電撃文庫

さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)
著:鴨志田 一 イラスト:溝口 ケージ

「お兄ちゃん、さっきからましろさんをちら見してる!」
「し、しとらんわ!」
「空太は、いつだってわたしをもろ見」
「ちょろ見くらいだよ!」

2011年5月の新刊。約7ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。
さて、えげつない引きで終わった4巻ですが、今回は年越しの空太の帰省から、卒業式の2週間前までが描かれる。
だから、進行早ぇよ!いや、だらだらやったら絶対詰まんなくなるだろうけどさ!
一般的なラノベだったら、帰省だけで1冊使うぞ。ちょっと前に読んだガガガ文庫『RIGHT×LIGHT』7巻は1冊丸ごと帰省みたいなもんだったな。

目次の『空太争奪戦線異常のみ!』で吹いた。
帰省ということで、いよいよ空太の妹、優子が登場。電話越しのテンションで十分伝わってきていたように、お兄ちゃん大好きっ娘です。
案の定、スイコー入学を目論むが、何と落っこちました。この作品、チャレンジに対しては容赦無く挫折を突き付けてくるよな……。

ってか、この優子のハイテンションっぷりはここで出番終了させるには惜しい気がするのだが。今後も何かしらの形で賑やかしに来てほしいところだな。
空太がまたもや顔射していてワロタ

空太の両親って確か電話越しにも出たことなかったと思うけど、お父さん割と変態だな!ビックリしたわ。

ようやく美咲先輩と仁先輩のゴタゴタに決着が。実質婚約みたいなもんだよなぁ。
ってか、卒業式が終わったら、この2人って退場すんのかな。美咲先輩はエスカレーターだから、まだまだ出て来るのかもしれんが、仁先輩は大阪ではなぁ。

そして突然告げられるさくら荘取り壊し。懸念事項が減るどころが次々と増えていく……ってところで続く。
また引っ張ったよ……。しかも、次は短編集だから話進まねぇじゃん。
そんなわけで、次は2011年9月にシリーズ初の短編集である5.5巻、12月に6巻です。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
さくら荘のペットな彼女 <4>(2010/12)
さくら荘のペットな彼女 <5.5>(2011/09)

アニメ

「こまけぇなぁ。こういうときは、うめー!の一言でいーんだよ!」

サブタイが発する、ちょっと何言ってんのか理解んないです感は異常。

さて、タギル達のクラスメイト、マサルの家はラーメン屋。彼の父がデジクオーツに攫われ、オーガモンとフーガモンのラーメン屋を手伝わされているのを助けに行くことに。
しかし、マサルの父は行列の出来るラーメンに味を占め、初心を忘れてしまっていて……というお話。
マサルと言えば、5代目の主人公と名前被ってるじゃねーかw

オーガモンと言えば、『無印』に出てたよな。
いやしかし、ラーメン勝負とかいいから、デジモンバトルをですね……。
前回が凄く良かっただけに、シナリオのブレっぷり半端無ぇw

『テイマーズ』のときみたいに、いずれ戦うべき本当の敵が出て来るんじゃないかと思ってたんだけど、そういうわけでもないのかなぁ。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
#65「タギルがふにゃふにゃ!?ガムドラモン大ピンチ!!」
#67「子どもだけの世界旅行!夢のデジモントレイン」

アニメ

「私がこいつ等にしてやれることは━━━━!!」

トリオ・ザ・マイナーの罠にはまり、アフロディテ様が攫われてしまった。響達とメフィストはアフロディテ様救出のため、マイナーランドへ乗り込むことに。

ファルセットはアフロディテの身柄と引き換えにキュアモジューレを要求。響達は何とか対等な交渉に持っていこうと奮闘するが、アフロディテ様の生命をカードとして切られてはどうしても不利。

そこへ不意を突いたメフィストが乱入、アフロディテ様を救出。
その隙に、ハミィが駆けこんできて、モジューレを響達の元へと放り投げる。この辺りから、ボリューム小さめでモジュレーションのBGMが流れ出して、変身シーンに繋がる演出が格好良くて燃える。
ホント、モジュレーションのBGM格好良いよな。

しかも、この後、ミュージックロンド×2+ハートフルビートロック+スパークリングシャワー同時発動という熱血展開。
そうだよ、これが見たかったんだよ!しょぼいバンクのアンサンブルとかじゃなくてさあ!
3拍子まで決まれば激アツだったんだが、流れ的に成功する筈もなく。

一方、メフィストはバスドラとバリトンの中にあるノイズの邪悪な力を自らの身体へと移し、自分の身体ごと滅殺しようとする。
おいおい、国王として戻って来てから、この人頑張り過ぎじゃね?凄い勢いで株が上昇してますよ!

ここでトリオ・ザ・マイナー誕生の秘密が明らかになる。彼等は元々メイジャーランドの三銃士で、悪のノイズに心を染められて魔響の森から帰ってきたメフィストによって、洗脳されていたらしい。
ファルセットにはメフィストの洗脳だけでなく、ノイズ自身の洗脳も掛けられていたってことか。
ちゃんとトリオ・ザ・マイナーにもちゃんとした出自があったのか。凄ぇな。例年なら脳内補完任せの部分がちゃんと説明されるとは。

メフィストの叫びで正気を取り戻したバスドラとバリトンは、ファルセットの攻撃からアフロディテ様を守ってくれるが、今度は彼等の生命が危険に晒されてしまう。

見るに見かねたメロディ達は自ら変身を解き、ト音記号をファルセットに渡すことに。音符はすぐさま楽譜へと定着し、遂に不幸のメロディが完成してしまう。

勝利の笑い声を響かせるノイズ怖過ぎワロタ
声が怖ぇんだよw
鳴き声じゃなくて、完全に笑い声だったしな。

さあ、次回の聖夜の奇跡とはト音記号無しでの変身だけを指しているのか、それともクレッシェンド化があったりするのか。
あってほしいなー、でも高望みだろーなー。

燃:A+ 萌:A+ 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第42話「ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ!」
第44話「ドレラド~♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ!」

特撮

「有り得ないほどの明るさ。全く恥じらいを見せないあの態度。凄いよ!」

園田先生に自分達の使命を思い出させようとする速水校長。クリスマスプレゼントですと言いながらドアを開くと、盗み聞きをしようとしていた大杉先生が飛び込んでくるもんだから、大杉先生がクリスマスプレゼントなのかとオモタ

前回の2段階リミットブレイクによって、ロケットとドリルは再調整が必要になったため、暫く使用不能。
使用率の高いスイッチが使えなくなるって展開は燃えるな。
変身時にはドリルの代わりにスパイクだったけど、ロケットの代わりのスイッチは何だったんだろう。

グリークラブ(合唱部)が幼稚園のクリスマス会で歌を披露するために、ユウキに助っ人を頼みにやって来る。
ユウキはノリノリだが、宇宙オタクっぷりを全力発揮して……。
グリークラブの部長って『アギト』の太一なんだってな。全然分かんねぇ……。

一方、美術部長の少年、元山はペルセウス・ゾディアーツに変身して、自分が絵を描くのに邪魔になるものを次々と襲っていく。

賢吾が何か変な赤い服着てる!って思ったら、学園指定のコートなのか。なんちゅー派手な色だよw

ペルセウスのスイッチャーが元山だと知った弦太朗は彼を止めに向かう。
ラストワンへと至った元山だったが、フォーゼの零距離ライダー爆熱シュートで撃破される。
速水先生がじっくり育てていたらしいから、いきなりラストワンに至ったわけではないのか。

さあ、スイッチオフだと思った矢先、スイッチに再び力が集まり、ペルセウスが復活。更に、ペルセウス座の最輝星が強く輝きだした。

ここで設定説明。ラストワンを超えたその先にあるのが十二使徒の力。元山はそれに目覚めつつあるらしい。

園田先生もかつてはカニスミノル・ゾディアーツ(子犬座)のスイッチャーだったが、スコーピオン・ゾディアーツとして覚醒したらしい。
園田先生がスコーピオンとして覚醒したのは天ノ川学園の学生だったとき。ってことは、どう少なく見積もってもホロスコープスは4年程度昔から活動していたってことか。そうすると、何故今になってゾディアーツ事件が頻発するようになったかって疑問に繋がるわけだが。
賢吾達の入学前から事件が起こっていてもおかしくはないわけで。

現在覚醒している十二使徒は4名のみ。そんなに少ないんかい。こんなペースで全員揃うのかな?
もしかしてライダー部にも資質を持ってる奴が居るんじゃないか?賢吾が時折、頭痛のようなものに悩まされているのも使徒としての覚醒が関係あったりとか……。

ってか、後8席も空いてるなら、大杉先生ワンチャンあるで!
持ってたお弁当が「かに弁当」だったのは伏線なのか……。前のさそり座発言はあからさま過ぎてミスリード丸判りだったけど、今回はさり気なく持ってただけに……。

次回はメテオ登場です。年明けからかと思ってたが。まぁ、顔見せ程度なのかもしれんけど。

燃:A+ 萌:A- 笑:B+ 総:S-

エピソードリンク
第14話「毒・針・猛・襲」
第16話「正・邪・葛・藤」

特撮

「この僕達の旅は絶対に終わらせない!」

さて、1人になってしまったハカセは、ナビィに伝説の勇者説が捏造だったことを打ち明ける。
って、女星セブンも作ったのかよ!ハカセ凄ぇな!

マーベラスはアクドス・ギルの命令により地球で処刑されることに。
そこへハカセが単身現れる。ギンガグリーンやマジグリーンに豪快チェンジして自分に注意を引きつけておいて、ナビィがマーベラスを救出。
ここでバスコはナビィに気付いておきながら見逃してんだよな。

更に、サリーに助けられていたジョー達も駆け付ける。
バスコは後ろからダマラスをブッスリと。いやぁ、悪いやっちゃなぁ。こういう悪役好きだ。
現実では絶対お目にかかりたくないが。

バスコ曰く、大いなる力を見付けるためにゴーカイジャーの力が必要らしい。確かに、ザンギャックは大いなる力ゲットに関しては実績ゼロだもんな。

ちなみにバスコは太陽戦隊サンバルカンと地球戦隊ファイブマンの大いなる力もゲット済みであることが判明。
これで残るは、バトルフィーバーJと忍者戦隊カクレンジャーの大いなる力のみとなった。

名乗りのときに背後が爆発する演出があったけど、『ゴーカイジャー』では普段あんまり見ない演出だよな。

6人揃ってからは、まさかのオールグリーンの豪快チェンジ。内訳は、

・ゴーカイレッド→デンジグリーン
・ゴーカイブルー→シンケングリーン
・ゴーカイイエロー→シシレンジャー
・ゴーカイグリーン→ミドレンジャー
・ゴーカイピンク→グリーンフラッシュ
・ゴーカイシルバー→シュリケンジャー

緑一色は絵面としても珍しい気がするな。赤一色はスペシャル映像とかであるからなぁ。

ガレオンバスターによるライジングストライク2連発で撃破。
巨大戦は全ゴーカイマシンを呼んでフルボッコ。これ、普通の行動隊長クラスにやったら明らかにオーバーキルだけど、ダマラス相手にやることで、上手いこと年末商戦アピールと絡めてきたな。
こうしてみると、ゴーカイマシンと言いつつ、まともにマシンなのってパトストライカーだけなんだなw

EDは『ゴーカイジャーVSギャバン』の映像に。結構、懐かしい敵が登場するみたいなんだけど、ジェラシット出るのかよwwwww

燃:A+ 萌:B 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
第42話「宇宙最強の男」
第44話「素敵な聖夜」

コミカライズ,ファミ通文庫

ココロコネクト(2) (ファミ通クリアコミックス)
原作:庵田 定夏 キャラクター原案:白身魚 漫画:CUTEG

「…くそっ、なんなんだよ、お前はっ。バカな真似ばっかりしやがって…」
「……」
「アタシまで、惚れさせる気かよ…」

2011年12月の新刊。表紙は伊織に続いて、稲葉。
1巻は人格入れ替わりのドタバタを描いてるって印象が強かったけど、今回はそれぞれが抱えてるトラウマのようなものが見え始めてきて、面白くなってきたかな。

やたらと稲葉プッシュなのは気のせいですか?

CUTEGさんの絵は安定して良いと思います。アニメの放映前までに、ある程度冊数を出せたら、結構な売上を出せそうだが……。
いや、アニメの制作がSILVER LINK.って前提でな。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

シリーズリンク
ココロコネクト 1巻(2011/05)
ココロコネクト 3巻(2012/07)

コミカライズ,角川スニーカー文庫

子ひつじは迷わない ひつじが2ひき (角川コミックス・エース 204-8)
漫画:貴島 煉瓦 原作:玩具堂 キャラクター原案:籠目

「ボーリング玉をヘディングして死ねばいいと思ってるわ」

2011年11月の新刊。第2巻にして最終巻。何なの、コンプエース連載の漫画って、長く続けちゃ駄目なルールでもあるの?
いや、長く続けるほど人気の出る漫画が無いのかもしれんが。

今回初登場の仙波の妹がウエイトレス姿で可愛いですね。俺、こういうビジュアル好きなんだよなぁ。

やっぱり文字が圧倒的に多い……。1巻のときも書いたが、もうちょっと絵で説明出来んものか……。
オムライスのときは容疑者の特徴をまとめた表でも出せば良かったと思うのだが。
オム神様とかフォローしてる場合じゃねーw

ラストエピソードは原作の話を何本か飛ばして、成田の過去も絡んだ松宮楓のエピソードか。
今回は原作者の書き下ろし無し。

後書きの競泳水着+黒ソックスの仙波さんは大変エロいですね。けしからんな。
内容的には切りってレベルだけど、これで完結だし、取り敢えずビニールカバー掛けとこうかな、と。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B+

シリーズリンク
子ひつじは迷わない ひつじが1ぴき(2011/05)

MF文庫J,コミカライズ

えむえむっ! 6 (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:氷樹 一世 原作:松野 秋鳴 キャラクターデザイン:QP:flapper

「こんな姿で歩いてたら完全に変態じゃないか……!」
「違うわ、ブタロウ」
「今のあんたは変態ではなくド変態なのよ」
「なおさら嫌ですよ!!」

2011年11月の新刊。原作者の松野さんが亡くなってから出るのは初めてか。特に松野さんが亡くなったことには触れられていないな。

今回は丸々ほぼ1冊、RPG編。日常系のキャラがRPGの世界に入って冒険するって結構ベタな展開だよな……。

この頃の原作といえば、露骨な引き延ばしに入って、若干グダってた部分だけど、絵が付いたことで、そこそこ楽しめる内容になったかなという印象。
ラストバトル付近とか、絵だけ見たら割と面白そうに見えるから困るw
いやまぁ、ぱんつ被ってる太郎はド変態以外の何者でもなかったが。

次でラストらしいんだけど、元から終わる予定だったんだろうか……?

燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
えむえむっ! <5>(2011/02)
えむえむっ! <7>(2012/03)

漫画

朝まで授業Chu!② (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:むにゅう 原作:太田 顕喜

「言っておきますけど、ここからはずっと私のターンですから!貴様のターンは二度と来ない!」

2011年11月の新刊。1年半振りくらいの新刊か。ようやっと出たと思ったら、アニメ化ですって。
いやいや、これはむにゅうさんの絵がエロいから良いのであって、規制だらけになるであろうアニメにされても……。
AT-X独占放送とかだったら知らんが。

さて、今回は生徒会長パトリシア押しな内容。と言っても、内容とか正直無いですよねー。エロいだけですもんねー。

スク水を破いたことだけは絶対に許さない。
次はもう買いません。

燃:C 萌:A+ 笑:C+ 総:B

シリーズリンク
朝まで授業Chu! <1>(2010/02)

特撮

「化粧は人間が唯一出来る魔法みたいなもんですからね」

今回のホラーは歳をとり、舞台に立つことの出来なくなった役者に取り憑いたアグトゥルス。
鋼牙との戦いの中で、化粧によって様々な姿をとるという演出が面白かったな。

鋼牙はカオルとイチャイチャし過ぎだと思うの。
で、最後にレオの意味深なカットという。次回はレオの出番多めっぽいな。

燃:A 萌:B+ 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第8話「妖刀」
第10話「秘密」