もう二度と、泣かせない。手放さない。
絶対に、幸せにする。
2016年8月の新刊。約4日の積み。5ヶ月振りの新刊。
ラノベやニチアサその他諸々の感想。改名しました。毎日更新!わんだふる~!
著:恵比須 清司 イラスト:ぎん太郎
「甘いデスね先生!ラノベのヒロインとエロゲのヒロインに差などありマセん!みんな平等に世の男子のオカズなのデス!」
ファンタジア文庫2016年8月の新刊。約3日の積み。デビュー作『女の子に夢を見てはいけません!』が2巻で打ち切りになった恵比須さんが1年8ヶ月振りに復活して送る新シリーズは、またしてもラブコメ。
タイトルがちょっと興味あったのと、イラストに吸引されて購入。イラストを担当するのはエロゲーの原画等をやっているぎん太郎さん。恵比須さん、ほんと絵師に恵まれてるな……。
美少女で成績優秀、生徒会長も務める中学三年生の妹、涼花(すずか)。そんな妹が「兄を溺愛する妹の小説」を書いてラノベ大賞を受賞。兄である主人公、祐はラノベに詳しくない涼花の代わりに作家としてデビューすることに……というお話。
この日綾音さんはずっと、エロくて可愛くて、エロくて、エロくて、エロかった。
どんだけエロいねん。
2015年8月の新刊。約11ヶ月2週間の積み。4ヶ月振りの新刊。『下読み男子と投稿少女』からは隔月刊行。
さて、今回は予告通り連作短編集形式でバレンタインデーから卒業式シーズンまでが描かれていく。
まぁ、恋人同士になった詩也と綾音さんのイチャつくことイチャつくこと。いち子女史に交際禁止と言われても逆にそれで燃え上がるから始末に終えない。
すっかり偲先輩の恋の相談相手になってしまった詩也。偲先輩、やることなすこと裏目に出て、段々可哀想になったきわ……。
詩也を巡る恋愛事情は更に混迷の様子を見せ始め、かくして新たな舞台の幕が上がる。これにて前半戦は終了し、物語は核心へと━━━━というところで打ち切りだよ!やったー!
野村さんが後書きで物凄い謝り倒してるやないですか……。とても畳める気がせず、打ち切りに対応する終わり方はさせていないとのこと。
何がいけなかった?エロ要素を従来より多くしたこと事態は間違いじゃなかったとは思うんだけど、いかんせん野村さんと竹岡さんの作風にマッチしなかったのが問題か。
後は演劇という要素のとっつき難さと、爽やかスポーツマン主人公である詩也に感情移入し辛かったというのがウィークポイントだったのかなぁ。
野村さんだからこそゴーサインが出たんだろうけど、思っていた以上に厳しかったってことなのか。
『この恋と、その未来。』が打ち切られた森橋ビンゴさんも書いていたけど、編集部は悪くないって凄ぇ庇ってるのな。いや、そりゃ後書きで編集部批判するわけにはいかんだろうが、わざわざ庇うようなことを書いているってことは本当なのかなーと。
何らかの形でまとめたいと言っているのが、この後刊行されたソフトカバー本だと思うので、総評はそれを読んでから書きたいと思います。
せめて、この後に待ち受ける哀しみは説明してほしいところだが……。
これにより前倒し執筆作業が出来なくなったそうな。あちゃー。これはやってしまいましたなぁ……。
人気作家のシリーズは打ち切るわ、かといって新シリーズを伸ばすつもりも見えないし、最近のファミ通文庫どうなってるんですか。
ファンタジア文庫なんかも打ち切るのは早いが、その分、育てるシリーズはちゃんと育ててるからなぁ。
と思ったけど、シリアルコード付きソシャゲのノベライズ出しとけばOKみたいな風潮になりつつあるのかもしれん。KADOKAWAに統合されたから、オリジナル作品を無理して出し続ける理由も無いのかも。
次は2015年9月に『ドレ僕』8巻、11月に新シリーズ『楽園への清く正しき道程』1巻、2016年1月に2巻、5月に3巻、9月に4巻。
燃:C 萌:A 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる④(2015/04)
・吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage(2016/02)
著者リンク
・下読み男子と投稿少女 ~優しい空が見た、内気な海の話。(2015/06)
・ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 <8>(2015/09)
色々買ってきました。ラノベは、
・ふぉーくーるあふたー <3>
・熾天使空域04 銀翼少女達の決戦
・おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!15 大学生編
・いづれ神話の放課後戦争4 -魔眼の王と哀神剣舞-
・俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
の計5冊。
ガガガ文庫では『されど罪人は竜と踊る』がアニメ化企画進行中と発表。巻数からするとアニメ化しても全然おかしくなかったけど、内容が内容だからアニメ化しない枠なんだとばかり思っていたわ……。
でも、これどっかのタイミングでラボさんと関係者の誰かが揉める未来しか見えないんですけど……。
『二度めの夏、二度と会えない君』が実写映画化決定。これは、この映画で赤城大空さんという作家に興味を持った人を『下セカ』へと引きずり込むという新手のセクハラなのでは……。
コミカライズは、
・花鳥風月
の計1冊。
漫画は、
・フルーツバスケットanother <1>
の計1冊。
原作:蒼山 サグ 作画:たかみ 裕紀 キャラクターデザイン:てぃんくる
「……でも、私は葵さんよりも昴さんとする時の方が…どきどきします」
うわぁあああぁあああああああ。
2015年10月の新刊。
さて、お泊り特訓を経て須賀との決戦です。同時に愛莉の成長物語も展開。特に原作と大きく変わっているところは無かったかなー。
昴ともっかんの傷無の強さを見せ付けられるエピソードでしたね。こんなん間に入る隙、全く無いですわー。
そんな中、バスタオル1枚で玄関まで出て来るなゆなゆのエロさがえらいとこになっとる。これ、絶対薄い本作る奴出て来るでしょ……。
そんなわけで小学生女子達の輝ける夏休みを描く『ロウきゅーぶ! は~ふたいむ』全3巻でした。単行本だけでいうと足掛け2年2ヶ月か。
タイトルを分けることで本編コミカライズの進行を早くするという試みは面白かったな。ただ、これを公式スピンオフと言われると首を傾げざるを得ないが……。
燃:A- 萌:A+ 笑:A- 総:A
シリーズリンク
・ロウきゅーぶ! は~ふたいむ <2>(2014/09)
「わたしが自分で作った『電流イライラ棒』です」
GA文庫2016年6月の新刊。約2ヶ月の積み。『俺修羅』11巻と同時発売。まぁ、裕時さんの新作だし、取り敢えず買っておくかと。
最早、GA文庫の看板作家の1人と言っても過言ではない筈の裕時さんが新シリーズを始動ということで、まさかの3シリーズ同時進行である。きっと『るるル』の次の巻が出る頃には、また話忘れてるわ……。
『他の者と足並みを揃える必要は無い』
『他の者を庇う必要も無い』
『ならば━━』
『お前と私はこの上も無く無敵』
2016年8月の新刊。約5日の積み。隔月刊行。シェアードワールド通算72冊目。
今回、表紙の構図めっちゃ可愛いな。制服のデザインのエロ可愛さもあって余計に。へそチラもポイント高い。
「安心しろ!私達の方が強い!」
「ウケる。お兄、幹部みたい」
「幹部なんだよなぁ……」
千種兄妹のこのやりとり、ほんとすこ。
橘公司さん、脚本初登板。
さて、カナリアの喪失から立ち直れない朱雀をフォローすべく、神奈川と千葉が動き出す。
暫くは神奈川チームの比重多めになるのか。
侵入不可領域に入ってしまった生徒達はカナリア以外も死亡したとのこと。いや、流石にカナリアはどこかで生きてるんだと思うけども。
って、コウスケもしれっと死んでんじゃねーか……。
唯一助かった青生はコードを付け替える手術を受けることで事無きを得た……のか?〈世界〉で愛離さんから何かを読み取ったようだが……。
神奈川四天王の残る2人、銀呼と柘榴にもようやく台詞が。ストーカー描写が無ければ、ただの個性的な外見のキャラにしか見えんな。
そして〈アンノウン〉の大侵攻。神奈川の生徒達のコードが光っていたのはマーキングされたってこと?
そもそも〈アンノウン〉が何者かって全然判ってないし、実は人間が生み出したものって可能性もあるんだよなぁ。
いやしかし、見れば見るほど霞が『俺ガイル』の八幡にしか見えなくなってくる。
EDが新曲に。今度は神奈川組にスポットを当てる構成か。
後半、作画がへたれまくってなかったか?幸い、本格的な戦闘シーンまでいなかったから何とかなっていたようなものの……。
燃:A- 萌:A 笑:A- 総:A
エピソードリンク
・code/04「炭鉱のカナリア」
・code/06「救世のメモリア」
━━この世界の、
━━人々の心の輝きを、
━━受け取れ!!ガブリエル!!
2016年8月の新刊。約4日の積み。4ヶ月振りの新刊。『アクセル・ワールド』20巻からは隔月刊行。
web連載版最終章『アリシゼーション』編も通算10冊にして、いよいよラスト。