電撃文庫

ひがえりグラディエーター (電撃文庫)
著:中村 恵里加 イラスト:紺野 賢護

「狭いし、汚いし、臭い」

電撃文庫2011年3月の新刊。約3年5ヶ月半週間の積み。『ぐらシャチ』を単巻で終わらせた中村さんが1年4ヶ月振りに復活。

妹が行方不明になった過去を持つ主人公、天海蔵人(くろうど)はある日、謎の少女アールに導かれ、異世界人の娯楽のために武器を手に戦うことになる。
戦いの場には妹の手掛かりがあるかもしれず……。

今回は完全に導入編といった具合で、蔵人の初陣が終わったところで終了している。
人気作家さんだし、丁寧に話を展開していくこと自体は良いと思うんだけど、そもそも2巻とか出てないという……。

バトルやるにしてもラブコメやるにしても、さあこれからって状態なのになぁ。
この人、この後1冊も本出してないんだけど大丈夫なのか……。

燃:C 萌:B+ 笑:C 総:B+

アニメ

「好きなもんに理屈なんか要るかい!ただ好きでおればええんや━━そうやろ、マオ」

今回はマオ視点の最終回ということで、スタービルドストライクVSガンダムX魔王の激戦が繰り広げられる。
遠距離攻撃手段がどんどん破壊されていって最終的に接近戦でぶつかり合う戦いは燃える。

バトルの前にマオと珍庵師匠の回想と決戦前夜の修業シーンがあるから、決着からマオの男泣きまでが引き立つんだよなぁ。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:S-

反復リンク
1回目

エピソードリンク
第16話「再会、父よ?」(2回目)
第18話「ブラッド・ハウンド」(2回目)

電撃文庫

韻が織り成す召喚魔法 (2) ―クレイジー・マネー・ウォーズ― (電撃文庫)
著:真代屋 秀晃 イラスト:x6suke

「マネーをゲトる、華麗なバトル」

2014年6月の新刊。約2ヶ月の積み。4ヶ月振りの新刊。
帯には戦極MC代表の吉田さんという業界では有名人っぽい人からの推薦文が。

さて、相変わらずカタブツ生徒会長を続ける真一。そんな彼のクラスに昔引っ越していってしまった幼馴染みの少女、緋奈が転校してくる。
彼女もまたサタニックマイクの持ち主で……。

バンバン出て来るラップは相変わらず凄いんだけど、この幼馴染み可愛いか……?いや、萌えでどうこうって作風じゃないからアレなんだけども。うーむ。
ただ、主人公以外にも能力持ちが現れる展開はバトルもののお約束で良いと思います。

次は2014年10月に3巻『-ライク・ア・ダイアモンド-』。完結っぽいけど、もう買いません。

燃:C+ 萌:B 笑:C 総:B

シリーズリンク
韻が織り成す召喚魔法 -バスタ・リリッカーズ-(2014/02)

HJ文庫,アニメ

「これぞコスプレの神が起こした奇跡だわー!」

攫われた早苗を救うため一致団結する孝太郎達。そのきっかけを作ったのはやはり聖母、桜庭先輩であった。ヒロイン勢の中で先輩が圧倒的過ぎて困るw

悪霊との戦闘に突入するころな荘の面々。侵略者達が戦闘能力を持ってるのは理解るんだけど、何で大家さんまで戦ってるんだよw
肉弾戦どころか拳に炎纏ってたんだけど……。どうも後々明らかになる設定があるみたいですね。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
#04「陰謀の海水浴!?」
#06「文化祭とカブトムシ!?」

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の劣等生 追憶編 (1) (電撃コミックスNEXT)
作画:依河 和希(いかわ・わき) 原作:佐島 勤 キャラクターデザイン:石田 可奈

(私はいったい何を考えているのかしら!?これじゃあまるで、私がブラコンみたいじゃない…!)

はい。
2014年6月の新刊。
電撃大王で連載中の原作8巻コミカライズ。電撃大王ではスピンオフ『魔法科高校の優等生』も連載中ですね。

過去編をわざわざ独立させてやるもんなのか……と思わないでもないけど、ロリ深雪可愛いよロリ深雪。

そもそもアニメではここまで辿り着かないと思うんだけど、その辺どうなんだろう。2期を見据えたアレなんだろうか。

勿論原作を切ったので、こっちも切りです。単体で読んでどうという内容でもないしなぁ。

燃:B- 萌:A 笑:B- 総:A

原作リンク
魔法科高校の劣等生⑧ 追憶編(2012/12)

コミカライズリンク
魔法科高校の劣等生1 入学編〈1〉(2012/09)
魔法科高校の優等生 <1>(2012/10)
魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編 <1>(2014/04)

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の劣等生 横浜騒乱編(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
作画:天羽 銀(あもう・ぎん) 原作:佐島 勤 キャラクターデザイン:石田 可奈

「七草先輩の据え膳なら遠慮なくご馳走になります」

2014年4月の新刊。
作画担当を複数用意してエピソード毎に連載を同時進行させるという方式に。悪く言えば、エピソード毎の繋がりが薄いということでもあるのだが。

原作で言うところの6巻、7巻にあたる。
作画の天羽さんはスクエニ系列でデビューした人なのか。時々挿入される変なイメージ絵は何なのかw

戦闘シーンは良さそうだけどなぁ。問題は美少女周りでして。男性キャラは格好良く描かれてると思うんだけど、深雪や真由美会長が……。
このコミカライズ単体ならともかく、同じ雑誌に『九校戦編』が載ってるからなぁ。
こちらもやはり原作が折れたので切ります。

燃:B+ 萌:B+ 笑:B- 総:B+

原作リンク
魔法科高校の劣等生⑥ 横浜騒乱編〈上〉(2012/07)

コミカライズリンク
魔法科高校の劣等生1 入学編〈1〉(2012/09)
魔法科高校の優等生 <1>(2012/10)
魔法科高校の劣等生 追憶編 <1>(2014/06)

コミカライズ,電撃文庫

魔法科高校の劣等生 九校戦編(1) (Gファンタジーコミックススーパー)
作画:きたうみ つな キャラクターデザイン:石田 可奈 原作:佐島 勤

(爪を隠した鷹が━━)
「思わぬ所に潜んでいたな」

2014年4月の新刊。
本編コミカライズ新章突入。『入学編』のときは通し巻数とエピソード毎の巻数が別に書かれていたんだけど、他のコミカライズも始まったためエピソード毎で巻数をリセットする方式に変更したようで。
構成から林ふみのさんの名前が消えたな。

さて、『入学編』の冒頭でちょろっとだけ描かれていた九校戦がいよいよ始まる。
今回は会場へ向かう途中のアクシデントまで。

原作、アニメと比べて、このコミカライズは達也の表情が豊かだよな。これくらい表情があった方が感情移入出来て、俺は好きです。

原作に対して心が折れたので、連動してコミカライズももう買いません。

燃:B+ 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生4 入学編〈4〉(2013/12)

アニメ

「リンちゃーん!愛してるよ━━━━!!」

近付く決勝トーナメント。ビルドストライクの修理に集中したいセイに怒られたレイジは偶然、模型店でセイの父タケシと出会い、ガンプラ製作講座を受けることに。
実際の模型店って、買ったばかりのキットを作るスペースなんてあるんだろうか……。

あー、ニートになってガンプラ製作に手出してー。

燃:A+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

反復リンク
1回目

エピソードリンク
第15話「戦士のかがやき」(2回目)
第17話「心の形」(2回目)

電撃文庫

魔法科高校の劣等生 (13) スティープルチェース編 (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「……お兄様の、他の女の子に優しくしすぎないところ、深雪は好きですよ」
「……お前も大概、悪女の素質があるよな」

2014年4月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。半年振りの新刊。やはり書き下ろしになった途端、ペースダウンしたな。

さて、2年度の部、入学編が終われば当然、次は九校戦なわけで。
突如、大幅な競技内容の変更が行われ、各魔法科高校は対応に迫られる。前回との差別化という意味では面白いけど当事者達からしたら堪ったもんじゃないよな……。

勿論、大人しく試合が進むわけもなく、裏では陰謀が渦巻いていたり。今回はそちらの描写にウエイトが置かれ、試合の方はダイジェストのような形になっている部分が多い。

流石に1回目と同じような展開には出来んわな……と思っていたら、構成上零れた試合のエピソード等は短編として発表されるらしい。ぎゃふん。
形式は未定なので雑誌掲載となるのか、いきなり短編集でも出るのか……。

そんな具合で話が進んでるんだかそうでないんだかよく理解らない本作、遂に私の心が折れました。というわけで次はもう買いません。
『禁書目録』も同じような理由で折れたんだよな……。
次は2014年7月に新作『ドウルマスターズ』、9月に14巻『古都内乱編〈上〉』。

燃:B- 萌:A 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生⑫ ダブルセブン編(2013/10)

著者リンク
ドウルマスターズ <01>(2014/07)

アニメ,電撃文庫

「お前達は俺の逆鱗に触れた」

ヒャッハー!

皆殺しだぁぁああああッ!!

ようやく『九校戦編』完結か。長かったな……。ほぼ1クール使ってんじゃねぇか。
さて、無頭竜の介入で、あわや深雪が怪我をするところだったということでブチ切れた達也の反撃が始まる。
反撃っていうか、一方的な虐殺でしたけどね。

そんなお兄様は戦略核ミサイルと同等の扱いを受けていて吹く。段々ギャグみたいなレベルになってきたな。

一方、モノリス・コードでは十文字先輩が大活躍。上半身ランニング1枚で汗塗れの先輩がやだ、格好良い……。

九校戦閉会式はダンスパーティーの様相に。ダンスするモブ達は3Dモデルなんだけど、何だか凄くモッサリしてないか……。

達也はヒロインを取っ換え引っ換えしてのダンス。MF文庫J原作『この中に1人、妹がいる!』のOP映像を思い出したのは俺だけで良い。

EDは『ミレナリオ』に合わせて特殊ED。このまま最終回で良かったんじゃね?
それはそうと藤林さんが素敵なお姉さんオーラを放ち過ぎていて辛い。

お次は『横浜騒乱編』。『夏休み編+1』は全カットっぽいよ!やったー!

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

エピソードリンク
第17話「九校戦編Ⅹ」
第19話「横浜騒乱編Ⅰ」