富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカ (10) (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「兄様こそ、このややこしい時に竜っ娘といちゃいちゃぶりを妹に自慢するとは、何という人でなしっぷり……!」

アカリだけ平常運転でワロタ
2014年9月の新刊。約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。来月からアニメ2期が始まるので告知を兼ねて発売か。

さて、遂に復活を果たした〈禁断皇帝〉アルトゥール・ガズ。彼の口から、この世界における神の存在が明らかになっていく。

ジレットは〈御遣い〉として復活したものの、結局は死ぬ運命なんだろうなーと思っていたんだけど、どうやら生き長らえるっぽいな。良かったねヴィヴィ。

『すてプリ』のときみたいに、世界の外側には別世界が広がっている展開なのかと思ったけど、そういうわけではないのね。
アルトゥールが世界の構造を殆ど語ってくれたので、大分謎が明らかになりましたね。設定開示読むの、んぎぼぢぃぃいいいいいい!

アルトゥール曰く、紅チャイカは七一二番らしい。チャイカって、そんなに居るのかよwwwww
ソシャゲ化して、プレイヤーが様々なチャイカになるRPG作ろうぜw

これからはどうにかして神をぶっ飛ばす方向にシフトしていくのかと思いきや、あっさりと神はアルトゥールが撃破してしまった。
彼は今度こそ本当に世界を支配すると言うが……。

本編は次でラスト。2014年12月発売予定。2015年3月に最終巻だそうで。その内容は後書き曰く変則版らしいけど、『すてプリ』で言うところの『竜乙女の変奏曲』的な話になるのかしら。
例えば、今までに登場したことの無い全く別のチャイカの話とか。ってか、ドラマガ掲載分どこいった。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅨ(2014/04)
棺姫のチャイカⅩⅠ(2014/12)

富士見ファンタジア文庫

マジカルデスゲーム(2) 反証のアーギュメント (ファンタジア文庫)
著:うれま 庄司 イラスト:CUTEG

「は?ひぐらしかアンインストールだろ」

2014年5月の新刊。約3ヶ月2週間の積み。隔月刊行。
さて、後半戦。次々と脱落していく魔法少女達に、生存者の心は荒んでいく一方で……。

レナの〈真実の言葉〉がえげつないトラップとして作用するんじゃないかと思っていたけど、全然そんなことなかったな。
精神的にエグいんじゃなくて、物理的にエグい真相だった。

最終的に神様になるならないとかう話になり、一気にスケール感がアップ。
これ、続き出るのかなぁ。レナだけは続投で、また大量に魔法少女を集めて生命を賭けたゲームをやったり。売上次第か。
ただ、やっぱり何といってもこのライトノベルがすごい!文庫『魔法少女育成計画』と被ってるんだよなぁ。

燃:C 萌:A- 笑:C 総:A-

シリーズリンク
マジカル・デスゲーム1 少女は魔法で嘘をつく(2014/03)

映画,特撮

天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー 特別限定版【DVD】

「俺達、護星天使が悪しき魂に天罰を下す!!」

ファミリー劇場で放送されたので視聴。映画館で観ています。今更ながら、ゲストヒロインとレッドの淡いラブロマンス的雰囲気はお約束なんだな。無い年もあるけど。

映画限定ロボのワンダーゴセイグレートは玩具的にはゴセイワンダーとゴセイグレートを組み合わせると完成するので、単体としてはプレイバリューが弱いんだよなぁ。

あ、基本的に単体ではプレイバリューが無い年の方が多いのか。むしろ『トッキュウジャー』のサファリガオーが異例なんだな。
とか何とか言いつつも、ワンダーゴセイグレートのいかつい感じは好きです。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A+

反復リンク
1回目

ゲーム

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

ひとは、誰かになれる

概要

言わずと知れたPSの名作ソフトが3DSで復活。発売当時から気になってはいたんだけど、やってる場合じゃねぇなと思ってスルーしてました。

ただ、先日ふとやるかと思い立って購入。こういうときダウンロード版って便利だよな。クレジットカードさえあれば家から一歩も出ずにゲット出来ちゃうし。

全体的にオリジナルの問題点を解決した上で、最近のシリーズの要素を反映させるような内容となっている。

システム

初戦闘に辿り着くまでのクソ面倒臭いダンジョンが大幅省略されたのは嬉しい。あれ、本当にだるかったからな……。

更に石板レーダーが登場したことで、石板の見逃しが大幅に減った。あれが見付からないと結構なストレスなので、これも嬉しい。まぁ、オンオフ機能はあった方が良かったかもしれんが。

転職システムが見直され、『Ⅵ』と『Ⅸ』の折衷案のような形式に。あれか、『Ⅵ』のリメイクのときに全く変わってなくて凄く批判されたからか。

上級職の呪文特技が引き継げなくなったことで、オリジナル以上にパーティーの職業構成を意識しながら転職する必要が出て来た。

といっても、よっぽど偏った職構成にでもしない限り、殆どの場面は十分クリア出来るようになっている。俺はラスボスと隠しボスくらいかなぁ、意識して職業を選択したのって。

また選んだ職業がキャラのビジュアルに反映されるようになっている。それは良いんだけど、羊飼いの格好おかしいだろ、ふざけてんのかw

またグラフィックが進化したからなのか、モンスターは色違いだけでなく、一部のデザイン自体が異なる種族も登場。これは面白い。盾を持ってないシールドオーガっぽいのが出て来たときは驚いたけどw

ストーリー

各地域の過去に介入していく形をとるので、それぞれのエピソードの連続性は薄め。意外な部分で繋がっていたりするのが面白いけども。

ただ、人々を苦しめている魔物をぶっ殺せば解決といかないシナリオの多いこと多いこと。
しまいには魔物関係無しのドロドロ恋愛劇に巻き込まれたりも。ホント、グリンフレークのシナリオ、誰得なんだよ……。間に戦闘が全然無いし、その上、次に何処に行ったら良いかのヒントが少なくて同じところを何回も往復させられるし……。

最後まで見ても石板が貰えないのは、見たくなかったら見なくても良いってことなんだろうけど、最後まで見ないと貰えないかどうか判らないよな……。

現代と過去が交錯するというストーリーの性質上、同じマップを2度探索するということが頻繁に起こる。
これを冗長ととるか、ボリュームアップととるかは人それぞれか。その分、シナリオは多いからなぁ。

ラストダンジョンが妙に短いと感じたのは俺だけか?オリジナルはやたらと長かった記憶があるんだけど……。

仲間が5人ってのが非常にバランスが悪い。1人だけ外さないといけないってのはなぁ。せめてもう1人増やしてほしかった。
かといって、キーファは復帰しない方がラストが綺麗に終われるし……。

インターフェース

3DS用として作った割にはインターフェースが微妙。そこはタッチパネルで選択させろよと思う画面がチラホラ。

通常のウインドウ程度なら十字キーによるカーソル移動で問題無いんだけど、モンスター図鑑や後述するすれ違い石板関係の画面はページ数が多いこともあって、チマチマ十字キーを押すのは辛気臭いんだよな。

すれ違い石板

『Ⅸ』の大ヒットに味を占めたのか、以降の携帯機のナンバリングタイトルには必ず付いてるよな。

DS版の『Ⅵ』のすれ違い夢告白がゴミクズみたいなシステムだったので、大丈夫かと思っていたんだけど、ただのコレクション要素だったモンスターパークが上手い具合に昇華されていて驚いた。

更にオリジナル版では、おまけ要素扱いに近かったモンスター職とも連動させることで遊ぶ楽しみを増やすのに一役買っている。
上級職の呪文は他職に引き継げなくなったから、引き継ぎ可能なモンスター職の有用性が一気に増した形に。

このシステムのご褒美アイテムとして、オリジナルには無いアイテムが多数登場してるんだけど、その中でもげんまのカードが大活躍。
賢者の特技、げんましょうかんをMP不要で何回も使用可能というイカレ性能。

盾にして良し攻撃させて良し補助させて良しと、こんなに便利な技だったのか……。今まで全然使ったことなかったわ……。

プラチナキングが大量に出現する石板ダンジョンを作ることも可能なんだけど、レベルが上がり易くなり過ぎて、これは人を駄目にするぞ……。
あっという間にカンストしてしまう。仲間が5人しかいないのに、そんなにさっさとレベル上げてどうすんだよ……。

それよりは1回の戦闘で職業熟練度が一気に複数回戦闘分くらい稼げるシステムにしてくれたら良かったのに。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

アニメ,ラジオ

「食べることと寝ることかなぁ。そこから全てが始まりますね」

今回のゲストは『フレプリ』のEDを歌っていた林ももこさん。今月は沖さんに続いてということでフレッシュ強化月間という扱いらしい。

今思えば、『フレプリ』のEDって2曲とも、初めてCGダンスを採用したシリーズだからなのか、しっとり系なんだよな。
後のシリーズは明るい曲が多い印象なんだけども。

お便りコーナーではキュアダイヤモンドの名キャラソン『COCORO◆Diamond』が流れました。
良曲なので、皆さんも是非聞いていただきたい。

燃:C 萌:A- 笑:B 総:A-

シリーズリンク
第24回
第26回

アニメ

「応援してくれる人が居るだけでも、意外と力になるもんだろ」

お祝いメッセージはキュアミューズ。『スイプリ』コンプリートと同時に高橋プリキュアもコンプリート

やっぱり大トリはキュアホワイトになったか。その後、どうするんだろう。普通に何も無しでアバンからOPに繋がるのかな。プリキュア以外のキャラも出してほしいよな。

キュアフォーチュンのイノセントフォームを見てからというもの、自分もなりたいと大ハシャギのめぐみ。
自分のイノセントを高めるためには、やはり人助けということで、いつも以上に張り切るが……。

そんな中、めぐみが出会ったのはロケット開発に憧れる少女まみ。おいおい、眼鏡+制服+白衣とか何てマニアックな……。白衣から覗く生脚がエロいですね。

まみの研究を手伝おうとするめぐみだったけど、専門的な知識がある筈も無く空回りばかり。
落ち込むめぐみを的確なアドバイスで励ます誠司さん、ぐうイケメン。

自分に出来ることをということで、パティシエにお着替えしてクッキーを焼くめぐみ。
ひめだけでなく、ゆうゆうもクッキー食べてぐにゃぐにゃしていてワロタ

そんなロケットの実験に乱入してくるオレスキー。単身立ち向かうラブリーということで当然イノセントフォームになるんだとばかり思っていたんだけど、あれ、フォーチュンがまたしても変身するだけで、とどめはハピネスビッグバンだったぞ……。

次回予告でプリンセスがイノセントフォームになるのは確定したし、こりゃ『ハトプリ』でキュアブロッサムがプリキュアパレスの試練をクリアするのが最後になったのと同様の展開になるのかしら。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第32話「いおなの初恋!?イノセントフォーム発動!」
第34話「ひめ大活躍!?盛り上げよう!はじめての文化祭」

特撮

「守りたいという祈り、見捨てないという誓い、それが俺の全てだ」

鎧武とバロンの激闘に遂に決着が。最後に意志を貫き通したのは紘汰だった。紘汰の強さを認めた戒斗は死亡、未来は確定した。

帰還した舞から黄金の果実を受け取った紘汰は完全なオーバーロードに。金髪になり、着ているものも極アームズを彷彿とさせる鎧に変化。おい、ダセぇぞw

この星を創り変えろというサガラに反して、紘汰は舞と共に未だ生物の存在しない惑星へとヘルヘイムの植物とインベスを連れていく。
あちゃー、久しくなかった『剣』エンドだったかー。いや、まだ後1話あるけど。

それから3ヶ月後、徐々に人が戻ってきた沢芽市。行方不明者の写真の中には初瀬のものも。
城乃内はやりきれない表情で初瀬の写真を街の壁に貼っていた。最後まで真実を知ることはなかったか……。

辛うじて生きていたものの、植物人間状態になっていた貴虎を目覚めさせる紘汰。全てはミッチを救うために。
目を覚ました兄の笑顔にミッチは……というところで最終回へ。

結局、次回は特別編なのか普通にエピローグ的最終回なのか、どっちなんだろう。予告を見る限りではサプライズ要素は無さそうだったけど……。

燃:A+ 萌:B 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第45話「運命の二人 最終バトル!」
・最終話「変身!そして未来へ」

特撮

「飯食い行こう!」

裏切り者であるザラムとシュバルツを抹殺するために現れたボトルシャドー。こいつのデザイン、キモ格好良いな。割れたお面のデザインがイカス。

ボトルに襲われる明を助けたのはシュバルツだった。彼は復讐のためにトッキュウジャーの軍門に下ると言うが……。

俺、騙され易過ぎるわ……。『仮面ライダーフォーゼ』で校長が仲間にしてくれと言ってきたときもガチなんじゃないかと思っちゃったら、結局、作戦だったし。

ということで、シュバルツもドリルレッシャーを必要としていただけだった。ただ、復讐が目的というのは嘘ではないんだろうな。

別に烈車合体に必須なレッシャーでもないし、大して損害無いんじゃね?と思ったけど、よく考えたらドリルレッシャーが無いとシャドータウンに行けないんだったな……。
にしても、シュバルツはドリルで何をするつもりなんだろう。単に自分のクライナーの強化として必要としていただけなのかしら。

しれっとハイパートッキュウ4号が登場。何かしらのブレイクスルーがあって変身出来るようになるんじゃないのかw
『侍戦隊シンケンジャー』のインロウマルと同じシステムなんだな。

今回、ノア夫人が何やら縫物をしており、そこへカメラがの焦点が一瞬だけ合ってたけど、また何か仕込んでるんだろうか。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第28駅「カッコ悪いがカッコ良い」
第30駅「誕生日のお祝いは」

アニメ

獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ 第1巻 [DVD]

「ダンクーガノヴァ、この力、一体何のために……」

ついこの間まで『超獣機神ダンクーガ』を放送していたKBS京都が続いて続編である本作も放送。
『スパロボ』をプレイして興味を持っていたところだったので視聴。放送情報を教えてくれたT氏に感謝である。

制作は葦プロダクション(現在はプロダクションリード)。
OPには歌詞テロップが出るという構成。子供向けアニメでもないのに……。

さて、舞台は『超獣機神ダンクーガ』の200年後。と言っても具体的な設定の繋がりがあるわけではなさそう。

世界中の紛争に介入し、弱い方に味方するという謎のスーパーロボット、ダンクーガノヴァ。
そのダンクーガの新たなパイロットとして選ばれた、葵、くらら、ジョニー、朔哉は状況を理解出来ないまま戦場へと……。

あれ、初回なのに作画が結構クシャれてないか……?カットが変わる度に葵達の顔が変わっているような……。

今回は葵達の初陣が描かれるところまでなんだけど、パンチ一発で敵を倒して終わりなのかよw
せめてキャッチーに断空剣を使うとかですね……。

そんな感じで第1話でした。噂によると『スパロボ』補正の強い作品だと聞くが、さて……?

燃:A- 萌:A- 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
・MISSION-02-「超獣合神!」

ラノベ関連本,富士見ファンタジア文庫

ファンタジア公式同人誌

「あー、ぶっちゃけ、ファンタジア文庫沢山買わせるための、えげつねー特典商法か」
「ファンタジア文庫だけで例の応募券五十枚は中々ハードル高ぇぞ実際……。電撃文庫ならまだしもよぉ」
「…………いや結構苦労したよなぁ?正直普段なら躊躇う新作とか買ったよなぁ?」

凄ぇ、完璧に言い当てられてる……。
ファンタジア騎士団の応募券を50ポイント集めると必ず貰える特製冊子。フルカラーって謳ってるけど、殆どのページが文字だけじゃねーかw

掲載されているのは『デート・ア・ライブ』『生徒会の一存』『ハイスクールD×D』『東京レイヴンズ』『冴えない彼女の育てかた』の5作。
もっと色んなシリーズのショートショートが沢山みたいな構成の方が良かったのにな。

同人誌というだけあって、はっちゃけている作品が多い。一番はっちゃけそうな『ハイスクールD×D』がやたら大人しい内容だったw
あれか、本編でいつもはっちゃけてるから、逆に大人しい内容が書きたくなったのか。

『冴えない彼女の育てかた』は書き下ろし短編じゃなく、丸戸さんのインタビューとなっている。何でだよw

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A