MF文庫J,アニメ

「こんの馬鹿キンジ━━━━っ!!」

最終回。OPのレキ、理子、白雪のカットが小夜鳴先生とブラドに差し替え。あ、ちゃんと男も出るんだ。
サブタイは最後まで残念なままだったか……。

再びキンジとアリアに襲いかかろうとする理子だったが、正体を現した小夜鳴先生の前に敢え無く沈む。

で、正体を現したブラドなわけですが、何か紅世の徒みたいなの出て来たーーーーーーーー!!??

最終的にキンジ、アリア、理子のチームプレイで大撃破と相成るわけだが、OPが流れているのに何故あまり盛り上がらないのか……。
何だ、持って行き方が悪いのかな。

最後にアリアが水着を試着していたのはDVD最終巻に収録されるらしいテレビ未放映エピソードへのネタフリなのだろうか……。

キンジが目撃したカナの謎は全く説明されないまま終了。潔いほどに投げたな……。
普通にEDを流して終了。

総評

ってなわけで、歴史上の偉人の子孫達がバトルするMF文庫J原作『緋弾のアリア』テレビシリーズ全12弾でした。
J.C.STAFF制作だから期待してたんだけど、終わってみると鳴かず飛ばずだったかなぁという印象。

何というか、演出がぱっとしなかったのかなぁ、と。弾丸がスローモーションで飛んでいく演出がすんごい格好悪かったと思うの。多少、どうなってるか判らなくても、勢い良く動いていた方が燃えると思うんだけどなぁ。

あと、2期が確定していないなら、最後は一応オリジナルエピソードでもやって最終回らしくするべきかと。

女の子の可愛さはBATSUGUNだっただけに勿体ない。アリア可愛いよアリア。
どうも終わった後のネットの反応とかからすると、2期は無さそうですね。この終わり方で無いのもどうかとは思うが。

後番は『まよチキ!』。番宣から全く面白そうな気配がしないのだが……。

燃:B+ 萌:A+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第11弾「潜入」

シリーズリンク
緋弾のアリアAA 1弾「もう一人のA」

後番リンク
まよキチ! 第1話「エンド・オブ・アース」

アニメ,角川スニーカー文庫

( ゜д゜)

間もなく放送開始の『ダンタリアンの書架』をより楽しむための事前宣伝番組の筈が、どうしてこうなった……。
別に声優さんやスタッフが登場するわけでもなく、舞台となる第1次世界大戦直後のイギリスっぽい国及び、その時代背景について専門家が延々喋るだけというイミフ過ぎる構成。

本編の映像は普通にCMで流れていそうな15秒バージョンの予告のみ。何これ。
ここまで本編が楽しみにならない宣伝番組は初めてだぜ……。こんなん放送するくらいなら、素直に本編を早く始めてくれ。ただでさえ開始時期遅れてるのに。

燃:C 萌:C 笑:C 総:C

前番組リンク
GOSICK -ゴシック- 最終話「死神の肩越しに永遠をみる」

エピソードリンク
第一話「仕掛け絵本」

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)
ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

ガガガ文庫

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)
著:渡 航(わたり・わたる) イラスト:ぽんかん⑧

「この部の目的は端的に言ってしまえば自己変革を促し、悩みを解決することだ。私は改革が必要だと判断した生徒をここへ導くことにしている。精神と時の部屋だと思ってもらえればいい。それとも少女革命ウテナといったほうがわかりやすいか?」

ウテナとかラノベのメインターゲット層知らんやろwwwwww
俺もタイトルしか知らんわ。

ガガガ文庫2011年3月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。『あやかしがたり』でデビューした渡さんの新作。がらりと作風を変えてきた印象。
タイトルに惹かれて購入。
イラストはスーパーダッシュ文庫『獅子は働かず、聖女は赤く』でお馴染みのぽんかん⑧さん。何て発音すんだよw
表紙のゆきのんの絶対領域が気になって仕方がない。
この人の絵って、黒星紅白さんとうなじさんの絵を足して2で割ったような印象を受けるんだが、俺だけですかそうですか。つーか、どっちかのファンに怒られるかな。

帯にはMF文庫J『僕は友達が少ない』の平坂さんの推薦文が。面識あるわけではないらしいが。同じ残念系ラブコメという共通点からか。

ぼっち歴の長い高校生、八幡はある日、生活指導の平塚先生に無理矢理、奉仕部なる謎の部活に入部させられる。そこで出会ったクールな毒舌美少女ゆきのんと出会い、生徒の悩み相談をすることに……という連作短編集。

何なの、最近、ラノベ作家の間で、ぬーぼーが流行ってるの?つい、この間ファミ通文庫『犬とハサミは使いよう』でも見たぞ。

もうね、ネタのチョイスがフリーダム過ぎて凄く楽しい。ロボトルファイトとか久し振りに見たわw
ガガガ文庫好きは捻くれてるとか言っちゃうし、ドレミファドーナツとか何色パティシエールとか『第2次スパロボα』のOP『SKILL』とか『おジャ魔女』ごっことか邪神が出て来るラノベとか心の地雷処理班とかクレ556とか。
ネタのチョイス基準だと『はがない』より好きかもしれん。

基本的には下らない話ばっかりなんだけど、最後の最後で何だかアツくなってくるから困る。
実は八幡かっけーんじゃねぇの?

そして忘れてはならない女性陣の可愛さ。イラスト抜きにして、キャラクターとして可愛い。

そんなわけで、予想外に面白かった『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』でした。
次は2011年7月。発売日購入余裕です。

燃:A- 萌:A 笑:A 総:A+

シリーズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。②(2011/07)

コミカライズリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録- Vol.1(2013/03)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。@comic <01>(2013/05)
やはり4コマでも俺の青春ラブコメはまちがっている。 <1>(2014/06)

アニメリンク
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ①「こうして彼らのまちがった青春が始まる。」

著者リンク
クズと金貨のクオリディア(ダッシュエックス文庫、2015/01)
どうでもいい 世界なんて -クオリディア・コード-(ガガガ文庫、2016/07)
クオリディア・コード(ダッシュエックス文庫、2016/08)
小説 ガーリッシュナンバー <1>(2016/07)

イラストリンク
生徒会探偵キリカ <1>(講談社ラノベ文庫、2011/12)

 

アニメ,ファミ通文庫

“文学少女”メモワールII-ソラ舞う天使の鎮魂曲(レクイエム)-初回限定版 [DVD]

「心葉にはきっと理解らないだろうね」

サブタイの「鎮魂曲」は「レクイエム」と読みます。
さて、『メモワール』第2弾の主役は美羽。心葉との出会いから、彼女が飛び降りるまでが描かれる。
OPは共通なのね。

何故、美羽があんなドロドロな性格になったのか、その一端が垣間見える。見た目は可愛いのに、中身が強烈でなぁ。
キャストが平野綾ってだけで、ちょっと嫌悪感を抱いてしまうのは良くないことだと理解っているのだが……。

美羽が飛び降りるシーンで終わっているので、大変後味が悪いです。
EDはそれぞれ違うみたいだな。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
劇場版 “文学少女”
“文学少女”メモワールⅠ -夢見る少女の前奏曲-
“文学少女”メモワールⅢ -恋する乙女の狂想曲-

雑記,GA文庫

いつも通り1日フライングの14日発売。ブツは、

・神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン
・魔法の材料ございます7 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚
・お前のご奉仕はその程度か?
神曲奏界ポリフォニカ ルックバック・クリムゾン (GA文庫)魔法の材料ございます7 ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)お前のご奉仕はその程度か? (GA文庫)

の計3冊。

来月の新刊で気になるのは新人デビューの『声優のたまごが、俺の彼女だったようです。 ~ぱんつの中身は大事です!~』と白鳥士郎さんの『のうりん』。
白鳥さんの新作となれば、全力で食いつかざるを得ない。

『にゃるラジfeaturing帯刀帯』で吹く。
ラジオとコラボしてんのかよw

健速さんのブログによると、編集サイドのミスで『埋まったままDE宇宙戦争!』は続刊が刊行不能となったらしい。一体何があったんだ……。

富士見ファンタジア文庫

棺姫のチャイカII (富士見ファンタジア文庫)
著:榊 一郎 イラスト:なまにくATK(ニトロプラス)

「純粋な好奇心だっつーんだ!そりゃちょっと気遣いが足りなかったかも知れないが、ちょっと髪の毛と首筋に触っただけだろう!」
「私ならそれで身籠る自信があるぞ」
「どんな超人だよお前は!?」

2011年5月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
コミカライズがまだ始まってもいないのに、4コマnanoエースでの連載も決定しちゃった不思議。
あれか、『ポリフォニカ』や『まかでみ』のアニメ化で知名度の上がった榊さんの新シリーズをどんどんプッシュしていこうって魂胆なのか。

さて、今回はトール達がガズ皇帝の遺体を求めて、竜騎士(ドラグーン・キャバリア)ドミニカ・スコダの元を訪れるお話。
世界観が固まった上に、トール、アカリ、チャイカの掛け合いもテンポ良くなってきて、面白くなってまいりました。

新たに装鎧竜(ドラグーン)のフレドリカが仲間に加わって、益々『すてプリ』らしくなってきた。
これも意図的に要素として重ねてきてるんだろうな。
フレドリカはゼフィリスとは似ても似つかぬキャラだし、今後、どう差別化されていくのかも楽しみだな。

「その理屈はおかしい」って絶対わざと言わせてるだろw
榊さん、GA文庫『這いよれ!ニャル子さん』読んでるらしいから、きっとその影響に違いない。

惜しいのは本文と挿絵が食い違ってるところ。文中では棄獣(フェイラ)の双頭犬(オルトロス)の2つある頭の内の片方には目も鼻も口も無いと明言されているが、挿絵では思いっきり描かれている。
まぁ、ラノベではよくあることなのだが。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
棺姫のチャイカⅠ(2010/12)
棺姫のチャイカⅢ(2011/10)

アニメ,ファミ通文庫

“文学少女”メモワールI-夢見る少女の前奏曲(プレリュード)-初回限定版 [DVD]

「私があの子を作家にするわ!」

劇場版公開に合わせて制作されたOVAシリーズもキッズステーションで放映。劇場でも短い期間で上映されたらしいが、こっちはOVA使いの筈。
サブタイの「前奏曲」は「プレリュード」と読みます。

このエピソードの主人公は遠子先輩。彼女が井上ミウに出会ってから、心葉を文芸部に引きずり込むまでが描かれている。
位置づけとしては劇場版を補完する形になるのかな。
こちらでは遠子先輩が物語を食べる存在であることが劇場版よりは触れられている。イミフであることには変わりないが。
ってか、遠子先輩の両親、ちょっとしか出番ないのに、キャストがえらい豪華だな。藤原啓治さんと井上喜久子さん。
狂言回し的な立ち位置で流人の出番は多くなっている。

全編通してハッスルしている遠子先輩が可愛いです。劇場版では、ハッスルしてる遠子先輩が見れるのは序盤だけなので、上手く補完出来ていると思う。

映像作品ならではの演出って感じだけど、どうにも少女漫画チックというかw
遠子先輩には合ってるんだけども。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
劇場版 “文学少女”
“文学少女”メモワールⅡ -ソラ舞う天使の鎮魂曲
“文学少女”メモワールⅢ -恋する乙女の狂想曲

アニメ,電撃文庫

「前川さんにも矜持はあるのさ」

ここにきて、前川さんがヒロインとして頭角を現してきましたよ!普段、奇抜な格好をしているから余計にそう見えるのか、私服姿がやたら性的です。
作画パワーもあり、白ワンピースのエリオも相当可愛い。

真はといえば、リュウシさんのバスケの試合に招待され、体育館で恥ずかしい応援をする羽目になるのでした。何という青春展開。

あれ、女々さん出て来てなくね?

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A

エピソードリンク
十章「軒下少女」
十二章「秒速0.00000000198センチメートル」

電波女と青春男 1 (電撃コミックス)
電波女と青春男 1 (電撃コミックス)

電撃文庫

ラッキーチャンス! 9 (電撃文庫 あ 13-33)
著:有沢 まみず イラスト:QP:flapper

「あのな、マサト。わたし、思うんだけど」
「……もっとオンナゴコロ、勉強した方が良いぞ?」

2011年7月の新刊。約3日の積み。7ヶ月振りの新刊。
おお、表紙が前巻にも増してシリアス寄りのバトルものみたいだ。
口絵の和風メイドさんな沙代が可愛くて困る。本編と何の関係も無いが。

さて、沙代編第3巻。薄いから終わらんだろうなーとは思っていたけど、案の定続きました。完結って言ってたのに……。
有沢さん、身体大丈夫なのかな。

てっきりクリーチャーと共闘体制が成立するんだとばかり思ってたんだが、通の術により、彼はそのターゲットを仮名さんへと変えることになる。
仮名さん、前巻までの格好良さは何処へwwww

しゅくちはやはり勝利の鍵でしたね。最後の決戦まで取って置かれるかとも思ったが、割とあっさりと使用
セーラーゴルゴの絵面が酷過ぎワロタ状態。つーか、何故挿絵指定したしw

一度は沙代と合流した雅人だったが、彼の鈍感な発現の所為で、再び別行動となってしまう。
さあ、次こそ完結の筈の沙代編。ザ・レディを大撃破出来るのか、沙代のヒロインとしての立場はどうなるのか、節目となる10巻はすぐにお届け出来るって本当なんだろうな!?

次巻も、あなたのハートにラッキーチャンス☆

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
ラッキーチャンス! <8>(2010/12)
ラッキーチャンス! <10>(2011/10)

電撃文庫

彼女はつっこまれるのが好き! 3 (電撃文庫)
著:サイトー マサト イラスト:魚

「人生の『生』の字の左上についてる『ちょん』ってやつを、右下のネットに入れることで『玉』っていう字になるんだよ」

2011年3月の新刊。約4ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
さて、今回は音無さんのの誕生日を祝おうということで、ウォーターランドのチケットをゲットするべく、市主催のスポーツ大会に参加する良人達のお話です。

全体から水着回のオーラを放ちつつも、水着回ではないというこのトラップ具合。
次巻へ持ち越しって雰囲気でもなさそうだし……。期待させておいて、それはないと思うの。

ギャグのレベルは2巻から、そんなに変わってないかな。
ただ、ラブコメパートはボチボチ面白くなってきたかなぁとは思う。流星さんの最後のアシストを不覚にも格好良いと思ってしまったわ。
ってか、愛好(あこ)のぬるぬるブルマは挿絵最優先で必要だろ常識的に考えて。

次は2011年7月だけど、もう買いません。

燃:B- 萌:A- 笑:B 総:B+

シリーズリンク
彼女はつっこまれるのが好き! <2>(2010/11)