講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

讃えよ、メイド服!崇めよ、メイド服!
単純な性欲による条件反射ではない、幾つもの暗喩隠喩(メタファー)を含み、見る者に様々なドラマを想起させる━━そんな高度な萌えが、そこにはある!

2012年9月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
コミカライズも決まって、絶好調のシリーズ第4巻です。
表紙は魔法少女姿のペトラルカ。重複しちゃったけど、まぁ、これはこれで可愛いからアリか。でもミュセルより先に2回とはな。

口絵のサービスカットでハブられる美埜里さんェ……。でも、めげるな!今回は7割くらい美埜里さんのターンだ!つまり年上のお姉さん祭りだ!わっしょいわっしょい!
と思いきや、1冊かけて、みんなの黒歴史製造話だったでござるの巻。

前巻のサッカーの映像が、ようつべで流出してしまった。慎一達は、これを誤魔化すために、フェイクの映像を作成し、追加で流すことに。
そんな中で、ペトラルカの抱える悩みや、美埜里さんの過去が見えて来て……というお話。
案の定、美埜里さんのフラグ立ちでして。

ずっと、まったりオタク文化を広めていてほしいけど、バハイラム王国がものすんげー不穏な動きしてるから、次回辺り、ドカンと一発何か起きそうだよな。

レンタル☆まどかの話を引っ張っていて吹いた。まなみさんが首チョンパされて、幽霊社員として復活って、マミさんと黒羽の設定混ぜんなw

あー、面白いわ、このシリーズ。ちょっとずつ理解者が増えてきて、話が大きくなっていくって展開が凄ぇ好きなんだよなぁ。
俺の中で、イチオシベスト5には入ってるけど、アニメ化は難しいだろうなぁ。作りが堅実過ぎてアニメに向かなそうと言いますか……。

燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <3>(2012/05)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <5>(2012/12)

MF文庫J,コミカライズ,ファミ通文庫,メディアワークス文庫,角川スニーカー文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

色々と引き取ってきました。ブツは、

・緋弾のアリアⅩⅢ 反撃の九龍
・一年十組の奮闘 ~クラスメイトの清浄院さんが九組に奪われたので僕たちはクラス闘争を決意しました~
・学校の外階段 <2>
・特装版 “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……⑤
・ホラーアンソロジー2 “黒”
・レイセン File5:キリングマシーンVS.
・それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ
・アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <4>

の計9冊。

MF文庫Jでは『変態王子』が満を持してアニメ化決定ですね。
『はがない』に2期は年明けから。このままフェードアウトしていくと思ってたわ……。
それから、人気シリーズを集めて、イメージソングアルバムなんてものを出すらしいですね。
やることが豪快になってきたな……。

ファミ通文庫では、間違えて『ヒカル』2冊買ってもうた……orz
特装版だから予約出来る内に予約しとこうと思って、アマゾンで早い内に予約したんだけど、それを忘れて、もっかい書店で予約するという。
まぁ、買い逃すより良いんだけどな。

『お嬢様が、いけないことをたくらんでいます!』は3巻で完結か。
コミカライズ『バカテスSPINOUT!』も6巻で完結。よく6冊も出せたな……。

スニーカー文庫では、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』がアニメ化決定。監督は草川啓造さん、制作はディオメディアということで、『カンピオーネ!』がそれなりの出来だから、スニーカー復活の兆し……か?

『ダンタリアンの書架』コミカライズは5巻で完結か。
ボーダーは、

・2

の計1冊
コミカライズは、

・僕は友達が少ない <6>
・ラノベ部 <3>
・デート・ア・ライブ <01>
・ロウきゅーぶ! <4>
・アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン <01>
・ダリアンちゃんの書架

の計6冊。

HJ文庫,コミカライズ,ファミ通文庫,幻冬舎文庫,漫画,角川スニーカー文庫,角川ビーンズ文庫,講談社ラノベ文庫,雑記,雑誌

そんなに溜めたつもりはなかったのに、分量がえらいことになっていた件。ブツは、

・ホラーアンソロジー1 “赤”
・レンタルマギカ 最後の魔法使いたち
・聖断罪ドロシー01 絶対魔王少女は従わない
・僕の妹は漢字が読める <5>
・彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ
・GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅤ〈上〉
・輪環の魔導師10 輪る神々の物語
・アクセル・ワールド12 -赤の紋章-
・さくら荘のペットな彼女 <7.5>
・なれる!SE7 目からうろこの?客先常駐術
・神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード <2>
・のうりん <4>

の計12冊。

スニーカー文庫では、『R-15』が完結か。アニメ、盛大にスベッたみたいだしなぁ。
まぁ、もう新作用意してるみたいだけど。

で、『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』がアニメ化企画進行中とかで。まぁ、これはネットで、そこそこの評価を得てるみたいだから大爆死とまではいかないと信じたい……。
まぁ、制作ZEXCSという開始前からお通夜の危険性が高いけど。

講談社ラノベ文庫では、まさかのイズルが新作を引っ提げて登場。よく、こんな爆弾拾ったな、講談社……。また爆発しそうになったら、すぐさま切り捨てるんだろうか。
ちなみに土壇場で1週間ほど発売延期したみたい。
『IS〈インフィニット・ストラトス〉』新装版フラグとか言われてるけど、果たして?まぁ、いけすかないから、もう買わないと思うが。

電撃文庫のメディアミックスの話は、電撃文庫MAGAZINEを読んだときに。まぁ、まだドラマガさえ読み終わってないんだけども。

GA文庫は何がビックリするって、ずっと昔にGAマガジンで新シリーズとして紹介されながらも文庫が出なかった『幻國戦記CROW』が再動したのにビックリする。

加えて、『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード』がサウンドドラマ
化決定。フォロンとコーティのキャストはキネティック準拠なのか。
もしかして、まさかのアニメ化ワンチャンあるのか?

一般は、

・文庫版 フリーター、家を買う。

の計1冊。
コミカライズは、

・はぐれ勇者の鬼畜美学 <1>
・僕は友達が少ない+ <2>
・図書館戦争 LOVE&WAR <10>

の計3冊。
漫画は、

・ONE PIECE 巻六十七 “COOL FIGHT”

の計1冊。

あと、応募券目当てで、プレミアム・ザ・ビーンズ買ってきました。

MF文庫J,コミカライズ,講談社ラノベ文庫,雑記

見送ってた新刊を買ったら、今月はラノベ文庫買うの初めてだったでござるの巻。って、今日が7月の新刊の発売日じゃねーか!
ブツは、

・アニメ化企画進行中(腐)!?

の計1冊。
それと、ネットで話題になっていたコミカライズ、

・魔弾の王と戦姫 <1>

の計1冊を購入。

講談社ラノベ文庫

アニメ化企画進行中(仮)!? (講談社ラノベ文庫)
著:我道 カケユ(がどう) イラスト:白羽 奈尾

「ふたりで話し合ったところ、最終的な結論として、買わないファンより買うアンチ、というところに落ち着きました」

講談社ラノベ文庫2012年1月の新刊。約半年の積み。店頭で粗筋を見て、ちょっと気になったので購入。
イラストはファンタジア文庫『正しいアクのすくい方』、電撃文庫『VS!!』等の白羽さん。
このタイトル、「(仮)」の部分、何て発音すんだよ……。

さて、中学時代、いくつもの世界を救った実績のある主人公リックは、成り行きで超の付く変人、煌煌統覇(きらこう・とうは)率いる真生徒会に入会させられてしまう。
真生徒会は偽生徒会を妥当すべく、毎日毎日校舎の屋上で作戦会議を行うのであった。

ノリとしては、ほぼファンタジア文庫『生徒会の一存』です。こっちはパロディのネタ元がもっと全方位って印象があるけど。

リックの勇者設定は、あくまでもギャグにしか使わない模様。最後も凄いの出たと思ったら、1巻終了のためのオチ用だったし……。

読み終わって思ったのは、殆どギャグで構成されてるのに、しっかり最後に話をまとめて綺麗に落とす『生徒会』シリーズは凄いなってこと。
いや、ひたすらギャグしかやらないのも嫌いじゃないわ!って話なんだけど。最後の引きが『魁!!男塾』でワロタ
ってか、2巻出るのは決まってたんだろうか……。

問題は女の子があんまり可愛くないことなんだよなぁ。トーハ先輩なんてメインヒロインなのに、全然可愛くねぇ。あの独特な喋り方は必要だったのだろうか……。どうにも受け付けん。
あと、挿絵が全部、真正面からの構図なのは何なんだろう。

まぁ、コメディとしては面白かったので、次も買います。
次は2012年6月に2巻『アニメ化企画進行中(腐)!?』です。だから何て発音(ry

燃:C 萌:B+ 笑:A- 総:A

シリーズリンク
アニメ化企画進行中(腐)!?(2012/06)

イラストリンク
正しいアクのすくい方 <1>(ファンタジア文庫、2011/07)

富士見ファンタジア文庫,講談社ラノベ文庫,雑記

見送っていた新刊買ってきました。ブツは、

・神童機操DT-O phase02
・絶対服従カノジョ 2.いいか、俺の布団には入ってくるなよ?

の計2冊。

講談社ラノベ文庫

神童機操DT-O phase01 (講談社ラノベ文庫)
著:幾谷 正(いくや・ただし) イラスト:御山 ロビ/井上 真有樹

「ンのっ……男じゃなくって、童貞ができるかァァああ!!」
「ドウ!テイ!!ォオオオオオオ!!」

凄く……中二です……。

講談社ラノベ文庫2012年1月の新刊。約4ヶ月2週間半の積み。第1回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞受賞作品。

タイトルは「しんどうきそうディーティーオー」と読みます。応募タイトルは「純潔戦記ドウテイオーvs.SE-X」。
どれくらい応募原稿からタイトルが変わってるか分からないけど、この内容で、この応募タイトルはねーわw
イラストはキャラとメカで分業制という贅沢仕様。

最初は全く買うつもり無かったんだけど、店頭で表紙を見たら、かっちょ良いスーパーロボットが描かれていて思わず買ってしまったわ。
粗筋もwktkすることしか書いてないから困る。

さて、とある事情から童貞であることを貫く主人公、天童貞臣(てんどう・さだおみ)。彼は偶然、世界征服を企むテロ組織【Aphrodite】と戦う組織【Artemis】が保有する人型巨大兵器【DT-O】に乗り込み、戦場に出ることになる。
【DT-O】、通称ドウテイオーはその名の通り、童貞である男子にしか動かせないロボットだったのだ……というお話。

てっきり『神魂合体ゴーダンナー!!』的に、美少女も戦うお色気展開あるよ!って感じかと思ったら、悲しくなるくらい男臭いバトルばっかりだった件。
全力全開で売れ線から遠ざかってるんだが大丈夫か……。ラノベでガチロボットものをやるとドン滑りするというのがセオリーなわけですが。あ、言っときますけど、『フルメタル・パニック!』は売り出し方が違うから、ここで言うガチロボットじゃないんで。
とにかく汗臭いわ、地の文がいちいちカッコつけてるだわで。そういうの嫌いじゃないわ!

やってることはスーパーロボットもののテンプレートなんだけど、最近そういうベッタベタなのがないからワクワクしちゃう。

ひとつ引っ掛かったのが、人名をフルネームで書くときに姓と名の間に全角スペースを空ける書き方。こんなことしてる小説初めて見たけど、凄い違和感あるな……。

巻末には簡単な設定解説まで付いていて、何この気合の入りよう。これが講談社の力だとでもいうのか……!
個人的には強く推したいけど、客観的に見て全く売れる気がしなくて不安過ぎるぜ!
次は2012年5月。

燃:A 萌:B 笑:B- 総:A+

シリーズリンク
神童機操DT-O phase02(2012/05)

第1回講談社ラノベ文庫新人賞リンク
魔法使いなら味噌を喰え!(大賞、2011/12)

コミカライズ,講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら(1) (ライバルKC)
漫画:凪庵(なぎあん) 原作:竹井 10日 キャラクター原案:CUTEG

「自分が幸せになりたいじゃなくて、相手を幸せにしたいという者同士なら、お互いの幸せを連鎖させて行くんじゃないかと思うがのう」

東京こうていわ。
2012年3月の新刊。少年ライバルで連載中の、講談社ラノベ文庫原作コミカライズ。実は連載開始が原作よりも早いという。
ちなみにライバルコミックスなので、新書サイズです。

基本的には原作の圧縮版。というか、よくよく考えると、原作は地の文がすぐ脱線するので、それを抜けば、文庫1冊分とはいえ、本筋は結構短いんじゃないかという気もする。
そういうわけで、今回だけで原作1巻の内容が丸ごと終了している。

作画は、まぁ割と漫画としてはしっかりしているんではないかと思う。いやまぁ、最近ラノベコミカライズに対するハードルは下がる一方なのだけれども。

キャラは結構ろりぷに感が増しているな。菜波が可愛いですね。
お菊姉の眼の下の黒い点は泣き黒子なのかしらん。

ラノベ文庫はアレだよな。出版社全体で抱えてる豊富な雑誌群で、いかに上手くコミカライズを展開出来るかってところが勝敗を分けそうだよな。
とか何とか言いつつ、続きを買うほどではないと思うので切りで。

燃:C 萌:B+ 笑:C+ 総:B+

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら <2>(2012/08)

原作リンク
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(2011/12)

コミカライズリンク
彼女がフラグをおられたら ~ルートラブ~ <1>(2014/04)
彼女がフラグをおられたら おお勇者よ、フラグを立ててしまうとは何事だ!?(2014/06)

講談社ラノベ文庫

彼女がフラグをおられたら こんな女子ばかりの体育祭に出られるか、僕は二人三脚に出させてもらう (講談社ラノベ文庫)
著:竹井 10日 イラスト:CUTEG

『早いだろ!?いやいやいやいやいや、早いだろ!?ていうか、チョロっ!!どんだけ、チョロいんだよ!?』

東京こうていわ。
2012年3月の新刊。約1ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
案の定、1巻のシリアス引きなど無かったかのように始まったから、颯太の死亡フラグは無かったことになったのかと思いきや、しっかり残ってました。
むしろ、今回は七徳院とかいう中二シリアス設定なんぞが飛び出して、益々イチャコメなどというジャンルから外れていく……w
その内、さくっと異能力バトルになる可能性もありそうだ……。

今回は一応体育祭編。とはいえ、その裏でシリアス話がズンズン進行してますね。『東京皇帝』みたいにコメディとシリアスを行ったり来たりする話になるのかしら……。

最後で次巻へ引っ張るのは恒例となるのだろうか。
後書き曰く、セルフオマージュが散りばめられてるらしいけど、リセエールしか判らなかったぜ……。

燃:B- 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
彼女がフラグをおられたら 俺、この転校が終わったら、あの娘と結婚するんだ(2011/12)
彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ(2012/08)

講談社ラノベ文庫

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3 (講談社ラノベ文庫)
著:榊 一郎 イラスト:ゆーげん

「『ここが違うんだ』ってあげつらって、『こいつは俺らと違う生き物だから』とか言って喧嘩したり、距離を置くより、『違う生き物だけど、ここも同じなんだぜ』って部分を見つけて、仲良くする方が、絶対に、いいよね」

2012年5月の新刊。約1日の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はミュセル、ペトラルカに続き、エルビア。おっぱいが大変なことになっていますが、生憎俺は褐色肌の元気系獣娘は守備範囲外なのであった<どうでも良い
ちなみに帯を外すと、榊さんが居ますw

さて、順調にオタク文化を神聖エルダント帝国に浸透させつつあった慎一だったが、依然として種族巻の軋轢は強いままだった。
そこで企画されたのが親善試合としてのサッカー。だが、そもそもサッカー自体を知らないエルダント人が多数を占める大会で、すんなり事が進む筈も無く……というお話。

リザードマンのブルーク、まさかの主役級扱いということで、何という俺得。ブルーク、良いキャラしてるよな。
最後の方は熱血だわハートフルだわで、ああもう僕はどうしたら良いのかと!

一方、ミュセルとペトラルカのフラグが凄い勢いで立ってますね。見開きのペトラルカが可愛い。どこで見開き挿絵使っとんねんと思ったけどw

今回も安定の面白さ。やっぱり、このシリーズは、普段の榊さんの作品より「他者との共存」ってテーマが強く打ち出されてるよなぁ。

コミカライズも決まったことだし、ラノベ文庫を牽引するシリーズにならねぇかな。アニメでやっても面白い題材だと思うんだよな。EDは勿論ミュセルとペトラルカが踊る的なアレをですね……。
ってか、このシリーズがラノベ文庫3巻達成一番乗りなんだな。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <2>(2012/01)
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 <4>(2012/09)