コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた~egoistic‐lily~ (2) (カドカワコミックス・エース)
原作:丸戸 史明 漫画:にぃと キャラクター原案:深崎 暮人

「そういうこと言うなよ。人を呪わば二穴責めというぞ」

2013年12月の新刊。
表紙は出海ということで、早くも原作3巻の内容に突入です。要はこのコミカライズは原作から英梨々メインのエピソードだけを抽出するってことなのかな。

まぁ、とはいえ漫画的表現がしっかりしている方だと思うので、原作よりも印象的になっている部分はある。
英梨々ンゴ、倫也のこと好き過ぎじゃないですかー!やだー!

合間合間にオリジナルエピソードが欲しいところですが……?

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <1>(2013/07)
冴えない彼女の育てかた ~egoistic-lily~ <3>(2014/06)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ごめん……ごめんな、夏目君。堪忍やで……」

夏目の死を目の当たりにした春虎は狂乱状態。身体を張って鈴鹿を止めた筈なのに、彼自身が泰山府君祭をやろうと言い出す始末。

春虎以外も大いにショックを受けていて。それはそうと、鈴鹿の私服が可愛いから困る。

そんな中、大友先生がまたかっちょいいことしてくれそうで期待。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#20「over-cry -花火-」
#22「to The DarkSky -護法-」

富士見ファンタジア文庫

冴えない彼女の育てかた 5 (富士見ファンタジア文庫)
著:丸戸 史明 イラスト:深崎 暮人

「全部の要素が絡まって、けれどそいつらはどれも突出しなくて、控えめに作用しあって、最終的にはシナリオへと没入させるための助けになる……それこそが、他のオタクメディアのどこにもない、〝紙芝居ゲー〟って文化だ」

2013年11月の新刊。約3ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は2巡目に入ったのか、詩羽先輩。まさか英梨々を押しのけて、2周目トップバッターとはな……。

関係者の、俺達は詩羽先輩を推したいんや!!という意気込みが凄い伝わってくるなw
口絵も詩羽先輩一色。表紙のペラペーラハダカワイシャーツ!ってイメージイラストじゃないのかよw

さて、遂に詩羽先輩のシナリオが完成した。そのクオリティに圧倒される倫也だが、実は致命的な問題が潜んでいて……というお話。

もう完全無欠に詩羽先輩のターン。かと思いきや、加藤が要所要所でヒロイン力を発揮してくるから困る。

詩羽先輩のビジュアルは俺にとってはドストライクなんだけど、何故あまり益荒男ゲージが上昇しないのか。
あれだ、倫也に対する接し方が捻くれ過ぎているからだな、きっと。

どうやら次は英梨々のターンっぽいけど……?
次は2014年4月に6巻。後書きで思わせ振りなこと書いてるし、アニメ化発表されるんじゃね?

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
冴えない彼女の育てかた <4>(2013/07)
冴えない彼女の育てかた <6>(2014/04)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「土御門春虎。君は夜光の生まれ変わりだ」

OPカットで開始。
さて、前回の振り通り、今回は花火大会へ行くことに。しかし、多軌子のやんちゃにより、事態は急転する。

春虎こそが夜光の生まれ変わりで、夏目は周囲の目を逸らすための囮に過ぎなかったのだ。
こりゃ原作で読んでいたら、おったまげただろうな……。

無理矢理鴉羽を憑かされた春虎は暴走、ダークヒーローみたいな鎧を纏って飛び去ってしまう。
そんな彼を助けるために、夏目は生命を落とすことに……。

EDもカットで、夏目の生命の消えゆく様が描かれていく。
次回から最終章か。

流石に今回は次回予告が真面目でしたね。まぁ、いつものノリでやったら雰囲気ブチ壊しどころの騒ぎじゃないもんなw

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#19「over-cry -姫-」
#21「to The DarkSky -闇夜-」

富士見ファンタジア文庫

黙示録アリス (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:加藤 勇樹(アークシステムワークス)

そして僕らは━━少女を殺して、世界を救う。

2013年11月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。『大伝説の勇者の伝説14 剣の一族の告白』から連続刊行で、またしても鏡さんの新シリーズが始動。だから先に『伝勇伝』を終わらせろとw
『いつか天魔の黒ウサギ』も終わってないしな。まぁ、こっちは完結が見えてるけど。

『いつ天』が面白かったのと、ドラマガの先行掲載が良い感じだったので読んでみようかと。

イラストは大人気ゲーム『BLAZBLUE』のキャラデザをやっているらしき加藤さん。そんなに吸引力があるイラストって感じはしないけど……。
まぁ、『BLAZBLUE』のファン層を取り込める可能性はあるかもしれん。

少女だけが罹患する謎の病《迷宮病》。発症した少女は迷宮を生み出し、周囲に居た人々を飲み込んでしまう。
少女を殺さなければ世界は滅びてしまう。かくして、人々は少女を殺すための授業を始める……という世界観。

この、世界を救うために、いたいけな少女を殺しちゃう俺達KAKKEEEEEEEEEEEEEE!!感な。
主人公の真之介は《迷宮病》を発症した妹を救おうとする中で捻くれてしまっており、それがまた物凄く香ばしい中二オーラを醸し出している。
愛だの友情だのなんてくだらない、金や権力だけが信頼できるものとか、もう良い意味でケツが痒くなってくるw

鏡さんのクッソ軽い文体とクッソ重い設定ということで、どう見てもいつも通りです。本当に有り難う御座居ました。

ところで、宮阪中学とか《脳内魔導記機(ヘッドフォンファズ)》のメーカー、ROLANDとか、どっかで聞いたような固有名詞が出て来てるんだけど、わざとなのかしら。

後書きで膨大な設定がある物語に挑戦するって言ってるけど、今までのシリーズは膨大な設定って括りじゃなかったのか……。

次は2013年12月に『いつか天魔の黒ウサギ13 最後の生徒会』、3月にこちらの2巻。

燃:A 萌:A- 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
黙示録アリス No.2(2014/03)

コミカライズリンク
黙示録アリス <01>(2014/07)

著者リンク
いつか天魔の黒ウサギ13 最後の生徒会(2013/12)

コミカライズ,富士見ファンタジア文庫

デーゲンメイデン (ドラゴンコミックスエイジ た 4-1-1)
作画:たかの 雅治 原作:田口 仙年堂 キャラクターデザイン:柴乃 櫂人

「目釘ばかりさわるそのクセやめんか!!変態か貴様!」

2013年7月の新刊。
エイジプレミアムで連載されていたファンタジア文庫のコミカライズが単行本で登場。何で俺、少年エース掲載だと思い込んでいたんだろう……。
出たと思ったら、同日に原作文庫最終巻発売という。このコミカライズ自体も1冊きり。

内容は原作1巻をほぼそのままコミカライズ。最初から1冊で終わらせる目論見だったのか、いすかの話や薄緑の仇等に関しては、あまり話に出ていないように思える。
原作でも1巻では、これくらいだったかもしれんけど。

作画は微妙だなー。エイジ系列の平均クオリティというか。ただ、薄緑の服のスリットがけしからんことになってるというか、あれは最早痴女だろw
原作ではもっと低い位置で切れ込みが終わってただろ……。
表紙も、よくよく見ると凄い所に刀が当たっている気が……。

本編はともかく、巻末の4コマはちょっとだけ面白かったです。

燃:B 萌:B+ 笑:B 総:B+

原作リンク
デーゲンメイデン 1.台場、両断(2012/06)

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「歴史が変わるよ。冗談抜きで」

夏目が女だったという事実は各所に影響を与えていた。京子は思い出の男の子を夏目と勘違いしていたことでモヤモヤするが、本音をぶつけ合い、仲直り。
でも、今まで夏目だと思っていた初恋の相手が春虎だと判明した途端、デレる切り替えの早さはどうなんだろうか……。

それにつけても多軌子の式神がやたらイケメンで困る。こりゃ女性人気出るのも仕方ないわ……。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#18「over-cry -強襲-」
#20「over-cry -花火-」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「今になって妙に勇者しているじゃないかよ、俺!」

OPカットで最終回開始。
さて、フィノを目指して突き進むラウル達。仲間に支えられて、フィノの元へ辿り着いたラウルは接客用語を使って呼びかける。

まさか最後の最後で戦闘シーンでバンクを使うとは……。必殺技バンクは何回も使うがの様式美だから良いだろうけど、普通の戦闘シーンを使い回すのはいかがなものか……。

ラストはOPを流して終了。最終回の締めとしてOPを流すのは普通だけど、まさかOP映像をほぼそのまま流すとは……。悪い意味で意表を突き過ぎだろ……w

総評

そんな具合でお仕事ファンタジー、ファンタジア文庫原作『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』テレビシリーズ全12話、これにて終了。

終わってみれば、そこまで悪い出来ではなかったように思う。まぁ、ほぼ女の子の可愛さだけでもっていたようなもんだが。
そういう意味ではキャラデザに救われたってことか。OPのダンス良かったよな。

この後は原作文庫の特典として未放映エピソードが登場します。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第11話「勇者になれなかった俺が魔王の娘さんを助けに行きます。」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「今の俺はこれが一番馴染んでいるのさ」

サブタイ通り、フィノの救出に向かうラウル。この仲間の力を総結集する展開は好きです。
何やかんやでラウルとアイリが激突するシーンは盛り上がるな。

そんな中、隠れた実力を発揮する店長。魔女コスが超可愛いですね。
エルザもよく動いていて可愛い。流石に、ラストに近付いてクオリティが上がってきたか……?

燃:A- 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第10話「勇者になりたかった俺と魔王になりたくなかったあいつ。」
第12話「勇者になれなかった俺は就職を決意しました。」