角川文庫

図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
著:有川 浩 イラスト:徒花 スクモ

「付き合う付き合わないって、条件で決めることじゃないと思うし……そういうのは好きな人じゃないと……」
「乙女が!乙女がここにいます軍曹ー!」

2011年4月の新刊。約2年5ヶ月半週間の積み。『文庫版 クジラの彼』からは10ヶ月振り。
シリーズ2巻『図書館内乱』と同時発売。

元々がボーダー扱いだったので、一般文庫レーベルから出たことで、一般扱いになります。
メディアワークス文庫は、このシリーズを文庫化するために創刊したレーベル。そう思っていた時期が俺にもありました。

文庫化にあたって、ナンバリングがなされるようになった。まぁ、ハードカバーでは、どれが何巻か判り難かったしな。
オリジナルは図書館で借りて読んでます。

原作を読んだ後に、アニメで一通りの内容はさらったからか、割と記憶に残ってる。
郁と堂上教官のやりとりは何度読んでも楽しいな。読者に対しては、早々と王子様の正体が開示されるんだけど、この構成で正解だろうな。
時々、堂上教官視点のシーンもあった方が面白いと思う。

堂上教官が、何故自分が捨ててきたものを大事に拾ってくるのかと、内心で問い詰めるシーンが好き過ぎて困る。
涙腺にグッとくるよね。

何故か柴崎の声だけ脳内再生率の高い俺が居る。
巻末にはアニメDVD特典の短編を収録。これは嬉しい。可能な限りネタバレを回避するために、DVDの巻数通りの収録とはならないそうな。
この短編がこれまた秀逸でなぁ。

次は2011年4月に2巻『図書館内乱』、5月に3巻『図書館危機』、6月に4巻『図書館革命』、7月に5巻『別冊 図書館戦争Ⅰ』8月に6巻『別冊 図書館戦争Ⅱ』、2012年6月に『文庫版 ラブコメ今昔』、2013年4月に『文庫版 県庁おもてなし課』。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
図書館内乱 図書館戦争シリーズ②(2011/04)

著者リンク
文庫版 クジラの彼(2010/06)

このライトノベルがすごい!文庫,雑記

献本をいただきました。有り難うございます。

・セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常
・魔法学園の天匙使い
・非モテの呪いで俺の彼女が大変なことに
・ヒャクヤッコの白夜行

の計4冊。

アニメ,映画

「伝説巨神イデオン」劇場版 Blu-ray(接触篇、発動篇)(初回限定版)

「何故殺す!?何故戦う!?何故そっとしておけないんだぁぁあああ!!」

さて、後半戦。冒頭以外は完全新作なんだそうな。
キッチンが登場し、コスモとウフフキャッキャを繰り広げたかと思ったら、いきなり死亡して吹いた。あまりに展開が早くて、ギャグかと思ったわw

で、OPが明けたら、今度はギジェが死んでいて二度吹く。
そんな具合で、話が進むにつれて、どんどんキャラが死亡していく。メインキャラでありながらもアッサリ死ぬ人の多いこと多いこと。最期の台詞が無い人も多い。
それが余計に生々しくしてるよなぁ。

直接登場している人達だけでなく、それぞれの地球も気付いたら滅んでいるというアレ。
最後は何だか綺麗な感じで終わってるけど、物凄い全滅エンドだな……。

燃:B+ 萌:C 笑:C 総:A

シリーズリンク
伝説巨神イデオン 接触篇 A CONTACT

富士見ファンタジア文庫

鋼殻のレギオス24  ライフ・イズ・グッド・バイ (富士見ファンタジア文庫)
著:雨木 シュウスケ イラスト:深遊

「僕は、フェリがいてくれた方が、もっと僕らしくなれるんだ」

2013年6月の新刊。約3ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。本編進行は8ヶ月振りか。
本編最終巻ということで、表紙はレイフォン単独です。表紙をキャラ1人で占めるのは初めてなんだな。

さあ、最終決戦。遂に姿を現す最後の敵、ディクセリオ・マスケイン。立ち向かうはレイフォンとニーナ。
がっつりシリアス戦闘になるかと思いきや、思いの外アッサリしていたな。初期のノリを思い出す。

エピローグに結構なページを割いてくれているのも好印象。まぁ、エピローグっつーか、本当の完結巻となる25巻へのネタ振り要素が強そうだけど。

そして、まさかのフェリエンドという。正直、恋愛要素はなぁなぁのまま終了すると思ってたわ……。
凄ぇ綺麗に終わったので、最終章のgdgd展開がどうでも良くなっちゃいそうだぜ……。

巻末には深遊さんやコミカライズ担当者のコメントが。「ペラペーラ」が復活していてワロタ

次は2013年9月に最終巻『アンド・ゼン・アフター・ザット』と新シリーズ『ドラグリミット・ファンタジア』1巻同時発売。

燃:B 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
鋼殻のレギオス23 ライク・ア・ストーム(2013/02)
鋼殻のレギオス25 アンド・ゼン・アフター・ザット(2013/09)

ランキング,雑記

気付いたら、もう『ポケモンXY』発売間近。やるじゃない。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:24冊
ボーダー:4冊
コミカライズ:7冊
雑誌:1冊
ラノベ関連本:1冊
一般:1冊
総計:38冊

読了冊数
ライトノベル:33冊
ボーダー:2冊
コミカライズ:3冊
漫画:1冊
総計:39冊

おいおい、ラノベ33冊読むとか最近にしては頑張った方じゃねぇか……。やっぱり、こうやって記録をつけておく方が冊数読めるな。


「燃」部門

1位:ストライク・ザ・ブラッド7 焔光の夜伯

ストライク・ザ・ブラッド (7) 焔光の夜伯 (電撃文庫)
燃:A+ 萌:A 笑:C+ 総:A+

設定開示で燃えざるを得ない。

2位:学校の外階段 <3>

学校の外階段3 (ファミ通文庫)
燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+

そうだよ、このアツさが『学校の階段』だよ。

3位:なれる!SE8 案件防衛?ハンドブック

なれる!SE (8) 案件防衛?ハンドブック (電撃文庫)
燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

工兵さん格好良過ぎワロタ


「萌」部門

1位:魔女の絶対道徳 <2>

魔女の絶対道徳2 (ファミ通文庫)
燃:B- 萌:A 笑:B+ 総:A-

輪月に玩具にされたいれす(^q^)

2位:甘城ブリリアントパーク #02

甘城ブリリアントパーク2 (富士見ファンタジア文庫)
燃:C+ 萌:A 笑:A- 総:A

ラブコメっぽくなってきた。

3位:鮎原夜波はよく濡れる

鮎原夜波はよく濡れる (電撃文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:B 総:A

まじありえん可愛いw


「笑」部門

1位:のうりん <7>

【Amazon.co.jp限定】のうりん 7 イラストカード付 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

女教師かるたクッソワロタ

2位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <7>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者7 (講談社ラノベ文庫)
燃:C 萌:A 笑:A 総:A+

ホモォ……。

3位:甘城ブリリアントパーク #02

甘城ブリリアントパーク2 (富士見ファンタジア文庫)
燃:C+ 萌:A 笑:A- 総:A

いい感じのスケ。


「新作」部門

1位:黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士

黒き英雄の一撃無双(ワンターンキル! )1.受難の女騎士 (HJ文庫)
燃:A 萌:A- 笑:A- 総:A+

ワンパン過ぎワロリンチョ

2位:リーディング・ブラッド 最強の血統

リーディング・ブラッド 最強の血統 (ファミ通文庫)
燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

ギミックが面白くなりそうだが……。

3位:銃皇無尽のファフニールⅠ ドラゴンズ・エデン

銃皇無尽のファフニール1 ドラゴンズ・エデン (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A

タイトルの格好良さがアレ。


「総」部門

1位:のうりん <7>

【Amazon.co.jp限定】のうりん 7 イラストカード付 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:A+ 総:S-

挿絵のタイミングが上手過ぎる。

2位:学校の外階段 <3>

学校の外階段3 (ファミ通文庫)
燃:A 萌:A- 笑:B 総:A+

新旧主人公対決はお約束。

3位:ストライク・ザ・ブラッド8 愚者と暴君

ストライク・ザ・ブラッド (8) 愚者と暴君 (電撃文庫)
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

世界観が広がって面白くなってまいりました。

4位:リーディング・ブラッドⅡ 月影の秘事

リーディング・ブラッドII 月影の秘事 (ファミ通文庫)
燃:A 萌:A 笑:B 総:A+

ハーレムになればなるほど面白くなるシリーズとみた。

5位:黒き英雄の一撃無双 1.受難の女騎士

黒き英雄の一撃無双(ワンターンキル! )1.受難の女騎士 (HJ文庫)
燃:A 萌:A- 笑:A- 総:A+

チート主人公楽しいれす。

最下位:モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣) <7>

モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)7 (このライトノベルがすごい! 文庫)
燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B

まぁ、間の巻を読んでないので……。


今月は期待の新シリーズが色々と。『リーディング・ブラッド』はあんまり売れ行きが良くないみたいだけども。 俺、結構梱枝りこさんの絵が好きなことに気付いたわ。

『一撃無双』も押していきたいところだが、さて……?

来月は、いよいよ『ポケモンXY』発売ということで、読書量がどうなるか。それにアニメも色々始まるんだよなぁ。


今月の結論

ワンパン撃破おいしいです(^q^)

感想リンク
2013年8月に読んだラノベまとめ
2013年10月に読んだラノベまとめ

新潮文庫

図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)
著:小野 不由美 イラスト:山田 章博

「━━だったら、あたしが生まれたときに、どうして来ないの、大莫迦者っ!」

ロリババア、その原点。

2013年9月の新刊。約2日の積み。3ヶ月振りの新刊。
さて、今回は『風の万里 黎明の空』でちょろっとだけ登場した供王、珠晶がいかにして王になったかという長編。
蓬山の旅路の中で、珠晶は人間的に成長していく。

よく分からないんだけど、王の資質ってのは生まれながらにして持っているものなんだろうか。ある程度、人間的成長を遂げた時点で資質を得るのかな。
流石に、赤ん坊を玉座に据えるわけにもいかんだろうし。

蓬山は危険がいっぱい過ぎて、読んでるだけで心が折れそうになるんだけど、よくみんな昇山しようって気になるよな……。
そりゃ王になれれば、とんでもない出世だけども。

つーか、昇山中に王の資質を持つ者が死亡する危険も大いにあると思うんだが、その辺どうなんだろう。
天帝は、どういう意図で、このシステムを作ったのか。そもそも昇山の難度が高いから、場合によっては麒麟が王を捜しにいかないといけないんだもんなぁ。

危機に陥った珠晶達を助けたのは、『西の海神 東の滄海』に登場した更夜だった。そこで繋がってくるか。
読む期間が空いていてたら、気付かずにスルーしてしまったかもしれん。

そしてエピローグでは、宗王と宗麟が登場。宗麟は名前だけは『西の海神 東の滄海』で既に出てるのね。

次は2013年12月に『華胥の夢』。あれ、オリジナル版は『黄昏の岸 暁の天』が先だったけど……。
これは新作長編と合わせて、連続で読んでほしいということですね。つまり、ちゃんと出ると思ってよろしいか。

燃:A- 萌:B+ 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
十二国記 不緒の鳥(2013/06)
新潮文庫版 十二国記 華胥の幽夢(2013/12)