講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの (講談社ラノベ文庫)
著:竹井 10日 イラスト:CUTEG

「ふ、ふつつつか者ですが、末永く、切によろしくお願いいたしますですっ!」
「……『つ』が1つ多いよ」
「ふつつつか者ですが、末永く、せによろしくお願いいたしますですっ!」
「そこじゃねえ!?」

がをがを~。
2014年7月の新刊。約1日の積み。連続刊行。シリーズ通算10冊目。
第2部スタートということで、帯でも粗筋でも怒濤とか激動とか激しい言葉が使われている。
と見せかけて、ゆるゆるなんだろ?ってタカをくくっていたら割とガチで激動だった件。

表紙は2巡目に突入したらしく茜。旗ヶ谷学園の夏制服なんだけど、おっぱいと絶対領域ががががが。
前巻の菜波も夏服にしておけば表紙と差を出せたのにな。
サブタイも2巡目に入ったみたい。

さて、現実世界へと帰還した颯太。菜波が姉で、颯太がブレードフィールド公国の王子ってのは原作の設定だったのか……。

ここにきて巫女神愛菜という新たな職名を持つヒロインが登場。颯太の幼馴染みであり、現在行方不明の彼女。
仮想世界でもその存在を示していたようなのだが……。

また、天界、冥界、神界が大きく動き出し、風呂敷がブリブリ広がり過ぎだろ……w
一方、颯太はフラグ操作能力を失ってるし、どうやって対抗するんだよ。

菜波とも分断されてしまったし、絶体絶命じゃね……?と思われたところで、奇跡の逆転フラグがチラついて……。おお、これはアツいぞ!

数多く居たヒロイン達の半数は現実世界では未だ姿を見せていない。彼女達が今後どういう役割で登場するか、それも楽しみですね。

次は2014年12月に11巻『こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね!』。

燃:A+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら 世界の真理など、私一人で充分だ(2014/06)
彼女がフラグをおられたら こんな床が抜ける寮にはいられない、私は角部屋に帰らせて貰うからね!(通常版)(2014/12)

コミカライズ,ファミ通文庫,講談社キャラクター文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

色々買ってきました。ラノベは、

・小説 忍風戦隊ハリケンジャー
・陸と千星 ~世界を配る少年と別荘の少女
・この恋と、その未来。 -一年目 春-
・彼女がフラグをおられたら この船旅が終わったら、私、お姫様になるの
・銃皇無尽のファフニールⅤ ミドガルズ・カーニバル

それからネットの感想を見て気になった、

・転醒のKAFKA使い(ファミ通文庫)

の計6冊。

ファミ通文庫では『覇剣の皇姫アルティーナ』がコミカライズ決定。PV第2弾も制作中らしいし、もしかしてアニメ化するのかしら。

講談社ラノベ文庫では『銃皇無尽のファフニール』がアニメ化決定。思ったより早かったな。
取り敢えずキャラの作画さえ良ければイリスちゃんぶひぃぃいいいいいとかなる筈。

コミカライズは、

・彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ~ <2>

の計1冊。

アニメ,講談社ラノベ文庫

「大好きです、颯太君」

がをがを~。

OPカットで最終回開始。
颯太の危機に駆けつけるヒロイン達ということで、素直にアツい展開だから困る。
特に鳴の口上が格好良い。

何故、深雪先生が一緒にヒロインみたいに混ざってるのか謎。それに会長だけ何でいつもの格好なんだw

仲間達の力を結集し、天使客船との戦いに勝利した颯太は現実世界へと帰還する。
そんな彼の前に現れたNo.0はその正体を明らかにする。彼女はブレードフィールド公国の建国王、神楽・ブレードフィールドだったのだ。

成程、アニメはそういう解釈をするのか。髪の一部を三つ編みにするという王族のトレードマークを持っていたのはそういうわけか。
原作ではどうなるんだろうな。

現実世界の旗ヶ谷学園にもあったクエスト寮。そこでオリジナルの茜と出会う颯太。
どうやら茜にもうっすらと仮想世界での記憶があることが判明して特殊ED
菜波は実姉扱いになったから茜が正ヒロインなのね。

次々とクエスト寮へと集まってくるヒロイン達。またあの騒がしい日常が戻ってくる……ということを匂わせて終了。良い終わり方だな。
エンドカードは原作イラスト担当のCUTEGさんか。

総評

ってなわけでヒロイン達にひたすら甘やかされる講談社ラノベ文庫原作アニメ第2弾『彼女がフラグをおられたら』テレビシリーズ全13話、これにて終了。

原作の雰囲気を損なわず、かつオリジナル要素を交えつつアニメ単体でもストーリーを完結させるという昨今のラノベアニメではなかなか見られない面白い構成だったように思う。
魔法戦争』はオリジナルに走って破綻したからな……。

メチャンコ面白かったわけじゃないけど、手堅くまとまっていて好印象でした。欲を言うなら、作画のクオリティがもう少し高ければ、と。

原作完結の暁には2期やっても良いのよ。
テレビ放映はこれで終わりだけど、この後、原作でDVD付き特装版が出ます。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
12話「ひどい世界だな、ちょっと裏の様子を見てくるよ」

講談社ラノベ文庫

巡ル結魂者2 (講談社ラノベ文庫)
著:秋田 禎信 イラスト:菊池 政治

「おいこら。メイゴリ」
「あ、呼び方変わってる。やめて!」
「スモゴリ」
「相撲ゴリラ的なつまみ方!やめてそういう創意工夫!」

2014年1月の新刊。約6ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
見切り発車で2巻買ったけど、1巻の時点で俺の好みじゃなかったよ!やったー!

表紙は服をはだけたテイカがメインなんだけど、帯を外してもぱんつは見えません。ぱんつは差分の総扉でお楽しみください。
天下の講談社が何怖気づいてんだよ、表紙からどんどん出していこう!

やはり前巻に続き、ファンタジー感が薄いというか。それにヒロインがそれなりに居る筈なんだけど、ラブコメしてる感もやはり無いな……。
何が俺の肌に合わないんだろうか……。

次は2014年7月に3巻だけど、今度こそ買いません。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B

シリーズリンク
巡ル結魂者 <1>(2013/09)

アニメ,講談社ラノベ文庫

「姉と愉快な仲間達、見参なのじゃ!!」

がをがを~。
さて、世界の真実が明らかになり、ストーリーは一気にシリアスモードに。これまでの謎がどんどん判明していく。
完全に別アニメだ……w

大筋は原作と近い展開なんだけど、要所要所でアニメ独自に話を畳めるように改変されてますね。

大きく改変されたのは颯太の素性と菜波との関係。颯太はブレードフィールド公国の王子で菜波とは血の繋がった姉弟という設定に。
仮想世界で王城の地下に幽閉されていたのは菜波で、颯太を追って仮想世界に来るときにデータが分かれてしまい、クラスメイトの菜波と姉の菜波に分裂してしまったそうな。

脱走した姉の方は辛うじて、瑠璃のボディの中に潜むことに成功し、時を待っていたんだとか。
原作では、颯太の本当のお姉ちゃんってどうなってたっけ……。

そういや、せりきゃんが紫のフラグの人の正体に気付く展開はカットされるみたいだな。

そして孤独に戦いを続ける颯太の元に、記憶を取り戻したクエスト寮メンバーが駆け付ける
何、この熱血展開……。
白亜の衣装は全然バーサーカーに見えないな……。

展開に合わせて、EDのラストカットのシルエットが解放されましたね。こういう細かい演出大好きです。

エンドカードはいとうのいぢさんなんだけど、こりゃまたえらい大御所が出て来たな……。

燃:A+ 萌:A 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
11話「みんなで踊るまでもない、ここは俺一人が踊れば十分だ」
13話「彼がフラグをおられたら」

アニメ,講談社ラノベ文庫

「女子高生せりきゃん最高なのじゃ!」

がをがを~。
凄い駆け足展開で原作6巻『電話ではこれ以上話せない。学園祭の詳しい話は会ってからだ』に突入ということで、せりきゃん本格登場。
せりきゃんとお近付きになれたことで興奮し過ぎて菜波が別人になっとるw

で、あれよあれよという間に話は進み、間の設定開示をぶっ飛ばして、一気にこの世界が仮想世界であることが判明。
おいおい、物凄い強引にいったな……。

もしかしてある程度改変して、原作第1部ラストまで持っていくつもりなのか。
次回予告、シリアスなのに挨拶だけはちゃんとやっていて吹いた。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
10話「こいつを預かっておいてくれ。ミスコンの優勝者の名前が書かれているんだ」
12話「ひどい世界だな、ちょっと裏の様子を見てくるよ」

コミカライズ,講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!? (シリウスコミックス)
作画:凪庵 原作:竹井 10日 キャラクター原案:CUTEG

「ぴーりかぴりららぽぽりなぺーぺるとォ~♪」

がをがを~。
2014年6月の新刊。
少年ライバルとwebサイトのマガジン・ラボで連載されていたスピンオフコミカライズ。
作画は本編コミカライズと同じ凪庵さん。
竹井さんはほぼ噛んでおらず、凪庵さんがネタ出しからやっているそうで。

各キャラにRPGの職業みたいな名前が付いていることか、RPG世界でいつものゆる~い『がをられ』をやろうみたいなお話。
一部、原作と職業の違う人が居ますが……。

まぁ、本編コミカライズのギャグのノリが合わなければ、こちらも合わないと思うんだけど、不意打ちの『おジャ魔女どれみ』ネタでクソ吹いた。
いや、確かに講談社繋がりだけどもw

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:B+

原作リンク
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(2011/12)

コミカライズリンク
彼女がフラグをおられたら <1>(2012/03)
彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ~ <1>(2014/04)

アニメ,講談社ラノベ文庫

「生き方が重い!」

がをがを~。
さて、原作5巻『こんな風にみんなと学園祭の話をしたの、初めてだな』編に突入ということで、学園祭編です。

祭りの始まりを彩るのはミスコンなんだけど、参加者全員がクエスト寮生な上に、推薦人が全て颯太という異常過ぎる状況w
こうして並ぶと壮観というか何というか……。くるみ子とせりきゃんが居なくても、これだけのバリエーションとは……。

そして現状最後のヒロイン、せりきゃんこと吟遊院芹香が登場なんだからね!爪痕残す前にアニメ終わりそうだけどな……。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

エピソードリンク
9話「またいつか、こうしてみんな一緒にお祭りに行けるといいな」
11話「みんなで踊るまでもない、ここは俺一人が踊れば十分だ」

講談社ラノベ文庫

桃音しおんのラノベ日記3 16歳の編集活動 (講談社ラノベ文庫)
著:あさの ハジメ イラスト:たにはら なつき

「おまえが穿いてるスパッツなんてスパッツじゃない。ただの布だ」

2014年4月の新刊。約1ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は桃香さんということで、遂に桃香さんもヒロインとして参戦か!?と思ったけど、全然そんなことはなかったんだぜ。

口絵ではナツメさんの黒ストが大変けしからんことに。けしからん実にけしからん。一姫よくやった。二階級特進だ<何なんだ

さて、桃音しおんの著作「パーフェクトブラック」がアニメ化されることが決まった。今まで以上に執筆活動に力を入れようとする汐音だけど、それは限界を超えた仕事量で。

2シリーズ同時進行とかアニメ化は諸刃の剣とか、あさのさんが書くと超生々しいな!
確かに『まよチキ!』のアニメがやってた頃に『初体験にオススメな彼女』を出してたっけ……。
それにアニメが鳴かず飛ばずだったようなイメージしかないから、余計にスレスレな話題だな……。

歩達の友人、風祭は出番が殆ど無いのに病名という形で名前出過ぎだろw
で、何とか汐音の執筆スケジュールを調整した歩だったけど、おいおい、人間関係がラブコメ通り越して修羅場一直線じゃないですかー!どうすんだこれ……。

次が最終巻ですとか言われても驚かないレベルの急展開なんだけど、後書きはまだまだ続きますみたいなテンションなんだよな……。

ってか、終盤の引っ繰り返し方はアカンでこれ。ナツメが来ちゃって、事の真相に気付いてしまっただけで、うわぁあああぁあああああああなのに、そこへ更に汐音がやって来るから更にうわぁあああぁあああああああだよもう。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
桃音しおんのラノベ日記2 恋と夏休みと修羅場進行(2013/12)
桃音しおんのラノベ日記4 パーフェクトホワイト(2014/08)

講談社ラノベ文庫

桃音しおんのラノベ日記2 恋と夏休みと修羅場進行 (講談社ラノベ文庫)
著:あさの ハジメ イラスト:たにはら なつき

帽子を外して猫耳を装着した汐音が羞恥心を一生懸命堪えながら猫っぽいポーズで踊るのは……はい、すごくにゃんだふるです。

2013年12月の新刊。約6ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は1巻の汐音に続いて、歩の友人ナツメ。勿論、内容的にも彼女がメインのエピソードとなっている。

2巻!新しい小学生登場!加えて水着回!これで勝つる!!
さて、プロットが何とか企画会議を通り、新作の初稿を書くことを許された歩。同時に挿絵を描いてくれるイラストレーターの選定がなされるが、歩が組むことになった絵師は意外な人物で……。

ナツメの妹、一姫が登場。新たな小学生ヒロインか!!ガタッってなったけど、どっちかっつーと賑やかし要因っぽいな。
終盤は全然話に絡んでこなかったし。

今回はクリエイターは妥協するべきかせざるべきかというのが、1つのテーマなんだけど、こいつら若さ滾らせ過ぎだろ……。
俺なら仕事なんぞ3秒で妥協するわ……。いや、むしろ取りかかる前から妥協するまである。
まぁ、趣味の延長線上で仕事やると、また違う感覚なんだろうけども。

何がビックリするって、わざわざカッコメンのために挿絵が1枚丸ごと消費されていたのがビックリする。それで良いのか、このラブコメ……。
歩のお兄さんもレギュラー化するのだろうかね。

そして、このままではナツメに歩を寝取られる!と感じた汐音さんは一大攻勢に出るが……?
コメディ部分は1巻のノリそのままだったけど、変態度がちょっと下がったかなぁ。パンツ仮面敵的なのを期待していたんだが……。
次は2014年4月に3巻『16歳の編集活動』。

燃:B- 萌:A+ 笑:A- 総:A

シリーズリンク
桃音しおんのラノベ日記1 11歳の創作活動(2013/08)
桃音しおんのラノベ日記3 16歳の編集活動(2014/04)