ドラマ,メディアワークス文庫

「長くなりますよ。それでも良ければお話します」

いよいよ最終回。いきなり冒頭で、いつもの挿入曲とEDで吹いた。今回はED曲がOP代わりなのね。
さて、お母さんとの直接対決、決着へ。

暗号に次ぐ暗号で、段々何を解いてるのか判らなくなってきたでござるの巻。
基本的には原作通りの展開だったかな。( ´_ゝ`)フーン

総評

ってな具合で、古書にまつわるミステリー、メディアワークス文庫原作『ビブリア古書堂の事件手帖』全11話でした。
まさかの月9で実写化で、どうなることかと思ったけども。

よし、ノイタミナでのアニメ化に期待しよう!まぁ、ようもまぁ、ここまで栞子さんを可愛くなくできたなーと。LOVE寄せをことごとくカットしたのは、どういう理屈で……。
構成は、およそ納得のいく仕上がりだったとは思うんだがなぁ。

オリジナル要素も頭を抱える要素となるかと危惧したけど、意外と主張が強くなくて、ホッとした。ハードルを下げまくってたお陰もあるかも。

視聴率は出だしは良かったけど、最後が低迷したみたいだな。

燃:C 萌:C 笑:C+ 総:B+

エピソードリンク
第十話「江戸川乱歩 少年探偵團」

ドラマ,メディアワークス文庫

「久し振りね、栞子」

やっぱりラストエピソードはこれか。ドラマ化するに当たって、わざわざ長編が書かれたのかなぁ。
ってか、この構成を予想して、原作4巻が出たときに、すぐ読んでいた俺、ファインプレーと言わざるを得ないな。

というわけで、ラストエピソードに相応しい作家、江戸川乱歩の古書にまつわるお話。乱歩ファンの遺したものとは一体……ということで、遂に條川母娘直接対決へ。

クローゼットの中に隠れると、栞子さんと密着でDOKIDOKIかと思いきや、クローゼットの中は成人が3人くらい入れそうな広さで泣いた。
まぁ、このキャスティングで原作再現されてもアレだけどな……。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

エピソードリンク
第九話「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
最終話「江戸川乱歩 押繪と旅する男」

ドラマ,メディアワークス文庫

「干渉されたくないって言ってんじゃん!!」

今回は、ある本を通じて描かれる母娘の物語。彼女達と関わっていく内に、栞子さんは自分の母親のことを考えてしまう。
つまり、最終章への前振りエピソードでもある。

大輔の元カノが登場して、ラブコメ気配が加速するぜ!と思ったら、全然そんなことなかったでござるの巻。
ゴールデンタイムのドラマが大好きそうな要素じゃないのか。
あ、でも、文也と奈緒は、それっぽくなってたか。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第八話「ロバート・F・ヤング たんぽぽ娘」
第十話「江戸川乱歩 少年探偵團」

ドラマ,メディアワークス文庫

「スピーチ、考えておきます」

今回は、本の読めない大輔が古書店の店員として相応しいのかという話。まぁ、本人が知らないところで話が進んでたわけだが。
原作は基本、ほぼ大輔の視点なので、彼が不在のシーンが見れるという意味では、映像化は有り難いと言えなくもない。

ゲストキャラとして、ヒトリ書房店主の井上が登場。今回のエピソードだけで見ると、ビックリするくらい嫌な奴だなw

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第七話「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」
第九話「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」

ドラマ,メディアワークス文庫

「うわ~!コロコロコミックだ~!」

前回は尺が足りなかったため、今回の1/3くらいは前回からの続きのエピソードとなっている。
さらーっと終了して、そのまま次のエピソードへ。

晩年編が終わったので、そのままVSお母さん編へ突入か。回想シーンで初めてお母さんが登場したときに何でED流すねんって思ったけど、よくよく調べたら、EDじゃない……だと……?

じゃあ、今まで俺がEDのイントロだと思っていたのは、ラストシーンで必ず流れる挿入曲だったということか……。
おっけ、このドラマに対する評価がワンランク下がったぞ!
話が面白いのは原作のお陰だしなぁ。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B

エピソードリンク
第六話「太宰治 晩年」
第八話「ロバート・F・ヤング たんぽぽ娘」

コミカライズ,角川ビーンズコレクション,雑記,GA文庫

ブツを買ってきました。ラノベは、

・神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール <3>
・異能バトルは日常系のなかで <3>

の計2冊。
GA文庫では、5/24に最後のキネティック『神曲奏界ポリフォニカF』が出るそうで。
何と、リシュリーとエステルが登場するそうで、これは漲るしかない。それに、どうも『レオン・ザ・ゴールド』でちょっとだけ触れた要素も関係してそうな……?
こいつは楽しみだ。

『ハンドレッド』がドラゴンエイジでコミカライズ決定か。『IS〈インフィニット・ストラトス〉』っぽさを意識してるみたいだけど、果たして……?
ボーダーは、

・その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明

の計1冊。
コミカライズは、

・神曲奏界ポリフォニカ カーディナル・クリムゾン <9>
・葬送鬼レギナルト

の計2冊。

ドラマ,メディアワークス文庫

「この本を手放すくらいなら、殺された方がマシです」

後回しにされていた原作1巻のクライマックスエピソードが、いよいよ登場。
原作ではなかった西野の逆襲や、藤波さんのミスリードなど、ドラマだけの展開が色々と。
これ、確かにドラマしか視てないと、藤波さんが怪しく見えるよなw

また、笠井が犯人ってことをすっかり忘れていた俺です。やべーわ。原作確認せんまま感想書いたら、オリジナル展開って書いちゃうとこだったわ……。

これまでのエピソードで笠井が良い人ってイメージで描かれてるから、余計にショッキングな展開になっていると言えるか。
だから、後回しになってたのかな。

燃:C 萌:C 笑:C 総:B+

エピソードリンク
第五話「アントニイ・バージェス 時計じかけのオレンジ」
第七話「足塚不二雄 UTOPIA 最後の世界大戦」

メディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
著:三上 延 イラスト:越島 はぐ

「行きます、デート」
「…………え?」
「結局、いくら考えても、よく分からなかったんです……でも、大輔さんとだったら、いいかもしれないなあって。だから、行きましょう、デート」

うわぁあああぁあああああああ。

2013年2月の新刊。約1週間の積み。8ヶ月振りの新刊。
だから、帯にグロ画像を載せるなと。知ってる。その方が売れるとか、知ってる。
優先消化したのは、ドラマがラスト近くで、今巻の要素を拾ってきそうな気配を漂わせているからです。

さて、今回はシリーズ初の長編。江戸川乱歩ファン達の複雑な人間関係が紐解かれていく。
そこで大輔と栞子さんは最大の敵、條川智恵子と遭遇することに。

おかしいなぁ、原作の栞子さんは凄い可愛いのになぁ。何で実写化しただけで、あそこまで可愛くなくなるんだろう……?
で、大輔が今回かなり攻めます。スベったら、次の日から仕事どうすんだよ……。後先考え無さ過ぎだろ……。

完結へ向けて話を進めるなら、こういう長編展開にならざるを得ないんだろうけど、個人的には、これまでのような連作短編集の方が面白いと思うんだよなぁ。
ハートフルだったり、苦みのある落ちだったりのさ。

ラストでは、まさかの告白で、おいおい、このまま打ち切りエンドなんじゃねーかとヒヤヒヤしたわ。
回答は貰えないまま終わっちゃったけど、この後どうすんだ……。

後書き曰く、そろそろ後半らしいけど、何だかんだ言いつつ、まだまだ続くんじゃないの?

燃:C 萌:A 笑:C+ 総:A

シリーズリンク
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~(2012/06)
ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~(2014/01)

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メディアワークス文庫

僕と彼女とギャルゲーな戦い (メディアワークス文庫)
著:西村 悠 イラスト:夏生(なつお)

「あたしはな、口先だけの野郎が大嫌いなんだよ。ライターに二言はねえ!言ったからには死ぬ気でやれよ!ただしゲームができあがるまでは死ぬな!」
「ゲームができあがった後なら?」
「死んでよし!」

メディアワークス文庫2010年11月の新刊。約2年3ヶ月の積み。
電撃文庫からデビューしたものの、いまひとつ奮わない西村さんがメディアワークス文庫に登場。
なのに、思いっきりラノベっぽいタイトルという。多分、タイトルに釣られて買ったんだった気がする。

小説家になる夢を諦め、就職活動を始めたものの、一向に内定を貰える気配の無い大学生、嶋谷一は、ある日、高校時代の憧れの先輩から、とんでもない依頼をされる。それは、彼女達の作るギャルゲーのシナリオ執筆で……というお話。
著者自身の経歴を活かしたわけか。

この流れだと、即エロゲーにイメージが直結しそうなものだけど、これに関しては、いわゆる全年齢向けゲームです。

うーむ、メディアワークス文庫で出した意味がイマイチよく理解らない。ラノベを読まない層に向けているにしてはタイトルがド直球だしなぁ。
内容も弾けているどころか、真面目一辺倒で、でも、一は物語開始までギャルゲーに触れたこともないのに、一回プレイしただけでマンセー状態だし、リアルなのか何なのか……。

というか、折角の年上のお姉さん要素が全然活かされてないじゃないか!もっと!もっとLOVEに寄せたまえ!露骨なのじゃなくても良いんです!何かこう、匂わせる感じで良いんですから!

ラストは、それなりに盛り上がっただけに勿体無いんだよな。
次は2011年9月に『妄想ジョナサン』。

燃:B+ 萌:B- 笑:C+ 総:A-

著者リンク
読書の時間よ、芝村くん!(一迅社文庫、2009/03)
神様の言うとおりっ!(電撃文庫、2009/08)
秋津楓はアたらない!(一迅社文庫、2010/09)

ドラマ,メディアワークス文庫

「地球の悲鳴が聞こえるかもしれないと思って」

今回は原作2巻のエピソード。しかし、構成の都合上か、大分内容が改変されている。
相変わらず、AKIRAのリアクション演技がアレなんだけど、そんな中で高橋克実さん
の安心感といったら。
終盤で、ラブコメみたいな展開に巻き込まれていてワロタ

何が怖いって、オリジナルキャラの田辺さんが外面が超良いクズだったってことだな。あんなんコロッと騙されてまうわー。

そして、一件落着かと思いきや、栞子さんに迫る謎の影。このタイミングに持って来たか。
となると、ラストエピソードはお母さんの話をやるつもりなのかしらん。おいおい、なら今月出る新刊を優先消化せんといかんのじゃないか?

にしても、EDのイントロ→ブツ切りにして不穏な展開→普通にED再開+スタッフロールって構成は何なの?
どう考えても、通常EDの後にエピローグとして、不穏シーンを挟んだ方が良いと思うんだが……。

ふと思ったんだけど、このシリーズって、原作本を売るだけじゃなくて、劇中で登場した本も売れるんだな。
コーナーとか作って、色々抱き合わせたらチョロい客がバンバン釣れそうだよな。

燃:C 萌:C 笑:B+ 総:B+

エピソードリンク
第四話「宮沢賢治 春と修羅」
第六話「太宰治 晩年」