アニメ,スーパーダッシュ文庫

紅 kure-nai3巻アニメDVD電波的な彼女付予約限定版(DVD付) (ジャンプコミックス)

「我が身はあなたの領土。我が心はあなたの奴隷」

 

『紅』のコミカライズ三巻の初回特典版に同梱されていたOVA。買ったはいいものの、コミカライズだけ読んで、OVAの方はすっかり存在を忘れていました。

 

 OPは無し。キャラデザは『紅』と比べて、圧倒的に山本さんの絵に近い。

 

 320ページある原作一巻を約四十分という尺に収めたためにかなりはしょった展開となっており、テレビシリーズの総集編を劇場版にしちゃいました的な印象を受けた。

 そのため、中盤まではちょっと引いた気持ちで見てたんだけど、何だかんだでクライマックスは楽しんでしまいました。

 

 と言うか、美夜が可愛くてズルい。

 

 雨の妹の光は一巻から出てたけど、彼女の友人の二人って二巻から出て来るんじゃなかったっけ?何分、読んだのが大分前だから全然憶えてないな。

 

 雨の部屋には制作会社繋がりで、『紅』と『アキカン!』のDVDが。また、メロンに少女化するメロンソーダの缶も登場。

 

 EDはクレジットのみで映像無し。って、文字でかっ!

 

 そんなわけで、OVAでした。クオリティが高かったと思います。ただ、尺の都合で紅香さんの出番はありません。合掌。

 既に第二弾の制作が決定しており、秋頃に日の目を見るらしいが、やはりまたコミカライズとセットなのだろうか……。

 やっぱり、こういうメディアミックスは主体である原作がちゃんと刊行されてこそだと思うんだけどなぁ。

 

 また、『アキカン!』のOVAは原作文庫に付くそうです。勘弁してくれ、集英社……(´・ω・`)

 

燃:B+ 萌:A 笑:C+ 総:A

スーパーダッシュ文庫

ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:アサウラ  イラスト:柴乃 櫂人

スーパーダッシュ文庫2008年2月の新刊。『黄色い花の紅』でデビューしたアサウラさんの新作。今まではガールズガンアクションだった筈だが、今度はコメディ。半額弁当に生命を賭ける者達の熱き戦いを描く、という馬鹿小説。

何で買ったかっつーと、登場人物にライトノベル研究会所属という娘が居て、購入を決意。それを知ったのは折り込みチラシだったので、発売日に買ったわけではない。結局ラノベは全然関係無かったけどな!

コメディのセンスがシュールというか何というか。マスオさんの「びゃあぁぁうまいぃ」とか、佐藤の回想にしょっちゅう出て来る石岡君とか、ほんとシュールというか何というか。

んで、弁当争奪戦。氷結の魔女とか魔導士とか恥ずかし過ぎるw
しかし弁当の描写が細かく、やたらと旨そうなんだ。

そしてカバディの話。『アキカン!』もカバディ大好きだけど、何か関係あんのか?

燃:B  萌:B  笑:A-  総:B+

著者リンク
生ポアニキ(オーバーラップ文庫、2014/10)

イラストリンク
デーゲンメイデン 1.台場、両断(ファンタジア文庫、2012/06)
神鎧猟機ブリガンド(ダッシュエックス文庫、2014/11)
織田信長という謎の職業が魔法剣士よりチートだったので、王国を作ることにしました(GAノベル、2017/07)

スーパーダッシュ文庫

めでぃかる! (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:神代   イラスト:ヒナユキ ウサ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

 可愛いナースが全て、医療器具が擬人化したものだという設定に惹かれて購入した気がする。自分でも何で買ったのか、よく思い出せん。

  タイトルだけだと、医療モノなのかと思うが、あくまで心の傷を癒すのが目的で、それを行うのに医療という方式をとっているに過ぎない。どういう職業の形式で癒しを行うかは自由なんだとか。


  癒しを行うのに際して、手伝いとして、その職業に用いられる道具を擬人化可能。更に役目を終えると、そのままちゃんとした人間になれる。ちょ、ハーレム作りたい放題じゃないっすか!(ぇ

  取り敢えずナースの一人、ヒスイが何と言うか存在自体がエロい。つーか女性キャラばっかじゃん。ホオシロも女の子にしか見えんし。

  本作は連作短編形式なんだが、この巻ではキャラ紹介と設定説明でページを殆ど使ってしまっている。せめて二巻が出んことには、面白さも何も無いと思うんだが。詰まらないわけじゃないんだけど。これだけでは判断しかねるなぁ。

  ただ、犬をハゲ頭に乗せて、「わしのカツラは生きてるんやー」は面白かった。

 案の定と言うか何と言うか打ち切りでした。

燃:C  萌:B  笑:B  総:B

スーパーダッシュ文庫

魂振の協奏曲 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:北沢 大輔  イラスト:ぺこ

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  あれ、ピンナップが普通だ。ここは適度にサービスするところだろう!

  さて、一巻と並んで、書き出しが最低です。「右手にパンティー。左手にブラジャー」って、なんちゅー書き出しやねん。


  で、ハーレム万歳と見せかけて、かなりの鬱展開。音矢が十八歳の誕生日までに子供を作らなアカンって、あったなぁそんな設定。肝心の音矢は事なかれ主義だわ優柔不断だわで、ラブコメどころじゃなくなってます。だが、中盤まではハーレムしんどいなぁ、と思わせておいて、ラストで巻き返しですよ。何というエロゲー展開w

  そして、これまで禍津神を生み出していたアクセサリー売りの男を倒したことで、物語は新たなステージに進む模様。第一部完といったところか。

  ふと思ったけど、歌で戦うって『マクロス7』だよなぁ。

 

燃:B  萌:A  笑:B  総:A

コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

紅 kure-nai3巻アニメDVD電波的な彼女付予約限定版(DVD付) (ジャンプコミックス)
原作:片山 憲太郎 漫画:山本 ヤマト 脚本:子安 秀明 コンテ構成:降矢 大輔

「人生には無数の選択肢がある。だが正しい選択肢など一つもない」
「……全部間違いなんですか?」
「違うな。選んだあとで、それを正しいものにしていくんだ」

『電波的な彼女』のアニメはOVAでコミックスの特典だと判った時点で何にも考えずe-honクリックして、後で値段確認したら4000円とかで吹いた。1回くらいならまだしも、第2弾の制作決定してるしなぁ。買い続けるのはしんどいぞ……。
まぁ、普通のOVAに比べたら安いんだけれども。

コミカライズ3巻は原作1巻をベースとしたエピソード完結。恐ろしいクオリティです。紫可愛いよ紫。メイド服は反則だと思うんだ。
いやしかし、真九郎は女泣かせ過ぎるな。

冷静に考えると、脚本は子安さんが書いてるってことは片山さん、何一つ仕事してないんだよな……。もうとっくに音信不通になってるとかありそうで怖いw

そして山本さんの画集が出る……だと……!?欲しいけど値段がなぁ……。

OVAの感想はまた後日。

燃:A 萌:A+ 笑:B+ 総:A+



コミカライズ,スーパーダッシュ文庫

よくわかる現代魔法 1 (1) (ジャンプコミックス)

原作:桜坂
洋 漫画:宮下 未紀

 

「魔法みたいに美味しい。だから聡史郎さんも魔法信じようよ。ねっ?」

 

 ジャンプスクエアで連載中のコミカライズがようやく登場。『紅』のコミカライズ一巻のときもそうだったけど、かなり品薄の模様。いや、『紅』のときの反省全然してないじゃん……。

『紅』と同じで新書サイズ。

 

 さて、公式絵師直々のコミカライズといことで、なら買うしかないじゃないか!

 

 内容はオリジナル半分、原作通り半分みたいな。原作は一巻しか読んでないからよく判らんけど。

 元々漫画を描いてる人だからなのか、至極まともな構成。そこはかとなく漂う百合臭がアレでナニ。

 

 問題はペースが遅いことだよなぁ。二巻の発売予定なんて十一月ですよ……。

 

 そしてアニメは『アキカン!』枠です。うわぁ、何事も無く終わりそうだ……。

 

燃:B 萌:A 笑:B- 総:A

スーパーダッシュ文庫

ガラクタ・パーツ (集英社スーパーダッシュ文庫)
著:片桐 敬磨  イラスト:藤真 拓哉

スーパーダッシュ文庫2008年1月の新刊。
SD史上最年少・19歳デビュー!!だそうです。『ロボットポンコッツ』みたいで、コレクション系のゲームを彷彿とさせるタイトルとヒロイン、アキの可愛さに惹かれて購入。

って、こ  れ  は  ひ  ど  い

誰かの一人称ってわけでもないのに、無駄に軽い文体が不自然過ぎる。それで読み易いんなら良いんだけど、すんごい読み難い。
人の生命の扱いがすんげぇ軽いのもスッキリしない。

ストーリー自体も特定の方向に特化してるわけでもなく、万遍無く詰まらなかった。非常にイラストの無駄遣い。

良いところが無いわけじゃないんだけど、それすらも吹き飛ばす程に駄目な部分が大きい。切り捨て切り捨て。

燃:C  萌:B+  笑:C-  総:C+

イラストリンク
R-15 ようこそ天才学園へ!(スニーカー文庫、2009/07)
魔法少女リリカルなのはViVid <1>(角川コミックス、2010/01)
ウチの姫さまにはがっかりです…。(電撃文庫、2010/10)
まちがい英雄の異世界召喚(ファンタジア文庫、2014/02)
ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事(ダッシュエックス文庫、2016/06)
S級学園の自称「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ来られてバレバレです。(講談社ラノベ文庫、2022/08)

スーパーダッシュ文庫

パーフェクト・ブラッド〈1〉彼女が持ってるボクの心臓 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:赤井 紅介  イラスト:椋本 夏夜

 

「たとえ四肢がもがれていたとしても、ぼくは風呂へ行く!」

 

過去に読んだ作品を紹介していこうシリーズ。

  SD文庫。はいはい、表紙のメイドさんに釣られた俺の負け。

  使う魔法によっては、副作用で怪物になってしまうとか、魔法士という呼称とかだけ見ると、「え、これ何て『ストジャ』?」と思うわけだが、最後まで読むと、全然ベクトルが違う。主要キャラはみんな、重い過去を背負っているが、ストーリー展開自体は適度にラブコメ、適度にバトル、適度にハードといった感じ。こう書くと、えらく軽く見えるが、なかなか良質な作品だと思う。ベッタベタなのが嫌となると、話は別だが。

  何がベッタベタって、十二冊の原書という設定がベッタベタ。『グラビティ・ドライブ』とか、いかにもなネーミングが素敵だ。

  そして忘れてはならないのが、十歳のサブヒロイン雪子である。この巻ではそうでもないので、二巻以降、積極的にラブコメパートに絡んでくることを願う。


燃:A  萌:A  笑:B  総:A

スーパーダッシュ文庫

迷い猫オーバーラン!〈3〉...拾う? (集英社スーパーダッシュ文庫)

著:松 智洋 イラスト:ぺこ

皿の上の幸福には限りがあって、一匹の猫が平らげてしまうわけにはいかないのだ。

約2ヶ月2日の積み。隔月刊行第3弾。表紙は順当に希。ストーリーも希メイン。

僕が慣れてきたのか、文体がこなれてきたのか、前2冊よりも読み易くなったという印象。と言うか、『プリキュア』ネタが出て来るだけで、色々許せる俺が居る。

今回は体育祭ということで、ブルマVSスパッツの抗争が勃発。最終的には二つをフュージョンさせたブルッツ(・∀・)イイ!というオチなのが大変馬鹿馬鹿しい。
シリアス要素が垣間見えたときはどうなることかと思ったが、ラブコメを展開させるための要素でしかなかったので安心した。
このストーリーで無駄にシリアス要素突っ込まれてもなぁ。

注目しておきたいのは、やたらと存在感を主張する委員長、鳴子叶絵(なるこ・かなえ)。『とらドラ!』のみのりんっぽい彼女ですが、恐らく今後表紙に登場すると思われ。
軽音楽部の珠緒先輩も後々出て来そうだ。

まだまだ続く隔月刊行、次は4月。だからもう出てるよ!表紙は乙女姉さんだよ!しかもこの時点で5巻の発売が決定してるよ!

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:B+

スーパーダッシュ文庫,雑記

 集英社スーパーダッシュ文庫より絶賛刊行中の『迷い猫オーバーラン!』。このシリーズの販促アイテムが凄い。三巻までを収納出来る「えひめみかん」の段ボール箱をイメージしたボックスである。

 ラノベの入荷量が多い店舗ならあると思うので、是非一度見ていただきたい。クオリティ高―、ほしー。

 

 また、公式サイトでは『シアンとマゼンタ』の連載が始まっている。どうもこれが本編連載っぽい。

 既にファミ通文庫の公式サイトFBonlineで外伝の連載というのは数多く行われているが、本編が連載というのは非常に珍しいのではないか。つーか文庫で出せない大人の事情的な?

 売上は芳しくなかったけど、一部のコアなファンが付いてるとか、そんなんだろうか。

 ちなみにPDF形式。これも初めて見た。

迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫)
迷い猫オーバーラン!―拾ってなんていってないんだからね!! (集英社スーパーダッシュ文庫)
シアンとマゼンタ (集英社スーパーダッシュ文庫)

シアンとマゼンタ (集英社スーパーダッシュ文庫)