HJ文庫,アニメ

「こいつはやるかやらないか、信じるか信じないか、それだけの話なんだよ」

いよいよ最終回。暁月VSザッハークの激突は、BGMも相俟って、なかなかの盛り上がりを見せたな。
ザッハーク撃破は、さっさと終了し、残りは丁寧にエピローグ。まぁ、エピローグっつーか、新章のプロローグなんだけども。

コクーンの幹部会議がシルエットだらけ過ぎて吹いた。ほぼ真っ黒じゃねぇかw
でも、ザッハークとか、まだまだ雑魚ですからな雰囲気にZOKUZOKUするよね。

舞台は再びアレイザードへ、ってところまで進んだから、実質原作4巻に突入しちゃったんだよな。
最後は特殊EDで締め。終わり方としては、なかなか綺麗だったと思う。まぁ、原作を知ってるの前提での話だが。

総評

ってなわけで、HJ文庫原作、強くてニューゲームな『はぐれ勇者の鬼畜美学』全12episode、これにて終了。
オリジナルエピソードを挟みつつ、原作3巻までを丁寧に描くという構成は良かったと思う。
こういう構成を見ると、いかに原作の時点でアニメ化を見据えて1クールの尺で上手い具合にクライマックスを持って来れる構成にしておくかが重要だと思わされるよなぁ。

ストーリーは面白いんだけど、キャラデザと作画がなぁ。ストーリー完全重視なら、このキャラデザでも良かったと思うんだけど、お色気のウエイトもデカイんだから、もっと美少女美少女したデザインにしてほしかったよなぁ。
後、作画の息切れ感。

思いっきり2期に続く終わり方なんだろうけど、果たして制作出来るのだろうか……。
ストーリーの流れとしては、分割2期レベルだったが……。

燃:A 萌:B+ 笑:B+ 総:A+

エピソードリンク
episode11「夜明けが来る前に」

MF文庫J,アニメ

「ぐるぐる!」
「オ~イエース。ぐるぐる~!」

何だこれ。
さて、帝野グループのパーティに心乃枝達を招待する将悟。
DNA鑑定により、兄妹であることがハッキリした将悟と柚璃奈。将悟は信じ切ってる様子だけど、どうにもまだ不安が拭えないよな……。

雅は自分の気持ちを将悟に吐露するのであった。全裸で主人公に迫る展開はラブコメでは、ありがちとはいえ、盛り上がる展開の筈なのに、作画が息切れ気味で勿体無い……。

雅がゲロっぱしたシーンって、原作では、どんな描写なんだろうな。吐いたって明言されてたら新たなゲロ吐きヒロインの誕生だが……。
ってか、またMF文庫Jか!いい加減にしろ!
前回気付かなかったけど、次回予告にも柚璃奈が追加されてるのね。

燃:C 萌:A- 笑:B- 総:A-

エピソードリンク
第09話「急襲!妹注意報!」
第11話「妹の罠」

コミカライズ,GA文庫

這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム① (フレックスコミックス)
原作:逢空 万太 漫画:星野 蒼一朗 キャラクター原案:狐印

「お前らはなんで飲むのが前提なんだ…」

2012年4月の新刊。
FlexComixブラッドで連載中の、GA文庫人気シリーズのコミカライズ。
タイトルはスーパーヒーロータイムからかな?

内容は4コマ+ショートコミック。基本的なところだけ原作の設定準拠で、後は好き放題。
時系列なんかは完全に無視されており、季節のイベントが普通に行われている。

本編コミカライズより、よっぽど原作に近いテンションだと思う。
オリジナル要素として、ようじょ化したシャンタッ君がほぼレギュラー+ようじょ化したナイトゴーントが登場。
まぁ、ようじょというかマスコットキャラみたいな。
巻末には、GA文庫マガジン出張分も収録。

うーむ、ショートコミックはノリが楽しいところもあるんだけど、滑ってるときもあって、平均を取ると、あんまり高いランクにはならないかなぁ、と。
4コマを減らして、ショートコミックの本数を増やせばバランス取れるのでは。

あと、ニャル子のセーターが可愛いですね。
とはいえ、これはもう切りで良いかな……。

燃:C 萌:B+ 笑:B+ 総:B+

原作リンク
這いよれ!ニャル子さん(2009/04)

コミカライズリンク
這いよれ!ニャル子さん <1>(2012/04)
這いよれ!ニャル子さん コミックアンソロジー(2012/11)

GA文庫

這いよれ!ニャル子さん 9 (GA文庫)
著:逢空 万太 イラスト:狐印

「……少年は目先の事に固執して大局を見失うタイプ」
「お前らは自分の作った設定すら見失ってるじゃねえかよ」

2012年4月の新刊。約6ヶ月1週間の積み。半年振りの新刊。
表紙は仮面ライダーBLACK。限定版の表紙はBLACKRXで。

さて、今回は劇場版を意識して書かれているらしく、当然消滅してしまったニャル子達を救うため、真尋がイス香と共に冒険を繰り広げる展開に。
え、そんなに劇場版チックかな……?どっちかっつーと、テレビスペシャルって感じ。

絶対、章タイトルに『仮面ライダーフォーゼ』のサブタイを入れてくると思ったんだけどなぁ。
無かったので、ちょっとガッカリだわ。

そろそろ、パロディネタだけではしんどくなってきた気がしないでもないのだが……?
もうちょっとラブコメなり、ハートフル展開なりしても良いのよ?
次は2012年10月に10巻。

燃:C 萌:A- 笑:B+ 総:A-

シリーズリンク
這いよれ!ニャル子さん <8>(2011/10)
這いよれ!ニャル子さん <10>(2012/10)

電撃文庫

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)
著:伏見 つかさ イラスト:かんざき ひろ

「ルリ姉ルリ姉ー、ルリ姉って高坂くんと別れたんでしょ~?じゃああたしが高坂くんと結婚してやんよ!そしたら桐乃さんとも姉妹になれるしっ♪」
「巫山戯るなよ小娘!一生飯抜きにされたいか!」
「はあああああ!?んなことしなくても、ひなちゃんはすでにあたしの嫁だよバァァァカ!」

2011年9月の新刊。約1年1ヶ月1週間の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙はウェディングドレス姿の桐乃とスーツ姿の京介。らめぇぇえええええええ、最終巻っぽい表紙なのほぉおぉおおおおおおおお!!って思ったけど、中身は全くクライマックスと関係無かったでござるの巻。
今回は、それぞれのヒロインにスポットを当てた短編集。

『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』

一連の黒猫彼女騒動を、彼女の妹、日向の視点で描いた短編。
神猫は家を出るまでは、もっと酷い状態だったのかよw

『真夜中のガールズトーク』

京介が黒猫を追っかけて、やって来た旅館での、その後のエピソード。
最早、桐乃は友人の姉妹に対しては本性を隠す気ゼロだな……。

『俺の妹はこんなに可愛い』

赤城浩平VS高坂京介、真のシスコンはどっちだ!?というお話。
コイツ等、妹のこと大好き過ぎだろwwwww

オチがハートフルだと思ったのは俺だけで良い。

『カメレオンドーター』

以前からチョロチョロ語られていた沙織がオタになったきっかけの物語。アニメ、ゲームと色々メディア展開してるから、最早各キャラの初出媒体がよく判らん。

沙織の一人称文体なんだけど、ビックリするくらい、いつもの沙織とイメージが繋がらねぇw

『突撃・乙女ロード!』

桐乃と瀬菜が乙女ロードで出掛ける話……かと思いきや、ブラコン対決だったでござるの巻。
高坂家も赤城家も兄妹仲良過ぎだろ……。
『グランダー武蔵』ネタで吹いたわ。

『過ちのダークエンジェル』

あやせ視点の短編。アニメの主題歌を歌っていたClariSがゲストとして登場。そのため、あやせ自身の目立ち具合はほどほど。

『妹のウェディングドレス』

表紙はハッタリイラストじゃない!というお話。頭の悪い短編ばかりかと思わせておいて、最後で綺麗にまとめてくるのがズルいよなぁ。

まとめ

どの短編もレベル高い仕上がりでお腹痛い。ほんと、このシリーズは高水準で安定してるよなぁ。
次は2012年4月に10巻、9月に11巻。

燃:C 萌:A+ 笑:A 総:A+

シリーズリンク
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑧(2011/05)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない⑩(2012/04)

KAエスマ文庫,アニメ

「ガラムマサラ。これ格好良い。城の地下に居るモンスターみたい」

今回は六花と、勇太の下の妹、夢葉のハートフルなんだか何なんだか、よく理解らないエピソード。
六花と富樫家の面々が、いつの間にかメチャンコ仲良くなっとる!

勇太は、外堀をどんどん埋められていることに気付いていないのだろうか……。

燃:C 萌:A 笑:B 総:A-

エピソードリンク
第3話「わたしのお兄ちゃん」
第5話「眠れる放課後の美少女」

KAエスマ文庫,アニメ

「爆ぜろリアル!」
「弾けろシナプス!」
「「バニッシュメント━━━━ディス、ワールド!!」」

サブタイも「双尾娘」は「ツインテール」と読みます。
さて、学校内に拠点を得るため、部活を作ろうとする六花に付き合わされる勇太。
ナチュラルに、六花と間接キスしちゃう勇太さんパネぇ!

部員を勧誘するものの、なかなか上手くいかないため、六花は中等部のサーバント、凸守早苗を召喚する。
デコモリって、そういう字なのかよw
重しの付いたツインテールはミョルニルハンマー。格好良過ぎワロタ

六花のサーバントということで、勿論中二病な早苗。2人の中二病が共鳴して、えらいことに。
戦いの始まりを告げる台詞がゼツボー的に格好良くてZOKUZOKUする。
演出が上手いから、本当に異空間で戦闘が始まったのかと錯覚するわ。
ナティックミョルニルクラッシャーかっけー。

そして、何故か六花の部活に入ると言ってきた丹生谷さん。彼女の真意は……?というところで続く。
ってか、丹生谷さん、べらぼうに可愛いな!

燃:A 萌:A+ 笑:A- 総:A+

エピソードリンク
EpisodeⅡ「旋律の…聖調理人」
EpisodeⅣ「痛恨の…闇聖典」

MF文庫J

泳ぎません。 2 (MF文庫J)
著:比嘉 智康 イラスト:はましま 薫夫

「神さんが着けるビキニブラは……いつだってワタシのであってほしいです!」

2011年12月の新刊。約9ヶ月3週間半の積み。3ヶ月振りの新刊。
前巻と同じテンションで、水泳部女子の駄弁りが展開されるのかと思いきや、前巻で脇役だった神卵太郎が主人公になり、彼を取り巻く美少女達とのラブコメ展開に。
まさかの、まったく小学生は最高だぜ!な流れに。

そういうわけで、1巻とはちょっと違ったベクトルに。
卵太郎の喋りが結構独特で、そこは好みの分かれるところか。おどけてるときのノリは若干気持ち悪いかなぁ。

後書きでは、いきなりスッパリと2巻で終了宣言。どういうことなの……。
MFで2巻終了は相当なレアケースなんだが、編集部と何かあったのだろうか……。この後、新シリーズは始まらず、一迅社文庫で新刊出てるし……。

燃:C 萌:A 笑:B- 総:A-

シリーズリンク
泳ぎません。(2011/09)

著者リンク
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。(MF文庫J、2015/05)

電撃文庫

魔法科高校の劣等生〈5〉夏休み編+1 (電撃文庫)
著:佐島 勤 イラスト:石田 可奈

「大丈夫」
「お前は女王様なんかじゃないから」
「他の人にはどう見えようと、俺にとって、お前は可愛いお姫様だよ」
「お兄様……」

2012年4月の新刊。約半年の積み。4ヶ月振りの新刊。
表紙は達也と真由美会長。会長が可愛いから困る。

さて、今回は夏休み、様々なキャラにスポットを当てた短編集。サブタイの「+1」は最後の1本だけは始業後のエピソードだから。
web掲載分だけでなく、書き下ろしエピソードもあるそうで。

夏休みということで、水着回だぜいやっほぉぉぉおおおおおおお!!というほどに主張が激しくない。
カメラが寄り過ぎていて、よく理解らんというか。

脇役っていうと、達也や深雪のクラスメイトからのピックアップかなーと思いきや、意外にも、更にもっと脇役な人達が活躍してました。
森崎とか存在感無さ過ぎて誰かと思ったわ……。

それにつけても、司波兄妹のイチャつき具合よ。どの辺が恋愛感情とは違うのであろうか……。

前巻から気になってたんだけど、何故「ちょっと」を「チョッと」と書くのか。すんごい違和感あるんだけど。でも、一発で変換出来るのか……。

次は2012年7月に『横浜騒乱編〈上〉』、9月に『横浜騒乱編〈下〉』、12月に『追憶編』。

燃:B+ 萌:A 笑:B+ 総:A

シリーズリンク
魔法科高校の劣等生④ 九校戦編〈下〉(2011/12)
魔法科高校の劣等生⑥ 横浜騒乱編〈上〉(2012/07)

アニメ,電撃文庫

「パンツは私が脱ぐわ」

OP初見。うーん、普通かなぁ。こっちもやっぱり龍之介のスペースが用意されているようだが……?

さて、満場一致で、ましろんのお世話係を任命された空太は、彼女のフリーダム過ぎる行動に振り回されることに。
ましろんの言動を大いに誤解して、大ハシャギの七海が可愛いですね。

美咲先輩は仁さんの誕生日を祝うべく、さくら荘をキャベツ塗れにする。怖っ!キャベツ塗れの部屋怖っ!

ところで、仁さんの彼女の1人が登場してるんだけど、あれ、留美さんか?ナースプレイ中っぽかったけど。
ましろんの担当編集の綾乃さんからリタの名前が出てるけど、登場への振りなんだろうな。

燃:C 萌:A 笑:B+ 総:A

エピソードリンク
#01「ねこ・しろ・ましろ」
#03「近すぎて遠い…」