アニメ,GA文庫

「人には会うべきときというものがありますからね」

 

 キネ二話に突入した筈だが、どんどんアニメオリジナル展開が強くなっていきます。つーかキャラクターの性格から大分変わってきましたよ。

 

    学院長がユフィンリーの事務所のために学生をピックアップしている。原作では学院長のお気に入りリストをユフィンリーが見せてもらうという形だった。

 

    プリネシカが嫉妬して、コーティに靴を投げようとする。アニメでは随分とアグレッシブです。

 

 

    ペルセルテはフォロンを食事に誘うのに、頬を赤らめる。原作ではもっと猪突猛進と言うか天真爛漫と言うか。

 

    ユギリ姉妹がフォロンの気を引くため、演劇部から衣装を借りてコスプレと言うか仮装。何、このラブコメにありがちな緩い展開w

と言うか演劇部と言えば、『エイフォニック・ソングバード』なわけだが、時系列から考えると、ウリ坊達の出番は万に一つも無いよなぁ。

 

    ライカの苗字ってカラサキだったの?原作で触れてたっけなぁ。まあ偽名かもしれんけど。

 

    そのライカが第六神曲公社の社員として、トルバス神曲学院に見学にやって来る。ユフィンリーが案内を任されるが、ころっと騙される。ユフィンリーはもっとしっかりしてるだろ。

騙したのは無限鍵盤の在り処に見当をつけるため。

ユフィンリー相手にライカがボルゾンへの想いを語るシーンもあったりする。

 

    ライカがダングイスに目を付けるシーンがある。ただ、今後、原作通りにタヌキモ精霊が出てくるかは微妙なところ。

 

    体育館っぽい施設が登場。こんなん原作に出て来たっけなと思ったけど、よく考えたら、基礎戦闘訓練で使ってる場所がそうなのかな。

 

    夜の学院でライカの正体を知るユフィンリー。って、正体知るの早ッ!このときのライカの格好が原作と違うが、ここでフォロンの資料を盗まれるのは同じ。

 

    とてもバルゲスとは思えない黒い球体が登場。精霊雷でどうにかしてるんだろうか。

 

    最後にボルゾンが声だけ登場。キネ後半の要素を早めに出してくるのは上手いと思う。

 

 今回はこんなところか。後はアイキャッチでコーティが神曲公社の職員のコスプレをしているが良かった。アイキャッチではもっとそういう本編では見れないようなことをしてほしいな。

 

燃:A- 萌:A+ 笑:B 総:A

神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 2 神曲奏界ポリフォニカ (GA文庫)
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 2 神曲奏界ポリフォニカ (GA文庫)

アニメ

便秘を侮っちゃいけないわ!」

 

 いやまぁ、そんなオチだろうと思ったけどw

 

 シフォンが苦しんでいる理由が判らないと慌てるラブ達。獣医の娘であるブッキーに期待が寄せられるが、何も出来ない彼女は落ち込んでしまう。

 しかし、ブッキーとシフォンの気持ちを通じ合わせたいという想いがリンクルンの中からイエローピックルンを呼び覚ます。このピックルンの特性は想いを伝えることで、シフォンは喋れるようになる。ピックルン、便利だなオイ。

 

 そしてパインの新たな力、キュアスティックパインフルート。必殺技はピーチと同じで、プリキュアヒーリングフレアフレッシュ。大まかなアクションも大体一緒。

 

 今回出て来たのはサウラーだったが、よく考えたら一時間ぶっ通しで出演じゃないっすか。

 

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

特撮

「きっとこの世界はもう終わっているんですね……」

 

 電王世界前編。この世界での士の役割は探偵?と言うか桜井さんじゃん。

 で、いきなりモモさんに憑依される士。M士はその辺を歩いていた人間をとっ捕まえ、憑依していたモールイマジンを引きずり出す

 更に、そのまま電王に変身して、モールを撃破。もう特異点の設定とかガン無視ですか……。まぁ、『さらば電王』でも変身してたけど。

 

 夏みかんの笑いのツボ攻撃でモモさんは士から追い出されるが、今度はユウスケに憑依。

 彼曰く、突然実体化が出来なくなってしまったという。その原因と思われるモールを狩っているとのこと。

 

 その後も士はウラ、キン、リュウタに次々と憑依される。憑依される度にがらっと衣装が変わってるけど、いつもより相当衣装代掛かってそうだな……。

 ウラ達はディケイドが実体化不能の原因と考え、襲ってくる。やっぱり鳴滝が吹き込んだんだろうなぁ。

 

 ディケイドを倒そうと思ったら、士に憑いているわけにはいかない。かと言って、実態が無いと変身出来ないので、夏みかんが犠牲に。U夏みかん、K夏みかん、R夏みかんとバリエーションが豊富。ファンサービスがきいていて素敵。

 

 で、電王ガンフォームに変身する夏みかん。これは一応、女性がライダーに変身するという非常に珍しい展開という分類にして良いのだろうか。

 どうでも良いけど、夏みかんってニーソ率高いな。

 

 ディケイドはアギトへカメンライド。アックスフォームに対抗して、フレイムフォームへフォームライド。フレイムセイバーはディケイドライバーから出て来るのかと思ったら、普通にフォームチェンジした直後に手に持ってました。

 更にストームフォームに。電王はロッドフォームに。

 って、ED流すの早いよ!まだAパートじゃん!

 

 ディケイドと電王の戦いの途中に、イマジンなのか何なのかよく理解らん配下を引き連れたシルバラが出現。アリゲーターイマジンも現れてたけど、これって二体が手を組んでるってことか?

 つーか憑依した相手の願いを叶える形で実体化って設定は無くなってるのか?

 

 この戦いの途中で、鳴滝の世界移動っぽい現象が起こり、何もない荒野のようなところへ飛ばされたディケイドと電王。

 夏みかんはライダー大戦のときに来ていたワンピースに変わっていたけど、意味のある演出なんだろうか。

 そこへ現れたデンライナーに拾われる士達。当然、中にはコハナ、ナオミ、オーナーが。何でジーク居ないんだろう。

 ふと思ったんだけど、アギトとナオミの絡みが見てみたいな。

 

 一方、単独行動をしていたMユウスケの前に海東が現れる。海東はモモさんにデンライナーにファイナルフォームライドしてくれと迫る。このとき、彼はデンオウデンライナーのFFRカードを見せている。しかし、今後実際に電王が変形するのはモモさんなわけで、これが何を意味するのかというのは気になるところ。

 にしても、ディケイドが居なけりゃFFRするもなにもないと思うんだが。

 

 喧嘩腰のモモさんにサソードとサガをけしかけるディエンド。今更だけど、マスクドフォームが無かったことにされているという事実に全俺が泣いた。

 で、電王ソードフォームがフルボッコされたところで続く。

 

 取り敢えず前編を視て判ったことは、いくらオリジナルキャストだからと言って、『電王』の直接的な続編とは考えない方が良いってことですね。

 つーか、良太郎の「り」の字も出ねぇ……。普通にリョウタロウを出しちゃ駄目なのか?

 

 以下雑誌ネタバレです。

 次はカブト世界。人間を滅ぼそうとするワームが暴れているそうな。オリジナルの世界では人間社会に潜伏して乗っ取ろうとしてたんだっけ?

 

ザビーに変身するのはゼクト隊長弟切ソウ。ファーストネームは矢車さんのなのね。

どうもフィロキセラワームの擬態っぽい。

また弟切の部下にガタックが居るらしい。

 

クロックアップをキャンセルするクロックダウンシステムとかいうのが出て来るらしい。

そしてクロックアップVSファイズアクセルフォームクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!これは楽しみだ。

でも普通にフォームライドでなれるの?

 

最後が響鬼世界。電王世界に続き、大量にオリジナルキャストが登場。イブキ、トドロキ、ザンキさん、アキラが確定。このキャスティングに物語的な意味はあるのだろうか。ただ、オリジナルキャストが揃え易かったからファンサービス的なことでそうしてるだけという可能性もあるしなぁ。

 

この世界ではヒビキ流、イブキ流、ザンキ流、三つの音撃道が存在する。トドロキ流でないところに捻りを感じる。

 

 アスムがヒビキの弟子として登場したり、アキラは天鬼(あまき)という鬼に変身したりと、オリジナルで見れなかった部分が見えそうで楽しみだ。

 

 新しい魔化魍として、人間サイズの牛鬼が登場。頭部のデザインが鬼に似ていることから鬼のなれの果て、変身を嫌がる響きなのではという推測が飛び交っているが果たして……。

また、この世界でのヒビキがオリジナルのアスムではないかという意見もある。

 

そして夏の映画公開が確定。まぁ、これは判り切っていることだが。昭和ライダー登場確定ってホントなの?

 

燃:S- 萌:A- 笑:B+ 総:S

特撮

「かえって足手まといだ!」

 

 シタリが調べたことにより、ある事実が判明する。志葉家には代々当主しか使えない封印の文字があり、それによってドウコクは先代志葉家当主に封印されたのだ

 だが、その文字を使いこなすには相当のモヂカラが必要で、先代も完全にドウコクを封印することは出来なかった。

 

 その事実を知ったドウコクはブチ切れ、現世に大量のナナシが出現する。

 

 流之介達、家臣もそのことを知り、改めて丈瑠を守ろうとするが、丈瑠は足手まといと切り捨てる。

 本当は仲間に傷ついてほしくないからなんだろうけど、折角絆が深まりかけていたのに、また一歩下がっちゃった感じだな。

 

 丈瑠を始末するため、強力なアヤカシ、ウシロブシが送り込まれてくる。丈瑠を守って、倒れる流之介とことは。目の前で仲間をやられて、相当ショックだったと思われる。

 

 そこへ今度は十蔵が乱入してきて、三巴の戦いに。ウシロブシは水切れで撤退。十蔵は丈瑠が本調子でないことに落胆し、撤退

 何とか窮地は切り抜けられたが、シンケンジャーの間に暗い影が落ちる。ってところで続く。

 

 EDはまた二番に。基準が判らん……。

 

燃:A 萌:B 笑:C 総:A

角川スニーカー文庫

ミスマルカ興国物語〈1〉 (角川スニーカー文庫)

著:林 トモアキ イラスト:ともぞ

「舐めるなよ帝国三番姫!」
「こちらの罠に掛かっているということをまだ理解しないのか!それを試してやる!?聞いたこちらが赤面するようなことをぬけぬけと!」
「生き死にを聞いてやっているのはこちら側だということを忘れるな!こんな弱小国家に一人残された、死ぬしか能のないイカれた大虚けと!全帝国国民の期待と羨望を一身に負って立つ自分自身とを!天秤にかける覚悟はあるのかと聞いている!!」
「……さあ。己の刃に聞いてみろ」

阿呆台詞をチョイスしようと思ったけど、マヒロ王子が格好良過ぎて吹いた。
新品。注文したらカバー破れてる奴が届いてファッキンだったが。

さて、『戦闘城砦マスラヲ』の連載中に刊行が開始された林トモアキさんの四番目のシリーズは異世界を舞台にした、口先だけで大陸統一を目指すファンタジー。
主人公のマヒロ王子は暴力が嫌いで一切暴力を行使することなく、窮地を切り抜けていく。ラストへ向けての駆け引きの連続は否応なく盛り上りを見せた。

ヒロインの筈のパリエルはヒロインと言うか完全に突っ込み役ですよね。「ファッキン王子ッ!!」とか。

林さんのシリーズで御馴染みの他シリーズとのリンクは今回も健在。つーか、そのリンクがあったからこそ手を出したわけで。
まずは目次のページに載ってる地図にいきなりゼピルム共和国ってのが出て来るしな。他にも聖魔王とか聖魔杯とかアウターとかの固有名詞も登場。
旧文明の遺物として機械が出て来てるから、一回何らかの要因で鈴蘭やヒデオ達の居る世界の文明がリセットされたってことなのかな。それとも、『マスラヲ』で聖魔杯が行われている空間のように別の世界を作って、そこに移住した人達が居たとか。

後書きでは、完全な異世界ファンタジーをやりたかったと言っているが、バイクとかが露骨に旧文明の遺物として登場しているのは良いのか?
何にせよ、予想外に面白く、今から続きを読むのが楽しみです。いつのことになるやら

燃:A+ 萌:B 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
ミスマルカ興国物語Ⅱ(2008/05)

世界観リンク
戦闘城塞マスラヲ Vol.1 負け犬にウイルス(2006/10)

著者リンク
現役プロ美少女ライトノベル作家が教える!ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ!?(2014/04)

イラストリンク
命がけのゲームに巻き込まれたので嫌いな奴をノリノリで片っ端から殺してやることにした <1>(HJ文庫、2015/12)

アニメ

FIGHT.34「サンレッド抹殺会議」

FIGHT.35「闇の牙がレッドを襲う!?

 

「太陽が月に屈する時が来たのだ!」

 

 ヘルウルフがとても可愛い件。

 

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B

MF文庫J

ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)
著:平坂 読 イラスト:じろう

「人間は、どこまで行けるのかな?……どこまで行ってしまえるのかな?」
「どこまででも行けますよ。……どこまででも行ってしまえるんだと思います」
「そして━━どれだけでも幸せになれるんですよ、きっと。愛さえ、忘れなければ」

約2日の積み。5ヶ月振りの新刊。でも間に『ラノベ部』が挟まってるので、執筆スピード自体は普通。

さて、名実共に『ねくろま。』最終巻です。タイトルだけ見ると、外伝臭いですが、ちゃんとした本編です。

最後はほぼシリアス無しのお祭り騒ぎ。最後も全裸祭りです。主人公のソリスも弾けてて、最終巻なのに、幼女化した挙句、大衆の面前でO・MO・RA・SHIするというミラクル。
最後の最後まで、いつも通りでした。

総評

そういうわけで、裸ブコメファンタジー、『ねくろま。』7七巻これにて完結。巻を重ねるごとに全裸へのこだわりが酷くなっていって、後半なんか全裸でない挿絵を探すのが難しいというイカれた状態に。
しかし、ラブコメVSシリアスなんて構図を堂々と書ける平坂さんは凄いと思う。
ファンタジー絡みの設定でも呪文詠唱が独特で面白かった。どこかで使い回せば良い思います。

後はじろうさんのイラストがもうちょっとクオリティが高ければなぁ。文章とイラストの両方からエロス攻め出来れば最高だったんだが。
新シリーズの準備もしているそうですが、取り敢えずは『ラノベ部』を書いてほしいな。
燃:B 萌:A 笑:B+ 総:A-

角川つばさ文庫

時をかける少女 (角川つばさ文庫)

著:筒井 康隆 イラスト:いとう のいぢ/清原

 

「じゃあ、いってしまおう。きみが、好きになったからさ」

 

 LOVE

 

 三月三日に創刊された角川つばさ文庫のファーストラインナップの一冊。表紙がのいぢさんとか釣り過ぎると思いつつも購入してしまいました。本作だけ各書店で品薄になるという状態に陥った模様。

 のいぢさんのカラー絵はズルいよなぁ。

 

 ちなみに、のいぢさんはカバー絵とその折り返しのみで本文挿絵は案の定別の人が書いています。

 

 児童書を装っておきながら、明らかに大きいお友達狙いの作品が混じっているのが非常にアレでナニ。ちびっこをラノベに引きずり込もうという思惑もあるらしいが。

 

 表題作の他にショートショートを三本収録。

 

 さて、筒井さんの代表作なわけですが、これって別に特別に漢字を開いたりしてないよな?とすると、「彼女」がデフォルトで「かの女」と書かれていることになるが、すんごい読み難いんですが……。

 

 まぁ、内容は普通です。でも主人公ポジションの二人が和子と一夫って、もうちょっと捻りようはなかったのかと言いたくなるようなネーミングだな……。

 

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:B

GA文庫

這いよれ!ニャル子さん (GA文庫)
著:逢空 万太(あいそら・まんた) イラスト:狐印

「いいからお前もうここからいなくなれよ」

約一週間三日の積み。第1回GA文庫大賞奨励賞受賞作。全体から頭悪そうな雰囲気が漂っていたので購入。
何気にGA文庫で狐印さんの出現率は高い。『はうはう』、『メタルうぃっちシスターズ』に続いて、三作目ですよ。

さて、クトゥルー神話を下敷きにしたラブ・クラフト・コメディ。実に関係者に怒られそうな馬鹿馬鹿しい内容です。MF文庫Jに『まかでみ』のオタネタを放り込んだら出来上がりそう。

隙あらば、そういうネタを放り込んでくるから油断がならない。『銀河旋風ブライガー』とか平成ライダーネタとか。
著者紹介に「ダークキバになら抱かれてもいい」って書いてあって吹いた。

馬鹿馬鹿しくて面白かったけど、びっくりするくらい狐印さんのイラストの無駄遣いな気がする。

そして後書きでイラスト繋がりで尾てい骨なめプレイとさらりと書いてあって戦慄した。ここまでお色気無いんだから、もうボケに特化すれば良いんだって。

正直、GAなんで出オチだろうと思ってたんだけど、最後まで楽しめたので驚きました。

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
這いよれ!ニャル子さん <2>(2009/07)

コミカライズリンク
這いよれ!ニャル子さん <1>(2012/04)
這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム VOL.1(2012/04)

這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー(2012/11)

アニメリンク
這いよれ!ニャル子さん 第1話「第三種接近遭遇、的な」

著者リンク
深山さんちのベルテイン(GA文庫、2010/12)
ヴァルキリーワークス(GA文庫、2013/04)
勇者が魔王を倒してくれない(GA文庫、2015/02)
出番ですよ!カグヤさまGA文庫、(2015/10)
ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー(GA文庫、2017/04)
ウィッチクラフトアカデミア ティノと箒と魔女たちの学院(LINE文庫エッジ、2019/08)

イラストリンク
スノウピー1 スノウピー、見つめる(ファンタジア文庫、2010/03)
できそこないの魔獣錬磨師(ファンタジア文庫、2015/01)

第1回GA文庫大賞前期リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚(奨励賞、2009/10)

GA文庫大賞優秀賞リンク
踊る星降るレネシクル(第2回、2010/04)
断罪のイクシード -白き魔女は放課後とともに-(第2回、2010/10)
装甲少女はお好きですか? そうです!フォルムとか最高です!(第5回、2013/05)

映画,特撮

劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン コレクターズパック(仮) [DVD]

「戻ってくるよ。あいつは戻ってくる!」

昨年の秋に公開された『電王』シリーズ完結編。まぁ、タイトルが公開された時点で翌年に「帰ってきた電王」やるんだろって言われてたけど。
やっぱり『電キバ』はお遊び的なものだったようで、今度はちゃんとテレビシリーズの最終回から続いている内容。

久し振りに良太郎の時代にやって来たコハナとタロウズは謎のイマジン、ファントムイマジンとシャドウイマジンに襲撃される。既存のスーツの改造臭いフォルムです。
何かコハナの髪型変わってる?
シャドウのキャストはキバットがゲストとして登場。

更にゴーストイマジンに憑依された良太郎が変身する仮面ライダー幽汽スカルフォーム。ゴーストの中の人は神谷浩史さん。また、思いっきり釣りなキャストを……。

何で未だにタロウズ以外のイマジンが存在してるんだとか言っちゃ駄目なんだろうなぁ。まぁ、ジークみたいな特例もあるわけで、そういう例外的なイマジンが他に居ないとは言い切れないが。

幽汽はモロに牙王のスーツの改造。アップになると傷だらけなのが判るんだけど、良いのかアレ……。スクリーンで見たら、もっとはっきり判るんじゃ……。
幽汽って一応、良太郎の特異点の力で変身してるんだよな?と言うか、そう考えないと納得いかん。
腰にはちゃんとデンガッシャーを装備しているが、オリジナルの剣を使用。

電王に変身出来ず、圧倒されるタロウズ。ゼロノスゼロフォームも駆け付けるも苦戦。
そこへ青い車体のデンライナーに乗って、NEW電王ストライクフォームが現れる。契約相手は青鬼モチーフのテディ。
テディがマチェーテディに姿を変えて、NEW電王の武器に。ファイナルフォームライドみたいだけど、と言うことは、ストライクフォームは変身者自身の力ってことなのかな。
テディソードはデネビックバスターみたいなものと考えれば良いのか。つーか、もしかしてマチェットと掛けてるのか?
デンガッシャーも標準装備。

テディのキャストは小野大輔さん。無口キャラなので、あんまり喋らないけど、声聞いたら妊娠する!

さくっとシャドウを撃破。
NEW電王の正体は未来から来た良太郎の孫、幸太郎だった。迫りくる強大な危機に備えて、オーナーが呼んだらしい。

死者の世界を走る幽霊列車を使って生者と死者の時間を入れ替えようと企む男、死郎。彼の目的は最愛の人、ソラを生き返らせること。
特異点である良太郎自身に先祖を殺させることによって、時間を歪ませ、その影響で生者と死者を入れ替えようとしたってことでFA?どうもその辺が最後までよく理解らんかったわけだが。

幸太郎はモモさん達を舐めきっていて、一人で出撃。ファントムを倒したところまでは良かったが、幽汽に圧倒される。そんな彼を救ったのは良太郎の意志の強さと後から追いかけて来たタロウズだった。
デンバードの代わりにオーナーが自転車を漕いでデンライナーを走らせてきたわけだが、オーナー超人かwwww

良太郎が残した手がかりを頼りに約三百年前へと跳ぶ幸太郎達。そこでは助っ人としてジークが待っていた。
って言うか、この時代ではイマジンって外国人扱いなのかよw
情報集めではU幸太郎が活躍。

決戦の火蓋が切って落とされる。モモさんは必死で幽汽の中に眠る良太郎を呼び覚まし、彼を取り戻すことに成功。ここから一気にクライマックスフォームでのとどめが燃える
ゴーストを倒したと思ったら、彼が使っていたライダーパスを死郎が手にし、幽汽ハイジャックフォームに変身。良太郎が変身していたものとは色が違うが、死郎も特異点ってこと?
取り敢えず何や理解らんときは特異点ってことでひとつ。

コハナが人数分のライダーパスを届けてくれたことで、侑斗も加えて、全員で変身。並び立つライナー、ソード、ロッド、アックス、ガン、ウイング、ゼロの六フォーム。次々と決め台詞を言っていくのは戦隊モノに通じるアツさがあって燃える。

結局、特異点である良太郎の影響でイマジン達も変身出来るようになったって解釈で良いのか。まぁ、燃えるから多少の無理矢理は良いと思うけど。
でもイマジンが普通に変身出来るなら、『ディケイド』で良太郎が出て来れなくなっても全く困らんなw

で、VS復活イマジン軍団。死郎の特異点としての力ですね、分かります。
何気に幽汽のデンガッシャーソードモードって電王のとちょっと違うのね。サヴェジガッシャーとかいうらしい。

最後はライナー&ソード&ストライクVS幽汽。何故か、ライナーは途中でデンカメソードを落として、そのままデンガッシャーを使ってました。拾えよw
必殺技を三人でブチ込むのはお約束で燃える。

幸太郎は未来に帰り、めでたしめでたし。あれ、何一つ「さらば」な要素が無ぇ!?

結局、『超・電王』シリーズ始動に向けて、主人公を良太郎から幸太郎に交代させるためのエピソードという印象。いや、凄い面白かったけれども。
既にこの時点で、良太郎と侑斗は特別出演扱いだしな。

果たして、『超・電王』は素直にこの劇場版から繋がっているんだろうか。限りなく近いパラレルワールドと思っていた方が無難そうだけど……。

燃:S- 萌:B 笑:A- 総:S