久し振り。
【小説】文庫版 ヒトでなし 金剛界の章【感想/ネタバレ】
著:京極 夏彦
「価値のねえ奴だって、喰えてるうちは生きてるよ。生きてりゃ立派だ。喰えてるなら、それなりだってことだ」
新潮文庫2019年2月の新刊。約1年5ヶ月2週間の積み。
不慮の事故から娘を亡くした主人公、尾田慎吾。妻とも別れ、当て所もなく彷徨う内に旧友、荻野と再会することに。荻野は慎吾の人間関係を利用して、とある計画を持ち掛けるが……。
【小説】medium 霊媒探偵城塚翡翠【1巻/感想/ネタバレ】
著:相沢 沙呼 イラスト:遠田 志帆
「怪異があろうがなかろうが、超常現象が起きようが起きまいが、論理を構築する努力を放棄していい理由にはなりませんから」
おのれディケイド!
講談社ハードカバー2019年9月刊行物。勤め先で月1で発行されている社内情報誌的なアレの書評コーナーで紹介されていまして。
美しくて神秘的な表紙だなぁと思って気になったので買っちゃいました。タイトルは「メディウム れいばいたんていじょうづかひすい」と読みます。
【小説】文庫版 虚実妖怪百物語 序/破/急【感想/ネタバレ】
著:京極 夏彦
ゾンビはもりもり人を喰うし、怪獣はバコバコ街を壊すが、妖怪は舐めるとか服を切るとか、その程度である。これはもう変態の方に近い。
変態言うなw
角川文庫2018年12月の新刊。約1年7月半週間の積み。『文庫版 鬼談』からは10ヶ月振り。タイトルの「虚実」は「うそまこと」と読みます。
【小説】文庫版 旅猫リポート【感想/ネタバレ】
著:有川 浩
こんな幸せなことって他にあるかい?
しんどい。
最近も書いた気がしたが、そっちは「キツい」だったわ……。
講談社文庫2017年2月の新刊。講談社文庫版『ヒア・カムズ・ザ・サン』からは1年3ヶ月振り。
【小説】文庫版 空飛ぶ広報室【感想/ネタバレ】
著:有川 浩
「広報っていう仕事は、航空自衛隊を飛ばすことができるんです。━━世間の風に」
幻冬舎文庫2016年4月の新刊。約4年2ヶ月2週間半の積み。『文庫版 ストーリー・セラー』からは4ヶ月振り。
【ボーダー】むすぶと本。 『さいごの本やさん』の長い長い終わり【1巻/感想/ネタバレ】
著:野村 美月 イラスト:竹岡 美穂
ぼくは、書店員で良かった。
書店に生まれて、書店員として生きたことに、じゅうぶんな価値はあったと。
2020年6月の新刊。約3日の積み。長いこと筆を折っていた野村さんが復活して送る新作『むすぶと本。』は文庫とソフトカバーの同時刊行。
【購入報告】2020年ファミ通文庫とソフトカバー新刊
シット!雨降ってんじゃん!雨に降られた時の方が記憶に強く残るので、いつも雨に降られているような錯覚に陥るワナ。
【小説】文庫版 ストーリー・セラー【感想/ネタバレ】
著:有川 浩
「書きたい。世間の人みんながあたしを要らないって言うようになるまでは、書いてたい」
「そしたらまた俺が独り占めするだけだ」
キツい。
幻冬舎文庫2015年12月の新刊。約4年6ヶ月1週間の積み。『文庫版 植物図鑑』からは2年11ヶ月振り。