アニメ,ソフトカバー

「私、マネージャーやってきて良かった」

いよいよ最終回。甲子園出場を賭けた最後の戦い、程久保高に奇蹟が起こる。OPが挿入曲として使用されて、テンション上がります。
祐之助のヒットと、みなみの回想が重なりながら展開するシーンが胸熱。

言葉にならないみなみの前に、夕紀の幻が現れる。ここは賛否両論なんじゃねぇかなぁ。個人的には好きだが。
ちなみに夕紀の格好は麦わら帽子+体操着上+ジャージ下となっている。下半身はジャージだったか。

勝利確定後は一足早くEDを流して、みなみと夕紀の思い出のシーンに。何か急に百合アニメっぽくなって驚いたわ。

エピローグが丁寧だったのが好印象。基本的に原作通りだけど、映像と音楽が付くと、変わるもんだなぁ。
みなみが麦わらを被っていることにも注目したい。髪を下ろしているのは単に麦わらを被るためなのか、それとも夕紀の髪型にしているのか。

いやぁ、何だかんだで良い最終回だった。

総評

ってなわけで、ビジネス書風味の小説を原作とした『もしドラ もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』全10話でした。

原作を上手く膨らませたなぁという印象。映像が付いたことにより判り易くなった部分もあると思う。

ギャグはやるならやるで、もうちょっとはっちゃけても良かった気もするけど。結局、スカッとまろやかスイカミルクって何だったんだよw

あと、4人のマネージャーがそれぞれに可愛くて満足したのは俺だけではない筈だ。みなみとハナエがイチオシです。
LOVE寄せがしっかりあれば、もっと良かったんだがなぁ。

これからはコミカライズや実写映画なんかが控えているけど、広がり過ぎていて手を出すとキリが無さそうなのでやめておきます。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

第9話「みなみは大切なものをなくした」

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

メディアワークス文庫

大正二十九年の乙女たち (メディアワークス文庫)
著:牧野 修(おさむ)

「いざとなったら逃げるんやで。逃げるのは負けやない。次の勝ちのために逃げるんや。逃げて逃げて逃げまくるのも大事なことやからな」

約1週間半の積み。メディアワークス文庫4月の新刊。タイトルに惹かれて買いました。著者の牧野さんはこの辺に出て来るのは珍しい経歴の人だと思う。電撃文庫には『少年テングサのしょっぱい呪文』で登場済み。

大正時代の女学生とか超テンション上がっちゃう。
と思って読んだら、硬派なノリのライトミステリだったでござる。いや、ミステリと言って良いレベルなのだろうか……。
富士ミス初期にありそうな気配。

逢坂女子美術専門学校に通う4人の少女、千草、逸子、華洋、陽子はひょんなことから学校全体を巻き込んだ猟奇殺人事件に関わっていくことに……というお話。

LOVE寄せがちょっとでもあればなぁ。
どっちかっつーと、戦争の足音が近づく時代に懸命に青春を送る少女達の生き様を描きましたって感じだしなぁ。

たまには、こういうのを読むのも悪くはないと思うんだが、続刊が出ても買うレベルではないかなぁ、と。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

MF文庫J

IS〈インフィニット・ストラトス〉 7 (MF文庫 J ゆ)
著:弓弦 イズル イラスト:okiura

「おー、かき揚げべちょ漬け派か。━━気をつけろよ、サクサク派のラウラに見つかるとエンカウントバトル開始だぞ」
「……違う……これは、たっぷり全身浴派……」

約1ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。本来は2011年3月の新刊だった筈だが、延期。かと言って、アニメ放映の熱が冷めないうちに出したかったためか、発売日が4/8というトリッキーな事態に。それだけMFが本気ってことなんだろうけど。

表紙は箒ということで2巡目に突入か?前回展開していたのは『打鉄』、今回展開しているのは『紅椿』ということで、厳密に言えば重複扱いではないかもしれない……。
総扉は何故か、下着姿に剥かれてます。

さて、今回は全学年専用機持ちタッグマッチが開催されることに。一夏は楯無さんに妹の簪とタッグを組んでくれと頼まれて……というお話。
って、じゃあ表紙は簪で良いじゃねーかw
案の定フラグが思いっきり立ったし。

千冬姉とそっくりの少女マドカの凶弾に倒れる一夏……と思ったら、ラウラのお陰で、さくっと危機回避。
その直後、余裕綽々でラウラを口説きにかかる一夏さんのタラシっぷりパネぇ!
大ピンチで引っ張っておいて、さくっと耐えるのは平成ライダーみたいだなw

一方、自分の学校の学祭に一夏を招待して、今度こそ蘭のターン!!と思ったら、気のせいだったでござる。いや、きっとこれはIS学園入学の布石に違いない……。

誰だったかが『IS』は劇中でイベントがあっても絶対無事に完了しないって言ってたけど、今回もそうだな。結局、うやむやになったし。

エピローグでガチ暗躍してるけど、やっぱり束お姉ちゃんがラスボスなのかなぁ。
それにしても、一夏のプレイボーイっぷりがどんどん酷いことになってるな。

燃:B+ 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
IS〈インフィニット・ストラトス〉⑥

アニメ,ソフトカバー

「今、必要なのは記録員ではなくマネージャーです。野球部を甲子園に連れていくための思いを一番持ったマネージャーが必要なんです」

まさか文乃がこんなアツい台詞を吐くとは……。

さて、第9回。みなみは夕紀が1年前に余命3ヶ月と宣告されたにも関わらず、これまで必死に生きていたことを聞かされる。
みなみ達の呼び掛けも空しく、夕紀は遂に息を引き取る。アニメでは生存展開に改変されてないかなぁと思ったけど、無理だったか……。
まぁ、サブタイ見た時点で判ってたんだけど。

ショックを受けたみなみは野球部の前で野球嫌いを公言し、逃げ出してしまう。
意外にも、それを追い掛けてきたのは文乃。無言で後ろから迫って、タックル仕掛けるって怖ぇよw

夕紀を失ったことショックも相俟って、決勝で苦戦する程高ナイン。だが、そこへみなみが駆け付ける。最大級の声援で。

ところで、みなみのイメージの中で、一緒に野球部を応援している夕紀もまた、体操着の着方が他の3人のマネージャーと違うんだな。彼女はジャージの上を着ていない。下はどうなってるか判らんが。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A

第8話「みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた」
最終話「みなみは高校野球に感動した」

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (アニメコミック)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (アニメコミック)

ファミ通文庫

魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる (ファミ通文庫)
著:根木 健太 イラスト:kino

「瑠奈……!」
「あ、右足もうちょっと広げてくれ」
「ガブリエル、もっと細い触手でこう、胸とかを重点的にだな━━」
「あんたはどっちの味方だ━━ッ!!」

約2ヶ月2週間の積み。第12回えんため大賞特別賞受賞作品。何で買ったんだっけなぁ。タイトルと絵に釣られたんだった気が……。

応募時タイトルは「美少女慟哭屍叫(デススクリーム)セレンディアナ」。センス無さ過ぎワロタ
せめて頭の美少女は外せよ……(´・ω・`)

主人公、瑠奈は魔法少女のアニメを視ている以外は普通の女の子。しかし、あるとき、魔族オロバスと出会い、神族と魔族の戦いに巻き込まれ、瑠奈は慟哭屍叫セレンディアナへと変身して戦うことに……というお話。
基本コメディで進みつつも、終盤は結構ガチでバトルしちゃう系の作品。
昔ガンガンで連載していた『プラネットガーディアン』を思い出したわ。

取り敢えず、口絵の救聖皓輝(スペクトルメシア)がいかにも中二っぽいネーミングでテンション上がっちゃうよね。

瑠奈はもう高校生だからプラナリキュアになれないって言うけど、てめぇ、キュアムーンライトさん、ディスってんのか?

一応、マスコットポジションのオロことオロバスは変な関西弁を話すということで、松野太紀さんボイスで脳内再生余裕でしたw

基本的には瑠奈の周りのキャラがボケて、それに瑠奈がツッコむというパターンが繰り返される。ツッコミがいちいちテンション高いわ。

読み進めていく内に、根木さんがニチアサキッズタイムが好きってことは判ったけど、パワーアップアイテムとして『仮面ライダー555』のファイズフォンが出て来て吹いたw
ちゃっかり変身ポーズまでやらせやがって……。

その後は『仮面ライダー剣』のキングフォームっぽいの出て来るしなぁ。良いぞ、もっとやれ。
セレンディアナが黒、ソルインティが白ってことで、最後はマーブルスクリューでも撃つんかと思ったわ。

イラストはいかにもな萌え絵だけど、だがそれが良い。なかなか俺好みです。
ってなわけで、『魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる』でした。もっとニチアサキッズタイムネタを詰め込んでも良いのよ。

燃:B+ 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
魔よりも黒くワガママに魔法少女は夢をみる 2巻(2011/09)

イラストリンク
今日も脱いでよ!二階堂さん!(オーバーラップ文庫、2013/09)

第12回えんため大賞リンク
わたしと男子と思春期妄想の彼女たち 1 リア中ですが何か?(優秀賞、2011/01)
表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの?(特別賞、2011/01)
○×△べーす 1 ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド(特別賞、2011/01)
犬とハサミは使いよう(優秀賞、2011/02)

魔術師たちの言想遊戯Ⅰ(特別賞、2011/02)

えんため大賞特別賞リンク
ココロコネクト ヒトランダム(第11回、2010/01)
キュージュツカ!①(第13回、2012/01)

雑記,電撃文庫

いよいよ電撃文庫1年分もラストか……。というわけで、ブツは、

・れでぃ×ばと!⑫
・俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧
・Baby Princess⑦
・イスカリオテⅦ
・さくら荘のペットな彼女 <5>
・よめせんっ! <4>
・なれるSE!4 誰でもできる?プロジェクト管理
・煉獄姫 三幕
・ギャルゲーマスター椎名 <3>
・シロクロネクロⅡ
・ストライク・ザ・ブラッド1 聖者の右腕
・夜のちょうちょと同居計画!
・魔王なあの娘と村人A ~幼なじみは勇者です~
・アトリウムの恋人
・雨の日のアイリス

の計15冊。

『れでぃ×ばと!』露出し過ぎでボカし入ってもうとるやないかw
『イスカリオテⅦ』は完結か。

電撃の缶詰のエッセイでは伏見さんが、デビュー前は『お留守バンシー』に怨念を送ってたって書いてるけど、それって、今では「お前なんか相手にもならねーんだよm9(^Д^)プギャー」って暗に言ってるの?

『境界線上のホライゾン』は追加キャスト発表。正純役がみゆきちとか全力で期待せざるを得ない。
ネイト役は井上麻里奈さんということで、『図書館戦争』の郁と柴崎やないか!

『C^3』はフィアの版権イラストが公開されてるけど、大分さそりがためさんの絵に近いのか?

アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX I

「そう、心を強く!つまり闘魂です!!」

よく見たら、OPにせいあさん出てるじゃないか。

さて、パワージョー、マクレーンときて、今回はダンプソンメイン回です。
バイオ科学者ドゥインクの作ったトレンドのモトモトで人々はハゲヅラを被ったり、ヒゲ付き眼鏡を掛けたりと、変な流行に囚われてしまう。
勇太も例外ではなく、見かねたダンプソンは苦言を呈するが……というお話。

準レギュラー、君塚綾子さん初登場回でもある。この人、無理矢理ダンプソンに乗り込んでアクセル踏んだら、急発進してたけど、どういうシステムになってるんだよw

全身タイツのまま仕事をする勇太を街中で半裸に剥いちゃうダンプソンさんマジパネェっすわ。

いやしかし、今回の一件で東副総監のイメージが残念なことになったなw
冴島さんは元が元だから、あんまり変わらん(ぉ

燃:A- 萌:B 笑:A- 総:A-

エピソードリンク
第5話「人造巨龍ガワン」
第7話「大倒壊」

アニメ

「どうして、そんなに信じられる!?」
「仲間だからさ」

別行動をとっていたキリハはユウを見かける。彼はユウの顔を知らないから判らなくて当然なんだけど、すぐそこまで絶望が忍び寄っている。

ザミエールモンは小さ過ぎて攻撃が当て難い。彼がデジハニーで身体を小さくしていると知ったタイキ達はザミエールモンが戦い易いサイズになるまで時間を稼ぐことに。

早くも足止め役のジェットメルヴァモンェ……。
しかし、ネネさんのデジクロス、よく見ると性的過ぎるな。スローにしたら、ちょっとお尻見えとるやないか<見るな

久し振りにシャウトモンX4のクロスバンクがちょっと見れてテンション上がる。
やっぱりDXより、従来のデジクロスに頑張ってほしいよな。

今まで苦戦していたのがウソのように、DXでザミエールモンを楽々撃破。うーむ、2話に1体のペースで倒してるから、全然強敵って感じがしないんだよなぁ。

そしてメルヴァモンが加入。スパロウモン何で嫌そうな声出してんだよw
ネネを差し置いて指揮ろうとするからかな。

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A-

エピソードリンク
#35「パワーが吸われる!ハニーランドの狩人たち」
#37「弟よ、なぜ!?敵ジェネラル・ユウの悪夢」

デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ11 ツワーモン
デジモンクロスウォーズ デジモンクロスフィギュアシリーズ11 ツワーモン

アニメ

「負けられない、奴が居るんだ」

準決勝、星出は因縁の相手、加藤と激突する。彼は見事、戦いを制し、程高は勢いづくが、祐之助の手痛いエラーで大ピンチに。
流石にエラー3連発は……。
ハナエ曰く、昔から緊張に弱いらしいが、やっぱり幼馴染みなのか。

ファインプレーに救われ、何とか決勝進出。いよいよ甲子園まで後一つというところで、最大級の絶望がやって来る。
変則的にEDへ突っ込んで次回へ続きます。

燃:B 萌:A 笑:C 総:A

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

ファミ通文庫

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!  Fandisc (ファミ通文庫)
著:田尾 典丈 イラスト:有河 サトル

「え……。わたし、間違いだったの……?」

約8ヶ月1週間半の積み。隔月刊行。やっぱり短編集はファンディスク扱いだったか。ファンディスクだからなのか、いつもとタイトルロゴが違います。
表紙の三つ編み眼鏡っ娘は誰かと思いきや、四阿ちゃんか。

構成としては、ゆうきの家で開催されたパジャマパーティーで、理恵、咲、ゆうきの3人が過去の出来事を語り合うというもの。

『梅雨が明けるころに』

FBonline掲載。
1巻で咲達が一度消えた後、戻って来るまでの間のエピソード。
1発目がしんみりした話で、お、こういう雰囲気でいくのかと思いきや……。

『いつか花咲く、愛もある』

書き下ろし。これも時系列では1巻の中だが、何故咲と高橋さんが仲良くなったかが描かれている。
あの2人、いつの間に仲良くなったんだって話だったしなぁ。
いやしかし、高橋さん可愛いよ高橋さん。

『姉のちときどき胸さわぎ』

書き下ろし。タイトル通り、春姉メインのエピソード。
まさか同レーベル『U.F.O.』の如月神社と乳神様の名前が出て来るとはな……。打ち切られちゃったよね……。

『俺の妹のばあい』

FBonline掲載。タイトル通り、夏海メインのエピソードだけど、何故妹だけFBonlineに掲載されてるんだ……。

お姉ちゃんのおっぱいを揉んだ後は、妹と一緒にお風呂に入ろう!というマジキチ短編。(誇張表現)

『すくぅ~るメイド』

書き下ろし。これを含む上3本の短編のタイトルはエロゲのパロディなんだそうで。
メインは誰かと思いきや、四阿ちゃんでした。案の定、フラグ立ちでござる。
武紀はただのプレイボーイですやん。

『攻略仕様のアンチノミー』

書き下ろし。ヒロイン達がまだゲームのキャラだった頃、武紀は一体誰から攻略したのか……というお話。

普段のシリアスっぷりはなりを潜め、ガチラブコメエピソード。シナリオを一言一句間違えず記憶している武紀はただのド変態だと思うのだが、誰もツッコまない恐怖w

ゆうきが最後に何だか意味深な言葉を呟いてるけど、伏線なんだろうか。

まとめ

本編はすぐシリアス方向に振れるので、これくらいの軽さの方が楽しめる気がしないでもない。アツさは無くなってるけどね。
あと、ファンサービスなのか、結構エロコメよりの展開になっていたように思う。まぁ、たまにはそういうのも良いのではないかと。

2冊目の短編集を出せるだけの分量はもう既に溜まっていると思うけど、いつ出るのかなぁ。

次は2010年10月に『disc6』、2011年2月に『addon シルバーブレット』2巻、5月に『disc7』と続きます。

燃:C 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! add on シルバーブレット(2010/06)
ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc6(2010/10)