雑誌,電撃文庫

電撃PlayStation (プレイステーション) 2014年 10/18増刊号

電撃PlayStation10/18号増刊の付録。電撃文庫作家がゲームにまつわる短編を書き下ろした小冊子。
流石、電撃文庫、やることの規模がメチャクチャだぜ……。ラノベ市場が飽和しつつあるから、新しいところから客を引っ張ってくる作戦なのかしら。

上月司さんは折角年上のお姉さんを出してるのに、何故LOVE寄せを全然しなかったのか……。

既存シリーズの番外編もあれば、この付録のための新作もある。電プレの付録だっつってんのに、鬼ごっこをやっちゃう岬鷺宮さんェ……。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
電撃PS文庫 <2>

アニメ,電撃文庫

「いわばフルダイブ環境そのものの申し子、そんな気がしたんだ」

和人の協力を得て、現実世界でユウキを見付け出したアスナ。しかし、現実世界のユウキは医療施設から出ることの出来ない病に冒されていた。
担当主治医、倉橋医師からユウキの病状を聞いたアスナは……。

ユウキの生い立ちが語られるシーンは画面の動きも無くて、物凄い地味なんだけど、倉橋先生が妙に味のある喋り方するんだよなぁ。聞いていて安心するというか。

燃:C 萌:A 笑:C 総:A

エピソードリンク
#21「剣士の碑」
#23「夢の始まり」

ラノベ関連本,電撃文庫

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「AWのアニメ2期は…いつだ…?」

ほんとそれ。 今年の電撃文庫の海賊本は勝負と挑戦がテーマ。何やらアツい内容なのかと思いきや、勿論そんなことはなく。 いや、表紙の時点でお察しですがw

『ストライク・ザ・ブラッド 零菜ふたたび/法廷対決』

すっかり零菜が便利キャラになっとるw
今回は完全におふざけ展開で、未来の様子が判るような描写は無かったかな。ガチ未来編の短編とかあっても良いと思うんだけどな。

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 海辺の勝負師達』

「女衆がちんこ勝負開催!」って書いてあって、おいおい、女衆が、ちんこで勝負とか卑猥過ぎるだろ……って思ったら、「がちんこ」で区切るんだったワナ。
あー、俺、超健全だから、その発想は無かったわー。

『やがて魔剱のアリスベル ゆる獣王決定戦(ビーストキング・エキシビジョン)』

アリスベルの『ポケモンBW2』のメイのコスプレがやたら可愛い件。もっとイラスト化されても良いのよ。

『ロウきゅーぶ!VS天使の3P! 男子高校生で小学生にいろいろ教えているけれど、クラスメイトの女の子にロリコン疑惑をかけられている!?』

タイトル自重しろw
ヒロイン大集合で、うふふきゃっきゃかと思いきや、彼女達の出番は殆ど無く、昴と響による真のロリコン決定戦だったでござる。ぎゃふん。

『魔王なあの娘と村人A×司書とハサミと短い鉛筆 司書と魔王と鈍感な村人』

まさかあの懐かしのタイトルが出て来るとは。いや、絡め易い設定だったってのもあるんだろうけど。

『僕と彼女のゲーム戦争 はじめてのファイティングクライマックス

取り上げられるゲームは『電撃文庫FIGHTING CLIMAX』。与えられたお題から辿り着いた答えが完璧過ぎるなw
でも、電撃PlayStationの付録に続くってのはアリなんだろうか……。一応、一区切りはついてるんだけどね。

燃:B+ 萌:A 笑:A- 総:A+

シリーズリンク
電撃文庫創刊20周年記念公式海賊本 電撃文庫20de20!!
電撃文庫3000タイトル突破記念!公式海賊本 電撃がーるず水着ふぇすてぃばる!

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メディアワークス文庫,雑記,電撃文庫

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2015年 01月号 [雑誌]

『ソードアート・オンライン』

表紙。実は『SAO』が表紙の号でキリトさんが出ていないのって初めてっぽいな。むしろアスナが出れる方が珍しいという。

『OBJECTORS! ~VRMMO開発秘話~』

『SAO』のスピンオフ短編。3Dグラフィッカーを主人公に据えたお話。面白かったけど、今後どこかに収録されそうな内容でもないし希少価値が出そうな気がしないでもない。あ、ファンブック的な本に収録されるか。

『デュラララ!!』

Gファンタジーのコミカライズ『黄巾賊編』が終わった段階で、作画担当が変わるみたいね。どういう処置なのかはよく理解らん。『魔法科高校の劣等生』みたいに平行連載ってんなら判るんだが。

『OBSTACLEシリーズ 激突のヘクセンナハト』

川上さんの新作が登場。さとやすさんはキャラデザのみで、剣康之さん作画で電撃大王にてコミックとして連載される。
こちらでは小説版を集中連載するそうな。

以前、本誌で連載されていた『OBSTACLE OVERTURE』との関連性が全然見えないんだけど、どういう世界観なんだろうか……。
ちょろっと調べてみたら、このOBSTACLEの時代だけで何度も世界をやり直しているとか何とか。おお、複雑だな……。

『少女は書架の海で眠る』

コミックだけかと思いきや、支倉さん自らが執筆し、電撃文庫で刊行されるそうで。

『ゼロから始める魔法の書』

電撃マオウでコミカライズ決定。

新刊情報

『野崎まど劇場』2巻が発売決定。あれ、文庫にまとめられるほどの量溜まってたっけなぁ。取り敢えずはページを折り畳む必要のあるアレがどう収録されるのかだなw

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

雑誌リンク
電撃文庫MAGAZINE Vol.40(2014年11月号)
電撃文庫MAGAZINE Vol.42(2015年3月号)

電撃文庫

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 狼と魂 (電撃文庫)
著:川上 稔 イラスト:さとやす(TENKY)

「浅間!言葉を選んでソフトに言いますけど、キチガイですの!?」

2014年11月の新刊。約1ヶ月1週間の積み。5ヶ月振りの新刊。通算19冊目。
唐突に番外編臭いタイトルで登場。アニメBlu-rayの特典小説が好評だったことと、単巻で読める『ホライゾン』を、ということで刊行に至ったらしい。

つまり過去編です。ページ数は約370ページと、ちょっと厚めの普通の電撃文庫程度。馬鹿な、こんなに薄いのに『ホライゾン』だと……?

タイトルから順当なところで表紙はネイトです。カバー裏は特典の方の仕様で、ショートストーリーになっている。
口絵ピンナップには、しれっと「side stories.01」と書いてある。あ、これは定期的に出すつもりですわ。
章タイトルの縛りもいつもとは違うのね。

今回の内容は3年前、まだ皆が中等部だった頃の騒動をネイトメインで描いた過去編。それを記録をつける形で現代から振り返っていくという構成なので、3年前には居なかったキャラも出番は少ないながらもちゃんと登場します。

しかし、一体どの辺がガールズトークだったのか……。いや確かに女性キャラの比重は高めだったが。
初見さんにとっつき易くするためのタイトルなのかしら。
次は2015年2月に本編『Ⅷ〈上〉』。

燃:B+ 萌:A+ 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅦ〈下〉(2014/06)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンⅧ〈上〉(2015/02)
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン ガールズトーク 祭と夢(2015/11)

 

コミカライズ,電撃文庫

エロマンガ先生 (1) (電撃コミックスNEXT)
原作:伏見 つかさ 作画:rin キャラクターデザイン:かんざき ひろ

(こいつ、俺の妹じゃね?)

2014年11月の新刊。
電撃文庫の人気シリーズが早くもコミカライズ。掲載誌は電撃大王。
帯には原作者の前シリーズ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のヒロイン、桐乃からの推薦文が。推薦文っていうか、欲望丸出しのアレ。

内容的には原作をそのままコミカライズといった感じで。ただ、特徴的な要素として、主人公、正宗が劇中で執筆している「転生の銀狼」のイラストが別の作家たいしょう田中さんによって描かれている点が挙げられる。

作画はまぁラノベのコミカライズとしては良い方かとは思うんだけど、現状コミカライズを買い続けるだけの原動力になるレベルではないんだよなぁ。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のコミカライズよりは俺好みの作画だけど。

巻末には伏見さんによる書き下ろしショートショートと、「転生の銀狼」のイラストギャラリーが。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A-

原作リンク
エロマンガ先生 妹と開かずの間(電撃文庫、2013/12)

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電撃文庫

僕と彼女のゲーム戦争 (7) (電撃文庫)
著:師走 トオル イラスト:八宝備仁

「対人戦はいつだって人同士の騙し合いなんですね……」

2014年9月の新刊。約3ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。本編進行は実に1年振り。これって執筆に時間がかかっているのか、はたまた権利関係の許諾を取るのに時間がかっているのか。
『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』2巻からは3ヶ月振り。

表紙が3巻までのフォーマットに戻りましたね。何このあざとい表紙……いや、嫌いじゃないですけど<何なんだ

さて、今回は電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編を1本収録し、そのエピソードが発端として始まる長編という、ちょっと変則的な構成となっている。
その短編というのが岸嶺がバイトでゲームのデバッガーを務めるという話なんだけど、個人的にはゲームをプレイする話より、こういう業界裏話的なものの方が好きなんだよな……。
だから、この後に展開するゲーム大会という本筋より、こっちの方が面白かったというね。

そろそろ岸嶺は素人である次期を抜けるところに来ているということで。うーん、俺自身がゲームは詳しくないから、ずっと素人目線で居てくれた方が楽しめるんだけども。
そんな中、たまに大人らしいことを言う瀬名先生が格好良いな。

後書きによると、裁判ものを仕込んでいるそうで。富士見ミステリー文庫『タクティカル・ジャッジメント』は面白かったし、出たらチェックしよう。
次は2015年春頃に8巻だけど、こっちはもういいかな……。

燃:B- 萌:A- 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
僕と彼女のゲーム戦争 <6>(2013/09)
僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常(2014/03)

アニメ,電撃文庫

「どんな高速魔法も対物ライフルの弾よりは遅いからな」

キリトさんKAKKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

さて、応援として駆けつけれくれたキリトさん達の協力を得て、スリーピング・ナイツはボス部屋を目指す。
バーサクヒーラーの本領発揮ということでアスナもとんでもない強さを発揮する。あー、そりゃバーサクヒーラーとか呼ばれるわ……。

続いてのボス戦も圧倒的A-1 Picturesクオリティ。まぁ、このクオリティが自殺者を出すような環境で作られていることを思い出すと素直に楽しめない部分はあるのだが……。

普通ならボスを撃破して、めでたしめでたしというところなんだけど、今回のエピソードはむしろここからが本番ということで。

燃:A+ 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
#20「スリーピング・ナイツ」
#22「旅路の果て」

電撃文庫

鮎原夜波はよく濡れる (2) (電撃文庫)
著:水瀬 葉月 イラスト:白井 鋭利

つまりはWピースだ。菩薩顔Wピースだ。

どんなピースだw
2013年12月の新刊。約11ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
えっ、2、3ヶ月くらいしか積んでないつもりだったのに……。

さて、幕を開けた高校生活。新たな人間関係をそつなく構築した陽平とマイペースを貫く夜波。
ヴォジャノーイとの戦いでは、これまで通り撃破するのではなく、捕獲する方向に話が進むが……。

新登場ヒロイン、おかあさんこと雲城淡(あわい)が可愛い。まぁ、水瀬さんのシリーズで、そうそうまとも一辺倒のヒロインなんて出て来る筈もなく。
途中から、「あれっ、『C^3 -シーキューブ-』のキャラかな?」ってテンションになってきてワロタ

陽平の妹がヴォジャノーイと関わっているんじゃないかという疑念が徐々に大きくなってきたところで、更にヴォジャノーイが人造生命体である可能性まで浮上してきて、物語は加速していく……と思いきや、次は2015年1月に新シリーズ『課外活動サバイバルメソッド』ということで、どうやら打ち切りのようですね。

うーん、ノリは基本的に『C^3 -シーキューブ-』と変わらなかったのに続かなかったのは、やっぱりイラストの吸引力かなぁ。
白井さんのイラストは綺麗なんだけど、全然エロくないんだよな。さそりがためさんを続投させるべきだったとは思わないけど、もう少しエロ寄りのイラストを描ける人にお願いした方が良かったんじゃなかろうか。

水瀬さんのシリーズのヒロインって、とんがってる性格や喋り方のキャラが多いから、まずはビジュアルで吸引しないと、とっつき難いんだよな。

燃:B 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
鮎原夜波はよく濡れる(2013/09)

著者リンク
課外活動サバイバルメソッド(2015/01)

アニメ,電撃文庫

「ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ」

ユウキに見初められたアスナは、彼女のギルド、スリーピング・ナイツに協力し、ボス討伐に挑むことに。
普通は49人のレイドで挑まないといけないとか気の遠くなる話だよなぁ。ってか、ボス討伐を巡って争いが起きるとか、凄ぇ殺伐としそうなんだけど……。

ALOの中では素敵な出会いをしたアスナだけど、お母さんとの軋轢は深まるばかりで。回線が切断されたときって、あんな風にログアウトするのか。急にあんな感じになったら怖くない?

いやでも、お母さんの言い分も理解らないではないんだよな。そりゃ外からSAO事件を見ていた人、しかも娘が捕らわれた立場からしたら、ナーヴギアとアミュスフィアの違いなんて判りっこないし、また同じようなゲームをやっているなんて正気の沙汰じゃないよな。

ボス攻略ギルドに邪魔されてしまうスリーピング・ナイツ。絶体絶命の危機を救いに駆けつけたのはキリトさんだった。
やっぱりキリトさんKAKKEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

燃:A- 萌:A 笑:B- 総:A

エピソードリンク
#19「絶剣」
#21「剣士の碑」