CD,アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ19 ドラマCD付き限定版 (講談社キャラクターズA)

「そうか、どれみちゃんもリア充だったね」

『おジャ魔女どれみ19』限定版の特典ということでドラマCD第3弾にしてラスト。
今回の内容はおんぷちゃんのお母さんの死とどれみの大学受験失敗と、物凄くヘビーな展開となっている。

構成は殆ど『おジャ魔女どれみ18 2nd Spring has……』、最後に『19』のエピローグ部といった感じ。

はづきちゃんの惚気話でぐぬぬってなったのは俺だけではない筈。まさる君爆発しろと言わざるを得ない。
おんぷちゃんが「ゴミクズ」とか言うの破壊力ヤバい。ただゴミの話してるだけなのに、あの可愛い声でゴミクズとか……。ZOKUZOKUするねぇ。

ちょっとだけだけど『わたしのつばさ』も聴けます。
よくよく見たら、スタッフの中に「文字:千葉千恵巳」って書いてあるw
どれみが黒板に書いた自分の名前、千葉さんが書いたのか……。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A+

限定版リンク
おジャ魔女どれみ19 ドラマCD付き限定版(2015/12)

シリーズリンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ16 Vol.2(2014/03)

オーバーラップ文庫

神器繰刻のアイオーン (オーバーラップ文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:むりりん

「やったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
私を行き遅れとか言ってた連中、ざっまあああああああああああああああああああ!
最ッ高のパートナーがやって来たああああああああああああああああああああああ!」

オーバーラップ文庫2015年11月の新刊。約1週間の積み。『僕と彼女とカノジョとかのじょ』完結から1年4ヶ月、田尾さんの新作が始動です。延期に延期を重ねた印象だけど、執筆難航したのかしら。
タイトルの「神器繰刻」は「じんぎそうこく」と読みます。

帯にはMF文庫J『緋弾のアリア』でお馴染みの赤松中学さんからの推薦文が。どういう繋がりだよと思ったけど、『アリア』の挿絵担当のこぶいちさんが、本作のイラストを担当しているむりりんさんのと縁が深いからか。いや、ほんとにそんな繋がりか知らんけどさ。

舞台はブレスと呼ばれる時間を操る異能力に人類が目覚めた世界。ブレスを駆使して異形バタフライと戦うクルセイダーを育成する学園へと主人公、来栖拓未が入学するところから物語は始まる。

田尾さん、今度は最近流行りの美少女学園バトルに挑戦か。主人公は勿論、落ち零れ扱いされていて、でも実は……というベッタベタのパターンなんだけど、面白いんだよな。

登場する能力は全て時間に関係するもので、作劇的に凄く扱い難そうなんだけど、そこが面白いところでもある。
現在の世界は既に幾度もブレスによって歴史を改変された世界で、それが外史として記録されているという設定なんてワクワクするよな。

ちょっと最初から設定解説が多いんじゃないかという気もするけど、個人的にはこれくらいのボリュームの方が好き。

エンゲージシステムなるものが登場。これはパートナーが未来で得る力を借りてくるものらしいんだけど、それ何て『リーディング・ブラッド』だよw
あとMF文庫J『アブソリュート・デュオ』も思い出したぜ。

当然のごとく最初から多過ぎるヒロイン達。弟を溺愛するお姉ちゃんがいるのはポイント高いですねぇ。
朝陽って漢字は違えど、現在進行中の別シリーズ、ガガガ文庫『七星のスバル』のメインヒロインと同じ名前なんだけど良いのか……。

久し振りに佐藤姓のキャラが登場。出るときと出ないときの差は何なんだろうかw
美少女だけでなく、主人公以外の男もちゃんと戦闘に参加しているのが好印象。海成パイセン、悪い奴と見せかけてからの良い奴アピールずるいっすわ。

そんな具合である程度巻数を重ねたらグッと面白くなってきそうな新シリーズでした。せめて5巻くらい出してほしいな。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

著者リンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!(ファミ通文庫、2009/01)
リーディング・ブラッド 最強の血統(ファミ通文庫、2013/05)
僕と彼女とカノジョとかのじょ <1>(オーバーラップ文庫、2013/11)
僕と彼女とカノジョとかのじょ <3>(オーバーラップ文庫、2014/07)

コンプリート・ノービス01 レベル1の最強剣士(ファンタジア文庫、2013/12)
虚構戦役の戦導師 英雄部隊覚醒(MF文庫J、2014/12)
中古でも恋がしたい!(GA文庫、2015/03)
七星のスバル(ガガガ文庫、2015/08)
駿英血統 神馬を継ぐ者(NOVEL 0、2016/10)
プロデュース・オンライン 棒声優はネトゲで変わりたい。(ファンタジア文庫、2017/02)
二周目勇者のやり直しライフ ~処刑された勇者(姉)ですが、今度は賢者の弟がいるので余裕です~(電撃の新文芸、2022/11)

メディアワークス文庫,雑記,雑誌,電撃文庫

電撃文庫MAGAZINE買ってきました。


先日、元バイト先の店長にレンタル倉庫使ってるって話をしたら、話を振られたバイトが(苦笑)って感じでドン引きしてたよ!やったー!

講談社ラノベ文庫

学年トップのお嬢様が1年で偏差値を40下げてギャルになっていた話 (講談社ラノベ文庫)
著:あさの ハジメ イラスト:〆鯖 コハダ

「え?だってあなたって黒タイツが大好きだったでしょ?五歳のころから」
「そんな五歳児はイヤすぎる!」

講談社ラノベ文庫2015年12月の新刊。約4日の積み。『さすがです勇者さま!』からは隔月刊行。
そりゃこのふざけたタイトルなら取り敢えず買わなきゃいかんでしょ。
元ネタである『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を出したアスキー・メディアワークスから怒られないんだろうかw

幼馴染みであるお嬢様、神楽坂双葉と再会した主人公、望月春兎。片想いの少女、十六夜小夜との間で板挟みになる春兎だったけど、実は双葉にはとある秘密があって……。

ってタイトルが完全に出オチじゃねーかw
正直、タイトルと中身があまり繋がっているようには感じられない。むしろサキュバス要素を前面に出した方がしっくりきたんじゃないかと思う。
あさのさんなら、それなりにネームバリューあるだろうし、搦め手なんて必要無いと思うんだけども。

イラストはサービスカットが多くてけしからんですねぇ。性欲を持て余すと言わざるを得ない(ぉ
次巻へ続いているけど続きを買うほどじゃないかなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

著者リンク
まよチキ!(MF文庫J、2009/11)
桃音しおんのラノベ日記1 11歳の創作活動(講談社ラノベ文庫、2013/08)
編集さんとJK作家の正しいつきあい方(ファンタジア文庫、2017/03)

講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者14 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

『慎一君は女の子に殴られやすい体質なんだよ』
『体質!』
『もしくは運命』
『なにそれ絶望しか感じない』

2015年12月の新刊。約3日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はエルビアと光流さんということで、今回は短編集です。光流さんメインの短編はあるけど、エルビアメインのものはありません。どういう表紙なんだ……。

内容的には、13巻のエピローグとブルーク夫妻の子供の話と光流さん女体化の3本。ブルーク夫妻、ひっそり好きなので出番が沢山あって嬉しい。
この夫妻の子供達がトカゲなのに可愛いんだよなぁ。一家に1匹欲しい。
こういうハートフルな話は大好きなので、もっとやってくれても良いのよ。

厳密には違うんだけど、男の娘の女体化って珍しいんじゃないか?ってか、トランスセクシャルネタって一時アホみたいに流行ったけど、最近はなりを潜めているイメージ。
後書きによると後3冊で終わるらしいけど、果たして本当に予定通りに終わるんだろうかw

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <13>(2015/08)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <15>(2016/07)

アニメ,一迅社文庫

「お前、どこの召喚獣だよ!?」

今回はAパートとBパートに分けて、サブヒロインの汐留白亜と神領可憐が登場。白亜編はハートフルな感じで良かったんだけど、可憐編、ハチャメチャだな……。

いや、黒ストは素晴らしかったんだけど、服が弾け飛ぶのがやっつけ感溢れる展開というか……。
ってか公人、股間を隠す気無いのかよw

で、誠に遺憾ながら『ヘヴィーオブジェクト』に続き、本作も視聴を打ち切らせていただこうと思います。
消化し切れる気がしないぜ!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

エピソードリンク
第2話「麗子様は私たちの憧れですわ」

アニメ,ノベライズ,講談社ラノベ文庫

おジャ魔女どれみ19 ドラマCD付き限定版 (講談社キャラクターズA)
原作:東堂 いづみ 著:栗山 緑 イラスト:馬越 嘉彦

「ありがとう。ハッピーラッキー、みんなにとーどけ!」

2015年12月の新刊。約2日の積み。半年振りの新刊。
表紙は見事教師になったどれみ。何だろう、違和感あるような無いような。

さて、高校を卒業し、それぞれの夢に向かって進み始めた元おジャ魔女達。今回はこれまでの構成とは一変、どれみ、はづきちゃん、あいちゃん、おんぷちゃん、ももちゃんの5人それぞれの一人称で語られるエピローグ的連作短編集となっている。

口絵は大奮発の8ページ。どうした今回と思ったら、その分、挿絵が1枚もなかったでござる。ぎゃふん。
おんぷちゃんが美人過ぎて辛い。

おい、あんまり小学校時代のことを振り返るんじゃない!涙腺にがっつんがっつんきちゃうだろうが!
エピローグみたいなもんなので、劇的な展開は起こらず、半ばダイジェストで語られていく。
どれみは無事一浪で済んで良かった良かった。

巻末には後書き代わりに栗山さんのインタビューが掲載されている。
ドラマCDの感想は別で。

総評

そんなわけで伝説の再動、講談社ラノベ文庫『おジャ魔女どれみ16』シリーズ全9巻、これにて終幕。丸4年やってたのか。

まさか今になって、またどれみ達の物語に触れることが出来るなんて思っていなかったので本当に嬉しかったですね。
ちょっと現実の厳しさを前に出し過ぎた感がないでもないが……。

前半は結構、クラスメイト達のエピソードも挟んでいたけど、後半はあんまり無かったよな。一切語られていない人も残ってると思うし、まだどっかで補完してくれても良いんですよ?チラッチラッ

結局、アニメ化には辿り着けなかったのか。いやまぁ、このままの内容でやったらメチャンコ重くなるだろうけど。
ただ、同じ時期に放送していた『デジモンアドベンチャー』は大人向けで続編アニメを作ったことを考えると、まだワンチャンあるのかもしれん。

巻末には「いつから、これで終わりだと錯覚していた?」的に画集の発売が告知されてるし。2016年春に出るそうです。
んほぉぉぉおおおおおおおぉぉぉお、まだまだ『おジャ魔女』から搾り取られちゃうぅぅぅうううううビクンビクン(錯乱)

せや!どれみが受け持ったクラスの子供を魔女見習いにして、どれみはその娘達を見守るポジションに配置すれば世代交代して新章始められるやないか!
そんで『魔法つかいプリキュア!』とコラボ映画や!これで勝つる!!

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

限定版リンク
ドラマCD おジャ魔女どれみ18

シリーズリンク
おジャ魔女どれみ18 2nd Spring has……(2015/06)
おジャ魔女どれみ20’s(2019/10)

画集リンク
おジャ魔女どれみ16 馬越嘉彦Illustrations(2016/06)

 

 

ガガガ文庫,コミカライズ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic 6 (サンデーGXコミックス)
原作:渡 航 作画:伊緒 直道 キャラクター原案:ぽんかん⑧

「大事なのは諦めの境地だ。押してダメなら諦めろ。千里の道も諦めろの精神が重要だ」

2015年11月の新刊。
今回の表紙は川何とかさん。不良系美少女が恥ずかしがってるの何か良いよね。

さて、今回は脇役達にスポットを当てた番外編っぽいエピソードが多くなっている。アニメではカットされ易い部分だから嬉しい。

材木座と平塚先生の出番はもっと激増してほしい。ひたすら材木座と馬鹿話するだけでコミックス1冊分使ってほしいまである。

原作を踏襲しているので、今回はびっくりするくらいゆきのんの出番が無い。アニメも終わったわけだけど、このコミカライズはどこまでやるんだろう。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <05>(2015/05)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <07>(2016/06)

ラノベ関連本

このライトノベルがすごい! 2016

献本を頂きました。有り難うございます。
さて、ラノベ界では最早11月恒例となったイベント、このライトノベルがすごい!の刊行です。

ガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が三連覇を達成して殿堂入りすることに。流石に三連覇はやり過ぎだろ……。
協力者はもう入れなくても良いと思うんだけどな。

MF文庫J『エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~』がまさかの4位。面白いとは聞いていたけど、そこまでとは。
著者インタビューも載っていて俄然気になってきましたぞ。

ファンタジア文庫『冴えない彼女の育てかた』が上がってきたのが意外。アニメも一段落中だし、そんなに爆発力無いと思ってたわ。

女性キャラランキングでは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のいろはすと電撃文庫『とある魔術の禁書目録』のオティヌスがトップ10にランクイン。メインヒロイン級のキャラ以外が入ってくるなんて凄ぇな。まぁ、いろはすあざと可愛いから納得だけど。
オティヌスも登場当時、かなり盛り上がってたみたいだしな。

今年もコメントは採用してもらえませんでした。こうなってくると、最早ランキングの内容を予想してコメントするとか考えないと無理な気がしてきた。まぁ、そんなことして掲載されても意味ねーんだが。

協力者のサイト一覧には勿論、ウチのブログも載せていただいてるんだけど、他のサイト様が「ラノベの感想書いてます」云々言ってる中で、俺だけ特撮とかプリキュアの話してるんだけど大丈夫?

今、書影貼ろうと思って知ったんだけど、今年はアマゾンの画像がネタバレしないように一部修正されてるんだなw
去年は発売日のちょい前にバレちゃったから対策したのかしら。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:A+

シリーズリンク
このライトノベルがすごい!2015(2014/11)
このライトノベルがすごい!2017
(2016/11)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリア (12) (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:こよか よしの 原作:赤松 中学 キャラクター原案:こぶいち

「━━この桜吹雪、散らせるものならッ!散らしてみやがれッ!」

2015年8月の新刊。
表紙はまたアリアで原作Ⅴ巻クライマックス。シャーロックが『序曲の終止線』って言ってるけど、原作で読んだとき、まさかこの後、全然終わらずに続くとは思わなかったよなw

今改めて読むからこそ理解るんだけど、この頃から先々への展開に繋がるような話をちょこちょこ仕込んでるんだな。
『アリスベル』の方でお馴染み、暦鏡もここで出て来たのか。すっかり忘れてたわ。

イ・ウーとの戦いは終わり、アリアはイギリスへ帰ることに。最後のシーンはこのまま完結しそうにも思えるんだけど、どうやらまだまだ続くようです。
どうせなら、もっとハチャメチャな戦いになるところまでやってほしいよな。

燃:A 萌:A- 笑:C 総:A

シリーズリンク
緋弾のアリア <ⅩⅠ>(2014/12)
緋弾のアリア <ⅩⅢ>(2016/01)