富士見ファンタジア文庫

黙示録アリス (3) (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:加藤 勇樹(アークシステムワークス)

「僕は君を救うことにする」

2014年7月の新刊。約2日の積み。4ヶ月振りの新刊。『大伝説の勇者の伝説15 悪魔の恋模様について』からは隔月刊行。
表紙は真之介+ヒロイン誰か1人という構成。そう思っていた時期が俺にもありました。
何かいかにもって感じの表紙だな……。

さて、迷宮病を発症してしまった群青を助けようとした真之介達はキリに裏切られ、大ピンチに陥ってしまう。
早々と完成した聖剣スイッチで群青は助けられたけど、彼女の迷宮はあの黙示録アリスへ繋がってしまう。

物凄い勢いでラスダン突入展開で吹いた。しかも今回の最終章のタイトルが『黙示録アリス』だから、まーた最終巻か感が尋常じゃないw

既に大人達は迷宮を意のままに作り変える技術を手にしているようで。難度666で攻略不可能かと思われていた黙示録アリスも難度を下げられて攻略可能レベルに。

しかし、最早それも真之介の妹、咲の手の内だったのか。聖剣スイッチで彼女が解放されるとき、迷宮の中の化物がこちらへ溢れ出す。
そうして世界は激変する。だから3巻でやる展開じゃねぇw
どんだけクライマックスを続けるつもりなんだ……。

後書き曰く、『終わりのセラフ』を連載していることで漫画のノウハウを取り込んでるって言ってるけど、漫画にしてもこの展開は早過ぎるだろ……。いや、打ち切りが決まってるんなら理解るんだけど。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A

シリーズリンク
黙示録アリス No.2(2014/03)

GA文庫

のうりん 9 (GA文庫)
著:白鳥 士郎 イラスト:切符

「岐阜(ここ)からいなくなれ━━━━ッ!!」

2014年7月の新刊。約2日の積み。半年振りの新刊。そんなに間空いてたのか。
表紙は遂に1巡したのか林檎に戻ってきました。何かやたらとシュッとしてない?可愛いっていうより、イケメンって感じなんだが……。

さて、やってきました緑園祭。
前巻の引きが当代四天農VS先代四天農を匂わせる内容だったから、今回はそうなのかと思っていたんだけど、そのネタは前座に過ぎなかったでござる。
林檎の事務所の社長が彼女を連れ戻しにやってくる。

まーたジャンプコミックスかーと思って読んでいたら、途中から『Zガンダム』になってクソワロタ
それと世界を耕すシステム『一人農協』な。
悪乗り過ぎるw

ベッキーは安定の暴走具合なんだけど、早速アニメからネタを逆輸入してきとる。
しれっと本編中にイラスト付きで映像ソフトの宣伝が入ってる件w

そんなベッキーだけど林檎のピンチに、まさかの教師魂を発揮。どこで本性を表すのかと思っていたけど、最後まで真面目なままだったぞ……。どういうことなの……。この釈然としない感じw

と思ったら、彼女の元にお見合い話が舞い込んできて……。これは次巻は荒れるで……。

今回はヒロインよりお芋堀に熱中する若旦那が可愛過ぎてなぁ。ここだけアニメにして次の巻の特典にしよう(提案)

燃:A 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
のうりん <8>(通常版)(2014/01)
のうりん <10>(通常版)(2015/03)

アニメ,電撃文庫

「出来るだけ早く帰ってきてね。私達の家は一ヶ所なんだから」

今回も殆ど詩乃にフィーチャーした内容。前回がGGO内での様子だったので、今回は現実世界に舞台を移し、彼女のトラウマが描かれる。
回想シーンもがっつりあるんだけど、あー、これはトラウマになるわ……。

一方、キリトさんはアスナにGGOにコンバートすることを告げていた。アスナの発言が完全に正妻のそれで困る。
勿論、キリトさんはヒロインを増やして帰ってくることになるわけだが……。

ナースの安芸さんは年上、ナース、眼鏡と俺の好きな要素がぶっこまれている筈なのに、何故かコレジャナイ感を強く覚える。何でかなぁ。

燃:B+ 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#2「氷の狙撃手」
#4「GGO」

HJ文庫,アニメ

「さあ驚け鈍感男!怪奇現象だぞ━━━━ッ!!」

HJ文庫の人気シリーズがようやくアニメ化。制作はSILVER LINK.。SILVER LINK.は2010年頃に本作のアニメPVを作ってたんだよな。
その時点で、アニメ化間近って雰囲気だったのに、どうしてこんなに時間がかかってしまったのかw

原作は1巻だけ読んでます。って書こうとして自分のブログを検索したら3巻まで読んでいて吹いた。全く記憶に無かったぜ……。

さて、高校入学と同時に一人暮らしを始めた主人公、孝太郎。彼が入居したころな荘一〇六号室は何故か様々な美少女から狙われるいわくつきの部屋で……というお話。
1話からヒロイン出過ぎワロタ状態。今回だけで既に6、7人くらい出たんじゃないか……。

OPカットで開始。今回は孝太郎の入居からヒロインの登場までが描かれる。
取り敢えず初回ということで作画は良好。女の子が可愛い(小並感)

ティアミリスの青騎士が妙に凝ったデザインと演出だったけど、今後もこのクオリティを維持出来るんだろうか……。

ED代わりにOPを流して終了。本編が食い込んだため映像はお預け。

燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#02「さらなる侵略!?」

原作リンク
六畳間の侵略者!?(HJ文庫、2009/03)

GA文庫

【Amazon.co.jp限定】異能バトルは日常系のなかで 7 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)
著:望 公太 イラスト:029

これぞ、通じる人にだけ通じる星座カースト制度。

2014年7月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
アニメ化告知するのは当然なんだけど、やたらとTRIGGER制作であることをプッシュしてるなぁ。

表紙は2巡目に入ったらしく鳩子。大胆なビキニ姿なんだけど、元気の方が前に出ていて、あんまりエロいって感じはしないな。
5巻が番外編、6巻が過去編だったから、まともに本編が進むのは実質4巻以来なんだな。

前巻のネクストプロローグで水着回を匂わせておいて、いつから7巻が水着回だと錯覚していた?展開かと思いきや、普通に水着回でした。
とはいえ、そんなにサービス回かというとそうでもない。どちらかというと、ヒロイン達が各々のスタンスを明確にするためのエピソードといった感じで。

ヒロインと代わる代わるプールやら海やらに遊びに行っちゃう安藤さんマジリア充。でも安藤かっけーから仕方ないよな。
そりゃ灯代も彩弓さんもメロメロになるわ……。

暫くは相模の駒として動くことになるのかと思われていた彩弓さんだけど、今回ハッキリと決別を宣言。
もっと積極的に相模が絡んでくるかと思ったが……。

今回はヒロイン視点の部分が多いこともあり、ネタ要素は控えめか。その分、ヒロイン達のLOVEが溢れ返っていますが。
次は文化祭編らしいけど、ネタ成分多いと良いなぁ。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
異能バトルは日常系のなかで <6>(2014/03)
異能バトルは日常系のなかで <8>(2014/10)

アニメ,電撃文庫

「あんな衝撃は二年前、大型二輪に撥ねられて以来だ」

モノリスコード新人戦決勝の火蓋が切って落とされた。達也曰く、クリムゾンプリンスの相手は結構厳しいらしいが、全然厳しそうに見えないw
自己修復術式の使用は最早反則なのではなかろうか……。

達也とレオの価値観に驚いている幹比古を見ていると、やっぱり彼の方が主人公っぽいよなw

ところで次回で『九校戦編』が10回目なんだけど、『横浜騒乱編』が残りの尺に収まるんだろうか……。

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
第15話「九校戦編Ⅷ」
第17話「九校戦編Ⅹ」

スーパーダッシュ文庫

代償のギルタオン 2 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:神高 槍矢 イラスト:おぐち

「あー……なんか、弁当をさ……代償にして……カリフラワーを育てるギルタオンに乗る夢を見てたんだ……」

2014年2月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
キルクライズと共に孤独な旅を続けるライクが訪れたのは港町シーカポート。そこには革命組織シュメルツヘイムの拠点があって……。

今回は最初から戦いと隣り合わせの生活を送っている人しか出て来ないので、1巻に比べて残酷さは落ちたか。
ゲストキャラの境遇は悲惨だけどな。
1巻で冷酷な采配を振るっていたロクトは自らギルタオンに乗る羽目に。ざまぁw

次は2014年7月に3巻だけど、粗筋を見る限りでは完結っぽいな……。ほうら言った通りじゃないかw

燃:A- 萌:C+ 笑:B- 総:A

シリーズリンク
代償のギルタオン(2013/10)
代償のギルタオン <3>(2014/07)

MF文庫J,アニメ,コミカライズ,一迅社文庫,富士見ファンタジア文庫,特撮,関連本,雑記,雑誌,電撃文庫

色々買ってきました。ラノベは、

・ドウルマスターズ <1>
・俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる <8>(通常版)
・のうりん <9>
・異能バトルは日常系のなかで <7>
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 小豆エンド
・黙示録アリス <3>
・空戦魔導士候補生の教官 <4>
・ロクでなし魔術講師と禁忌教典
・女の子に夢を見てはいけません!

それからネットの感想を見て気になった、

・焦焔の街の英雄少女(MF文庫J)

の計10冊。

ファンタジアの話はドラマガを読んだときに。
一迅社文庫では『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』がアニメ化決定。遂に一迅社文庫からアニメ化作品が……。
制作会社によってはワンチャンあるで!

コミカライズは、

・甘城ブリリアントパーク #01
・アイドライジング!外伝 オリンライジング! <02>
・ソードアート・オンライン プログレッシブ <002>
・植物図鑑 <1>

の計4冊。

あと、ドラマガ買ってきました。
それとその他関連本が、

・OFFICIAL PERFECT BOOK KYORYUGER ETERNAL BRAVE [獣電戦隊キョウリュウジャー公式完全読本]

の計1冊。


以前にお伝えした『最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~』のエロ過ぎるEDだけど、僅か12話で変わってしまった……。クレームでも来たんだろうか……。
まぁ、最終章に相応しいEDじゃなかったのは間違い無いがw

『ガンダムビルドファイターズトライ』が2014年10月から放送開始決定。2期なのに3期みたいなタイトルだな……。

主役機3体の内、SDガンダムのウイニングガンダムは背中にリアル等身になるための脚部を背負っているように見えるな……。

すんげー楽しみだけど、何で『ガンダム Gのレコンギスタ』と同じ放送スケジュールにしたのか……。

MF文庫J,コミカライズ

ラノベ部 5巻 (ガムコミックスプラス)
原作:平坂 読 漫画:もずや 紫 キャラクター原案:よう太

「わたし…こくはくって初めてしたんですけど、くそどきどきしますね」

2013年9月の新刊。
案の定、最終巻です。話を畳む方向に向かったため、ネタ成分はやや控えめか。控えめなだけで、ぶっ飛んでる妹ちゃんとかツンデレお母さんとかあるけどな。

『はがない』より考えさせられるネタが多いから、俺はこっちの方が好きなんだけどなぁ。
平坂さんの最後のコメントで切なくさせんのやめろw

総評

ってなわけで、まさかのコミカライズ、MF文庫J原作『ラノベ部』全5巻、これにて完結。単行本だけだと足掛け2年4ヶ月か。

漫画という媒体を最大限に活かしたコミカライズだったと思う。ラノベの時事ネタを取り込みつつ、延々連載しても良かったのになぁ。

それにしても原作が終了してからのコミカライズをやってもらえるというのは奇跡的なことだと。
またコミックガムで何かやってくれんかなぁ。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ラノベ部 <4>(2013/02)

ガガガ文庫

不戦無敵の影殺師 2 (ガガガ文庫)
著:森田 季節 イラスト:にぃと

「なんでそんなに稼げるの……?家に願いをなんでも叶えてくれるランプの精とかいるの……?龍が呼び出せるボール、七つ集めたりした?」

2014年6月の新刊。約3週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
帯にはMF文庫J『僕は友達が少ない』でお馴染み平坂読さんからの推薦文が。

さて、最強の異能力者と言われていた滝ヶ峰万里を倒したことで、徐々に仕事が増え始めた朱雀。しかし、それは小手毬との関係を歪なものにしていき……。
小手毬さん、すぐ「入れてください」って言うとかビッチ過ぎんだろ……(ぉ

これ、メインターゲットの筈の中高生が読んで面白い内容なんだろうか。社会人になってからの方が圧倒的に共感出来る気がするんだが……。

そして姿を現す異能力者を集めた組織。まさか、ここからガチバトル路線に切り替わったりして……。
次は2014年9月に3巻だけど、いつもの流れだと次で終わりだろうな。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
不戦無敵の影殺師(2014/03)
不戦無敵の影殺師 <3>(2014/09)