MF文庫J

詠う少女の創楽譜 3 (MF文庫J)
著:雨野 智晴 イラスト:たにはら なつき

「……今度、デートしてよ。ご褒美に」
「それくらい別に良いけど。でも、兄妹が一緒に出かけることを、世間一般ではデートとは言わないんだぞ?」
「うん、知ってるよ」

「━━だから、わたしとデートしてください」

まったく、実妹は最高だぜ!!

2011年12月の新刊。約6ヶ月半週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は明日香と花穂。え、内容的にも花穂1人で良かったんじゃ……。早くも法則性崩れたじゃない……(´・ω・`)

さて、今回は病気で先の長くない少女、花音が親友である花穂の晴れ舞台を見にやって来る。
国際代表戦『セプテンバーエリミネーション』に出場するべく、奮闘する花穂だったが、そうすんなりはいかなくて……というお話。

のっけから口絵で触手とはやってくれるじゃない。本編中の描写も結構トバしていて良かったですね。
流石、エロゲのシナリオライターだな!

今回は花穂がメインの筈なんだけど、何やかんやで明日香が出張ってるというか、オイシイとこ持っていってるというか。
触手の餌食になるのもキャラクター的にはオイシイ部分だよな。
一方、大して出番の無いシルヴィさんェ……。

今のところ、スポーツマンシップに則った戦いと見せかけて、裏でゴチャゴチャって感じだけど、ボチボチシリアスな戦闘メインになるのかしらん。
歌姫と奏士の設定が見れるなら、その方が良いかも。

で、実妹ヒロイン明日香が本領発揮の予感。明日香エロ可愛いよ明日香。
次は2012年6月に4巻です。

燃:A- 萌:A 笑:B 総:A

シリーズリンク
詠う少女の創楽譜 <2>(2011/08)
詠う少女の創楽譜 <4>(2012/06)

MF文庫J,アニメ

「あんまり女王様がやんちゃだと、海が荒れてしまうぞ」

将悟のキザな言動が実にアレだな……。ラブコメラノベの主人公としては、かなりの高スペックな気がする。
ってか、これは感情移入し辛いスペックだよな……。

取り敢えず、今回で主だったヒロインは出揃ったか。衣楠って原作ではヒロイン扱いされてるんだろーか。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第01話「見知らぬ妹からの声」
第03話「妹たちの誘惑」

MF文庫J,アニメ

「強くなんてなくていい!」

エンシェントドラゴンに太刀打ち出来ない才人達。デルフは砕け、教皇聖下は喰われてしまい。

デルフを失った悲しみを隠し、気丈に振舞う才人を見ていられないルイズは、ある決意をする。
それは、強力な武器を才人の世界から持ってくる作戦の際に、才人を元の世界へ帰そうというもの。

才人の居なくなったハルケギニアで、ドラゴンに立ち向かうため、集まった仲間達。友情がアツい。

元の世界へ放り出された才人は悲嘆に暮れる。ということで、次回いよいよ最終回。これは盛り上がって来たぞ。

燃:A- 萌:A 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第10話「災厄の目覚め」
最終話「ゼロの使い魔」

MF文庫J

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その8 (MF文庫J)
著:葉村 哲 イラスト:ほんたに かなえ

「諸君、意味もなくボクを攻撃するのはやめるべきだ。良い年した男が普通に泣くぞ」

2012年5月の新刊。1ヶ月2週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
表紙は冬服の一乃さん。もう、法則性も何もあったもんじゃないな。

今回も、やはり進んでいるのかそうでないのか理解らないストーリー。
一応、宗司とヒロイン達の関係性は変わってきている……のか?
このままスパッと終わることも出来そうだけど、いつまでもズルズル続けることも可能な内容だからなぁ。うーむ。

イラストは相変わらずサービスカットばかり。うむ、実にけしからん。ポニテのミニスカメイド一乃さんとか特に。

巻末にはラフイラスト集が。どうせなら、もう少し大きいサイズで見たかったものだが……。

そして最後に、三度ほんたにさんと組んでの新シリーズ『バロックナイト』の告知が。取り敢えず買います。
というわけで、次は2012年8月に『バロックナイト』。

燃:C 萌:A+ 笑:B 総:A-

シリーズリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その7 結末へ至る恋の病(2012/02)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その9 最後の一年より(2012/12)

キャンペーンリンク
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 特製イラスト小冊

著者リンク
バロックナイト overture:幻想接続(2012/09)

MF文庫J,コミカライズ

魔弾の王と戦姫 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
作画:柳井 伸彦 原作:川口 士 キャラクター原案:よし☆ヲ

「おまえはいまから私の捕虜(もの)だ」

2012年4月の新刊。
コミックフラッパーで連載中の、MF文庫Jの人気シリーズのコミカライズが単行本で登場。
原作は読んでないし、このコミカライズ自体もスルーしてたんだけど、ネットの評判が良かったので買ってきました。
タイトルの「戦姫」は「ヴァナディース」と読みます。

どうもMF文庫Jのコミカライズの中で、バトル及びシリアス成分が多めのやつはフラッパーに掲載される傾向にあるみたいだな。

弓の名手ティグルは7人居ると言われる戦姫の1人エレンの捕虜となってしまう。彼は領地に帰りたいと思う一方で、自分の弓の腕を正当に評価してくれるエレンにも惹かれて……というアレ。

先を知らないからというのもあるんだけど、普通に漫画として楽しめる。こういう成り上がりファンタジーみたいな話好きなんだよなぁ。

ティグルの屋敷で、彼の帰りを待つメイド、ティッタが噛ませ犬過ぎて辛い。
また、ティグルの全裸でのキメ顔にワロタ

なかなか素敵なクオリティだったので、ちょっと追いかけてみようか。

燃:A- 萌:A- 笑:B 総:A

シリーズリンク
魔弾の王と戦姫 <2>(2013/01)

MF文庫J,アニメ

「こういうの何て言うか知ってますか?運命の出会いです!」

MF文庫J原作の変則ラブコメがアニメ化。原作は2巻で折れたんだぜ。略称は『なかいも』。

制作はStudio五組。ラノベ原作アニメの制作は初めてか。結構、新興の会社っぽい。って、GONZOから独立したところなのか。
どうせなら、著者の前シリーズ『三流木萌花は名担当!』をアニメ化してほしかったぜ……。

さて、帝野グループの跡取りである主人公、将悟はグループを継ぐ条件として、高校を卒業するまでに、自分に相応しい生涯の伴侶を見付けることを命じられる。
次々と見眼麗しい少女達と仲良くなる将悟だったが、どうやらその中には将悟も知らない実妹が混じっていて、彼との結婚を目論んでいるらしいことが判る。
妹の存在がちらつく所為で、なかなか女の子と仲良くなれない将悟の微妙にサスペンスな学園生活が始まった……というお話。発想は面白いと思う。

原作のイラストを担当しているのはCUTEGさんなんだけど、面白いことに、CUTEGさんがコミカライズの作画を担当しているファミ通文庫原作『ココロコネクト』も今期からアニメが始まるんだよな。
放送する時間帯も『ココロコネクト』→本作と並んでるし。

StylipSの歌うOPは、原作の表紙絵を上手いこと使った構成+サビで将悟がヒロインを取っ換え引っ換えしながらダンスするカットが良いですね。『明日のナージャ』のOPを思い出したのは俺だけで良い。

冒頭では、将悟が深流院(みりゅういん)学園への編入が決まる様子が描かれているが、彼のお母さん、久川綾さんなのかよ。『這いよれ!ニャル子さん』でも主人公のお母さん役だったよな。
ちなみに既に他界しているお父さんは小山力也さんです。何故、無駄に豪華なキャスティングにしたしw

今回は大体ヒロインの顔見せと言った感じで。ぱんつはがっりち規制されてましたね。基本的にスカートの中身は暗黒

ゆずこさんがマジキチとか言ってたけど、一体どの辺がマジキチなのかと思ってたら、最後の方の心乃枝の言動は結構アレでしたね。いけるいける!このくらいな全然問題無い!

EDは可も無く不可も無くといったところか。
そんな具合で1発目でした。初回から、このクオリティでは先行き不安だな……。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第02話「妹と月夜のダンス」

原作リンク
この中に1人、妹がいる!

MF文庫J,アニメ

「あばよ、相棒」

目覚めた災厄エンシェントドラゴン。それは瞬く間にアクイレイアの街を火の海に変えてしまった。
ヴィットーリオに召集されたルイズ、ティファニア、才人は戦いに赴くが、その途中で才人はティファニアはリーヴスラシルの宿命を知ることに。

死ぬかもしれないのは自分だけじゃないと、エンシェントドラゴンに立ち向かう才人だったが、ドラゴンブレスを防いでデルフリンガーが大破、更にはヴィットーリオはジュリオだけを逃がし、喰われてしまう。
マジかよ……絶望感半端無ぇ……。ヴィットーリオはガチで死亡かなぁ。くっちゃくっちゃされてたしな……。

デルフ退場シーンは原作みたいに、回想交えながらやってほしかったよな。まぁ、そんなことされたら涙腺爆発どころの騒ぎではないのだが。

燃:A- 萌:A- 笑:C 総:A+

エピソードリンク
第9話「タバサの戴冠」
第11話「ルイズの選択」

MF文庫J,コミカライズ,講談社ラノベ文庫,雑記

見送ってた新刊を買ったら、今月はラノベ文庫買うの初めてだったでござるの巻。って、今日が7月の新刊の発売日じゃねーか!
ブツは、

・アニメ化企画進行中(腐)!?

の計1冊。
それと、ネットで話題になっていたコミカライズ、

・魔弾の王と戦姫 <1>

の計1冊を購入。

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリアちゃん (MFコミックス アライブシリーズ)
作画:武 シノブ(たけ) 原作:赤松 中学 キャラクター原案:こぶいち

「お兄ちゃんの周囲に妹しかいなくなるようにするのが妹の仕事でしょ?」

2012年5月の新刊。アニメが始まった頃にコミックアライブで連載が始まったMF文庫J原作のパロディ4コマ漫画。
最近、本当こういうの多いよな……。乱発されてるけど、かといって全く読まずにスルーするわけにもなぁと。

内容は、アリア、白雪、理子、レキの初期ヒロイン4人が女子力を高めるために、あれやこれやするという、ゆるコメ。
基本的にはキャラクターはデフォルメサイズで描かれているが、たまに等身が伸びる。
キンジを始めとする男性キャラは一切登場せず。名前さえも出て来ない。
後はゲストとして、ジャンヌと綴先生、そしてかなめが登場。って、かなめはコミカライズ初登場だよな……。

全体的に女の子が可愛いが、ネタが壊滅的過ぎる。毒にも薬にもならないとは、このことか。
まぁ、こういう系統の作品に過度の期待を寄せるのが間違ってるという話だけども。

全1冊なので、これで終わりなんだけど、何故中空知さんを出さなかったし。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:B

コミカライズリンク
緋弾のアリア <Ⅰ>(2010/04)
緋弾のアリアAA <Ⅰ>(2011/03)

MF文庫J,コミカライズ

緋弾のアリアAA (4) (ヤングガンガンコミック)
原作:赤松 中学 キャラクターデザイン:こぶいち 漫画:橘 書画子

「何もかも隠したまま、何もかも解決できるの?」

2012年5月の新刊。あれか、原作、本編コミカライズ、『AA』と関連書籍を同月に発売するのが最近のルールなのか。
いや、まとめて出した方がキャンペーンとか展開出来て盛り上げ易いんだろうけども。

表紙は順当に志乃。黒髪が美しいですね。
さて、イ・ウーよりやって来た、あかりの因縁の相手、夾竹桃が間宮家に伝わる奥義を狙う。
同じ頃、アリアはバスジャック事件に遭い、重傷を負う

あかりの回想シーンで、あかりの母、みすずさんがブルマはいていて吹いた。2児の母、何してんですかw
幸せに暮らす家族を襲撃したイ・ウーの面子の中には、後々本編に登場する人達の姿が。おお、これはワクワクするな!

ボロボロに打ちのめされるあかりだったが、心強い仲間達に支えられ、武偵として夾竹桃を逮捕することに。
高千穂さんのデレ方がテンプレート過ぎるw

そして示されるタイトルの意味。あかりの出生が明らかになり、最大の敵に立ち向かう、このタイミングで「AA」が出て来るなんて、格好良過ぎるだろ……。

夾竹桃の使う様々な毒の威力は凄まじく。媚薬まで使うなんて、まぁいやらしい!
あかりと夾竹桃との直接対決はもっと長いことかけても良かったんじゃないかと思うが。つーか、戦闘終わってからの展開が凄い最終回チックで、このまま「完」ってなるんじゃないかとDOKIDOKIした。
新しい敵が出て来て、ほっとしたわ。

燃:A+ 萌:A 笑:B+ 総:A+

シリーズリンク
緋弾のアリアAA <Ⅲ>(2011/12)
緋弾のアリアAA <Ⅴ>(2012/12)