新潮文庫

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著:京極 夏彦

歳三は━━。
ひとをころしてみたかった。

新潮文庫2020年9月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。1年7ヶ月振りの新刊。『今昔百鬼拾遺 天狗』からは1年2ヶ月振り。

幼い頃に死に魅入られた主人公、土方歳三は人を斬り殺したいという欲望に駆られていく。人を斬ることにのみ拘って築いた環境はやがて新選組という大きな時代のうねりとなっていき……。

講談社文庫

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著:京極 夏彦

「俺には解らねえよ。解らねえがな。そう云うこたァあるんだろ。人の闇は」
思ったよりも深えぞ。

2020年9月の新刊。約1ヶ月2週間の積み。講談社文庫では11年3ヶ月振りの新刊。そうか、『百鬼夜行』は文春文庫からの刊行だったから講談社文庫から本シリーズが出るのは超絶久し振りなんだな。
合本文庫版『ルー=ガルー』2巻からは1年10ヶ月振り。

コミカライズ,講談社文庫

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漫画:志水 アキ Founder:京極 夏彦

「中禅寺先生、この学校に来てまだひと月くらいですよね。ちゃんと働いてるんですか?」

めっちゃ失礼な物言いで草。
2020年8月の新刊。
連続刊行なのは話題作りのためなんだろうかね。

コミカライズ,講談社文庫

B08CRKTKRT

漫画:志水 アキ Founder:京極 夏彦

「ただの取引だよ。お互い平和に学校生活を送りたいだろう?」

こわい。
2020年7月の新刊。
掲載誌はマガジンエッジ。終戦後、京極堂が本屋を開業するまで何をしていたかが語られるスピンオフコミカライズ。
タイトルには入っていないが、『薔薇十字叢書』のロゴが入っており、京極さんの名前も原作者ではなくFounderとしてクレジットされている。『薔薇十字叢書』、生きとったんかワレぇ!

集英社文庫

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著:京極 夏彦

本を閉じている時、本の中の世界の時間は止まっています。
でもその時間は、本を開くだけで、また止まったところから流れ出すのです。
こんな不思議なことが、他にあるでしょうか。

2019年11月の新刊。約10ヶ月2週間の積み。2年11ヶ月振りの新刊。
表紙はやや遠くから見た弔堂の外観か。全く本屋に見えない……w
このジオラマ良いよなぁ。もっと口絵を使ってじっくりねっとり見せてほしい。ってか制作費、表紙と口絵1ページだけで見合ってるのかな……。

新潮文庫,雑記

アマゾンで購入。今週は半ばに月最終日が来たので、ここで購入報告。

新潮文庫

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著:京極 夏彦

「男だろうが女だろうがそのいずれでもなかろうが、そんなことは何の関係もない。地位も名誉も何も持っていなくたって、人は独りで立っていられるものですわ。何故なら」
人だからですわと美弥子は云った。

2019年7月の新刊。約1年2ヶ月4週間の積み。『ヒトでなし』からは4ヶ月振り。
シリーズ第3弾。レーベル横断3ヶ月連続刊行キャンペーンのトリを飾るのは『天狗』。霧のかかった山道に佇む天狗面の女学生という絵面のエモさよ。
3冊揃えると表紙の雰囲気がBATSUGUNに良い。掲載雑誌は小説新潮。

MF文庫J,コミカライズ,漫画,角川文庫,雑記

いよいよ行きつけの書店、最後の購入である。もしかして俺、この店でバイトして稼いだ金、全額還元したのでは……。

幻冬舎文庫

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著:有川 浩

「勇気出せよ」
「ぼくのお父さんとお母さんは終わっちゃったけど、大和はまだ始まってないだろ」

幻冬舎文庫2017年12月の新刊。約2年8ヶ月3週間の積み。『空飛ぶ広報室』からは1年8ヶ月振り。