特撮,関連本

獣電戦隊キョウリュウジャー公式完全読本 (ホビージャパンMOOK 574)

2014年6月の新刊。
出ること自体は知っていたんだけど、最初は買うほどではないかぁと思ってました。ところがようつべで公開されているあたりなりゆきさんの宣伝動画を見たら面白そうだったので買ってきました。
だって、三条さんによる全話解説が載ってるっていうからさ……。

基本的には関係者へのインタビュー本ということで、主要キャスト及びスタッフへのインタビュー記事がギッチリと詰まっている。
Vシネマと同時発売だったため、それ関連の内容もしっかり収録。

恐竜モチーフの戦隊が10年に1回周期で来るってのは有名だったけど、本当に10年に1回縛りって決まってるのかよw
それだけでゴールデンパターンってことなのかしら。いや、『アバレンジャー』はそんなに盛り上がった記憶無いけども。

ライダーの方が10月開始にずれ込んだ関係で、夏映画を戦隊単独でやるっていう案があったということが衝撃だった。
商業的に考えれば、近々終了して玩具の売れ行きも落ちるシリーズよりもまだ半年以上放映期間のある方を推したいってことなのか。
その内、時間配分の逆転くらいはあるかもしれんな……。

衝撃と言えば、ノッさんの初期設定が45歳、妻子持ちだったということ。エッジきかせ過ぎだろw
そら却下されるわ。

プテラゴードンが最初、敵側として登場するのはバンダイからの要望だったらしいんだけど、悪として登場する戦隊ロボってガオハンター以来だったのか。

そして尺の関係で色々とカットされてしまったデーボス軍の皆さん。面白そうなやりとりが大分無くなってしまったみたいで勿体無い。

この本を読むまで、士郎がゴーオンブラックだとか全然気付かなかったわ……。ってか士郎はガチで死んでたんだな。序盤の頃は実は生きてる展開じゃないかと思ってたけど。
まぁ、死んでたからこそアイガロンの最期が盛り上がったとも言えるが。

デザイン面は実際のデザイン画ありきでコメントが掲載されているので判り易い。ジオラマ怪人という発想が興味深い。

そんな具合でインタビュー本でした。作劇上の裏話なんかに興味がある人は買うと良いと思います。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER(スペシャル版)

アニメ,電撃文庫

「男!?そのアバターで!?」

何とかBOBのエントリーに間に合ったキリトさんとシノン。仲良くなっていく2人だったが、遂にキリトさんが男だとバレてしまう。
おちゃらけるキリトさんがちょっと可愛いから困る。

予選では光剣を使って勝利を収めるキリトさん。流石、俺達のキリトさんやで!って感じだけど、相手の一般参加者からしたら堪ったもんじゃないよなw

そしてキリトさんの前に現れる《死銃》。その腕には忌まわしきあのエンブレムが……。
原作では、そこまで盛り上がるポイントって感じもしなかったんだけど、演出のお陰か良い具合に盛り上がってましたね。
ああそうか、原作では『圏内事件』よりこっちのエピソードが先だから《ラフィン・コフィン》の印象が強くないんだな。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#4「GGO」
#6「曠野の決闘」

アニメ

「そうだ、その本気とやりたかったッ!」

タイ代表のルワン・ダラーラとの叩きはまさかの野球対決。こういうのって長年のガンプラパトルファンからは文句つけられたりしないんだろうか。
あのチョイスは有り得ない、運営はクソみたいな感じで。

それはそうと、レイジがイケメン過ぎてアイラが好きになっちゃうのも仕方ない。あれで恋に落ちなきゃメンタル頑強過ぎる。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

反復リンク
1回目

エピソードリンク
第12話「ディスチャージ」(2回目)
第14話「暗号名C」(2回目)

MF文庫J,アニメ

「俺が━━俺が最強の剣舞姫(ブレイドダンサー)、レン・アッシュベルだ!!」

魔精霊に立ち向かうクレア。激しいアクションをしているにも関わらず、一切パンチラしないので好印象。見えりゃ良いってもんじゃないしな。

クレアの危機に駆けつけるカミトの格好良さといったらない。ここでOPが流れたら神だったのになぁ。

で、カミトの前に現れる契約精霊の少女エスト。契約者に裸を見せるのは構わないが、生脚だけは恥ずかしいとかどんな感覚だw
全裸+ニーソとかかえってエロいだろ……。そのテの性癖持ちからしたらとんでもない御褒美だな。俺も目覚めそうだわ……(ぉ

エストを連れ歩いているところを目撃されたため、淫獣とか呼ばれちゃうカミトだけど、おいおい、学院の生徒って大体お嬢様なんじゃないのかよ、どっから淫獣なんて単語が出て来るんだよ……。

そしてクレアに迫る怪しい存在……というところで続く。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第2話「真夜中の剣舞」
第4話「最強の剣舞姫」

アニメ,ガガガ文庫

「いくみの押しの強さに乾杯」

OPの出だしのヒロイン達がスカートをひらひらさせているカット、妙にエロいよな。
さて、合宿回。勇樹はラッキースケベ要員と見せかけて、割と積極的に攻めにいってるw

そんな中、梨乃の競泳水着姿がエロ可愛いから困る。あれをスクール水着だとは断じて認めない。

燃:C 萌:A+ 笑:A- 総:A

エピソードリンク
#03「資本」
#05「短尺」

このライトノベルがすごい!文庫

魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:遠藤 浅蜊 イラスト:マルイノ

「なんだかんだ理屈つけて読者びっくりさせたいだけじゃないですか?」

2014年8月の新刊。約4日の積み。8ヶ月振りの新刊。献本を頂きました。有り難うございます。
さて、久し振りの新刊となる今回は久し振りの1冊完結です。そのためかシリーズ最厚となっている。
サブタイで短編集だと思ったのは俺だけじゃない筈。

スノーホワイトを筆頭に、これまでに登場した魔法少女達が再登場しているので既刊を楽しんでいた人達はフルボッ〇間違い無しかと。

それにつけても魔法少女の名乗りは大切ですよね。露骨にエロい格好の魔法少女はノーセンキューだけど。
あ、エロゲとか成コミのなら大好きですけど<何なんだ

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B

シリーズリンク
魔法少女育成計画 limited(後)(2013/12)
魔法少女育成計画 ACES(2015/09)

このライトノベルがすごい!文庫

まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる (このライトノベルがすごい! 文庫)
著:紫炎 イラスト:武藤 此史

ウネウネしている。すごくウネウネしているのだ。恐ろしくウネっている。超ウネであった。

このライトノベルがすごい!文庫2014年8月の新刊。約3日の積み。献本を頂きました。有り難うございます。
複数の出版社が協賛して開催されるなろうコン大賞の第2回大賞受賞作品。

これは小説化になろうサイトに掲載している作品で応募するものらしく、サイトでは第1話から最新話まで全てが閲覧可能。
イラストはファンタジア文庫『スカイ・ワールド』が絶好調の武藤さん。

突如、オンラインゲーム「ゼクシアハーツ」に似た異世界へと跳ばされた少女、風音は友人の弓花と共に冒険することに……という最近大流行りのアレです。
タイトル良いよなぁ。これは献本貰えなくてもタイトル買いしてたな。

タイトル通り、風音はモンスターを倒す度にスキルを入手していくんだけど、どうにも展開が淡々としてるな……。
これ、ゲームなら凄ぇ面白そうなんだけどな。役に立たなそうな死にスキルとかも含めてコンプリートするの超楽しそう。

チートというほど強く見えないんだけど、かといってピンチ感も無いから盛り上がりが……。
文章で死の危険があるとは繰り返されてるんだけど、今一つピンとこない。

他のこのラノ文庫は特にそんなことないんだけど、妙に誤字脱字が目立つ。web掲載分を文庫フォーマットに置き換えるときに何かあったんだろうか。

このラノ文庫は続きが出そうな作品でもよく1巻止まりになるけど、これは続き出るのかしら……と思って、なろう見たらストック物凄いあって吹いた。これ、10巻分くらいは余裕でありそうだなw

燃:B+ 萌:A- 笑:C+ 総:A-

シリーズリンク
まのわ 魔物倒す・能力奪う・私強くなる <2>(2015/01)

イラストリンク
俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?(MF文庫J、2012/02)
スカイ・ワールド #01(2012/04)

第2回なろうコンリンク
Vermillion 朱き強弓のエトランジェ(2014/09)

 

アニメ

「グラッツェ、サムライボーイ」

まーた最終回か。ディスチャージシステム発動からのEDはアカンやろ……。こんなん盛り上がるに決まってますやんか。

一方、色々と駄目なマシタ会長だけど、ベイカーにとっては母性本能をガッツンガッツン刺激される相手なんだろうかね……。

そしてマシタ会長の陰謀によって、強敵ルワンとぶつかることになるセイとレイジ。更にチンピラに絡まれたアイラを庇って腕を負傷するレイジ。
うおぉぉおおおおおおぉぉおおお、これから一体どうなるんや!?感がヤバい。

燃:A+ 萌:A+ 笑:A- 総:S-

反復リンク
1回目

エピソードリンク
第11話「ロワイヤル」(2回目)
第13話「バトルウェポン」(2回目)

オーバーラップ文庫

烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 4 (オーバーラップ文庫)
著:森田 季節 イラスト:クロサワ テツ

「ご心配なく。先輩の思惑もさらに乗り越えてやります。世界は━━」
「━━俺たちの手の中です」

2014年7月の新刊。約1週間半の積み。4ヶ月振りの新刊。
えっ、完結とかどういうことなの……。面白くなってきやがった!と思った途端にこれだよ……。

ネオアルカディアへと帰還したエイジは仲間達と共に帝国との決戦に臨む。漣雅は退けたものの、彼からカードバトルの知識を得た皇帝は一筋縄ではいかない相手で……。

漣雅から知識を受け継いだ皇帝だけど、やっぱり地球出身のキャラ同士で戦った方がカードバトルやってる感はあるよなぁ。

世界の秘密が徐々に明らかになり、芹香先輩と共闘することになる流れは燃える。カードバトルとそれを無視した展開とのバランスが絶妙なんだよな。
どっちの要素も薄くならないように適度に調節されていると思う。

一方、ひたきさんが凄い勢いでヤンデレ化しつつあるんですが……。最終的にはエイジを追って、ネオアルカディアへやって来てるし……。
どうせなら、ひたきがいかにしてネオアルカディアへ辿り着いたかを描く外伝とか出しても良いのよ。

オーバーラップ文庫の公式サイトでアンケートに答えると見られる「あとがきのアトガキ」ではアナザーエンディングが描かれているんだけど、まさかのエイジとアルティアの初夜で吹いた。勿論、触りだけですが。

総評

そんなわけでカードが歴史を変えるオーバーラップ文庫『烈風の魔札使と召喚戦争』全4巻、これにてゲームエンド。足掛け11ヶ月か。
森田さんのシリーズの中ではGA文庫『お前のご奉仕はその程度か?』に続いて2番目の長さか。

駆け足という感じはしないものの打ち切り完結だろうなぁ。エピローグで数年後を描かなかったら、ただの第一部完みたいな雰囲気だったし。

カードゲームが遊びたくなる良いラノベだったな。ゆくゆくは本当にネオアルカディア発売!その勢いでアニメ化!これで勝つる!ってなることを期待してたのになぁ。
既に新作を仕込み中だそうな。

燃:A 萌:A 笑:C+ 総:A+

シリーズリンク
烈風の魔札使と召喚戦争 <3>(2014/03)

アニメ

「やっぱり」

メイジンとしてノリノリのユウキ先輩に吹く。一応、メイジンとしての振舞いを心掛けているらしいけど、結局、先代メイジンなんかは出て来なかったから、ユウキ先輩のアレがメイジンのあるべき姿かどうかは判らず仕舞いなんだよな。

そんなメイジンが下したファイター達のビジュアルは『勇者指令ダグオン』のライナーチーム。ネタの拾い方がマニアック過ぎるw

アイラ・ラブコメヤネンさんはこっからどんどん可愛くなっていくからな……。
それはさておき、第2ピリオド、バトルロワイヤルが幕を開ける。何とか撃破されずに勝ち残っていくセイ達だけど、超巨大なザクが現れて……。
妙にED後のエピローグが長かったな。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

反復リンク
1回目

エピソードリンク
第10話「開幕!世界大会」(2回目)
第12話「ディスチャージ」(2回目)