は一体どうなってるんだ。パラレルワールドなんだろうか……。
まさか文庫化するつもりが無いんだろうか。電子書籍版だけ刊行とか言ったら絶対に許さない。

燃:C 萌:S- 笑:B 総:A+

シリーズリンク
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <8>(2012/10)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド(2014/07)
おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! <10>(2014/10)

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス25  アンド・ゼン・アフター・ザット (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「今日こそ……」
「リーリン先生がどっちのママか、思い知らせてやるんだから!」

2013年9月の新刊。約5ヶ月半週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
遂に最終巻です。初回生産限定でカバー裏に描き下ろしピンナップが。

今回はドラマガ連載分で未収録だった短編を収録し、書き下ろしとしてアフターストーリーを収録。
10年近く経った未来が描かれている。が、主要登場人物は剄の力やら何やらで、殆ど外見年齢は変わっていないよ!やったー!

汚染獣の脅威は去ったものの、人類を脅かすものが無くなったわけではなかった。新たなる敵との戦いに向かっていくレイフォン達。
って、完全に新章始動する勢いじゃないですかー!やだー!

前巻の後書きで何やら思わせ振りなことが書かれていたけど、結局何のことだったんだろう。新しい敵の出現のことを言っていたのか……。

総評

そんな具合で、アニメ化も果たしファンタジアを支える一大シリーズとなった『鋼殻のレギオス』本編25巻、外伝3巻+3巻、ワールドガイド2巻、総計33冊、これにて終了です。
足掛け7年半か。そんなにやってたのか。

10巻過ぎまではハッキリと面白いと言える出来だったんだけどなぁ。『レジェンド・オブ・レギオス』が始動した辺りから雲行きが怪しくなってきたんだよな。
あれだな、オーロラ粒子が何でもアリ過ぎたのがよくなかったんじゃないかと。もうちょっと、こういうことが出来て、こういうことは出来ないってハッキリと明示しれくれていたら……。

縁のシステムを使って、時空まで飛び超えるのは良いんだけど、それをふわっとぼやかして書くから余計に理解らなくなったのかと。
狼面衆が初めて出て来たときなかは凄いwktkしたんだけどな。

次は同時発売の『ドラグリミット・ファンタジア』、2014年1月の2巻と続きます。どうやら新シリーズは早くも終了してしまったようだが……。

燃:B 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
鋼殻のレギオス24 ライフ・イズ・グッドバイ(2013/06)

富士見ファンタジア文庫

デーゲンメイデン  4.東京、崩壊 (富士見ファンタジア文庫)
著:田口 仙年堂 イラスト:紫乃 櫂人

「踊ろうぜ、みんな」
『━━喜んで』

2013年7月の新刊。約7ヶ月の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、前巻の時点で宣言されていた通り最終巻です。

迫るグングニルとの決戦。練司は最後の特訓に勤しんでいた。そんな中、薄緑の最後の人格、蜘蛛切丸が姿を現す。おいおい、超エロイお姉さんじゃねーか。何故1巻から出さなかったのかと小一時間。

決戦には、これまで練司達が東京の街を案内した伝承者とDアーム達も駆け付けてくれる。
そんな心強い仲間達との出会いは電子書籍版のみで発売中の短編集を読んでね!ってことらしい。ファック!

最後は順当に決着。各キャラにもっと見せ場があれば良かったんだけどなぁ。流石に、このタイミングでそれをやると、とっちらかるだろうし、練司の成長に焦点を絞ったのは正解か。

総評

そんなわけで、伝説の武器達と踊るファンタジア文庫『デーゲンメイデン』全4巻、これにて終幕。打ち切り完結っぽい。足掛け1年1ヶ月か。

あれ、アニメ化すると思ったんだけどなぁ。OPのサビで、次々と画面に登場して武器に姿を変えていくDアームと、それを振るう伝承者ってとこまで妄想してたのになぁ。アルェー?

何がいけなかったのか。「でげめで」って略称を定着させられなかったからか。違うな。
あれか、薄緑と殆どラブコメっぽい展開にならなかったからか。ってか、女性キャラは練司の周りにそこそこ居た筈なのに、ハーレムっぽさが全然無かったな……。

もっと薄緑の人格4人分が同時に出れるような設定だったら良かったのかもしれん。力を行使出来るのは1人だけとかにして。

次は2014年3月に新シリーズ『ご覧の勇者の提供でお送りします』。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
デーゲンメイデン 3.後楽園、破砕(2013/02)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「恋に悩める乙女ですオーラ、超出てましたけど?」

陰陽塾が再会する日を明日に控え、夏目はどんな態度で皆と接すれば良いか悩んでいた。
いっそ女子制服を着て登場するというのはどうだろう。原作でも着たことないのかしら。

夏目の性別を知ってしまったから京子の様子はおかしくなったと思われているが、それだけではなく、彼女の思い出の少年が、そもそも夏目ではなく春虎だったと気付いたことも原因の1つ。
あちゃー、幼馴染み属性持ちだったかー。

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
#17「_DARKNESS_EMERGE_ -髭切-」
#19「over-cry -姫-」

富士見ファンタジア文庫

冠絶の姫王と召喚騎士III (富士見ファンタジア文庫)

著:宮沢 周 イラスト:Current Storage

「……ああ。わかったよ。約束する。俺はおまえを冠絶の姫王にする。絶対に」

2013年6月の新刊。約7ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はマギア王家の姫アヴィス。帯を外すと、ぱんつが見えます。外さなくても帯もプリントされてるが。

さて、案の定、良護のお姉ちゃん、諒子が登場。やっぱり生きてたか。召喚騎士ではなかったけど、それに近いポジションだったな。
同レーベル『デート・ア・ライブ』の十香に見えるのは俺だけなのか。

諒子が連れてきたのは、冠姫聖戦のシステムを作るのに一役買った王家、マギア家の姫アヴィスで……。

もうお姉ちゃんが出て来た時点で、打ち切り完結臭が尋常じゃないw
更には、十三王家の姫達も続々と登場して……。らめぇぇええええええ打ち切られちゃうのほぉぉおおおおおおお!!
いや、こういう畳みかけるような終わり方、嫌いじゃないわ!

総評

ってな具合で、姫恋大作戦で強くなるファンタジア文庫『冠絶の姫王と召喚騎士』全3巻、これにて打ち切り完結。足掛け9ヶ月か。

ベッタベタながらの良さってのはあったと思うんだけども。欲情して強くなるって設定をもっと強く押し出せたら良かったのかなぁ。

冠絶の姫王とかの固有名詞は良い感じだったんだから、召喚騎士のスキルにも中二臭い名前が付いてたら良かったのに。

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
冠絶の姫王と召喚騎士Ⅱ(2013/02)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「出来る。あのクソ野郎をぶっ飛ばせる!」

ストレスを溜めたシェイバが暴走。霊災を起こすわ、自身も暴走するわで大変なことに。
北斗をつけ狙うシェイバによって攻撃された夏目は皆に性別がバレてしまう。良い感じに服だけが破れていてワロタ

この危機に春虎の力が覚醒する。あれ、シェイバって全く活躍しないまま退場しちゃったな……。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#16「_DARKNESS_EMERGE_ -神扇-」
#18「over-cry -強襲-」