アニメ

勇者警察ジェイデッカー DVD-BOX II

「みんな本当は自分だけの現実を見て生きてるのかもしれないんだ」

たまに凄い深い話になるから困る。

今回の犯罪者はゲームプログラマーのバブルガムシスターズ。ゲーム感覚で犯罪を行うキ印な人達。最後に逮捕されたときも何故逮捕されなければならないのかと不満を零していた。
何、この社会風刺的な人達……。

そんなバブルガムシスターズによって、パワージョーは旧型AIを積んだだけのロボットを美少女看護ロボット、ルーアだと思い込み、デレデレしてしまう。
いくらブレイブポリスが感情を持った超AIを搭載しているとはいえ、そのセンサーが騙されてしまってはどうしようもない。特にパワージョーの性格では。

ルーアと出会ったパワージョーは彼女を働いている病院まで連れていくが、あれ、このときって、パワージョーは現場へ向かっている途中だったんじゃ……。
どうでも良いが、パワージョーが見ている幻覚のルーアって、妙にボディラインがエロいよな……。
看護ロボットがあれではいかんだろ……<考え過ぎ

いやしかし、デュークの言った、人には、それぞれのの現実があるっていう意味の言葉は良い言葉だよな。

燃:A 萌:C+ 笑:B- 総:A+

エピソードリンク
第33話「小さな勇者」
第35話「勇者警察パワーアップ計画」

MF文庫J

魔法少女☆仮免許3 (MF文庫J)
著:冬木 冬樹 イラスト:H2SO4

「これが、和貴のご主人様?」
「いかにも。『フェンリルもふもふ』でおなじみ、田辺川涙だ」
「おなじみになるほどもふもふされてねぇよ!」

2011年6月の新刊。約6ヶ月1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。『ふぉっくすている? 3本目』からは隔月刊行。
今回は口絵で頻尿フィーチャーないのか。

さて、田辺川や水粂さんが戦いの傷を癒している間、我等が主人公、和貴は魔法使いとは縁の無い少女、近藤操とイチャイチャデートをしていたため、修羅場が展開されることに。
時を同じくして、水粂家の現当主、水粂出雲が和貴のフェンリルとしての力に目を付けてきて……というお話。

今回は割とgdgdな会話が楽しかったですね。「人体パーン」の字面が何だかシュールで笑えてくるw

田辺川と水粂さん、2人の進路が定まり始めたなと思ったら完結でござる。
後書きには終了としか書いてないんだけど、打ち切り完結なのかな。内容的には紛うことなく打ち切り完結なのだが。

総評

そんなわけでデビューから、いきなり2シリーズ同時スタートとなった『魔法少女☆仮免許』全3巻でした。タイトルが好きだったな。
僅か7ヶ月で終了してるw

すぐgdgdになる会話は楽しかったんだけど、いかんせんシリアスに話を振り過ぎたかなぁ、と。
いや、何なんだろう。直接的にシリアスというより、未来に待ち受けているであろうシリアスが重い、というか。

属性の設定はなかなか面白そうだったんだが。メイン属性とかサブ属性とか。結局、九大属性の内訳が判らないままじゃないですかー!

次は2011年7月に『ふぉっくすている? 4本目』、11月に『5本目』、2012年1月に『無気力勇者と知りたがり魔王』です。
この間にGA文庫から『かんなぎ家へようこそ!』も定期的に出してるんだから執筆速度が凄ぇ。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

シリーズリンク
魔法少女☆仮免許 <2>(2011/02)

著者リンク
ふぉっくすている? 3本目(2011/04)

電撃文庫

青春ラリアット!! 2 (電撃文庫 せ 3-2)
著:蝉川 タカマル イラスト:すみ兵

「先ほど電話したところ、最近の『けー君』はケダモノのように私を求めて来るなどと言っていましたよ?しかも進行の段階としては、ABCだの生温いお遊びはとっくに済ませ、Ωに到達しているそうじゃないですか。……お盛んですね」

2011年7月の新刊。約5ヶ月3週間半の積み。5ヶ月振りの新刊。
口絵ピンナップ、月島の聖地凱旋は理解るとして、何で裏面が黒木の全身ピンナップなんだよ。誰得w
ってか、俺の中で黒木とか存在感薄過ぎて、すっかり忘れてたわ。

さて、今回は月島に復讐しようとする少女、晴(はる)が現れ、誤解を解くために、宮本とみずぴー☆は奔走する羽目に……というお話。

出だしの月島復活はテンション高くて良かったんだけど、ちょっと中盤からシリアス強めになっちゃいませんか、と。
バランスの難しいところだろうけども。

で、やたらみずぴー☆ことを「艶髪の少女」って表現してんだけど、多用し過ぎじゃね?どんだけ言いたいねんってくらい回数あるぞ。

そして今回も出番の無い都子さん。みずぴー☆と接触したら、宮本がえらいことになりそうだから、このまま出て来ないままなのだろうか……。
次は2011年12月。

燃:B 萌:B+ 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
青春ラリアット!!(2011/02) 
青春ラリアット!!③(2011/12)

アニメ,電撃文庫

「だからせめて、みんなに幸運を」

本体を取り戻しに向かった“祭礼の蛇”と三柱臣達。陽動して、世界各地で[仮装舞踏会]が動き出す。
迎撃にあたるフレイムヘイズ兵団。今回もまた、わらわらと新しいフレイムヘイズが出て来たようで。もう誰が誰やら判らんw

一方、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカは『天道宮』を再浮上させる。BGMがやたら壮大だったな。

そして遂に『星黎殿』への侵攻が開始される。反撃開始と共に、EDに入る演出が素敵。今回はそのままEDが戦闘シーンになってる。

燃:A 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
第7話「神門」
第9話「星黎殿へ」

角川スニーカー文庫,角川文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

スニーカーは27日くらいに出ていたのではないかと思う。注文してたので、こんな日に購入報告ですが。ブツは、

・文庫版 彩雲国物語 三、花は紫宮に咲く
・レイセン File4:サマーウォー
彩雲国物語 三、花は紫宮に咲く (角川文庫)レイセン File4:サマーウォー (角川スニーカー文庫)

あと、注文していた、

・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <2>(講談社ラノベ文庫)
アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2 (講談社ラノベ文庫)

で、計3冊。

スニーカーでは『地球の切札3 地球の未来は任されました。』『墜落世界のハイダイバー』4巻が、それぞれ完結か。
地球の切り札 (3)地球の未来は任されました。 (角川スニーカー文庫)墜落世界のハイダイバー4 (角川スニーカー文庫)

アニメ

「健闘を祈る。勇敢な反逆者ども」

まさかの元日放送です。
OPの最後の方のディーヴァがシルエットに変更。前回の改造部分が映ってるのか。それなら公開まで差し替える必要無いんじゃ……。

さて、ミンスリーから脱出しようとするディーヴァの前に連邦の艦隊が立ち塞がる。
身動きが取れないところへUEが襲来。
自分達を見捨てず、UEと戦うことを選んだグルーデックさん達の姿勢に感銘を受けたストラー中佐は共同戦線をとることに。

今まで気付かなかっただけかもしれんけど、ガフランが手にビームライフル持ってましたね。
対して、ディーヴァサイドはラーガンのジェノアスがビームライフを装備。あれはドッズライフルなのか?
何にしてもラーガンにも、ようやくまともな活躍の場が巡ってきたか。

適度にやられて撤退していくUE。結局何しに出て来たんだ?連邦の仲間割れをやめさせに来たようにも見えるのだが、考え過ぎか?

この戦いでフリットはニュータイプ的な能力Xラウンダーに目覚め始める。
一方、その頃、デシルはユリンを攫いにミンスリーへとやって来ていた。以前、ガフランが探していたのはXラウンダーだったってことか?

細かい部分を無視すれば、面白くなりそうな気配……か……?

燃:A 萌:B+ 笑:C 総:A

エピソードリンク
第11話「ミンスリーの再会」
第13話「宇宙要塞アンバット」

MF文庫J,アニメ

「調子良いのか悪いのか、どっちなんだお前は……」

サブタイから察せられるように、水着回2回目です。と言っても、水着が出て来るのは後半になってからだが。

夜空に騙されたマリアは学園の敷地内を全裸で疾走するが、姉のケイトに目撃されてしまう。
アニメではケイトは正式に登場せずに終わるのか?

幸村は男子更衣室で女物の水着へと着替えるが、状況的には通報されてもおかしくないのでは……。

夜空と理科はプールへ行くまでに人込みに酔ってしまい、体調を崩す。結局、水着に着替えることもなく、撤収する羽目に。
小鷹達はそんな彼女達を追って、バス乗り場までやって来るが、水着のまま外に出れんのか。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第7話「携帯電話は着信が少ない_| ̄|○」
第9話「理事長は追想が切ない(-_-)」

ガンガンノベルズ

著:内田 俊 イラスト:朴 晟佑

「ほら、全部受け止めた」

ノベルズ発売直後にガンガンONLINEに掲載されたお試し短編。ノベルズの帯で存在を知ったので、忘れない内に読んでおこうと。
ってか、公開から1年近く経ってるのに、まだ公開中なのかよw

内容は本編の間の出来事。タイトル通り、教室で鍋をつつく話。
ギャグに特化した短編かと思いきや、何故か最後に戦闘もあるという。お試し短編としては正しい在り方だけど。

ゲームネタが強かったような気がするな。『星をみるひと』とか、ガンガン読むメイン世代が知ってんのかよw

どうでも良いが、冷製パスタ喰いたくなってきたわ。
で、先行コミカライズとかお試し短編とか、色々宣伝してるのに続刊は出せないのか……。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
おらくる☆ヒミコさん

ガンガンノベルズ,コミカライズ

おらくる☆ヒミコさん 1 (ガンガンコミックスONLINE)
原作:内田 俊 作画:柚木 涼太 キャラクター原案:朴 晟佑

「祓いたまえと神が呼ぶ。清めたまえと人が呼ぶ。神と人の子の使者」
「オラクル☆ヒミコさん、ただいま参上!!」

2011年2月の新刊。原作小説と同時発売ということで、連載としてはこちらの方が世に出たのが先という面白い状態に。
こちらの帯にも「巫女…それは日本が世界に誇るべき至宝…!」って書いてあって吹いた。

内容としては単純に、原作を圧縮したコミカライズ。と言っても、別に早回しというわけではない。
というか、ネタをごっそり削ると、大分すっきりするんだなw
まぁ、ネタが無くなった分、面白くなくなってるんだけど(ぉ

ただ、絵は原作よりも断然良い。朴さんの絵って、バトルには向いてるんだろうけど、単純な萌え絵に合ってないんではないかなーと。妙に等身が高いというか。
その点、こっちはロリ寄りの作画で、個人的にはこっちの方が好み。

続きはとっくに出てるんだけど、出てたことに数日前に気付いたんだよな。で、こんなタイミングで既刊消化したっていう。
結局、2巻は買わなくていいかって結論だけどな。

燃:C 萌:A- 笑:C+ 総:B+

原作リンク
おらくる☆ヒミコさん(2011/02)

作画リンク
俺、ツインテールになります。π <1>(2014/12)

ガンガンノベルズ

おらくる☆ヒミコさん (ガンガンノベルズ)
著:内田 俊 イラスト:朴 晟佑(パク・ソンウ)

「━━ヴァレリオ、思い出せ!僕とクィーン〇ブレイドで戦った、あの日々を!」

ガンガンノベルズ2011年2月の新刊。約半年の積み。第1回スクウェア・エニックスライトノベル大賞入選作。
内田さんはこの他にもメガミ文庫、MFで受賞しており、その2作が面白かったので、こちらも購入した次第。
イラストの朴さんはアニメ化もした漫画『黒神』の作者。

ある日、神主の息子、剣(つるぎ)の元に、未来からオラクル☆ヒミコさんと名乗る巫女少女がやって来る。
剣は将来、巫女萌えに覚醒し、世界中を巻き込んだ宗教戦争を引き起こすらしい。ヒミコさんは、戦争の原因となる剣を過去に遡って始末しようとするキリスト教から、彼を守るためにやってきた護衛だった……というお話。
あれ、それって電撃文庫『撲殺天使ドクロちゃん』じゃね?いや、よくあるパターンなのかもしれんけど。

メガミ文庫『倒錯クロスファイト』、MF文庫J『喰 -kuu-』と同じく、イカレたギャグと割とガチバトルということで、方向性は近い。
こっちでもライフパスって言っていて吹いた。ライフパスって書きたいだけだろw

他の作品に比べて、ネタのバリエーションが広過ぎる。
森鴎外→森王凱→勇者王の仲間とかクソワロタ
平然と出て来る『ゼーガペイン』ネタとかも。
後書きはバトルドームだったしな。

惜しいのは散々触手を出しておきながら、触手の挿絵が全然無いこと。特に、プールに触手が出現した上、地の文でネタ振りまでしたのに、触手+スク水で挿絵が1枚も無いなんて絶対に許さない。

普通に続刊出来る終わり方なんだけど、ガンガンノベルズなので、勿論続きは出ませんね。

面白いのは、この本と同時にコミカライズが出ているというところ。ということはコミカライズの方が先行して公開されてるってことなんだよな。
これはなかなか例の無い試みなんじゃないか?

前から疑問なんだけど、このレーベルって新人育てる気無いのかな?そのくせ、新人賞は毎年開催してんだよなー。元から凄い才能を発揮してる人が来ない限り、続刊を出させる気がないのか……?
まぁ、そんな傾向全開のとこに応募してる人達もよく理解らんけど。他レーベルで同時デビューなら、ともかく。
ここからだけのデビューだったら確実にプロになり損だと思うんだが……。

燃:B- 萌:A- 笑:A 総:A

シリーズリンク
おらくる☆ヒミコさん 番外編 せっかくだから鍋にしよう

コミカライズリンク
おらくる☆ヒミコさん <1>(2011/02)

著者リンク
喰 -kuu-(MF文庫J、2010/11)
倒錯クロスファイト(メガミ文庫、2011/01)
あおはるっ!(MF文庫J、2012/01)
朽ちた神への聖謡譚(MF文庫J、2013/04)
戦極ヤヲヨロズ 無課金だけど神殺し(MF文庫J、2014/10)
吾輩はオークである。 女騎士はまだいない。(MF文庫J、2016/02)