電撃文庫

魔法科高校の劣等生(8) 追憶編 (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「俺にとって、本当に大切だと思えるものは、深雪、お前だけだから」

2012年12月の新刊。約2ヶ月の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、今回はサブタイや表紙から何となく判る通り、過去編ということで、深雪が達也にメロメロになった経緯が描かれる。
同時進行で、『横浜騒乱編』後のインターミッション的エピソードも。

異質な立場に置かれた兄との距離感を測りかねる深雪可愛いよ深雪。回想シーンは深雪の一人称となっているので、余計に可愛さが溢れ出ている感じ。
達也はこの頃から既にチートだったのね。

電撃文庫MAGAZINEで連載中だからか、ちょこちょこ『ダブルセブン編』へと繋がっていきそうな記述があったりも。

最後には、四葉家現当主達の過去を描いたエピソードもあるんだけど、これがえげつなくてなぁ。
表紙だけ見てると、明るい魔法アクションものって感じなんだけど、実は結構重いんだよなぁ。

次は2013年3月に9巻『来訪者編〈上〉』。

燃:A- 萌:A+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑦ 横浜騒乱編〈下〉(2012/09)
魔法科高校の劣等生⑨ 来訪者編〈上〉(2013/03)

電撃文庫

シロクロネクロ〈3〉 (電撃文庫)
著:多宇部 貞人 イラスト:木村 樹崇

「逆に問おう。何故御前らは下を穿いておる?」

2012年2月の新刊。約11ヶ月半週間の積み。9ヶ月振りの新刊。えっ、そんなに積んでたの俺?
おいおい、9ヶ月も間が空くなんて、打ち切りと思われても仕方ないレベルだぞ……。他に何か書いてたならともかく。

さて、表紙からも判るように、沖縄への修学旅行で水着回です。そこでも高峰は由真を人間に戻す手段を探すことに精一杯で……。

こういう、おバカなノリ+バトルものってシリーズは、巻を重ねる度に、どれだけ阿呆な展開に持っていけるかが勝負だと思うんだけど、あれ、失速してね?
というか、前巻の合体がインパクトあり過ぎたのかもしれん。正直、高峰のぱんつを脱がして合体くらいの勢いは期待してたんだけどなぁ。

敵側には、優秀な変態が登場したようなので、次巻はその辺に期待。もう切ろうかと思ったんだけど、次の2013年2月発売の4巻で完結らしいので、最後まで付き合おうか……。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
シロクロネクロⅡ(2011/05)
・シロクロネクロⅣ(2013/02)

電撃文庫

ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング (電撃文庫) 
著:川原 礫 イラスト:abec

「禁忌だの、貴族の権利だの、知ったことか」
「ユージオは俺の親友だ。そしてお前は闇の国のゴブリンにも劣る屑野郎だ」

2012年12月の新刊。約1ヶ月4週間の積み。隔月刊行。本編進行は半年振りか。
表紙はキリトさんは勿論として、彼とユージオの後輩、ティーゼとロニエの姿が。前巻では顔見せレベルですらなかったけど、今回はガチでヒロイン扱いだ!やったー!と思ったら、中盤辺りで退場とか、どういうことなの……。

さて、学院で修業に明け暮れるキリトさんとユージオ。目標は未だ遠いものの、着実に前進する2人だったが、そこに思いもよらない悪意が襲い来る。
何とか後輩達を守ることは出来たものの、学院を追放されてしまう。

何が幸いするか分からないもので、2人はアリスと再会する。しかし、それは新たな謎へと繋がり、キリトさんはアンダーワールドの真相へと近づいていく。
どうやら、この世界には、とんでもない奴が潜んでいるようで。

現実世界パートでは、人口フラクトライトを一時的に入れるためのロボットも登場したし、これは現実にまで被害が拡大する展開か……?
それに、明日奈が察知した不穏な気配も気になるところ。

いや、それにしても引き込まれるなぁ。こう、謎の提示と回答のバランスが絶妙というか。

次は2013年2月に『アクセル・ワールド12 -水際の号火-』、4月にこっちの12巻『アリシゼーション・ライジング』。

燃:A+ 萌:B+ 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
ソードアート・オンライン010 アリシゼーション・ランニング(2012/06)
ソードアート・オンライン プログレッシブ <001>(2012/10)
ソードアート・オンライン012 アリシゼーション・ライジング(2013/04)

著者リンク
アクセル・ワールド12 -水際の号火-(2013/02)

ノベライズ,電撃文庫

桃と鬼の轍―なぞらえ屋秘匿文書 (電撃文庫)
著:有里 紅良(ありさと・あから) イラスト:中嶋 敦子

「なぞらえというのはな、お嬢さん。神代の古から綿々と続く、言ってみれば魔法なのさ」

電撃文庫2011年4月の新刊。約1年10ヶ月の積み。
タイトルの「轍」は「わだち」ではなく「てつ」と読む。

著者の有里さんは創作集団ら・むぅんの代表で、大昔に電撃文庫で何冊か本を出していたらしい。
本作は、同名の演劇のノベライズだそうな。
イラストの中嶋さんは基本アニメーターだよなぁ。どういう繋がりで挿絵の仕事を……。
一昔前のラノベの挿絵って感じだよな。

さて、中学時代の友人、麻耶を自殺で失った少女、真沙美はクラスメイトの少年、亮輔の力を借りて、事件の真相に迫ることに。
亮輔は、この世に存在する「轍」を使って、裏の事件を解決するなぞらえ屋の一員だったのだ……というお話。

不思議設定有なことに加えて、事件へのアプローチは、ちゃんと道筋が立てられていて、ちょっと富士ミスっぽいですよね。
絵柄も考慮すると、コバルトっぽいかも。いや、コバルトはあんまり読んだことないけどさぁ。

事件を昔話の構成になぞらえて解決していく展開は面白いな。同レーベル『断章のグリム』が好きな人には合うかも。
まぁ、こっちは人物名なんかが露骨だけどな。

シリーズ化する可能性もあるみたいなことが後書きに書いてあるけど、まぁ、2巻が出てない時点で結果は察してくださいってことだよな……。
そこまで悪くはないんだけど、最初、主人公っぽく登場した真沙美が後半、あまり出番が無かったのがバランス悪かったかな。途中で、亮輔と主人公を交代したと見ることも出来るけど。

燃:B- 萌:C+ 笑:C+ 総:A-

電撃文庫

ストライク・ザ・ブラッド 4 蒼き魔女の迷宮 (電撃文庫 み 3-34)
著:三雲 岳斗 イラスト:マニャ子

『勘違いしないで欲しいんだけど、この電話機の〝お気に入り〟は登録した相手がもれなく不幸になる機能がついてるんだからね。それだけだから!』

2012年6月の新刊。約8ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は、いつも通り雪菜。折角、いっぱいヒロインが居るんだから、交代制にすりゃ良いのに。
電撃文庫って、あんまり表紙をキャラ交代制にしないイメージ。

さて、今回は絃神市全体でハロウィンを模したお祭り、波朧院(はろういん)フェスタが開かれる。そんな中、古城の昔の友人、優麻(ゆうま)が遊びにやって来る。
時を同じくして、災厄をもたらす魔女達も姿を見せて……。

ゲストヒロインと思っていた、夏音とラ・フォリアは普通に今回も登場していたでござるの巻。
ラ・フォリアは国に帰るとか言ってるけど、夏音はこれからも出て来そうだな。
紗矢華さんは相変わらずのチョロチョロしさでなぁ。

今までは、1巻につき1体ずつ眷獣を掌握していたけど、今回は新しい眷獣が登場せず。
眷獣登場無し!そういうのもあるのか。と思っていたら、次巻に続きました。
さ~て、今回、古城さんの餌食になるヒロインは?とwktkしていたというのに……(ぉ
一方、凪沙が不穏な動きを見せる。彼女も第四真祖の眷獣の一部を掌握しているようなのだが……。らめぇぇえええええ、凪沙の謎、焦らされちゃうのほぉおぉおおおおおお!!

次は2012年10月に5巻『観測者たちの宴監』、12月に『サイハテの聖衣』2巻、2013年2月に、こっちの6巻『錬金術師の帰還』。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
ストライク・ザ・ブラッド3 天使炎上(2012/02)
ストライク・ザ・ブラッド5 観測者たちの宴(2012/10)

アニメ,電撃文庫

「お前、まさかその中はネイキッドスタイルじゃないだろうな」

さて、バレンタインデー。同時に七海のオーディションの日でもあり。
あちこちで、様々な恋模様が繰り広げられるわけですが、クソ忙しい中、龍之介に会うためだけに日本にやって来るリタの行動力パネぇな!

わざわざ学校にちゃんと出席してからオーディション会場に向かおうとしたのがアダとなり、電車の遅延の所為で遅刻しそうになる七海。
チャリをフルパワーで走らせる空太が青春全開でアツいったらない。

チャリに七海を乗せたまま、最後の声出しに付き合う空太。
七海ったら、「好きでした」のところだけ関西弁のイントネーションになるのはズルいわ。台本の練習だって言ったじゃないですかー!やだー!
これだけやってもサブヒロイン止まりとか、どういうことなの……。

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
#16「ずっと、好きでした……」
#18「宇宙人に初恋」

アニメ,電撃文庫

「えっ、何それ……」

空太のプレゼン、七海のオーディション、優子のスイコー受験、そしてバレンタインと重要イベントが立て続けにやって来る。
プレゼンで合格を勝ち取った空太に、七海はオーディションの練習を手伝ってもらうことに。

恋愛ものの台本の練習相手とか95%くらい告白じゃないですかー!やだー!
にしても、眼鏡+ジャージの七海が無防備可愛い。

いざ、受験に向かう優子がちょっとヒロインっぽい振舞いで困る。ただのギャグキャラだと思ってたのに……。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#15「いつもの自分はどこにいる?」
#17「バレンタインはチョコの日よ」

MF文庫J,ゲーム,コミカライズ,スーパーダッシュ文庫,ファミ通文庫,ラノベ関連本,幻冬舎文庫,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社キャラクター文庫

色々と買ってきました。ラノベは、

・機巧少女は傷つかない10 Faicing “Target Gold"
・失敗禁止! 彼女のヒミツはもらさない! <2>
・覇道鋼鉄テッカイオー <3>
・犬とハサミと使いよう <6>
・小説 仮面ライダーアギト
・小説 仮面ライダーファイズ
・新妹魔王の契約者Ⅱ
・アニメ化企画進行中!?(夏)

の計8冊。
MF文庫Jでは、『機巧少女は傷つかない』が遂にアニメ化決定。開始当初のプッシュ具合の割には全然発表しないから辿りつけなかったんだとばかり……。映像化したら映えそうだし、何より動いて喋る和ゴスな夜々が見れると思うと胸熱。

スーパーダッシュ文庫では、3月に『アキカン!』の新刊が発売決定。しかもイラストは鈴平さんで据置っぽい。
何……だと……?復活しただけでも驚愕なのに、絵師がそのままだなんて、どうしたのスーパーダッシュ……。

ファミ通文庫では、『犬とハサミは使いよう』がアニメ化決定。確かに可能性はあったけど、まさか本当にやるとは……。上手く作らないとドン滑りする未来しか見えないが……。

スニーカー文庫では、『新妹魔王の契約者』が少年エースでコミカライズ決定。押す気満々だなぁ。
来月のラインナップには、MFからデビューし、一迅社で活動を続けていた早矢塚さんが登場。
スニーカーに他レーベルからの流入って、あんまりないよな。

ビーンズ文庫では、『少年陰陽師』の晴明編『我、天命を覆す』が角川文庫化だそうで。まぁ、妥当といえば妥当なのだが、そもそも、このシリーズの一般落ちって、どういう層が買ってるんだ……。
『マ王』も角川文庫化。『今日からマ王!』がシリーズタイトルになるのか。

新潮文庫では、2013年7月1日に『十二国記』の新作短編集の発売が発表された。てっきり既刊の新装版が出終わってからだと思ってたから、嬉しいんだけど、正直、冗談はよしこちゃんですよ、という気分。
ってか、完全新作長編を出すまで、読者を減らさないための措置のような気もする。
一般は、

・文庫版 植物図鑑

の計1冊。1ヶ月近く出ていたことにさえ気付かなかったぜ……。

コミカライズは、

・ポケットモンスターSPECIAL <43>
・魔法科高校の劣等生2 入学編〈2〉
・犬とハサミは使いよう <1>

の計3冊。
あと、朕とacoに冬コミで買ってきてもらった、

・パンチラバーズ しまぱんフレンズ
・パンチラバーズ ひもぱんフレンズ

の計2冊。

アニメ,電撃文庫

「なら、私は優子にプランCを」
「ほふるな!!」

プランCの天丼が好きな俺です。

原作5巻突入ということで、何故か空太の実家へ帰ることになる、さくら荘女子メンバー。
空太の御両親、正式登場だけど、お父さん、エキセントリック過ぎるだろ……。
お母さんは案の定、若いビジュアル。

空太の入浴シーンで、戸が開く音がしたら、ましろんだと思うだろうけど、何でお父さんが入ってくんだよ、そこはヒロインの出番だろwwwwww

そんな中、七海がせっせとお母さんにアピールしてる件。ってか、七海のヒロイン力凄ぇ。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

エピソードリンク
#14「イヴの窓辺とそれぞれの灯り」
#16「ずっと、好きでした……」