ガガガ文庫,ラノベ関連本

ガガガ小冊子

キャンペーン期間中にガガガ文庫に付いている応募券を送ると貰える小冊子。抽選だっけ?確か全員にプレゼントって話だったよな……?

人気シリーズと将来有望シリーズのショートショートを集めた特性冊子。ほんちょっとだけ特集ページもある。

のっけから平坂さんが後に続く作品のハードルをクッソ上げていて吹く。どんな嫌がらせだwwwww

『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』はオナ禁、『犬と魔法のファンタジー』はアイドルのおっかけと、やりたい放題だな!
ってか後者はこれ、もしかして本編の主要キャラ出て来てない……?

これ、スペシャル冊子と言いながら、みんな平常運転じゃないのか……。

燃:C 萌:A 笑:A 総:A

アニメ,オーバーラップ文庫

「ゴブリンって俺達よか強くね……?」

オーバーラップ文庫初のアニメ化かつ十文字青さん初のアニメ化作品。唐突にアニメ化発表されて驚いたけど、実は去年の春くらいからガンガンJOKERでコミカライズ連載という露骨なフラグがあったんだな。
製作はA-1 Pictures。どうやら今作は当たりの方のA-1 Picturesっぽい。

OPカットで本編開始。目覚めると見知らぬ世界グリムガルにやって来ていた主人公ハルヒロをはじめとした少年少女達。
過酷なこの世界で生き抜くため、いくつかのパーティーに分かれてモンスターを倒して食い扶持を稼ぐことになるが……。

十文字さんの作品を読まなくなって随分経つけど、『薔薇のマリア』の頃から何も変わってねぇなw
異世界召還で俺TUEEEEEEEEEEEE!!大ブームのこのご時勢に俺YOEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!である。
最弱とされるモンスター、ゴブリン相手にも7人がかりで勝てないという。だが、それが良い。

作画から感じられる金かけてそう感な。そりゃ知名度が全然無いから何かで牽引せんことには話にならんだろうしなぁ。
女性メンバーの体つきエロい(ぉ

十文字さんのことだから、さくっと誰か死にそうで困る。
ED代わりにOPを流して終了。映像は一枚絵だったから、OP映像はお預けか。
ゴブリン役「ゴブリン」ってどういうことだよw

ネットの評価を見たら1話切りする人が多そうって言われていて、また自分の感性との違いに慄く。
ああ、そうか、俺原作未読組だけど、十文字さんのノリは知ってるから面白く感じるのか。
作画のクオリティも地味に高かったから期待出来そうだけどなぁ。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
episode.2「見習い義勇兵の長い一日」

アニメ,GA文庫

「全体的にまだ幼い感じなのに、胸は結構あって━━エロいです!」

新時代のテンプレート。

GA文庫の人気シリーズが順当にアニメ化。製作はラルケ、CG作画はオレンジが担当という布陣。
タイトル「神装機竜」は「バハムート」と読みます。

春日歩さんがイラストを担当するラノベがアニメ化するのはガガガ文庫『俺、ツインテールになります。』に続いて2作目か。

OP映像は普通かなぁ……。曲は格好良いから、もっと映像とマッチすればアツそうなんだけども。
ざっくり説明すると装甲美少女もので、主人公が女の子だけの学園に通うというアレ。最初にメインヒロインの裸を見ちゃってブチ切れたヒロインが決闘を吹っかけてくるってのが最近のテンプレートなんだな……。

構成としてやり易いってのはよく理解るんだけども、『落第騎士の英雄譚』『学戦都市アスタリスク』と、こう立て続けとなるとw

主人公ルクスのキャストは田村睦心さんということで女性なんだよな。ラノベ主人公のキャストが女性って珍しいんじゃなかろうか。

本編が食い込んだので特殊EDに。
うーん、1話でこのクオリティなら後は下がる一方ではないかと思うんだけど、どうだろうか。

燃:A- 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
episode02「最弱の機竜使い」

原作リンク
最弱無敗の神装機竜(GA文庫、2013/08)

ガガガ文庫

灼熱の小早川さん (ガガガ文庫)
著:田中 ロミオ イラスト:西邑

「踊れよ小早川千尋、俺の手の中でさ。もっと滑稽なダンスを見せてみろよ!」

青春スイッチ、オン!

ガガガ文庫2011年9月の新刊。約4年3ヶ月4週間の積み。『人類は衰退しました。』6巻からは7ヶ月振り。
息抜きなのか田中ロミオさんが単発作品をリリース。『AURA』と同じ系統っぽかったので購入。
タイトル格好良いよな。
西邑さんは『僕がなめたいのは、君っ!』でガガガに登場済。

万事如才ない主人公、飯島直幸が同じクラスになったのは、規律にガチガチなクラス代表、小早川千尋。
最初こそ距離を置いていた直幸だけど、あるきっかけから彼女のことが気になり始めて……。

学級崩壊を招くクラスメイトと孤立している小早川さんの間で揺れ動く直幸。一人一人はそんなに悪い奴じゃないのに集まると頭のクソ悪い行動をやり出す集団浅慮という言葉を憶えました。成程、会社の上層部もこんな感じなのか。

小早川さんとの距離が近付いたかと思えば、また離れて。ああもう、このもどかしさな!最後にチョコくれる小早川さん可愛い。

中盤までの雰囲気だと、最後は鬱エンドなんじゃないかと不安になったけど見事にハッピーエンドで良かった良かった。

次は2012年7月に『人類は衰退しました。』7巻、2013年2月に8巻、2014年6月に9巻、12月に『人類は衰退しました。平常運転』、2015年7月に『犬と魔法のファンタジー』。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A+

アニメ,電撃文庫

「面白ぇ。とことん耐えてやろうじゃねぇか」

『転』の終了から3ヶ月、いよいよ完結編がスタート。勿論OP映像の構成は従来のフォーマットを踏襲してるんだけど、出だし格好良いな!
しれっと深雪の痛車が復活していて草。

さて、池袋を覆う混沌とした空気。それぞれの思惑が蠢く中、森羅の家にはセルティを中心として様々な事件に関わる人物達が集いつつあった。
波江さんは最早、誠二好き好きオーラを隠そうともしないんだなw

結構ヤバい状況だと思うんだけど、ここでまさかのラブコメ展開である。その中心がデュラハンってのが何ともイカレてるけど。
EDもやはり従来のフォーマット通り。

燃:A 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
デュラララ!!×2 転 第24話「蛇の道は蛇」

エピソードリンク
第26話「猫の首に鈴」

GA文庫

姉(かのじょ)と妹(カノジョ)の下着事情。 (GA文庫)
著:柚本 悠斗 イラスト:けけもつ

「少女から思春期を経て、大人の女性になるその移り変わり。心の持ちようだけでなく、大きく成長する胸のように、女性は変わっていくんだろうね。紫陽花のように変わろうとするみんなは、美しかった」

よくもだましたアアアアア!!

だましてくれたなアアアアアア!!

GA文庫2015年9月の新刊。約3ヶ月3週間半の積み。第7回GA文庫大賞奨励賞受賞作品。
タイトルは「かのじょとカノジョのしたぎじじょう。」と読みます。このタイトルでスルーなんて出来るわけないじゃないですか。
応募タイトルは「姉妹と幼馴染の下着事情。」

自分の作ったブラジャーで世界中の女性の胸を守ることが夢の主人公、創真彰人(そうま・あきと)はある日、服部呉服店の美人三姉妹との縁から永久就職を勧められる。何やら三姉妹の間には複雑な事情があるようで……。

おい、姉って彰人の姉のことじゃねーのかよ!くそっ、またタイトルに騙された!これじゃただの年上ヒロインじゃねーか!いや、年上ヒロインの出番自体少ない上に可愛くないけど!
一応、彰人には姉がいるんだけど、大して出番無いのよね……。

そもそもこんなタイトルをつけておいて、実際の内容はひたむきに夢を追いかける真っ当な青春小説じゃねーか。
青春部分とギャグが相殺する勿体無い構成になってる感じがするなぁ。どっちかに突き抜けられたら良かったんだけど……。

うーん、これなら続きはいいかなーと思ったけど、既に2巻予約済みだったよ!やったー!
次は2016年1月に2巻。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
姉と妹の下着事情。 <2>(2016/01)

GA文庫大賞奨励賞リンク
魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入苦労譚(第1回前期、2009/08)
ゆうれいなんか見えない!(第1回後期、2010/04)
ふぁみまっ!(第2回前期、2010/04)
かんなぎ家へようこそ!(第2回後期、2010/10)
あやかしマニアックス!(第3回前期、2011/10)
優等生以上、フリョー未満な俺ら。(第3回後期、2011/10)
神託学園の超越者(第5回後期、2013/11)
魔王と姫と叡智の書(第5回後期、2013/12)
異世界ラ皇の探求者 01.精霊王女はツルツルです!(第6回後期、2015/01)
【配信中】女神チャンネル!え、これ売名ですの!?(第11回、2019/01)

 

GA文庫

聖剣使いの禁呪詠唱《ワールドブレイク》11 (GA文庫)
著:あわむら 赤光 イラスト:refeia

「インスピレーションどっばどばキトゥアァァァァァァァァァァァァァァァ!」

2015年2月の新刊。約4ヶ月2週間の積み。連続刊行。
ドラマCDは特に興味なかったので通常版をチョイス。まぁ、僕がシリーズ自体に興味を持った時点で購入可能な状態だったのか知らんけど。

さて、アメリカ支部からの要請で現地に出現した魔神級討伐に赴く諸葉。旅のお供は勿論ソフィア先輩。
更にはアメリカ支部から熱烈な勧誘を受けることになって……。

こんな展開ってことは表紙は勿論ソフィア先輩……かと思いきや、見たことない美少女だったでござる。
この人が何を隠そう、最後の六頭領アーリン・ハイバリー。以前の六頭会議に音声だけ参加していたときと大分イメージが違うな。

雷帝、シャルルと化け物クラスの奴が続いた後に出て来たから、今一つ凄さが伝わってこないよな……。いや、技術方面に凄くて《救世主》達の戦いへの貢献度が半端無いことは理解るんだけど、インパクトが薄いというか……。

今回、諸葉が共に戦うのはソフィア先輩を始めとしたアメリカ支部の人達なんだけど、仲間は新キャラが多く、敵もここ数巻の相手からはスケールダウンして魔神級1体と、盛り上がりに欠けるかなぁ。

そして諸葉不在のこのタイミングで亜鐘学園のある街に現れた六翼会議のレナード。諸葉と同じ太極に見える力とは一体……。《螢惑》ってわけじゃないのかな。

ところで公式ゲームアプリのチラシが挟まっていて思いだしたんだけど、これ、開発頓挫したっぽいな。今、公式サイト見に行ったけど未だに鋭意開発中になっとるw
流石に今からリリースされたりしないだろうしな……。「思い━━━━出した!」とか言って再動したら大草原不可避なんだけども。

次は2015年6月に12巻、8月に13巻、10月に14巻、2月に15巻。

燃:A- 萌:A- 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
聖剣使いの禁呪詠唱 <10>(2015/01)
聖剣使いの禁呪詠唱 <12>(2015/06)

MF文庫J,アニメ

「リースフェルトは綾斗を独り占めしてズルい」

原作2巻『銀綺覚醒』編に突入。
アバンでは各学校の生徒会長が一同に集まる会議の様子が。どいつもこいつも一癖も二癖もありそうな。

道に迷っていた紗夜をついでとはいえ案内してあげるとかレスターさんが普通に良い奴で困る。

前回の事件を公にしない代わりにアルルカント・アカデミーの技術提供を受けることになった星導館学園。
アルルカントからマッドサイエンティスト、エルネスタがやって来るが、この人、剥き出しの肩とおっぱいがエロいな……。一見、天真爛漫な感じがまた一層エロさを際立てるというか……。

そして今回のエピソードの目玉、星導館序列1位の少女、疾風迅雷こと刀藤綺凛(とうどう・きりん)が登場。
ロリ巨乳、黒ストに加えて、声もロリっぽくて、これはあざといですわー。

ユリスに手の内をバラさないように迂闊に決闘などするなと言われた矢先に、初対面の綺凛を庇って決闘することになっちゃう綾斗ェ……。

燃:A 萌:A 笑:B 総:A

エピソードリンク
第4話「解き放たれし者」
第6話「素顔の少女」

アニメ,富士見ファンタジア文庫

「うさぎにだって牙はあるんですのよ!」

サブタイ良いな。
さて、攫われたうさぎを救うため、学園を狙う陰謀を阻止するため動き出す35小隊。
あれ、何だかストーリー展開が雑じゃないか?え、そこでシーン切り替わる?みたいな展開の連続で。

タケルの魔女狩り化がCGじゃなくなってたけど、手描きの方が楽ってわけじゃないよな……。どういう理屈だ……。
戦うのかと思いきや、シーンが戻ってきたら戦闘終わっていたでござる。アルェー?

とか思って、ネットの感想調べたら、2話、4話より面白かったって感想で愕然としてる……。どうなってんだ俺の感性……。

燃:B+ 萌:A- 笑:C 総:A-

エピソードリンク
第5話「魔女狩り祭」
第7話「裏切者」

GA文庫

深山さんちのベルテイン 3 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:七

「さすが水族館であります……思い出と恋と海のコンボが盛りだくさんであります、盛りだくさんでありますよ……」

シャシャシャウタ!シャシャシャウタ!
2014年2月の新刊。約1年10ヶ月2週間半の積み。2年8ヶ月振りの新刊。『ヴァルキリーワークス』3巻からは連続刊行。

2巻の感想の時点で次を買わない流れになっていた筈だったんだけど、何で買うことにしたんだっけか。
他のシリーズは買ってるのに、これだけ買わないのが気持ち悪いと思ったんだったかな……。

今回もハートフル連作短編集。琥太郎を好きな人多過ぎだろ……。そんな中でも年上のお姉さん勢に頑張って欲しいですねー。オルテンシアさんとか、もっと出番多くても良かったのに。
『ガンダムX』かるたは凄い楽しそう。読み手は感情を込めて言うようにしたい。

普通に次巻へ続くような終わり方をしているけど、後書きの感じからすると、これで打ち切りっぽい。
七さんが紹介文で「四巻出たら神様を信じる」って言ってるのはそういうことか。

そもそもこの3巻自体、売り上げに旨みが無いけど出せたというシロモノだそうで。あれか、3ヶ月連続刊行として売り出せるなら書かせてあげるって条件だったんだろうか。

真仮面ライダー序章くらい頑張るって終わりって意味じゃねーかw
ただ、打ち切り完結にしていないのは逢空さん自身には続きを書くつもりがあるからなんだろうな。

総評

そんなわけで『ニャル子さん』のノリを少し残しつつもハートフルなコメディ『深山さんちのベルテイン』全3巻でした。足掛け3年2ヶ月。
やっぱり逢空さんはがっつりパロディをやっていた方が良いということなのか。

主人公に男の娘を据えるというのが難しかったのではなかろうか。琥太郎は脇役として配置されていたら凄く輝いたんではないかと思うんだけども。

後はもう少しLOVEに寄せていれば……。コンサバフォームのベルさんのキャラが今一つだったというのがなぁ……。

次は2014年3月に『ニャル子さん』12巻、6月に『ヴァルキリーワークス』4巻、2015年2月に新作『勇者が魔王を倒してくれない。』、10月に新シリーズ『出番ですよ!カグヤさま』、2016年1月にその2巻。

燃:C 萌:A 笑:A- 総:A-

シリーズリンク
深山さんちのベルテイン <2>(2011/06)

著者リンク
ヴァルキリーワークス <3>(2014/01)
這いよれ!ニャル子さん <12>(通常版)(2014/03)