富士見ファンタジア文庫,雑誌

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2012年 07月号 [雑誌]

『これはゾンビですか?』

表紙。正直、アニメの版権絵で見ると微妙。でも、こぶいちむりりんの書き下ろしイラストは素晴らしいと言わざるを得ない。

付録クリアファイルのユーが性的過ぎるだろ……。

『デーゲンメイデン』

『本日の騎士ミロク』を完結させた田口仙年堂さんの新シリーズ。イラストは『ベン・トー』の柴乃櫂人さん。

お試し短編は普通だったけど、設定が中二で面白そうなので1巻は買います。サブタイの『台場、両断』も格好良いよな。

第2表紙だったり、既にテレビで単独CMをやっていたりと、完全に『デート・ア・ライブ』と同じパターンなので、よっぽでスベらない限りアニメ化するんじゃね?

『ハイスクールD×D』

今回はオーフィスメインの短編を収録した文庫付録あり。つっても、結局は普段の連載を本誌から切り離して、ちょっとページ増やしただけだけどな。
いずれ普通に文庫に収録されると思われ。

って、おつかいでも何でもなくね?

『対魔導学園35試験小隊』

『Re』の柳実さんの新作。短編あり。イラストはまた切符さんか。最近よく見るな。
タイトルをパッと見、魔法ものかと思うんだけど、「対」という漢字が意味する通り、魔法無しで魔法に立ち向かう話っぽい。

『シークレット・ハニー』

深見さんの新作。短編あり。あれ、『GENEZ』どうなった。『GENEZ』の名前も出てるから、打ち切りではないと思うけど……。

今度はちょっとラブコメ成分多めか?
イラストはしゅがすくさんなんだけど、この人も最近急激に出て来たよなぁ。

『氷結鏡界のエデン』『不完全神性機関イリス』

ダブル特集ということで、2作品の主要キャラが絡む描き下ろしイラストあり。これはテンション上がるな。

今回の特集では2作品の共通キーワードをクローズアップしている。どういう繋がりをしているかは全く書かれてないけど。

『エデン』の方は少年シリウスでのコミカライズの出張版が。「漫画の進行の遅さナメてんじゃねーぞ」で吹いたw
何ぶっちゃけとんねん。

『ライジン×ライジン RISING×RYDEEN』

特集と短編。って、普通に2巻からの続きの内容で吹いた。これ、本編にあってもおかしくない話だと思うんだけど……。

扉が沙凪だったから、彼女メイン回かと思いきや、全然そんなことなかったんだぜ。

『カードファイト!!ヴァンガード』

ノベライズがつばさ文庫から出るのも驚きなら、その一部をお試しとして掲載してるのも驚きだわ。
って、ヴァンガードやってるシーン、ほぼ無ぇじゃねーかw

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

雑誌リンク
ドラゴンマガジン 2012年5月号
ドラゴンマガジン 2012年9月号

アニメ

魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 [Blu-ray]

「彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい!」

OPカットで開始。今回は、ほむほむがいかにして魔法少女となり、現在まどかを助けるために動いているのかが明かされる。
ほむほむは既に数度、時間を巻き戻しており、今回語られた周回だけを計算すると、現在は5周目。

1周目

・心臓の病気による入院から退院、まどか達の通う中学に転校。ベテランのマミさんと魔法少女になって1週間程度のまどかに、魔女に襲われたところを助けられる。
・ワルプルギスの夜襲来直後にマミさん死亡。単身、立ち向かったまどかも死亡。
・ほむほむは契約し、その願いにより時間遡行の能力を得る。

この頃のほむほむは病気だった経緯もあり、非常に引っ込み思案。また、眼鏡+三つ編みという超地味装備。

まさか、こんな形で、まどかの魔法少女姿が劇中に初登場するとは……。弓矢格好良いな。

この時点でワルプルギスの夜が来ることは判っていたみたいなんだけど、それはキュゥべえからの情報なのだろうか。

2周目

・魔法少女に成り立てのほむほむは、マミさんとまどかと共に戦いながら、少しずつ成長していく。
・努力の甲斐無く、まどかのソウルジェムは濁り切り、魔女化。

フルアーマーほむほむになったのは、時間停止の力をいかにして活かすかを考えた結果なのか。そもそも、ほむほむの魔法には直接的な攻撃力は無いんだよな。

3周目

・最初から積極的に行動し、魔法少女達にキュゥべえの企みを話すほむほむだったが、誰もまともに取り合ってくれない。それどころか、ほむほむの戦闘スタイルにケチまでつける始末。
・結局、さやかが魔女化したことで、皆は事態の重さを知ることに。
・発狂したマミさんが皆死ぬしかないと、杏子のソウルジェムを破壊。ほむほむのソウルジェムも破壊しようとして、まどかに止められ、ソウルジェムを砕かれる。
・残ったほむほむとまどかは、2人でワルプルギスの夜に立ち向かうことに。まどかは隠し持っていたグリーフシードで、ほむほむを救い、自分が魔法少女になることを阻止するよう依頼。

この辺から始まる、どこまでいっても絶望って展開がキツイよな……。マミさんの壊れっぷりとかお腹痛くなるレベル。

4週目

・まどかとの共闘自体をやめ、単身でワルプルギスの夜に立ち向かうほむほむ。
・しかし、力不足で結局まどかは契約してしまう。

これが1話の冒頭のシーンなわけか。ってことは、まどかは僅かながら周回前の記憶を持っているということなのか?

キュゥべえ曰く、まどかが契約したことで、彼等のノルマはほぼ達成されるらしい。

そして5週目

最終的に、ほむほむは眼鏡と三つ編みをやめてるわけだけど、三つ編みはともかく、視力どうなってんだ。単純にコンタクトなのかしらん。
若しくは契約の時点で、そういうものは治ったりするのだろうか。

どの周回でも言えることだけど、ワルプルギスの夜自体は倒せているのか?街はボロボロになっていたけど……。

最後にはOPが流れた。ラストカットの集合図は、これまでまどか、マミさん、さやかの3人だけだったが、ほむほむと杏子も追加。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:S-

エピソードリンク
第9話「そんなの、あたしが許さない」
第11話「最後に残った道しるべ」

特撮

「俺は現実と妄想の壁を壊すほどの痛い男だ!現実だろうが、何処だろうが、変身して戦ってやるぞ!!重妄想━━━━!!」

サブタイが『ガオレンジャー』みたいだな。
さて、現実と妄想を隔てる壁が壊れることを恐れた博士は赤木達からモエモエズキューンを取り上げるが、金庫に仕舞われたそれ等は何者かに強奪されてしまう。

何とか塚Pに会うため、不審な男から渡されたモエモエズキューンで変身する赤木。これがきっかけとなり、遂に壁は崩壊

現実世界に現れた係長は暴虐の限りを尽くすが、アキバレンジャーに変身出来るのは妄想世界の中でのみ。
変身出来ない赤木達は生身で浅草アルパカに立ち向かうが大苦戦。

ここで赤木が覚醒し、現実世界でも変身を遂げる。何、この熱い展開。主題歌+大それた力祭りという大サービス。
え、これ、公認戦隊なんじゃね?

そして遂に現れる邪団法人ステマ乙の首領ドクターZ。その正体は博士の父であり、博士は「ズキューン葵」の主演声優だったことが判明する。
着地点が全然予想出来ないな……。

そう言えば、『シンケンジャー』以降の戦隊って劇中でネタ使われてなくね?

燃:A+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第8話「痛き特訓の絆は公認ロードの陰謀交差点」
第10話「悲痛なるZの呪い━そして新章へ」

アニメ

「いけぇええええええ!!僕は━━やれる!!」

シャナルアさんの死に動転し、ヴェイガンに突っ込んでいくキオ。後一歩でゼハートを倒せるというところで、基地内に爆弾が仕掛けられていることが判明し、除去作業に当たることに。

ナトーラ艦長は少しずつ艦長として成長していくことになるのかな?まぁ、期待させておいて裏切るのが『AGE』クオリティなわけですが。

画面にちょろちょろ映ってるMSVチックなのをもっと見たいよな。アデルのバリエーションとかいっぱいありそう。『AGE』って、MSV系の企画、どっかでやってるんだっけ?

イマイチ、ぱっとしないゼハートの元にはフラム・ナラと名乗る少女がやって来る。どうもゼハートの監視が目的のようだが、いずれ彼に感化されるのだろうか……。

そして、いつの間にか地球の40%はヴェイガンに制圧されていたでござる。早ぇよ!

燃:A 萌:B- 笑:C 総:A

エピソードリンク
第32話「裏切り者」
第34話「宇宙海賊ビシディアン」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「ひ━━━━!乳首透けてる━━━━!?」

クリスの弱点を知っているという京子が歩達の元へとやって来た。自分を喜ばせてくれたら、クリスの弱点を教えると言った彼女のために歩は合コンをセッティングする……というお話。
って、『これゾン』の女子メンバー、レベル高過ぎワロタ
そら、織戸も変なテンションになるわ。

妄想ユーは島本須美さん。高い声に無理があり過ぎる……w

燃:C+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
第7話「うん、先生が最強だよ!」
第9話「ああ、マイダーリンはロクデナシ」

MF文庫J

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その6 (MF文庫J)
著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「簡単な事だ、おれを殺せば、おまえたちは解放される」
「ゲームオーバーだ、一乃」

2011年10月の新刊。約6ヶ月3週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は変則系メイド服の一乃さん。

今回はクリスマスやら何やらで。最近は殆どのシーンが『煉獄』の獣達も交えて、キャッキャしているだけで、ちょろっとシリアス雰囲気を匂わせる、でもすぐに戻るって展開を繰り返してるよなぁ。

獣達はもっと挿絵に出すべきだと思うの。ってか、挿絵はほぼ全てサービスカットみたいなもんだよなぁw
今回も案の定鬼引きです。勿論フェイクですよね。

本編の後には2011年4月に秋葉原と池袋で配布されたチラシからアクセス出来る短編を収録。そんなことやってたのか……。

次は2012年2月に7巻『結末へ至る恋の病』、5月に8巻『ハッピーエンドプロローグ』。

燃:C+ 萌:A 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その5 この夜に奏でられるフィナーレ(2011/07)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その7 結末へ至る恋の病(2012/02)

ランキング,雑記

黄金週間!これで勝つる!そう思っていた時期が俺にもありました。

小説関係本購入冊数
ライトノベル:15冊
コミカライズ:4冊
雑誌:1冊
漫画:2冊
総計:22冊

読了冊数
ライトノベル:29冊
コミカライズ:5冊
ラノベ関連本:2冊
漫画:3冊
総計:39冊

おっ、今月購入冊数超少ないやん!と思った俺は既に感覚が麻痺している。


「燃」部門

1位:ハイスクールD×D12 補習授業のヒーローズ

ハイスクールD×D 12 補習授業のヒーローズ (富士見ファンタジア文庫)
燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S-

ヒーローの帰還とか王道過ぎんだろ……。

2位:Re:5 バカは世界を救えるか?

Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫)
燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:A+

『愛の唄』は名曲。

3位:神童機操DT-O phase01

神童機操DT-O phase01 (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:B 笑:B- 総:A+

スーパーロボット格好良いです。


「萌」部門

1位:レトロゲームマスター渋沢 <2>

レトロゲームマスター渋沢 2 (電撃文庫 す)
燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:A

委員長とひたすらイチャイチャしたい。

2位:おジャ魔女どれみ16 ~Naive~

おジャ魔女どれみ16  Naive (講談社ラノベ文庫)
燃:B 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

表紙から漂う背徳感w

3位:デート・ア・ライブ04 五河シスター

デート・ア・ライブ4 五河シスター (富士見ファンタジア文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

伸び代は大きいと思うの。


「笑」部門

1位:10歳の保健体育 <4>

10歳の保健体育4 (一迅社文庫 た 1-5)
燃:C 萌:B+ 笑:A 総:A

煮えたぎった尿てw

2位:BIG-4 2.ククク……ついに勇者が現れたか。ってぼくの妹じゃねーか!?

BIG‐4 2.ククク……ついに勇者が現れたか。ってぼくの妹じゃねーか!? (富士見ファンタジア文庫)
燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

何もクロスしてないクロスレビューが妙にツボ。

3位:彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう

彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう (講談社ラノベ文庫)
燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:A

いつも通りの竹井節。


「新作」部門

1位:神童機操DT-O phase01

神童機操DT-O phase01 (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:B 笑:B- 総:A+

凄く……中二です……。

2位:神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード

神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード (GA文庫)
燃:A- 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

新鮮さは全然無いが。

3位:彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。

彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。 (GA文庫)
燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

著者のラブコメで覚醒パターン来るか!?


「総」部門

1位:ハイスクールD×D12 補習授業のヒーローズ

ハイスクールD×D 12 補習授業のヒーローズ (富士見ファンタジア文庫)
燃:S- 萌:A 笑:B+ 総:S-

予定調和なのに、この面白さ。

2位:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <3>

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

お説教おいしいです(^q^)

3位:デート・ア・ライブ04 五河シスター

デート・ア・ライブ4 五河シスター (富士見ファンタジア文庫)
燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

妹とちゅっちゅ。

4位:神童機操DT-O phase01

神童機操DT-O phase01 (講談社ラノベ文庫)
燃:A 萌:B 笑:B- 総:A+

大好物です。

5位:いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女

いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女 (富士見ファンタジア文庫)
燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

一体誰が黒幕なのか。

最下位:明智少年のこじつけ①

明智少年のこじつけ1 (ファミ通文庫)
燃:C 萌:B+ 笑:B- 総:B

パッケージングは良かったんだがなぁ。


今月はラノベでは珍しいロボットもの『神童機操DT-O』を推したい。

6月は『ホライゾン』の予習は必須だわ、『ポケモンBW2』は出るわで、読書が進む理由がひとつもないわ。


今月の結論

俺もスーパーロボットに
乗り込みたいです。

感想リンク
2012年4月に読んだラノベまとめ
2012年6月に読んだラノベまとめ

アニメ,スニーカー・ミステリ倶楽部,角川文庫

「チタンダエルって何か天使みたいじゃない?」

確かにw
さて、『氷菓』編が終わって、次の長編に入るのかと思いきや、今回は原作4巻『遠まわりする雛』に収録されている短編エピソードでした。
長編の合間合間に短編を挟んでいく構成になるのか。

とにかく、えるが可愛いから困る。動きが可愛いんだよな。あー、これはアカンわー。あんな距離感で接されたら絶対好きになってまうわー。

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第5話「歴史ある古典部の真実」
第7話「正体見たり」

富士見ファンタジア文庫

ライジン×ライジン2 RISING×RYDEEN (富士見ファンタジア文庫)
著:初美 陽一 イラスト:パルプ ヒロシ

「ねえねえ、今どんな気持ち?完全に騙されてどんな気持ち?毒とか本気にしちゃった?そんな毒あると思っちゃった?今の心境をカメラに向けて一言ドーゾ?」

2012年4月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。3ヶ月振りの新刊。
総扉のスク水は評価する。って、見開きの入浴シーンと合わせて、イメージイラストなのかよ!期待させやがって……。
それぞれの能力を示すアイコンのデザインが良いな。1巻からあったっけか。

さて、今回はアウトローが集まった組織、『再世(リ・バースデイ)』が動き出す。同時に、アウトローを無慈悲に倒していくストレンジャーも現れて……というお話。

目次の章タイトル一覧で吹いた。「ッターン!」じゃねーよw
ってか、内容とほぼ関係ねーじゃねーか!

2巻にして早くも新ヒロイン、瑠璃花が登場し、どうせ、この娘もチョロくデレるんだろうなーと思っていたら、そうはならなかった衝撃。
まぁ、次巻くらいでデレるんだろうけど。

で、ゲルネタをもっと掘り下げてほしいのに、ラブコメ方向へ特化しそうな気配。と思いきや、何故かシリアスバトル展開で次巻へ続く
え、まぢで……?

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
ライジン×ライジン RISING×RYDEEN(2012/01)
ライジン×ライジン3 RISING×RYDEEN(2012/08)

富士見ファンタジア文庫

いつか天魔の黒ウサギ10 校庭で笑う魔女 (富士見ファンタジア文庫)
著:鏡 貴也 イラスト:榎宮 祐

「起きたの?」
「起きてたの」
「あれ、そなの?」
「うん。で、大兎が目を覚ましたから、大兎好きー。って叫ぼうと思ったけど。大兎が私の頭を撫でてくれようとしたから、いまは撫でられ待ちしてます」

2012年4月の新刊。約1ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。『大伝説の勇者の伝説11 ニンゲン総代』からは隔月刊行。

さて、宮阪高校を守るため、結界の敷設、情報操作に大忙しの生徒会。そんな中、月光に璃依音が接触してきて……というお話。
最近、話が進んでるんだから進んでないんだか、よー理解らんようになってきたな……。

事実が明らかになったと思ったら、すぐに引っ繰り返されるから何が本当なのか全然判らん。と思っていたら、何やら一度月光に下った筈の黒守先生が黒幕……なのか?いやいや、油断は出来ないぞ……。

鬱要素しか見当たらないから、大兎とヒメアのイチャイチャが一服の清涼剤ですね。って、前にも書いたような気がするな……。

あれ、表紙に居るのに、遥の出番皆無じゃね?

後書き曰く、後2冊らしいんだけど、本当に終わるんだろうか……。
巻末には、イラスト担当榎宮さんの小説デビュー作となる『ノーゲーム・ノーライフ』の宣伝が載っている。MF文庫Jなのに。

次は2012年6月に『真伝勇伝・革命編 堕ちた勇者の黒い伝説』7巻、7月に『紅月光の生徒会室』5巻。

燃:A 萌:A 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
いつか天魔の黒ウサギ9 終末を嘆くカラス(2011/12)

いつか天魔の黒ウサギ 紅月光の生徒会室 <5>(2012/07)
いつか天魔の黒ウサギ11 悪魔と魔女と生徒会長の恋(2012/11)